文字の大きさ
大
中
小
251 / 639
11章
411.証明
「リュカ…」
テオがリュカにそっと声をかけてある方向を指指すと…そこにはゴブリンが数体周りを警戒しながら洞窟の周りをうろついていた。
「いた…」
二人はそっと身をかがめると風下の方へと移動する。
「洞窟の中には何体いるかな?」
「外に3体で依頼は10体だから…中は7体か洞窟の中に入るのは危険だから外の3体をとりあえず殺して中の奴らも外におびき出そう…」
「わかった…」
リュカが頷く。
「リュカはとりあえず待機ね、あの3体は僕がやるから…」
リュカは後ろに下がるとテオが風魔法で風刃を飛ばしゴブリンの首を跳ねる。
ボトッボトッボトッ!
頭が落ちる音と臭い血の匂いが広がると洞窟の中の様子が騒がしくなった!
「来るよ…出てきたらお互い挟んで攻撃ね。ゴブリンだからって油断しちゃ駄目だよ」
「わかってる!」
リュカとテオは出てくるゴブリン達を攻撃しやすい位置へと離れて行った…
血の匂いに釣られてゴブリン達が洞窟から出てくると…仲間の死体が転がっている事に気が付き周りを警戒しようとすると…
「今だ!」
「行くぞ!」
テオとリュカが同時に飛び出して行った!
リュカは剣でゴブリン達の攻撃を避けながら腹に剣を突き刺す、テオは魔法で遠距離から攻撃をしていた。
「はい!1匹!二匹!三匹ー!」
リュカが数えならゴブリンを殺して行くと…
ガキンッ!
最後の1匹が剣を持っておりリュカの剣を受け止めた!
「こいつ…他のやつより出来る…」
リュカが剣を弾くと間合いを取る。
「リュカ!大丈夫?」
テオも他のゴブリンを倒してリュカの元へと駆けつけた。
「あれがボスかな?あれをやつければ依頼完了だよな」
「そうだね、他のゴブリンよりはできるみたいだね…じゃあまずは僕から…」
テオは地面に手を付けると氷魔法を放つ、すると地面が凍りつきゴブリンの足を凍らせる!
「リュカ!」
「おお!」
テオは氷の上に土魔法で足場を作るとその上をリュカが上手く飛んでゴブリンの左肩目掛けて剣を振り下ろした!
「うー…ゴブリンって何度倒しても慣れないな…」
リュカはゴブリンの耳を切り取りながら気持ち悪そうに見つめる。
「早くとってギルドに持っていこう。あと死体の処理も忘れずにしないとね」
リュカとテオはゴブリンの死体を山済みにすると…
「どうする?燃やすか?埋めるか?」
うーん…テオがどうしようか悩んでいると…
「あー!いたいた!あれ?もう討伐終わったのか?」
先程後を付けていたと思われる冒険者達が姿を現し…テオが警戒する。
「なんかようすっか?」
リュカがテオの前にでると冒険者達は笑って
「そんなに警戒するなよ、俺達たまたま同じような依頼でここに来ただけなんだからさ」
「嘘ですよね?だってギルドからずっとつけてたのわかってますよ」
テオが後ろから顔を出す。
「チッ…かわいくねぇ奴らだな」
冒険者の一人が聞こえないように呟く。
「おい!いや、それは不安にさせて悪かったなでも本当に俺達はこの森に来るつもりだったんだよ」
リーダーらしき男が不機嫌そうにしている男の脇腹を肘でつつくとニコニコと笑って話しかける。
「そうだ、お詫びに死体の処理をしといてやるよ!お前らは早く帰りたいんだろ?」
「どうする?」
リュカが訝しがっていると
「まぁ…死体でなんか出来るわけないし…」
テオが死体を見ると血で汚れていて確かに処理をしてくれれば助かった…
「じゃあ頼もうか?その間に僕ら離れればいいしね」
「なんだよ、そこまで警戒することねぇじゃねぇか」
男は軽く笑う。
「じゃあお願いしますね…僕らはこれで…」
そう言うとテオとリュカは後ろに下がって消えて行った…
男達はニヤッと笑うとゴブリンの死体の山に手を伸ばした。
「テオ!こっちだと遠回りだぞ!」
森の中を走りながら先に走るテオに声をかける。
「わかってるけど、一応ね。あいつらが通ってきた所をいって罠でもあったら嫌だし」
「そうか」
リュカは頷くとテオの後を大人しくついて行った。
帰りの道で特に変わった事もなく予定より少し遅くなりギルドに戻ると、受付に向かう。
