ほっといて下さい 従魔とチートライフ楽しみたい!

三園 七詩

文字の大きさ
313 / 675
11章

437.プリン…2

しおりを挟む
「テオ君!ありがとう!本当にありがとう!この恩は忘れないよ!いやぁ…恐ろしいかった…彼女達がプリンであんなにも怒るとは…」

副ギルがブルっと震えると

「女性達にはデザートは特別みたいですからね、次は気をつけて下さいよ」

テオが苦笑すると

「ありがとう!後でプリンのお金は払うからね!」

副ギルの言葉に…

「当たり前です!副ギルが全部食べたんですからね!」

「あーあ…もうプリンの気分だったからやる気が出ないわ…」

受付のお姉さん達がガックリとしながら仕事戻ると…

「はい、お待たせしました…皆さんどうぞ…」

待っていた冒険者達に声をかける…冒険者達は恐る恐る受付に近づいていった…。

テオ達も依頼書を出すと

「お疲れ様、さすがテオ君達ね。難なく終えれたのかしら?」

受付のお姉さんが聞くと…

「それが、行ってみると依頼書と討伐の内容が少し違っていて…」

「えっ!それ本当!?」

受付のお姉さんがびっくりすると

「はい、オークの討伐でしたがオークの数が100体近くいまして…」

「100体!それならBランクの依頼になるわ!」

「やっぱりそうですか…まぁベイカーさんやコジローさんがいたのでどうにかなりましたが…」

「それは大問題ね!依頼を出したのは…その村の村長ね!直ぐに確認して見るわ!」

「それが…その村長連れてきてまして…」

テオが後ろを振り向くと、リュカが村長の檻を持ってくる。

「あら、何そのコンパクトな檻!便利そうね!」

お姉さんが檻に食いつく…

「い、いえ…中に一応…」

テオが言うと

「あっごめんねつい便利そうで…えっとなんで村長連れてきたのかしら?」

「それが…僕らが討伐依頼をしている最中にこの人に薬を盛られまして…依頼を出来なくさせようと企んでました…しかもミヅキをついでに手に入れようと…それが一番ゆるせない!」

テオが言葉を強めると…

「テオくん達に薬を!?大丈夫なの?」

お姉さん達が心配そうにテオを見ると

「はい、ミヅキに回復魔法をかけて貰いましたから」

ニコッと笑う。

「それならよかったわ…にしてもギルドの依頼偽装に冒険者殺害…幼女誘拐計画なんてやってくれるわね…」

お姉さんが檻の中を睨むと

「その…どうやら僕らも脅しすぎて…ちょっと精神が…」

テオが頭をかくと、お姉さんが立ち上がって檻の中を確認する。

「たすけて…たすけて…」

檻の中ではブツブツとつぶやく男が丸まっていた…。

「大変だったわね…この男はこちらで預かるわ!この後まずは精神状態を治してからじっくりと事情を聞いておくから!」

「よろしくお願いします」

テオが檻の紐を見つめると

「重いですから奥まで運びますよ」

「あら、本当にテオ君はいい子ね~でも大丈夫よそのくらいどってことないからね!」

お姉さんはテオの頭を撫でてお礼を言うと紐を預かる。

「この檻は返すわね」

「あっ良ければ差し上げます、さっき気に入っていた見たいですし…ミヅキも要らないって言ってましたから」

「あれ!嬉しい!ありがとうね」

お姉さんは嬉しそうに軽々と檻を奥に運んで行った…。

「テオ~!貰ってきたぞ!」

するとタイミング良くリク達が戻ってきた!

「早かったね!」

テオがリク達を迎えると…

「副ギル、これプリンです。受付のお姉さん達に渡してあげて下さい」

テオがわざわざ副ギルにわたすと…

「いいのかい?テオ君達が持ってきてくたのに…」

「副ギルから渡した方がわだかまりも無くなるんじゃ無いですか?」

テオが笑ってプリンを渡す。

「ありがとう…あの犯罪者の処分は任せておいて下さい!」

副ギルは受付嬢の元に向かうと…

「みんな…さっきはプリンを食べてしまって申し訳無かった…私も甘い物に目がなくて…しかもドラゴン亭のプリンは本当に一度食べたいと思っていたので、つい止まらなくなってしまっていた…本当にすまなかった!」

副ギルが頭を下げて受付嬢に謝ると…

「もう、いいですよ…」

「ええ、私達もやりすぎましたから」

受付のお姉さん達が副ギルに言うと…

「これ、さっきテオ君達がまたくれたんだ…私はもう食べれないからみんなで食べてくれ」

副ギルがプリンを受付嬢に指し出す!

