文字の大きさ
大
中
小
314 / 639
12章
474.ホウレンソウ!
「だから止めたんだ」
ルンバが呆れると…
「すまんなぁみんな、今日はこれで店を閉める。料金は要らんから食べたら帰ってもらえるか?」
申し訳なさそうに客達に声をかける。
「なんか大変そうだな。俺は飯がタダになるなら問題ないぞ」
みんな笑って席を立ってくれた。
「すまないな、今度サービスするから」
ルンバが謝ると
「おじさん達ごめんね…また来てね!」
ムツカが手を振ってお見送りする。
「また来るよ!ムツカちゃんまたな」
「バイバイ!」
ムツカに笑顔を向けて帰って行った。
そのまま扉にクローズの看板を下げて扉を閉める。
「お客さんがいなくなったからシルバ達も中に入ってくれ」
ルンバがふたりを招き入れると
「久しぶりだなぁ…何か食うか?」
シルバ達に声をかける。
【食う!】
「くう!」
「じゃあハンバーグだな。こいつらに食わせてる間にお前とムツカは行く準備しててくれ」
「わかったわ、まさかポルクスが結婚ねぇ~ムツカちゃん服を用意するから手伝ってくれる?」
「うん!」
リリアンとムツカが奥にいくとルンバが余った材料でハンバーグを作り始める。
「う、うーん…」
すると気を失っていたネイトが目を覚ました。
「あ、あれ?俺は…」
キョロキョロと周りを見るとヨダレを垂らしそうな顔でルンバを見つめるシルバが目に入った!
「ぎゃー!ル、ルンバさん!食われますよ!」
ネイトが逃げようとすると
「大丈夫だ、こいつらは従魔なんだよ」
ルンバさんが説明すると
「な、なんだ…そうなんですか?でも誰の?この子のですか?」
コハクを見ると
「この子も従魔だよ」
「えっ!」
「さっき狐になっただろ?あれが本当の姿だ」
「へ、へぇ凄いですね、そんなに従魔を連れてるなんて…どんな方なんですかご主人は」
「ミヅキだよ」
「ミヅキっていつもみんなが話してるミヅキちゃん?確か…料理が上手って言ってましたけど…」
「そうだよ」
コハクが頷く。
「ぼくらのごしゅじんさま」
にっこりと笑う。
「それでネイト今日はもう店閉めたから明日も店を休むからお前も休みでいいからな」
「あっ…わかりました…でもルンバさん達ははどうするんですか?」
「俺達はポルクスが結婚するらしいんでお祝いに行ってく」
「あっ俺の前に料理作ってた人ですね!俺まだ会ったこと無いんで会ってみたいなぁ~王都で店持ってるんですよね!憧れるなぁ~」
ネイトがいいなぁと羨ましがっていると
「ならお前も来るか?」
「いいんですか!」
「多分大丈夫だろ。料理作れる人は多い方がいいからな…」
ルンバがボソッと言う。
「いやぁ楽しみだなぁ~」
よく聞いてなかったネイトは準備してきますと急いで店を出ていった。
「はい出来たぞ!」
ルンバがハンバーグをさんにんの前に置くと
【【【いただきます】】】
大きめのハンバーグにかぶりつく。
【うん、まぁまぁだな。ミヅキのには負ける】
【でもミヅキの味に似ているな】
「うまいよ!」
ガツガツと食べていると
「お待たせ~あなたの服も用意しておいたわよ」
荷物を持ってリリアンとムツカが出てきた。
「おい!重いものは持つなって言っただろ」
ルンバがリリアンから荷物を受け取ると
「ありがとう。あれ?ネイトは?」
さっきまで寝ていたところにいないネイトを探す。
「ポルクスに会ってみたいって言うから来るか聞いたら行きたいとよ。どうせ料理を沢山作るだろうから役にたつだろ」
ルンバが言うと
「まぁそうね!ちょうどいい料理の勉強になるんじゃない?」
リリアンも笑って賛成する。
「じゃあネイトが戻って来たら行こう」
ハンバーグを食べてご機嫌のさんにんは頷いた。
ネイトは急いで自宅に戻ると荷物を慌ててまとめて家から飛び出した。
するとゾロゾロと歩く冒険者達に行きあった。
「あれ?何かあったの?そんなに集まって」