先程の受付けのお姉さんに依頼書を渡すと…
「ご苦労さまです。早かったわね」
笑顔で依頼書を受け取ると
「これでも少し遅くなりました…討伐証明のゴブリンの耳はどうすればいいですか?」
テオが聞く
「ここで言わよ。確認してくるから出してくれる?」
テオは頷いて耳の入った麻袋を出すと
「ちょっと待て!そいつは俺達が倒したゴブリンの死体をあさって耳を集めたんだよ」
「えっ…」
お姉さんの麻袋を掴もうとしていた手が止まる。
「何言っんの?あんた達が俺達がゴブリン倒した後に来たんじゃん」
リュカが呆れて答える。
「ほら!証拠に俺達はゴブリンの腕を取ってきたぞ」
後から来た冒険者達はニヤニヤと笑いながらドン!と麻袋を机に置いた。
「どういう事ですか?依頼はこの子達が受けていたはずですよ?」
お姉さんが冒険者達を睨むと
「俺達は違う依頼で近くを通りかかったらゴブリンに襲われたんだそれで返り討ちにしてやったってわけ、その後にこいつらが来て死体を処理してくれるってんで任せたんだよ」
「それってまるっきり逆だよな」
リュカとテオが冒険者達の話に呆れていると…
「そいつらは入ったばかりの新人だぞ、こちとらもう長いことここに世話になってんだ、どっちの言い分を信じるんだよ!?」
冒険者がお姉さんに凄むと、お姉さんが青い顔をして下を向く。
「ちょっと、お姉さんが怖がっています。その臭くて汚い顔を近づけるの止めて下さい」
テオはお姉さんから冒険者を離すとリュカがサッとお姉さんの前に立った。
「なにしやがる!」
冒険者は掴んでいたテオの手を振り払うと
「いいからサッサと調べろよ!どっちが本物か!」
やけに自信満々の冒険者にテオは納得いかず…
「お姉さん、討伐証明の死体の一部を持ってきた場合どちらが優先になるんですか?」
テオが聞くと…
「貴重部位からなのよ…ゴブリンはそういう所がないから重さ…になるかも…」
リュカ達が取ってきた袋と冒険者達の袋を見るとどちらが重いかは明らかだった…
「あとは先に狩った事を証明出来るものがあれば…」
「それってゴブリンの死体って事ですよね?」
コクッ
お姉さんが頷くと
「あいつらに処分されちまった…」
リュカが悔しそうに言う。
「だからあの時死体の処理をしてやるなんて言ったんだ…」
テオも悔しそうに拳を握っていると…
「どうした?騒がしいが何があった」
騒ぎに他の受け付けの人が副ギルドマスターを呼んできた。
「あっ。副ギル…」
受付けのお姉さんがこれまでの経緯を説明すると…
「なるほど…ではとりあえず袋の中を確認してみます」
副ギルは少し広いテーブルにリュカ達が持ってきたゴブリンの耳を出し、隣にもうひとつの袋のゴブリンの手首を広げた。
「数は同じ10体ですね…耳も手首も確かにゴブリンのものです」
「こいつらが俺達が倒した後に耳を取ったんだ」
「違う!僕らが先に倒して耳を取ってから死体の処理をしようとしてたらこの人達が現れてやってやるって…」
「副ギル~俺たちここに何年通ってると思ってんだよ!こんな新人の言う事とどっちを信じるんだよ」
副ギルがリュカ達と冒険者達を見比べる。
「確かに君達には色んな依頼を受けてもらっているが…」
「副ギル…あのパーティたまに問題起こす人達ですよね…」
受け付けのお姉さんがそっと耳打ちすると…
「わかってる…だが証拠が何もない以上、あいつらの方に報酬を支払うしか…」
副ギル達の話が聞こえリュカとテオは悔しそうに下を向いた…。
テオがリュカにそっと声をかけてある方向を指指すと…そこにはゴブリンが数体周りを警戒しながら洞窟の周りをうろついていた。
「いた…」
二人はそっと身をかがめると風下の方へと移動する。
「洞窟の中には何体いるかな?」
「外に3体で依頼は10体だから…中は7体か洞窟の中に入るのは危険だから外の3体をとりあえず殺して中の奴らも外におびき出そう…」
「わかった…」
リュカが頷く。
「リュカはとりあえず待機ね、あの3体は僕がやるから…」
リュカは後ろに下がるとテオが風魔法で風刃を飛ばしゴブリンの首を跳ねる。
ボトッボトッボトッ!
