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11章
402.学校
「では学校の中を案内致しますね!」
マルコさんの先導で中に入って行くと大きな扉の向こうに無数の下駄箱が並んでいる。
「ミヅキさんの要望通りに正面の扉は大きくして下駄箱でしたね、一人ずつ靴が置ける棚を設けました…しかし建物の中に入るのに靴を履き替えるとは…少し面倒では無いですか?」
「そうかも知れないけど…掃除の時に楽だからなぁ~まぁ様子をみて慣れないようなら撤去してもいいですけど…」
ミヅキが答えると…
「それにこのスリッパと言うのもいいですね…内履きと言うんですかねこれを皆さんに配るんですよね…」
「靴を脱ぐ人にはあげようかなと…」
「うーん…」
マルコさんが唸っている。
「何かまずかったですか?」
「いえ!ただ…貰ったらそのまま売りに出しそうな人が出そうだと…」
「あー…なるほど。なら番号を付けておくのはどうかな、出席を取るからみんなに振り分ける番号を書いておいて売りに出たら直ぐに誰かわかりますよ」
「それはいいですね!販売や転売目的の物に使えそうです!」
マルコさんがメモを取ると他の従業員達もメモを取り出した…。
ミヅキは気にせずにどんどんと進むと手前の教室に入る。
「基本教室は全てこの形になってます。正面に字がかける黒板と子供達が座る机と椅子です、なるべくシンプルにと言うことでしたのでそんなに手間もかかりませんでした」
「子供達が使うからあんまり高価でも使いにくいですからね、それに机と言えばこれだし…」
ミヅキが椅子を引くと座ってみる。
(おお…なんか学校っぽい…)
ちょっと感動しているとマルコさんが笑いながら…
「ミヅキさんがそこに座る事は無いですね、ミヅキさんは教壇の方ですよね」
「えっ?私教える事なんて無いですけど…」
「何を今更…我々はいつでもミヅキさんにご教授いただきたいのに…」
なぁとみんなの方を見る。
「ええ本当ですね。私としては料理教室など開いて欲しいです」
「あっ!それいいですね。私も通いたいです」
「いや!ミヅキさんに習うならやはり商人の心得についてだろ!」
「俺はなんであんなアイディアがポンポン出てくるのか聞きたい!」
商人達がわいのわいのと話している。
「ほらみて下さい、皆ミヅキさんの話を聞きたいと思っているのですよ」
「で、でもこんな子供が喋ってたら変じゃ無いですか?」
「それこそ今更です」
うんうんとみんなが頷く。
「まぁ…考えておきますね…」
ミヅキが笑って答えると
「「「「是非お願いします!」」」」
商人達が期待に満ちた目を向けた。
ミヅキはその後他の教室も案内してもらい確認をする…
「どうでしょうか?一応ご要望には添えたかと思うのですが…」
マルコが伺うようにミヅキを見ると…
「バッチリです!期待以上の出来でした!これなら教師が入ればすぐにでも出来そうですね!」
ミヅキの反応にマルコはホッと肩を撫で下ろした。
「よかったです…初めて見るものも多くてミヅキさんの頭の中の物と合っているか不安でしたが」
「やっぱりマルコさんはすごいです、あれだけの説明でここまで再現出来て…」
ミヅキが教室の中を眺める…後ろにはロッカーに誰も居ない教室吹き抜ける風にミヅキは久しぶりの日本を感じていた…。
学校の見学が終わると…
「次は教師達の紹介です…が…どうしますか?」
マルコさんが伺うようにミヅキに聞くと…
「ベイカーさんにはあんまり目立つな…と言われたのでちょっと考えたんですが…リュカ達に協力してもらって模擬授業をしてもらおうかなって…それでみんなの意見も聞きながら判断しようかと…」
「なるほど、それならミヅキさんが目立つ事はありませんね!我々も見ていた方がいいですか?」
「そうですねぇ…途中で抜けてもらいたいです。大人がいる時と居ない時の反応を見たいので」
「…分かりました…」
マルコはそこまで考えていたミヅキに驚愕し、思わず驚いた顔を見せる。
「駄目ですかね?」
マルコの様子がおかしい事で不安になると
「いえ!すごい考えだと思い驚いていたところです!確かに我々に見せる顔と子供達に見せる顔が違うかも知れませんね」
「じゃあそれは今度でいいかな?」
「そうですね!明日にでも教師達を集めておきますね!」
「了解です!私もリュカやイチカ達に声をかけておきます!」
「次はリバーシ大会についてなんですが…」
里に戻りながら話を進める。
「リバーシの普及が進んでいまして早く大会を開いて欲しいとの声が多くて…」
「そうなんだ、なら早めに開きますか?」
「いいんですか?」
マルコが聞くと
「もう売ってるのはリングス商会なんですから好きにしていいんですよ?いちいち私の了解取らなくても…」
ミヅキが苦笑する。
「いえ!そこはやはり創作者のミヅキさんを無視は出来ませんから」
「でも人も多いだろうしどうするんですか?」
「一応色々な商会と連絡を取り合って村や町で予選をおこない各町数名代表者をだしてもらい王都で戦おうかと…」
「面白そうですね!いいと思う!」
ミヅキが楽しそうだと喜ぶ!