ネイトが顔見知りの冒険者に声をかけると
「いや…知った子が帰ってきたと思ったんだけど、どうやら勘違いだったみたいで…」
ガッカリとしながら話している。
「ふーん…まぁいいや、今日からしばらくドラゴン亭休みになるから馴染みの奴らに言っといてよ!」
「えっそうなのか?じゃあ飯どこで食うかな…」
「なんで休みなんだ?」
冒険者が聞くと
「結婚式があるんだ!」
「えっ?ただ、誰の?」
「前にドラゴン亭にいたポルクスさんらしい、相手は知らないけど…あっ!じゃあ俺急ぐから!」
ネイトが手を挙げて走り去ると
「はぁ…ドラゴン亭でハンバーグを食べようと思ってたのになぁ…じゃあホットドッグにするかなぁ…ミヅキちゃんもいないしハンバーグも食べれないし散々だなぁ…」
「しかしポルクスが結婚かよ…アイツ確か今王都だったよな」
「王都でかわい子ちゃんでも見つけたんだな…羨ましいよ」
はぁ…とため息をつく。
「こっちは変な情報に踊らされるし…」
ジロッと男をみんなで見つめる。
「悪かったよ…でも確かに見たんだけどなぁ…」
門番をしていた男が首を傾げる。
「誰もいなかったじゃねぇか。町でも見た人いないし」
「俺が叫んだから引き返したのかなぁ」
「もしミヅキちゃんなら絶対ギルドに来るだろうし…まぁ勘違いだったんだよ!下手に報告する前でよかったよ」
「そうだな…」
納得行かない様子の男はおかしいなぁとずっと首を傾げていた。
「お待たせしました!」
ネイトが急いで戻って来ると、準備を終えたみんなが待っていた。
「よし、じゃあ行くか!店の食材は全部入れたな?」
「うん!大丈夫」
ムツカが頷く。
「えっ…食材持っていくんですか?」
ネイトが聞くと
「ここに置いといても勿体ないからなどうせ向こうで必要になるだろうし」
「食材が必要?」
「まぁ気にするなさぁ行くか」
ネイトを無視して裏から外に出ると
「じゃあむこうにかごあるから」
コハクがあっちだと指をさす。
「一回町の外に出るみたいね」
【俺達は先に出てる、コハク案内してくるんだぞ】
シルバとプルシアはそういうと何処かに行ってしまった。
「あれ?あのふたりは?」
リリアンが聞くと
「さきいくって、ぼくあんないする」
「じゃあ一緒に行こ」
ムツカはコハクの手を掴むと二人で手を繋ぎながら歩き出した。
ルンバとリリアンはそんなに二人の後ろを笑いながらついて行く。
門に着くと
「あれ?ルンバさん達お出かけですか?」
門番に立っていた男が声をかける。
「ちょっと出かけて来るからしばらくドラゴン亭はおやすみするからね」
リリアンが代わりに答えると
「そうなんですか?あれ?ムツカちゃんと…その子は?」
コハクに気がついて声をかける。
「まぁ知り合いの子だ。身元は俺が保証するから」
ルンバさんが言うと
「ムツカの友達なの!」
ムツカが嬉しそうにコハクを見ると
「ともだち!」
コハクがニコッと笑う。
「そうなんだ、ムツカちゃんよかったね。まぁルンバさんがいるから大丈夫だと思いますが気をつけて」
門番が道を開けると…
「じゃあ行ってきますね」
「行ってきます!」
リリアンとムツカが手を振ると
門番も笑顔で手を振り返した。
「あの子…聞いてた外見に似てるけど…ルンバさん達といるなら違うよな…従魔も連れてないし」
門番はムツカちゃんと仲良さそうに手を繋いで歩いてる金髪の男の子を見つめた。
しばらく歩いていると…コハクがピクッと反応する。
「こっち!」
急に道を変えて歩いて行くと…シルバと元の大きさに戻ったプルシアが森の中で待っていた。
目の前に置いてあった籠にコハクが乗り込むと
「これにのって」
中から乗れと手招きする。
「うわぁー!すごい!これもミヅキ様が?」
ムツカが躊躇うことなく乗り込むと
「コレで行くの?大丈夫?」
リリアンが恐る恐る乗り込む。
ルンバがリリアンに続いて入ろうとすると…
「待って!」
ネイトがルンバさんを引き止める!