頭が落ちる音と臭い血の匂いが広がると洞窟の中の様子が騒がしくなった!
「来るよ…出てきたらお互い挟んで攻撃ね。ゴブリンだからって油断しちゃ駄目だよ」
「わかってる!」
リュカとテオは出てくるゴブリン達を攻撃しやすい位置へと離れて行った…
血の匂いに釣られてゴブリン達が洞窟から出てくると…仲間の死体が転がっている事に気が付き周りを警戒しようとすると…
「今だ!」
「行くぞ!」
テオとリュカが同時に飛び出して行った!
リュカは剣でゴブリン達の攻撃を避けながら腹に剣を突き刺す、テオは魔法で遠距離から攻撃をしていた。
「はい!1匹!二匹!三匹ー!」
リュカが数えならゴブリンを殺して行くと…
ガキンッ!
最後の1匹が剣を持っておりリュカの剣を受け止めた!
「こいつ…他のやつより出来る…」
リュカが剣を弾くと間合いを取る。
「リュカ!大丈夫?」
テオも他のゴブリンを倒してリュカの元へと駆けつけた。
「あれがボスかな?あれをやつければ依頼完了だよな」
「そうだね、他のゴブリンよりはできるみたいだね…じゃあまずは僕から…」
テオは地面に手を付けると氷魔法を放つ、すると地面が凍りつきゴブリンの足を凍らせる!
「リュカ!」
「おお!」
テオは氷の上に土魔法で足場を作るとその上をリュカが上手く飛んでゴブリンの左肩目掛けて剣を振り下ろした!
「うー…ゴブリンって何度倒しても慣れないな…」
リュカはゴブリンの耳を切り取りながら気持ち悪そうに見つめる。
「早くとってギルドに持っていこう。あと死体の処理も忘れずにしないとね」
リュカとテオはゴブリンの死体を山済みにすると…
「どうする?燃やすか?埋めるか?」
うーん…テオがどうしようか悩んでいると…
「あー!いたいた!あれ?もう討伐終わったのか?」
先程後を付けていたと思われる冒険者達が姿を現し…テオが警戒する。
「なんかようすっか?」
リュカがテオの前にでると冒険者達は笑って
「そんなに警戒するなよ、俺達たまたま同じような依頼でここに来ただけなんだからさ」
「嘘ですよね?だってギルドからずっとつけてたのわかってますよ」
テオが後ろから顔を出す。
「チッ…かわいくねぇ奴らだな」
冒険者の一人が聞こえないように呟く。
「おい!いや、それは不安にさせて悪かったなでも本当に俺達はこの森に来るつもりだったんだよ」
リーダーらしき男が不機嫌そうにしている男の脇腹を肘でつつくとニコニコと笑って話しかける。
「そうだ、お詫びに死体の処理をしといてやるよ!お前らは早く帰りたいんだろ?」
「どうする?」
リュカが訝しがっていると
「まぁ…死体でなんか出来るわけないし…」
テオが死体を見ると血で汚れていて確かに処理をしてくれれば助かった…
「じゃあ頼もうか?その間に僕ら離れればいいしね」
「なんだよ、そこまで警戒することねぇじゃねぇか」
男は軽く笑う。
「じゃあお願いしますね…僕らはこれで…」
そう言うとテオとリュカは後ろに下がって消えて行った…
男達はニヤッと笑うとゴブリンの死体の山に手を伸ばした。
「テオ!こっちだと遠回りだぞ!」
森の中を走りながら先に走るテオに声をかける。
「わかってるけど、一応ね。あいつらが通ってきた所をいって罠でもあったら嫌だし」
「そうか」
リュカは頷くとテオの後を大人しくついて行った。
帰りの道で特に変わった事もなく予定より少し遅くなりギルドに戻ると、受付に向かう。
先程の受付けのお姉さんに依頼書を渡すと…
「ご苦労さまです。早かったわね」
笑顔で依頼書を受け取ると
「これでも少し遅くなりました…討伐証明のゴブリンの耳はどうすればいいですか?」
テオが聞く
「ここで言わよ。確認してくるから出してくれる?」
テオは頷いて耳の入った麻袋を出すと
「ちょっと待て!そいつは俺達が倒したゴブリンの死体をあさって耳を集めたんだよ」
「えっ…」
お姉さんの麻袋を掴もうとしていた手が止まる。