「えっ!プリン!本物ですか?」

「嘘!今日はもう諦めてたのに!」

受付のお姉さん達が副ギルの元に集まると…

「ここは私がやっておくからみんなは裏で食べてくるといい」

副ギルが受付嬢に袋を渡すと

「やった!副ギルよろしくお願いします!テオ君達ありがとう~」

「これでチャラですよ!次は本当に許しませんからね!」

「では遠慮なく!テオ君達ありがとうね!」

受付のお姉さん達はキャピキャピと騒ぎながら裏に行ってしまった…。

「よ、よかった…」

副ギルは、ほっとすると腰を抜かして座り込む…

「本当に怖かった…いつも何があってもニコニコとしてる人達なんだけどね…」

ハハ…ハ…

元気なく笑うと

「後でお金を持っていかせて貰うね!本当にありがとう!」

「いいんですよ」

テオ達は苦笑しながら目を合わせた。

「じゃあ私達も依頼書だしてこよう」

ミヅキがベイカーを見ると

「先に解体して飾り羽を取ってこよう」

「あっそうか依頼は羽根だけなんだもんね」

ミヅキは先に解体屋のウィードさんの元に行くと…

「ウィードさーん!」

ミヅキがウィードを見かけて声をかける。

「嬢ちゃんじゃないか?もう依頼を終えたのか?」

「うん!これを解体お願いしたいんですけど…」

ミヅキが狩ってきた怪鳥を取り出すと…

「おお!任せておけ!」

ウィードが早速解体に取り掛かる!

「羽根をギルドに出さなきゃいけないからよろしくね」

「なるほどな、確かにこの魔物の羽根は良く取り引きされるからな」

ウィードが丁寧に羽根をムシっていくと…

「まだいるんだけど…大丈夫かな?」

ミヅキが聞くと、ウィードは振り返らずに

「ああ!任せろ!嬢ちゃん達の解体は俺が全部やってやるからな」

ウィードが気持ちよさそうにミヅキから貰ったナイフを使う。

「ありがとう!たくさんあるけどよろしくお願いします!時間はかかってもいいからね」

「おい、おい!馬鹿にするなよそんなの直ぐに終わらせて…」

ウィードが喋りながら振り返ると…

「結構あるね」

ミヅキが怪鳥を収納からだして山を作っている…

「そ、それ全部か?」

ウィードがゴクンと唾を飲み込み聞くと…

「まさかぁ~」

ミヅキが笑う。

「そ、そうだよな…そんなには…」

「まだまだあるよ!」

ウィードの言葉を遮ってミヅキが更に怪鳥を取り出した…

「こんなに?」

ウィードが唖然とすると

「オークなんてこの倍だしね!」

「倍!オーク!」

ウィードが叫ぶと

「オークはベイカーさん達が半分解体してくれたから大丈夫だよ」

ウィードはホッとすると…

「す、すまんが一日中日をくれ!それまでに解体しておくから!」

「大丈夫?無理ならまた今度でも…」

「いや!大丈夫だ!お前達が持ってきた物は俺が解体するって決めたからな!どんな物をどんな数を持ってきたとしてもそれはかわらん!」

ウィードは上がってる袖を更にめくると

「やってやる!とりあえず依頼分の10体は直ぐに渡すからな!」

ウィードは先程の倍の速さで怪鳥の羽根をむしった!

ミヅキ達はあっという間に羽根を貰うと

「じゃあギルドで受付してくるね、それまでに出来た分だけ今日は貰うから、残りは出来たらでいいですからね」

ミヅキが言うと

「わかった!用意しておくな!」

ウィードは返事も簡単にすますと解体に取りかかった!
しおりを挟む
感想 6,829

あなたにおすすめの小説

転生したら幼女でした!? 神様~、聞いてないよ~!

饕餮
ファンタジー
  書籍化決定!   2024/08/中旬ごろの出荷となります!   Web版と書籍版では一部の設定を追加しました! 今井 優希(いまい ゆき)、享年三十五歳。暴走車から母子をかばって轢かれ、あえなく死亡。 救った母親は数年後に人類にとってとても役立つ発明をし、その子がさらにそれを発展させる、人類にとって宝になる人物たちだった。彼らを助けた功績で生き返らせるか異世界に転生させてくれるという女神。 一旦このまま成仏したいと願うものの女神から誘いを受け、その女神が管理する異世界へ転生することに。 そして女神からその世界で生き残るための魔法をもらい、その世界に降り立つ。 だが。 「ようじらなんて、きいてにゃいでしゅよーーー!」 森の中に虚しく響く優希の声に、誰も答える者はいない。 ステラと名前を変え、女神から遣わされた魔物であるティーガー(虎)に気に入られて護られ、冒険者に気に入られ、辿り着いた村の人々に見守られながらもいろいろとやらかす話である。 ★主人公は口が悪いです。 ★不定期更新です。 ★ツギクル、カクヨムでも投稿を始めました。

転生幼女はお願いしたい~100万年に1人と言われた力で自由気ままな異世界ライフ~

土偶の友
ファンタジー
 サクヤは目が覚めると森の中にいた。  しかも隣にはもふもふで真っ白な小さい虎。  虎……? と思ってなでていると、懐かれて一緒に行動をすることに。  歩いていると、新しいもふもふのフェンリルが現れ、フェンリルも助けることになった。  それからは困っている人を助けたり、もふもふしたりのんびりと生きる。 9/28~10/6 までHOTランキング1位! 5/22に2巻が発売します! それに伴い、24章まで取り下げになるので、よろしく願いします。