なんだとばかりに振り返ると…そこには真っ青な顔のネイトがいた…
「どうしたんだ?」
ルンバが聞きと
「あ、あれは?」
ルンバさんに隠れながらプルシアをちらっとみている。
「あれ?プルシアのことか?さっき店にいただろ」
「えっ!あの小さいかったドラゴンなんですか!」
「あれが元の姿らしい」
「どんだけ姿がみんな変わるんですか…まさか!あの黒い従魔も?」
「いや、シルバは多分あの姿だけだと思うぞ」
「そ、そうですか…」
何となくほっとするとルンバさんにピッタリとくっついて一緒に籠に乗り込む。
【乗ったな?じゃあ行くぞ】
プルシアがコハクに声をかけると
【いいよー】
「しゅっぱつー!」
プルシアがコハクの掛け声と共に飛び立った。
「と、飛んでる…」
ネイトがヘタっと座り込んでしまった。
「わぁー!高い!高い!」
ムツカは外を見ながらぴょんぴょん跳ねていると…
「ム、ムツカちゃん…お願い…じっとして…」
ネイトが力なくムツカに手を差し伸べて頼むと
「ネイトさん?どうしたの?」
ムツカが心配そうにネイトの顔を見る。
「いや…ちょっと高いところ苦手で…」
ネイトが苦笑いをすると
「じゃあムツカが手を繋いであげる!これで怖くないでしょ?」
にっこりと笑ってネイトの手をギュッと強く握る。
ムツカの温もりにネイトは少し笑う余裕ができた。
ルンバが呆れると…
「すまんなぁみんな、今日はこれで店を閉める。料金は要らんから食べたら帰ってもらえるか?」
申し訳なさそうに客達に声をかける。
「なんか大変そうだな。俺は飯がタダになるなら問題ないぞ」
みんな笑って席を立ってくれた。
「すまないな、今度サービスするから」
ルンバが謝ると
「おじさん達ごめんね…また来てね!」
ムツカが手を振ってお見送りする。
「また来るよ!ムツカちゃんまたな」
「バイバイ!」
ムツカに笑顔を向けて帰って行った。
そのまま扉にクローズの看板を下げて扉を閉める。
「お客さんがいなくなったからシルバ達も中に入ってくれ」
ルンバがふたりを招き入れると
「久しぶりだなぁ…何か食うか?」
シルバ達に声をかける。
【食う!】
「くう!」
「じゃあハンバーグだな。こいつらに食わせてる間にお前とムツカは行く準備しててくれ」
「わかったわ、まさかポルクスが結婚ねぇ~ムツカちゃん服を用意するから手伝ってくれる?」
「うん!」
リリアンとムツカが奥にいくとルンバが余った材料でハンバーグを作り始める。
「う、うーん…」
すると気を失っていたネイトが目を覚ました。
「あ、あれ?俺は…」
キョロキョロと周りを見るとヨダレを垂らしそうな顔でルンバを見つめるシルバが目に入った!