「よかった…ミヅキさんのその反応なら上手くいく気がします!」
「でも王都代表者はどうするんですか?発祥の地だけあって強者揃いなんじゃ…」
「まさに激戦区ですね!しかし王都から出て地元で戦うという人もいるみたいですよ」
「何それ…そんな所からもう戦いが…」
マルコが苦笑すると
「優勝商品も考えないといけませんね、ミヅキさんも何かいいアイディアがあればよろしくお願いします」
「はーい、考えときまーす」
ミヅキは元気よく手を上げた。
「では、早速商会から伝令を出して地区予選を開始します!会場の準備と…また忙しくなるぞ!」
「あとは醤油と味噌作りもありますしね」
「そちらはムサシさんにお任せしますから私は少し手を貸すぐらいです」
「一度リリアンさん達に会いに帰りたいから…ちょうど帰ってくる頃には大会が開けそうですかね?」
「そうですか、ならそのように予定を組んでおきます。町に帰る際にはまた教えて下さい」
マルコさんが寂しそうに眉を下げていた。
マルコさん達が帰って行くとミヅキは神木様の木に向かって行った。
木に寄りかかると…
「神木様~ただいま~」
ふーっと息を吐いてのんびりと挨拶をすると…
『ミヅキおかえり病気もすっかり治ったな』
ククノ様の声が聞こえてきた。
「うん、ククノ様がアルフノーヴァさんと協力して薬作ってくれたんだよね。ありがとう…ククノ様人型はどうしたの?」
木のままでいる事に気になり聞いてみると
【本体があるのに依り代に入っていてもな…それに私はあまり人の世に関わらない方がいい…その方がミヅキの負担も無いしな】
「私はそれくらいどってことないよ?」
一緒にいたいと暗に言ってみる。
【ありがとう…たまにはミヅキと歩くのを楽しみにしているよ】
神木様は心地よさそうに木々を揺らすと黙ってしまった。
ミヅキは神木様に水魔法で優しく根元に水をかけた。
夜になりエヴァさんと待っていると、アルフノーヴァさんが部屋を訪れた…。
「エヴァ!久しぶりだね、ミヅキさんも無事てよかった」
アルフノーヴァさんがミヅキとエヴァに笑顔を浮かべて近づいてきた。
「アルフさんお久しぶりです」
エヴァも笑顔でアルフノーヴァを迎えた。
久しぶりの再会に二人で抱き合うと…
「アルフさん薬、ありがとうございました。私では完成させる事が出来なくて…あれのおかげでミヅキを助ける事が出来ました」
「アルフノーヴァさんありがとうございます」
「いえ、神木のククノ様の協力が無ければ無理でした神木様の加護をミヅキさんが受けていなければこの協力はなかったことでしょう」
アルフノーヴァがミヅキの頭を撫でると
「ミヅキさんのこれまでの出会いが自らを助けるきっかけになったのですよ」
「はい…みんなの助けがなかったら…本当にみんなには感謝してます」
ミヅキが嬉しそうに笑った。
マルコさんの先導で中に入って行くと大きな扉の向こうに無数の下駄箱が並んでいる。
「ミヅキさんの要望通りに正面の扉は大きくして下駄箱でしたね、一人ずつ靴が置ける棚を設けました…しかし建物の中に入るのに靴を履き替えるとは…少し面倒では無いですか?」
「そうかも知れないけど…掃除の時に楽だからなぁ~まぁ様子をみて慣れないようなら撤去してもいいですけど…」
ミヅキが答えると…
「それにこのスリッパと言うのもいいですね…内履きと言うんですかねこれを皆さんに配るんですよね…」
「靴を脱ぐ人にはあげようかなと…」
「うーん…」
マルコさんが唸っている。
「何かまずかったですか?」
「いえ!ただ…貰ったらそのまま売りに出しそうな人が出そうだと…」
「あー…なるほど。なら番号を付けておくのはどうかな、出席を取るからみんなに振り分ける番号を書いておいて売りに出たら直ぐに誰かわかりますよ」
「それはいいですね!販売や転売目的の物に使えそうです!」
マルコさんがメモを取ると他の従業員達もメモを取り出した…。
