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12章
481.結婚式
「では、これよりポルクスさんとイチカさんの結婚式を執り行います」
レアルさんの始まりの言葉に牛乳御殿の前に作った会場は拍手に包まれた。
青い空の下に作った会場には椅子が並んでおり村の人達が各々着飾り席に座っている。
前の方の右側の席にはポルクスさんのお母さんのエミリーさんが、隣にはルンバさんとリリアンさんが座っていた。
左側の席にはベイカーさん、アランさんが座っている。
二人ともこの日はキチッとした服を着てかっこよく見える、そして私はみんなが見渡せる壇上の台に立っていた。
隣には首に蝶ネクタイを付けたシルバとシンクとプルシアが座っている。
「新郎の入場です」
レアルさんの声に会場近くの家からポルクスさんが現れみんなに頭を下げると私がいる壇上に向かって歩き出す。
みんなに声をかけられ私の前まで来ると
「ミヅキその服はどうしたんだ?」
壇上に立つ私に新郎のポルクスさんが話しかけた。
「昨日私が祭司役をするって言ったら…イチカ達が夜にみんなで作ってくれたの…そんな事するならイチカにもっと休んで欲しかったのに」
ふーと息を吐くと
「でも似合っているぞ。本当に聖女様みたいだ」
確かに服は可愛らしい…頭から被るウィンプルに修道女の様な蒼い服になっていた。
「これじゃあ本当に聖女って間違われちゃうよね?」
「えっ…ミヅキって聖女の称号も持ってるんだろ?」
「いや…そんな大層な事した事もないんだけどね。でもそのおかげでポルクスさんたちの結婚式の司祭も出来るからよかったけど」
「聖女に…しかもミヅキに誓ってもらえるなんてイチカはきっと喜んでるよ」
「ふふ…そのイチカを待ってるポルクスさんも幸せそうだけどね」
コソコソと二人で話していると
「では、花嫁の入場です!」
レアルさんの声に会場の視線が扉へと集中した。
ポルクスさんとは違う家の扉をネイトさんが開くとベールで顔を隠したイチカが真っ白いウエディングドレスをまとってデボットさんと現れた。
「おお!可愛いなぁ~」
「綺麗…」
会場からはため息が漏れる…
イチカとデボットさんが腕を組みなが一歩一歩ゆっくりと前に進む…その前にはコハクとレムが笑いながら花びらを撒いて道を作っていた…イチカの長いベールを可愛らしいオレンジ色のドレスを着たムツカが引きずらないように一生懸命持って付いてきている。
可愛らしい子供たちの演出にクスクスと笑い声がおきた。
イチカ達がポルクスさんの前に来ると…
「じゃあポルクス頼むな」
デボットさんが微笑んでイチカをポルクスに託す。
コハクとレムはサッと会場からはけるとムツカはリリアンさんの隣へと座った。
リリアンさんがよく出来たとムツカを撫でているのが見えた。
二人が腕を組み私の前へと来ると、ポルクスさんは幸せそうにイチカを見つめ、イチカはベールをまとったまま軽く下を向いていた。
「ポルクスさん、イチカおめでとう!司祭なんてやった事ないけど精一杯つとめさせていただきます」
二人に笑いかけた。
「では、聖女様からの誓約を…」
レアルさんが私を見るとうんと頷いて
「新郎ポルクス、あなたは新婦イチカを生涯大切にし愛し抜く事を誓いますか?」
「誓います」
「新婦イチカ、あなたは新郎ポルクスを生涯支え愛し合う事を誓いますか?」
「はい、ミヅキ様。誓います」
イチカがベール越しから私の瞳をじっと見つめる。
「では、誓いの証として指輪の交換を…」
ネイトさんが指輪の入った箱を持って来るとポルクスが受け取ってイチカの左手の薬指に指輪をはめる。
「これ…」
イチカが指輪を見つめると…
「神木の木をモチーフに作ったんだ…手作りで不格好かもしれないけど…」
ポルクスが恥ずかしそうに微笑むと
「俺にも付けてくれる?」
自分の手を出す。
イチカはそっと指輪を受け取るとポルクスさんの大きな手に指輪をはめた。
「それでは誓いのキスを!」
私がポルクスさんに笑いかけると、ポルクスさんはイチカのベールに手をかけた…そっとベールをあげていくとイチカの顔がはっきりと見える。
イチカは今までで一番美しい顔をしていた…
ポルクスさんはポーっとイチカに見とれている。
「んんっ!ポルクスさん…」
私がこっそり咳払いをすると、ポルクスさんがサッとイチカから目線を逸らした。
「ポルクスさん?」
イチカが目でどうしたの?と合図を送ると
「ごめん、綺麗すぎて驚いた…」
二人が見つめ合い顔を赤くする。
「すみませんがイチャつくのは後でにしてキスをお願いします。みんな今か今かと待ってるよ」
私が声をかけると、二人は笑い合い。
「イチカ愛してるよ」
「私も…」
二人は一つになるように唇を重ね合った。
私は二人のキスをしっかりと確認すると
「誓いのキスは果たされた!ここに新郎ポルクスと新婦イチカが夫婦となる事を宣言する!」
国中の人に届けとばかりに空に向かい宣言すると…空から光が降ってくる…光はポルクスとイチカを包みこんだ!