「何言っんの?あんた達が俺達がゴブリン倒した後に来たんじゃん」
リュカが呆れて答える。
「ほら!証拠に俺達はゴブリンの腕を取ってきたぞ」
後から来た冒険者達はニヤニヤと笑いながらドン!と麻袋を机に置いた。
「どういう事ですか?依頼はこの子達が受けていたはずですよ?」
お姉さんが冒険者達を睨むと
「俺達は違う依頼で近くを通りかかったらゴブリンに襲われたんだそれで返り討ちにしてやったってわけ、その後にこいつらが来て死体を処理してくれるってんで任せたんだよ」
「それってまるっきり逆だよな」
リュカとテオが冒険者達の話に呆れていると…
「そいつらは入ったばかりの新人だぞ、こちとらもう長いことここに世話になってんだ、どっちの言い分を信じるんだよ!?」
冒険者がお姉さんに凄むと、お姉さんが青い顔をして下を向く。
「ちょっと、お姉さんが怖がっています。その臭くて汚い顔を近づけるの止めて下さい」
テオはお姉さんから冒険者を離すとリュカがサッとお姉さんの前に立った。
「なにしやがる!」
冒険者は掴んでいたテオの手を振り払うと
「いいからサッサと調べろよ!どっちが本物か!」
やけに自信満々の冒険者にテオは納得いかず…
「お姉さん、討伐証明の死体の一部を持ってきた場合どちらが優先になるんですか?」
テオが聞くと…
「貴重部位からなのよ…ゴブリンはそういう所がないから重さ…になるかも…」
リュカ達が取ってきた袋と冒険者達の袋を見るとどちらが重いかは明らかだった…
「あとは先に狩った事を証明出来るものがあれば…」
「それってゴブリンの死体って事ですよね?」
コクッ
お姉さんが頷くと
「あいつらに処分されちまった…」
リュカが悔しそうに言う。
「だからあの時死体の処理をしてやるなんて言ったんだ…」
テオも悔しそうに拳を握っていると…
「どうした?騒がしいが何があった」
騒ぎに他の受け付けの人が副ギルドマスターを呼んできた。
「あっ。副ギル…」
受付けのお姉さんがこれまでの経緯を説明すると…
「なるほど…ではとりあえず袋の中を確認してみます」
副ギルは少し広いテーブルにリュカ達が持ってきたゴブリンの耳を出し、隣にもうひとつの袋のゴブリンの手首を広げた。
「数は同じ10体ですね…耳も手首も確かにゴブリンのものです」
「こいつらが俺達が倒した後に耳を取ったんだ」
「違う!僕らが先に倒して耳を取ってから死体の処理をしようとしてたらこの人達が現れてやってやるって…」
「副ギル~俺たちここに何年通ってると思ってんだよ!こんな新人の言う事とどっちを信じるんだよ」
副ギルがリュカ達と冒険者達を見比べる。
「確かに君達には色んな依頼を受けてもらっているが…」
「副ギル…あのパーティたまに問題起こす人達ですよね…」
受け付けのお姉さんがそっと耳打ちすると…
「わかってる…だが証拠が何もない以上、あいつらの方に報酬を支払うしか…」
副ギル達の話が聞こえリュカとテオは悔しそうに下を向いた…。
感想 6,830
あなたにおすすめの小説
過保護すぎる家族に囲まれて育ったら、外の世界が危険すぎました 〜冷酷公爵の父と最強兄たちに溺愛される日々〜
由香過保護な父と兄たちに囲まれて育った少女。
初めての外は危険だらけ——のはずが、全部“秒で解決”。
溺愛×コメディ×ほんのり成長の、ほっこり家族物語。
一夜の過ちで懐妊したら、幼なじみの冷酷皇帝に溺愛されました
由香没落貴族の娘・柳月鈴は、宮廷で医官見習いとして働いていた。
ある夜、皇帝即位の宴で酒に酔い、幼なじみだった皇帝・李景珩と再会する。
遠い存在になったはずの彼。
けれど、その夜をきっかけに月鈴の運命は大きく動き出す。
冷酷と恐れられる皇帝が、なぜか彼女だけには甘すぎて――。
私の作るおにぎりが、騎士団の士気を異常に上げています(犯人は副団長)
星乃和花おにぎりを配っただけで、騎士団の士気が異常値になりました。