ミヅキは気にせずにどんどんと進むと手前の教室に入る。
「基本教室は全てこの形になってます。正面に字がかける黒板と子供達が座る机と椅子です、なるべくシンプルにと言うことでしたのでそんなに手間もかかりませんでした」
「子供達が使うからあんまり高価でも使いにくいですからね、それに机と言えばこれだし…」
ミヅキが椅子を引くと座ってみる。
(おお…なんか学校っぽい…)
ちょっと感動しているとマルコさんが笑いながら…
「ミヅキさんがそこに座る事は無いですね、ミヅキさんは教壇の方ですよね」
「えっ?私教える事なんて無いですけど…」
「何を今更…我々はいつでもミヅキさんにご教授いただきたいのに…」
なぁとみんなの方を見る。
「ええ本当ですね。私としては料理教室など開いて欲しいです」
「あっ!それいいですね。私も通いたいです」
「いや!ミヅキさんに習うならやはり商人の心得についてだろ!」
「俺はなんであんなアイディアがポンポン出てくるのか聞きたい!」
商人達がわいのわいのと話している。
「ほらみて下さい、皆ミヅキさんの話を聞きたいと思っているのですよ」
「で、でもこんな子供が喋ってたら変じゃ無いですか?」
「それこそ今更です」
うんうんとみんなが頷く。
「まぁ…考えておきますね…」
ミヅキが笑って答えると
「「「「是非お願いします!」」」」
商人達が期待に満ちた目を向けた。
ミヅキはその後他の教室も案内してもらい確認をする…
「どうでしょうか?一応ご要望には添えたかと思うのですが…」
マルコが伺うようにミヅキを見ると…
「バッチリです!期待以上の出来でした!これなら教師が入ればすぐにでも出来そうですね!」
ミヅキの反応にマルコはホッと肩を撫で下ろした。
「よかったです…初めて見るものも多くてミヅキさんの頭の中の物と合っているか不安でしたが」
「やっぱりマルコさんはすごいです、あれだけの説明でここまで再現出来て…」
ミヅキが教室の中を眺める…後ろにはロッカーに誰も居ない教室吹き抜ける風にミヅキは久しぶりの日本を感じていた…。
学校の見学が終わると…
「次は教師達の紹介です…が…どうしますか?」
マルコさんが伺うようにミヅキに聞くと…
「ベイカーさんにはあんまり目立つな…と言われたのでちょっと考えたんですが…リュカ達に協力してもらって模擬授業をしてもらおうかなって…それでみんなの意見も聞きながら判断しようかと…」
「なるほど、それならミヅキさんが目立つ事はありませんね!我々も見ていた方がいいですか?」
「そうですねぇ…途中で抜けてもらいたいです。大人がいる時と居ない時の反応を見たいので」
「…分かりました…」
マルコはそこまで考えていたミヅキに驚愕し、思わず驚いた顔を見せる。
「駄目ですかね?」
マルコの様子がおかしい事で不安になると
「いえ!すごい考えだと思い驚いていたところです!確かに我々に見せる顔と子供達に見せる顔が違うかも知れませんね」
「じゃあそれは今度でいいかな?」
「そうですね!明日にでも教師達を集めておきますね!」
「了解です!私もリュカやイチカ達に声をかけておきます!」
「次はリバーシ大会についてなんですが…」
里に戻りながら話を進める。
「リバーシの普及が進んでいまして早く大会を開いて欲しいとの声が多くて…」
「そうなんだ、なら早めに開きますか?」
「いいんですか?」
マルコが聞くと
「もう売ってるのはリングス商会なんですから好きにしていいんですよ?いちいち私の了解取らなくても…」
ミヅキが苦笑する。
「いえ!そこはやはり創作者のミヅキさんを無視は出来ませんから」
「でも人も多いだろうしどうするんですか?」
「一応色々な商会と連絡を取り合って村や町で予選をおこない各町数名代表者をだしてもらい王都で戦おうかと…」
「面白そうですね!いいと思う!」
ミヅキが楽しそうだと喜ぶ!
