文字の大きさ
大
中
小
340 / 639
12章
500.贈り物
ムツカの案内で一軒のお家に来ると…
「ここだ!」
ルンバさんが勢いよくトビラを開けてみんなに声をかける!
勢いがよすぎて扉が取れかけているが今は誰も気にしない!
プラプラとくっ付いている邪魔な扉をベイカーさんが引き剥がすと部屋の中へとリリアンさんを運ぶ。
すると中から年季の入ったおばあさんが出てきた…
「あー!わしの家の扉が!」
おばばは、壊れた自分の家の扉を見ると
「そんなの後でもっといい物に直してやる!それよりも妻を見てくれ!」
ルンバさんはおばばを抱き上げてリリアンさんの前に置くと
「この馬鹿たれ!わしを物みたいに置くな!」
ゴツンとルンバさんの頭を叩くと
「どれどれ…」
「よろしくお願いします…今はそんなに痛くないんですけど…」
今は顔色の良いリリアンさんの具合を見ようとして…ピタッと手を止める…
「ど、どうしたんだ!?」
「なにか不味かったのか?」
「もしかしてもう産まれちゃった?」
運んできたみんなが心配そうにリリアンさんを囲んでいると…
おばばは持っていた杖で冒険者達の頭を叩いていく!
ゴンッゴンッゴンッゴンッゴンッ!
「いってぇ~!」
みんなが頭を抱えると
「さっさと出ていけ!ここからはわしとルンバと…そうだな…この娘二人に手伝ってもらう!他の奴らは邪魔だ!出てけ!」
「は、はい!」
「失礼します!」
また杖を構えたおばばに驚いて冒険者達はすぐに家を出ていった!
「えー!俺もかよ!」
ベイカーさんがただ一人残っていると
「お前…他人の家の妻の全てを見る気か?ルンバが許すんなら構わんが…」
おばばがルンバを見ると…
「ベイカー…出ていけ」
恐ろしい顔で睨んでいる!
「わ、わかったよ!」
ベイカーが家を出ようとすると
「あーついでにその扉直しておいてくれ!そこのちっこいのそこにある仕切り板を扉から見えないように立てといてくれ」
ミヅキとムツカにおばばが頼むと
「「はい!」」
私とムツカでよいしょよいしょと仕切り板を運ぶ!
「お、俺はどうすれば…」
一人ウロウロと大きな体でリリアンさんの周りを行ったり来たりしていると
「お前はここにじっと座っていろ!お前がそんなんでどうする!大変なのは頑張っているリリアンと赤ちゃんだぞ!背中をさすって少しでも楽にさせてやってるんだ!」
おばばが怒鳴ると
「は、はい!」
ルンバさんはリリアンさんの枕元の椅子に座ってリリアンさんの背中を撫でる。
「ふぅ~なんか少し楽になりました…」
汗を流しながらリリアンさんが笑うと
「そこの!お湯を沸かして来い!もう一人は汗を拭いてやるんだ」
「はい!おばばコレでいい?」
私は魔法でお湯を出すと
「魔法か?ふーん…お前使えるねぇ…名前は?」
「ミヅキです!魔法なら得意です!なんでも言ってください!」
「お前がミヅキか…確かに聞いてた通りの子だね」
おばばはニヤッと笑いと
「清潔な布があっちの部屋にあるから取ってきな!」
「はい!」
「ムツカは母ちゃんの汗をしっかりと拭き取ってやるんだよ」
「う、うん…」
不安そうなムツカにおばばは
「お前は姉ちゃんになるんだろ?そんな顔してどうする!赤ちゃんも頑張ってるんだしっかり応援してやんな!」
「は、はい!リリアンさん…赤ちゃん頑張れ!」
ムツカは泣きそうになるのをぐっと堪えてリリアンさんのおでこを優しく拭うと
「ありがとう…ムツカ…うっ…」
さっきまで楽そうだったリリアンさんの顔がまた痛みで歪む…
「しっかりしろ!」
ルンバはリリアンさんの手をギュッと握りしめるとゴシゴシと背中を撫でる!