「なに…これ…」
私が唖然として空を見上げると…
『おめでとう。聖女の祝福を彼らに…』
空から言葉が降りてくる…
「えっ…今の聞こえた?」
ポルクスさんとイチカを見ると二人共唖然としながらもコクコクと頷く。
「ミヅキ…それはなんの演出だ…」
ベイカーさんが顔をひきつらせながらこちらをみて声をかけると…
「いや…予定外…」
私の言葉にベイカーさんが頭を抱える、隣ではアランさんが爆笑していた…
村の人達は凄い演出だと手を叩き、何となく事情を知る面々は私だからと苦笑していた。
「ポルクスさん、イチカなんかこんな事になっちゃって…」
私がどうしようかと思っていると
「ミヅキ様の祝福を貰えるなんて最高の誉れです!ありがとうございました!」
「うん、そうだな。ありがとう」
二人が幸せそうに笑うからよかったかな…
私はおめでとうともう一度二人を祝福した。
レアルさんの始まりの言葉に牛乳御殿の前に作った会場は拍手に包まれた。
青い空の下に作った会場には椅子が並んでおり村の人達が各々着飾り席に座っている。
前の方の右側の席にはポルクスさんのお母さんのエミリーさんが、隣にはルンバさんとリリアンさんが座っていた。
左側の席にはベイカーさん、アランさんが座っている。
二人ともこの日はキチッとした服を着てかっこよく見える、そして私はみんなが見渡せる壇上の台に立っていた。
隣には首に蝶ネクタイを付けたシルバとシンクとプルシアが座っている。
「新郎の入場です」
レアルさんの声に会場近くの家からポルクスさんが現れみんなに頭を下げると私がいる壇上に向かって歩き出す。
みんなに声をかけられ私の前まで来ると
「ミヅキその服はどうしたんだ?」
壇上に立つ私に新郎のポルクスさんが話しかけた。
「昨日私が祭司役をするって言ったら…イチカ達が夜にみんなで作ってくれたの…そんな事するならイチカにもっと休んで欲しかったのに」
ふーと息を吐くと
「でも似合っているぞ。本当に聖女様みたいだ」
確かに服は可愛らしい…頭から被るウィンプルに修道女の様な蒼い服になっていた。
「これじゃあ本当に聖女って間違われちゃうよね?」
「えっ…ミヅキって聖女の称号も持ってるんだろ?」
「いや…そんな大層な事した事もないんだけどね。でもそのおかげでポルクスさんたちの結婚式の司祭も出来るからよかったけど」
「聖女に…しかもミヅキに誓ってもらえるなんてイチカはきっと喜んでるよ」
「ふふ…そのイチカを待ってるポルクスさんも幸せそうだけどね」
コソコソと二人で話していると
「では、花嫁の入場です!」
レアルさんの声に会場の視線が扉へと集中した。
ポルクスさんとは違う家の扉をネイトさんが開くとベールで顔を隠したイチカが真っ白いウエディングドレスをまとってデボットさんと現れた。
「おお!可愛いなぁ~」
「綺麗…」
会場からはため息が漏れる…
イチカとデボットさんが腕を組みなが一歩一歩ゆっくりと前に進む…その前にはコハクとレムが笑いながら花びらを撒いて道を作っていた…イチカの長いベールを可愛らしいオレンジ色のドレスを着たムツカが引きずらないように一生懸命持って付いてきている。
可愛らしい子供たちの演出にクスクスと笑い声がおきた。
イチカ達がポルクスさんの前に来ると…
「じゃあポルクス頼むな」
デボットさんが微笑んでイチカをポルクスに託す。