団長は警戒、監察部は呪術検査、国まで動きかけるのに――副団長だけが平然と断言。
副団長「彼女のご飯は軍事物資です」
私「えっ重い」
胃袋で落ちた策略家副団長の“最適化溺愛”に巻き込まれ、気づけば専属補給係(=婚約)寸前!?
ほのぼの爆笑&甘々の騎士団ラブコメです。
(完結済ー本編16話+後日談6話)
【完結】悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
本編完結済です。
もっちもっち感謝祭で、リクエストいただいたお話を更新しています。
皆さまの応援のおかげで『もふもふ獣人に転生したら、最愛の推しに溺愛されています』書籍化、心から、ありがとうございます!
皆の動画をつくりました!
プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったら、お話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです!
表紙や動画にAIを使っていますが、小説にはAIを使っておりません
異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?
すずなり。ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。
一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。
「俺とデートしない?」
「僕と一緒にいようよ。」
「俺だけがお前を守れる。」
(なんでそんなことを私にばっかり言うの!?)
そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。
「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」
「・・・・へ!?」
『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!?
※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。
※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。
ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
一妻多夫の獣人世界でマッチングアプリします♡
具なっしー前世の記憶を持つソフィアは、綿菓子のような虹色の髪を持つオコジョ獣人の令嬢。
この世界では男女比が極端に偏っており、女性が複数の夫を持つ「一妻多夫制」が当たり前。でも、前世日本人だったソフィアには、一人の人を愛する感覚しかなくて……。
そんな私に、20人の父様たちは「施設(強制繁殖システム)送り」を避けるため、マッチングアプリを始めさせた。
最初は戸惑いながらも、出会った男性たちはみんな魅力的で、優しくて、一途で――。
■ 大人の余裕とちょっと意地悪な研究者
■ 不器用だけど一途な騎士
■ ぶっきらぼうだけど優しい元義賊
■ 完璧主義だけど私にだけ甘えん坊な商人
■ 超ピュアなジムインストラクター
■ コミュ力高めで超甘々なパティシエ
■ 私に一生懸命な天才年下魔法学者
気づけば7人全員と婚約していた!?
「私達はきっと良い家族になれます!」
これは、一人の少女と七人(…)の婚約者たちが、愛と絆を育んでいく、ちょっと甘くて笑える逆ハーレム・ラブコメディ。
という異世界×獣人×一妻多夫×マッチングアプリの、設定盛りだくさんな話。超ご都合主義なので苦手な人は注意!
※表紙はAIです
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。