異世界カフェ食堂で皿洗いをしますと思ったら日本料理を創造する力が与えられていた!(もふもふ聖獣猫のモフにゃーと楽しく日本料理を創造します)

なかじまあゆこ
ファンタジー
可愛いもふもふ達とアリナは異世界でスローライフをします。 異世界召喚された安莉奈は幼女の姿になっていた。神様に与えられた能力を使い眷属聖獣猫モフにゃーや魔獣のライオン魔獣鳥に魔獣の日焼けとお料理を創造します! 熊元安莉奈(くまもとありな)は黄色のバスに乗せられ異世界召喚された。 そして、なぜだか幼女の姿になっていた。しかも、日本の地球人だったことを忘れていたのだ。 優しいモリーナ夫妻に養子として引き取れた安莉奈はアリナになった。 モリーナ夫妻はカフェ食堂を経営していたが繁盛しておらず貧乏だった。料理が出来ないアリナはお皿洗いなどのお手伝いを小さな体ながらしていたのだけど。 神様から日本料理を創造する力が与えられていた! その力を使うと。 地球では辛い生活を送っていた安莉奈が異世界ではアリナとしてお父さんに激愛され幸せに生きている。 エブリスタ、小説家になろうにも掲載しています。

猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る

マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・ 何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。 異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。  ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。  断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。  勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。  ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。  勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。  プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。  しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。  それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。  そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。  これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。

夢のテンプレ幼女転生、はじめました。 憧れののんびり冒険者生活を送ります

ういの
ファンタジー
旧題:テンプレ展開で幼女転生しました。憧れの冒険者になったので仲間たちとともにのんびり冒険したいとおもいます。 七瀬千那(ななせ ちな)28歳。トラックに轢かれ、気がついたら異世界の森の中でした。そこで出会った冒険者とともに森を抜け、最初の街で冒険者登録しました。新米冒険者(5歳)爆誕です!神様がくれた(と思われる)チート魔法を使ってお気楽冒険者生活のはじまりです!……ちょっと!神獣様!精霊王様!竜王様!私はのんびり冒険したいだけなので、目立つ行動はお控えください!! 初めての投稿で、完全に見切り発車です。自分が読みたい作品は読み切っちゃった!でももっと読みたい!じゃあ自分で書いちゃおう!っていうノリで書き始めました。 【5/22 書籍1巻発売中!】

そんなに嫌いなら、私は消えることを選びます。

秋月一花
恋愛
「お前はいつものろまで、クズで、私の引き立て役なのよ、お姉様」  私を蔑む視線を向けて、双子の妹がそう言った。 「本当、お前と違ってジュリーは賢くて、裁縫も刺繍も天才的だよ」  愛しそうな表情を浮かべて、妹を抱きしめるお父様。 「――あなたは、この家に要らないのよ」  扇子で私の頬を叩くお母様。  ……そんなに私のことが嫌いなら、消えることを選びます。    消えた先で、私は『愛』を知ることが出来た。

王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません

きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」 「正直なところ、不安を感じている」 久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー 激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。 アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。 第2幕、連載開始しました! お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。 以下、1章のあらすじです。 アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。 表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。 常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。 それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。 サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。 しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。 盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。 アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?

コミカライズ決定!【完結】魔王様、溺愛しすぎです!

綾雅(りょうが)今年は7冊!
ファンタジー
コミカライズ決定です! 詳細は許可が出てから改めて発表しますので、しばらくお待ちください(*´꒳`*) 「パパと結婚する!」  8万年近い長きにわたり、最強の名を冠する魔王。勇者を退け続ける彼の居城である『魔王城』の城門に、人族と思われる赤子が捨てられた。その子を拾った魔王は自ら育てると言い出し!? しかも溺愛しすぎて、周囲が大混乱!  拾われた子は幼女となり、やがて育て親を喜ばせる最強の一言を放った。魔王は素直にその言葉を受け止め、嫁にすると宣言する。  シリアスなようでコメディな軽いドタバタ喜劇(?)です。 【同時掲載】アルファポリス、カクヨム、エブリスタ、小説家になろう 【表紙イラスト】しょうが様(https://www.pixiv.net/users/291264) 挿絵★あり 【完結】2021/12/02 ※2025/12/25,コミカライズ決定! ※2022/08/16 第3回HJ小説大賞前期「小説家になろう」部門 一次審査通過 ※2021/12/16 第1回 一二三書房WEB小説大賞、一次審査通過 ※2021/12/03 「小説家になろう」ハイファンタジー日間94位 ※2021/08/16、「HJ小説大賞2021前期『小説家になろう』部門」一次選考通過作品 ※2020年8月「エブリスタ」ファンタジーカテゴリー1位(8/20〜24) ※2019年11月「ツギクル」第4回ツギクル大賞、最終選考作品 ※2019年10月「ノベルアップ+」第1回小説大賞、一次選考通過作品 ※2019年9月「マグネット」ヤンデレ特集掲載作品

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。