「ぎゃー!ル、ルンバさん!食われますよ!」
ネイトが逃げようとすると
「大丈夫だ、こいつらは従魔なんだよ」
ルンバさんが説明すると
「な、なんだ…そうなんですか?でも誰の?この子のですか?」
コハクを見ると
「この子も従魔だよ」
「えっ!」
「さっき狐になっただろ?あれが本当の姿だ」
「へ、へぇ凄いですね、そんなに従魔を連れてるなんて…どんな方なんですかご主人は」
「ミヅキだよ」
「ミヅキっていつもみんなが話してるミヅキちゃん?確か…料理が上手って言ってましたけど…」
「そうだよ」
コハクが頷く。
「ぼくらのごしゅじんさま」
にっこりと笑う。
「それでネイト今日はもう店閉めたから明日も店を休むからお前も休みでいいからな」
「あっ…わかりました…でもルンバさん達ははどうするんですか?」
「俺達はポルクスが結婚するらしいんでお祝いに行ってく」
「あっ俺の前に料理作ってた人ですね!俺まだ会ったこと無いんで会ってみたいなぁ~王都で店持ってるんですよね!憧れるなぁ~」
ネイトがいいなぁと羨ましがっていると
「ならお前も来るか?」
「いいんですか!」
「多分大丈夫だろ。料理作れる人は多い方がいいからな…」
ルンバがボソッと言う。
「いやぁ楽しみだなぁ~」
よく聞いてなかったネイトは準備してきますと急いで店を出ていった。
「はい出来たぞ!」
ルンバがハンバーグをさんにんの前に置くと
【【【いただきます】】】
大きめのハンバーグにかぶりつく。
【うん、まぁまぁだな。ミヅキのには負ける】
【でもミヅキの味に似ているな】
「うまいよ!」
ガツガツと食べていると
「お待たせ~あなたの服も用意しておいたわよ」
荷物を持ってリリアンとムツカが出てきた。
「おい!重いものは持つなって言っただろ」
ルンバがリリアンから荷物を受け取ると
「ありがとう。あれ?ネイトは?」
さっきまで寝ていたところにいないネイトを探す。
「ポルクスに会ってみたいって言うから来るか聞いたら行きたいとよ。どうせ料理を沢山作るだろうから役にたつだろ」
ルンバが言うと
「まぁそうね!ちょうどいい料理の勉強になるんじゃない?」
リリアンも笑って賛成する。
「じゃあネイトが戻って来たら行こう」
ハンバーグを食べてご機嫌のさんにんは頷いた。
ネイトは急いで自宅に戻ると荷物を慌ててまとめて家から飛び出した。
するとゾロゾロと歩く冒険者達に行きあった。
「あれ?何かあったの?そんなに集まって」
ネイトが顔見知りの冒険者に声をかけると
「いや…知った子が帰ってきたと思ったんだけど、どうやら勘違いだったみたいで…」
ガッカリとしながら話している。
「ふーん…まぁいいや、今日からしばらくドラゴン亭休みになるから馴染みの奴らに言っといてよ!」
「えっそうなのか?じゃあ飯どこで食うかな…」
「なんで休みなんだ?」
冒険者が聞くと
「結婚式があるんだ!」
「えっ?ただ、誰の?」
「前にドラゴン亭にいたポルクスさんらしい、相手は知らないけど…あっ!じゃあ俺急ぐから!」
ネイトが手を挙げて走り去ると
「はぁ…ドラゴン亭でハンバーグを食べようと思ってたのになぁ…じゃあホットドッグにするかなぁ…ミヅキちゃんもいないしハンバーグも食べれないし散々だなぁ…」