「ふーふーふー」
リリアンさんの荒い呼吸が聞こえて来ると
「さぁここから長いよ!みんなしっかりとついてきな!」
おばばがパンッ!と手を叩いた!
ベイカーはおばばの家の扉を直すと何処かに行く気分でもなくおばばの家の前をウロウロとする…
すると何かの気配に振り返るとシルバ達が泥だらけで帰ってきた。
「お前ら…汚いな…」
「ガウッ!」
うるさいとでも言うようにシルバが吠えると
「ミヅキだが今この家の中にいるんだ、リリアンさんが産気づいてな…手伝ってる」
ベイカーの説明にコハクがくるんと人型になると
「ミヅキとはなし…できないの…」
さみしそうに顔を曇らせると
「あー今中は慌ただしいから意識がそっちにいかないんだろ、産まれるまでは出てこないと思うぞ」
ベイカーが苦笑すると
「ガウッ…」
シルバが不満そうにしている。
「お前らも大人しくしておけ、今邪魔しに行ったらミヅキだって凄く怒ると思うぞ…こういう時は男は大人しく待ってるもんだ」
そう言うとシルバ達を見つめて
「時間もかかりそうだ…お前ら少し身体を綺麗にしてこいよ。そんななりでミヅキが出てきた時に抱きつけないだろ?」
シルバ達は自分の身体を確認すると
「じゃぼくたちきれいにしてくるよ」
少しさみしそうにシルバ達は町から出ていった。
シルバ達は町の外に出ると川辺を目指した
【ミヅキに会えないなんて…丸一日会えないとか耐えられない】
ドサッと地面に伏せると
【仕方ないだろ、ミヅキの楽しみにしてた子が産まれるんだろ?さすがに邪魔したら一日じゃなくて一週間くらい避けられるかもしれないぞ】
プルシアが自分の身体を綺麗に擦りながら話しかける。
【あんなに遠くに行くんじゃなかった…】
【シルバのせいじゃん、どんどん追いかけて遠くに行ったの~】
シンクも近くの水場で軽く水浴びをするとパタパタと水気を飛ばす。
【シルバおじちゃんもあらう?】
コハクがシルバをよいしょよいしょと引っ張りながら川の方へと連れていくと
【ほら面倒だ…ムー、レム!シルバを川に放り投げろ】
プルシアがやれとムー達に言うと
いいのかな…と戸惑いながらポンッとシルバに体当たりして川へと落とす!
「ギャン!!」
ぼぉーっと伏せっていたシルバは川に落ちて驚いて川から飛び出ると…
ブルブルブルと水気を豪快に飛ばす!
風魔法で毛を乾かすと
【会えなくてもやはり近くで感じていたいな…やっぱり町に戻ろう】
シルバがシンク達を見ると
【うん、僕もその方がいいな】
【そうだな、安全な場所とはいえ近くにいたいな】
【さんせー】
ピョンピョン!
【ムーもその方がいいみたいです!もちろん私も…】
従魔達の意見が一致すると…
【でもさーせっかくなら何かミヅキの為にお土産でも取っていかない?】
【土産?肉があるだろ?】
大量に仕留めた魔物の肉の事を言うと
【そうじゃなくて産まれてくるって子に何かしてあげればミヅキも喜ぶんじゃないの?】
【例えば?】
【えっ…し、知らないけど…花とか?祝福出来るもの…かな?】
シンクが自信なさげにプルシアを見ると
【レムは何か知らないか?お前はミヅキ寄りの知識があるんだろ?】
【そうですね…ちょっと調べてみます…】
そう言うとレムの動作が止まる…何かを調べるようにじっとしていると…
【…んー…どうやら産まれてくる子にやはりお祝いを渡す事があるみたいです…子供の服やおむつ…ってなんでしょう?】
【知らん】
【その子の為になる物ならいいのか?でもそんなもの思いつかんぞ】
【ならミヅキにあげたいと思う物でいいんじゃない?お揃いであげたら喜びそう!】
【いいとおもう!ミヅキおそろいすきだ!】
【なら…こんなのはどうでしょう…】
プルシアは何か思いた様子でシルバ達に提案してみた…
「ここだ!」
ルンバさんが勢いよくトビラを開けてみんなに声をかける!