「よかった…ミヅキさんのその反応なら上手くいく気がします!」
「でも王都代表者はどうするんですか?発祥の地だけあって強者揃いなんじゃ…」
「まさに激戦区ですね!しかし王都から出て地元で戦うという人もいるみたいですよ」
「何それ…そんな所からもう戦いが…」
マルコが苦笑すると
「優勝商品も考えないといけませんね、ミヅキさんも何かいいアイディアがあればよろしくお願いします」
「はーい、考えときまーす」
ミヅキは元気よく手を上げた。
「では、早速商会から伝令を出して地区予選を開始します!会場の準備と…また忙しくなるぞ!」
「あとは醤油と味噌作りもありますしね」
「そちらはムサシさんにお任せしますから私は少し手を貸すぐらいです」
「一度リリアンさん達に会いに帰りたいから…ちょうど帰ってくる頃には大会が開けそうですかね?」
「そうですか、ならそのように予定を組んでおきます。町に帰る際にはまた教えて下さい」
マルコさんが寂しそうに眉を下げていた。
マルコさん達が帰って行くとミヅキは神木様の木に向かって行った。
木に寄りかかると…
「神木様~ただいま~」
ふーっと息を吐いてのんびりと挨拶をすると…
『ミヅキおかえり病気もすっかり治ったな』
ククノ様の声が聞こえてきた。
「うん、ククノ様がアルフノーヴァさんと協力して薬作ってくれたんだよね。ありがとう…ククノ様人型はどうしたの?」
木のままでいる事に気になり聞いてみると
【本体があるのに依り代に入っていてもな…それに私はあまり人の世に関わらない方がいい…その方がミヅキの負担も無いしな】
「私はそれくらいどってことないよ?」
一緒にいたいと暗に言ってみる。
【ありがとう…たまにはミヅキと歩くのを楽しみにしているよ】
神木様は心地よさそうに木々を揺らすと黙ってしまった。
ミヅキは神木様に水魔法で優しく根元に水をかけた。
夜になりエヴァさんと待っていると、アルフノーヴァさんが部屋を訪れた…。
「エヴァ!久しぶりだね、ミヅキさんも無事てよかった」
アルフノーヴァさんがミヅキとエヴァに笑顔を浮かべて近づいてきた。
「アルフさんお久しぶりです」
エヴァも笑顔でアルフノーヴァを迎えた。
久しぶりの再会に二人で抱き合うと…
「アルフさん薬、ありがとうございました。私では完成させる事が出来なくて…あれのおかげでミヅキを助ける事が出来ました」
「アルフノーヴァさんありがとうございます」
「いえ、神木のククノ様の協力が無ければ無理でした神木様の加護をミヅキさんが受けていなければこの協力はなかったことでしょう」
アルフノーヴァがミヅキの頭を撫でると
「ミヅキさんのこれまでの出会いが自らを助けるきっかけになったのですよ」
「はい…みんなの助けがなかったら…本当にみんなには感謝してます」
ミヅキが嬉しそうに笑った。
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