「しかしポルクスが結婚かよ…アイツ確か今王都だったよな」
「王都でかわい子ちゃんでも見つけたんだな…羨ましいよ」
はぁ…とため息をつく。
「こっちは変な情報に踊らされるし…」
ジロッと男をみんなで見つめる。
「悪かったよ…でも確かに見たんだけどなぁ…」
門番をしていた男が首を傾げる。
「誰もいなかったじゃねぇか。町でも見た人いないし」
「俺が叫んだから引き返したのかなぁ」
「もしミヅキちゃんなら絶対ギルドに来るだろうし…まぁ勘違いだったんだよ!下手に報告する前でよかったよ」
「そうだな…」
納得行かない様子の男はおかしいなぁとずっと首を傾げていた。
「お待たせしました!」
ネイトが急いで戻って来ると、準備を終えたみんなが待っていた。
「よし、じゃあ行くか!店の食材は全部入れたな?」
「うん!大丈夫」
ムツカが頷く。
「えっ…食材持っていくんですか?」
ネイトが聞くと
「ここに置いといても勿体ないからなどうせ向こうで必要になるだろうし」
「食材が必要?」
「まぁ気にするなさぁ行くか」
ネイトを無視して裏から外に出ると
「じゃあむこうにかごあるから」
コハクがあっちだと指をさす。
「一回町の外に出るみたいね」
【俺達は先に出てる、コハク案内してくるんだぞ】
シルバとプルシアはそういうと何処かに行ってしまった。
「あれ?あのふたりは?」
リリアンが聞くと
「さきいくって、ぼくあんないする」
「じゃあ一緒に行こ」
ムツカはコハクの手を掴むと二人で手を繋ぎながら歩き出した。
ルンバとリリアンはそんなに二人の後ろを笑いながらついて行く。
門に着くと
「あれ?ルンバさん達お出かけですか?」
門番に立っていた男が声をかける。
「ちょっと出かけて来るからしばらくドラゴン亭はおやすみするからね」
リリアンが代わりに答えると
「そうなんですか?あれ?ムツカちゃんと…その子は?」
コハクに気がついて声をかける。
「まぁ知り合いの子だ。身元は俺が保証するから」
ルンバさんが言うと
「ムツカの友達なの!」
ムツカが嬉しそうにコハクを見ると
「ともだち!」
コハクがニコッと笑う。
「そうなんだ、ムツカちゃんよかったね。まぁルンバさんがいるから大丈夫だと思いますが気をつけて」
門番が道を開けると…
「じゃあ行ってきますね」
「行ってきます!」
リリアンとムツカが手を振ると
門番も笑顔で手を振り返した。
「あの子…聞いてた外見に似てるけど…ルンバさん達といるなら違うよな…従魔も連れてないし」
門番はムツカちゃんと仲良さそうに手を繋いで歩いてる金髪の男の子を見つめた。
しばらく歩いていると…コハクがピクッと反応する。
「こっち!」
急に道を変えて歩いて行くと…シルバと元の大きさに戻ったプルシアが森の中で待っていた。
目の前に置いてあった籠にコハクが乗り込むと
「これにのって」
中から乗れと手招きする。
「うわぁー!すごい!これもミヅキ様が?」
ムツカが躊躇うことなく乗り込むと
「コレで行くの?大丈夫?」
リリアンが恐る恐る乗り込む。
ルンバがリリアンに続いて入ろうとすると…
「待って!」
ネイトがルンバさんを引き止める!