勢いがよすぎて扉が取れかけているが今は誰も気にしない!
プラプラとくっ付いている邪魔な扉をベイカーさんが引き剥がすと部屋の中へとリリアンさんを運ぶ。
すると中から年季の入ったおばあさんが出てきた…
「あー!わしの家の扉が!」
おばばは、壊れた自分の家の扉を見ると
「そんなの後でもっといい物に直してやる!それよりも妻を見てくれ!」
ルンバさんはおばばを抱き上げてリリアンさんの前に置くと
「この馬鹿たれ!わしを物みたいに置くな!」
ゴツンとルンバさんの頭を叩くと
「どれどれ…」
「よろしくお願いします…今はそんなに痛くないんですけど…」
今は顔色の良いリリアンさんの具合を見ようとして…ピタッと手を止める…
「ど、どうしたんだ!?」
「なにか不味かったのか?」
「もしかしてもう産まれちゃった?」
運んできたみんなが心配そうにリリアンさんを囲んでいると…
おばばは持っていた杖で冒険者達の頭を叩いていく!
ゴンッゴンッゴンッゴンッゴンッ!
「いってぇ~!」
みんなが頭を抱えると
「さっさと出ていけ!ここからはわしとルンバと…そうだな…この娘二人に手伝ってもらう!他の奴らは邪魔だ!出てけ!」
「は、はい!」
「失礼します!」
また杖を構えたおばばに驚いて冒険者達はすぐに家を出ていった!
「えー!俺もかよ!」
ベイカーさんがただ一人残っていると
「お前…他人の家の妻の全てを見る気か?ルンバが許すんなら構わんが…」
おばばがルンバを見ると…
「ベイカー…出ていけ」
恐ろしい顔で睨んでいる!
「わ、わかったよ!」
ベイカーが家を出ようとすると
「あーついでにその扉直しておいてくれ!そこのちっこいのそこにある仕切り板を扉から見えないように立てといてくれ」
ミヅキとムツカにおばばが頼むと
「「はい!」」
私とムツカでよいしょよいしょと仕切り板を運ぶ!
「お、俺はどうすれば…」
一人ウロウロと大きな体でリリアンさんの周りを行ったり来たりしていると
「お前はここにじっと座っていろ!お前がそんなんでどうする!大変なのは頑張っているリリアンと赤ちゃんだぞ!背中をさすって少しでも楽にさせてやってるんだ!」
おばばが怒鳴ると
「は、はい!」
ルンバさんはリリアンさんの枕元の椅子に座ってリリアンさんの背中を撫でる。
「ふぅ~なんか少し楽になりました…」
汗を流しながらリリアンさんが笑うと
「そこの!お湯を沸かして来い!もう一人は汗を拭いてやるんだ」
「はい!おばばコレでいい?」
私は魔法でお湯を出すと
「魔法か?ふーん…お前使えるねぇ…名前は?」
「ミヅキです!魔法なら得意です!なんでも言ってください!」
「お前がミヅキか…確かに聞いてた通りの子だね」
おばばはニヤッと笑いと
「清潔な布があっちの部屋にあるから取ってきな!」
「はい!」
「ムツカは母ちゃんの汗をしっかりと拭き取ってやるんだよ」
「う、うん…」
不安そうなムツカにおばばは
「お前は姉ちゃんになるんだろ?そんな顔してどうする!赤ちゃんも頑張ってるんだしっかり応援してやんな!」
「は、はい!リリアンさん…赤ちゃん頑張れ!」
ムツカは泣きそうになるのをぐっと堪えてリリアンさんのおでこを優しく拭うと
「ありがとう…ムツカ…うっ…」
さっきまで楽そうだったリリアンさんの顔がまた痛みで歪む…
「しっかりしろ!」
ルンバはリリアンさんの手をギュッと握りしめるとゴシゴシと背中を撫でる!