コハクとレムはサッと会場からはけるとムツカはリリアンさんの隣へと座った。
リリアンさんがよく出来たとムツカを撫でているのが見えた。
二人が腕を組み私の前へと来ると、ポルクスさんは幸せそうにイチカを見つめ、イチカはベールをまとったまま軽く下を向いていた。
「ポルクスさん、イチカおめでとう!司祭なんてやった事ないけど精一杯つとめさせていただきます」
二人に笑いかけた。
「では、聖女様からの誓約を…」
レアルさんが私を見るとうんと頷いて
「新郎ポルクス、あなたは新婦イチカを生涯大切にし愛し抜く事を誓いますか?」
「誓います」
「新婦イチカ、あなたは新郎ポルクスを生涯支え愛し合う事を誓いますか?」
「はい、ミヅキ様。誓います」
イチカがベール越しから私の瞳をじっと見つめる。
「では、誓いの証として指輪の交換を…」
ネイトさんが指輪の入った箱を持って来るとポルクスが受け取ってイチカの左手の薬指に指輪をはめる。
「これ…」
イチカが指輪を見つめると…
「神木の木をモチーフに作ったんだ…手作りで不格好かもしれないけど…」
ポルクスが恥ずかしそうに微笑むと
「俺にも付けてくれる?」
自分の手を出す。
イチカはそっと指輪を受け取るとポルクスさんの大きな手に指輪をはめた。
「それでは誓いのキスを!」
私がポルクスさんに笑いかけると、ポルクスさんはイチカのベールに手をかけた…そっとベールをあげていくとイチカの顔がはっきりと見える。
イチカは今までで一番美しい顔をしていた…
ポルクスさんはポーっとイチカに見とれている。
「んんっ!ポルクスさん…」
私がこっそり咳払いをすると、ポルクスさんがサッとイチカから目線を逸らした。
「ポルクスさん?」
イチカが目でどうしたの?と合図を送ると
「ごめん、綺麗すぎて驚いた…」
二人が見つめ合い顔を赤くする。
「すみませんがイチャつくのは後でにしてキスをお願いします。みんな今か今かと待ってるよ」
私が声をかけると、二人は笑い合い。
「イチカ愛してるよ」
「私も…」
二人は一つになるように唇を重ね合った。
私は二人のキスをしっかりと確認すると
「誓いのキスは果たされた!ここに新郎ポルクスと新婦イチカが夫婦となる事を宣言する!」
国中の人に届けとばかりに空に向かい宣言すると…空から光が降ってくる…光はポルクスとイチカを包みこんだ!
「なに…これ…」
私が唖然として空を見上げると…
『おめでとう。聖女の祝福を彼らに…』
空から言葉が降りてくる…
「えっ…今の聞こえた?」
ポルクスさんとイチカを見ると二人共唖然としながらもコクコクと頷く。
「ミヅキ…それはなんの演出だ…」
ベイカーさんが顔をひきつらせながらこちらをみて声をかけると…
「いや…予定外…」
私の言葉にベイカーさんが頭を抱える、隣ではアランさんが爆笑していた…
村の人達は凄い演出だと手を叩き、何となく事情を知る面々は私だからと苦笑していた。
「ポルクスさん、イチカなんかこんな事になっちゃって…」
私がどうしようかと思っていると
「ミヅキ様の祝福を貰えるなんて最高の誉れです!ありがとうございました!」
「うん、そうだな。ありがとう」
二人が幸せそうに笑うからよかったかな…
私はおめでとうともう一度二人を祝福した。
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