なんだとばかりに振り返ると…そこには真っ青な顔のネイトがいた…
「どうしたんだ?」
ルンバが聞きと
「あ、あれは?」
ルンバさんに隠れながらプルシアをちらっとみている。
「あれ?プルシアのことか?さっき店にいただろ」
「えっ!あの小さいかったドラゴンなんですか!」
「あれが元の姿らしい」
「どんだけ姿がみんな変わるんですか…まさか!あの黒い従魔も?」
「いや、シルバは多分あの姿だけだと思うぞ」
「そ、そうですか…」
何となくほっとするとルンバさんにピッタリとくっついて一緒に籠に乗り込む。
【乗ったな?じゃあ行くぞ】
プルシアがコハクに声をかけると
【いいよー】
「しゅっぱつー!」
プルシアがコハクの掛け声と共に飛び立った。
「と、飛んでる…」
ネイトがヘタっと座り込んでしまった。
「わぁー!高い!高い!」
ムツカは外を見ながらぴょんぴょん跳ねていると…
「ム、ムツカちゃん…お願い…じっとして…」
ネイトが力なくムツカに手を差し伸べて頼むと
「ネイトさん?どうしたの?」
ムツカが心配そうにネイトの顔を見る。
「いや…ちょっと高いところ苦手で…」
ネイトが苦笑いをすると
「じゃあムツカが手を繋いであげる!これで怖くないでしょ?」
にっこりと笑ってネイトの手をギュッと強く握る。
ムツカの温もりにネイトは少し笑う余裕ができた。
感想 6,830
あなたにおすすめの小説
過保護すぎる家族に囲まれて育ったら、外の世界が危険すぎました 〜冷酷公爵の父と最強兄たちに溺愛される日々〜
由香過保護な父と兄たちに囲まれて育った少女。
初めての外は危険だらけ——のはずが、全部“秒で解決”。
溺愛×コメディ×ほんのり成長の、ほっこり家族物語。
一夜の過ちで懐妊したら、幼なじみの冷酷皇帝に溺愛されました
由香没落貴族の娘・柳月鈴は、宮廷で医官見習いとして働いていた。
ある夜、皇帝即位の宴で酒に酔い、幼なじみだった皇帝・李景珩と再会する。
遠い存在になったはずの彼。
けれど、その夜をきっかけに月鈴の運命は大きく動き出す。
冷酷と恐れられる皇帝が、なぜか彼女だけには甘すぎて――。
私の作るおにぎりが、騎士団の士気を異常に上げています(犯人は副団長)
星乃和花おにぎりを配っただけで、騎士団の士気が異常値になりました。
団長は警戒、監察部は呪術検査、国まで動きかけるのに――副団長だけが平然と断言。
副団長「彼女のご飯は軍事物資です」
私「えっ重い」
胃袋で落ちた策略家副団長の“最適化溺愛”に巻き込まれ、気づけば専属補給係(=婚約)寸前!?
ほのぼの爆笑&甘々の騎士団ラブコメです。
(完結済ー本編16話+後日談6話)
【完結】悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
本編完結済です。
もっちもっち感謝祭で、リクエストいただいたお話を更新しています。
皆さまの応援のおかげで『もふもふ獣人に転生したら、最愛の推しに溺愛されています』書籍化、心から、ありがとうございます!
皆の動画をつくりました!
プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったら、お話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです!
表紙や動画にAIを使っていますが、小説にはAIを使っておりません
異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?
すずなり。ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。
一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。
「俺とデートしない?」
「僕と一緒にいようよ。」
「俺だけがお前を守れる。」
(なんでそんなことを私にばっかり言うの!?)
そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。
「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」
「・・・・へ!?」
『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!?
※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。
※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。
ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
一妻多夫の獣人世界でマッチングアプリします♡
具なっしー前世の記憶を持つソフィアは、綿菓子のような虹色の髪を持つオコジョ獣人の令嬢。
この世界では男女比が極端に偏っており、女性が複数の夫を持つ「一妻多夫制」が当たり前。でも、前世日本人だったソフィアには、一人の人を愛する感覚しかなくて……。
そんな私に、20人の父様たちは「施設(強制繁殖システム)送り」を避けるため、マッチングアプリを始めさせた。
最初は戸惑いながらも、出会った男性たちはみんな魅力的で、優しくて、一途で――。
■ 大人の余裕とちょっと意地悪な研究者
■ 不器用だけど一途な騎士
■ ぶっきらぼうだけど優しい元義賊
■ 完璧主義だけど私にだけ甘えん坊な商人
■ 超ピュアなジムインストラクター
■ コミュ力高めで超甘々なパティシエ
■ 私に一生懸命な天才年下魔法学者
気づけば7人全員と婚約していた!?
「私達はきっと良い家族になれます!」
これは、一人の少女と七人(…)の婚約者たちが、愛と絆を育んでいく、ちょっと甘くて笑える逆ハーレム・ラブコメディ。
という異世界×獣人×一妻多夫×マッチングアプリの、設定盛りだくさんな話。超ご都合主義なので苦手な人は注意!
※表紙はAIです
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。