「ふーふーふー」
リリアンさんの荒い呼吸が聞こえて来ると
「さぁここから長いよ!みんなしっかりとついてきな!」
おばばがパンッ!と手を叩いた!
ベイカーはおばばの家の扉を直すと何処かに行く気分でもなくおばばの家の前をウロウロとする…
すると何かの気配に振り返るとシルバ達が泥だらけで帰ってきた。
「お前ら…汚いな…」
「ガウッ!」
うるさいとでも言うようにシルバが吠えると
「ミヅキだが今この家の中にいるんだ、リリアンさんが産気づいてな…手伝ってる」
ベイカーの説明にコハクがくるんと人型になると
「ミヅキとはなし…できないの…」
さみしそうに顔を曇らせると
「あー今中は慌ただしいから意識がそっちにいかないんだろ、産まれるまでは出てこないと思うぞ」
ベイカーが苦笑すると
「ガウッ…」
シルバが不満そうにしている。
「お前らも大人しくしておけ、今邪魔しに行ったらミヅキだって凄く怒ると思うぞ…こういう時は男は大人しく待ってるもんだ」
そう言うとシルバ達を見つめて
「時間もかかりそうだ…お前ら少し身体を綺麗にしてこいよ。そんななりでミヅキが出てきた時に抱きつけないだろ?」
シルバ達は自分の身体を確認すると
「じゃぼくたちきれいにしてくるよ」
少しさみしそうにシルバ達は町から出ていった。
シルバ達は町の外に出ると川辺を目指した
【ミヅキに会えないなんて…丸一日会えないとか耐えられない】
ドサッと地面に伏せると
【仕方ないだろ、ミヅキの楽しみにしてた子が産まれるんだろ?さすがに邪魔したら一日じゃなくて一週間くらい避けられるかもしれないぞ】
プルシアが自分の身体を綺麗に擦りながら話しかける。
【あんなに遠くに行くんじゃなかった…】
【シルバのせいじゃん、どんどん追いかけて遠くに行ったの~】
シンクも近くの水場で軽く水浴びをするとパタパタと水気を飛ばす。
【シルバおじちゃんもあらう?】
コハクがシルバをよいしょよいしょと引っ張りながら川の方へと連れていくと
【ほら面倒だ…ムー、レム!シルバを川に放り投げろ】
プルシアがやれとムー達に言うと
いいのかな…と戸惑いながらポンッとシルバに体当たりして川へと落とす!
「ギャン!!」
ぼぉーっと伏せっていたシルバは川に落ちて驚いて川から飛び出ると…
ブルブルブルと水気を豪快に飛ばす!
風魔法で毛を乾かすと
【会えなくてもやはり近くで感じていたいな…やっぱり町に戻ろう】
シルバがシンク達を見ると
【うん、僕もその方がいいな】
【そうだな、安全な場所とはいえ近くにいたいな】
【さんせー】
ピョンピョン!
【ムーもその方がいいみたいです!もちろん私も…】
従魔達の意見が一致すると…
【でもさーせっかくなら何かミヅキの為にお土産でも取っていかない?】
【土産?肉があるだろ?】
大量に仕留めた魔物の肉の事を言うと
【そうじゃなくて産まれてくるって子に何かしてあげればミヅキも喜ぶんじゃないの?】
【例えば?】
【えっ…し、知らないけど…花とか?祝福出来るもの…かな?】
シンクが自信なさげにプルシアを見ると
【レムは何か知らないか?お前はミヅキ寄りの知識があるんだろ?】
【そうですね…ちょっと調べてみます…】
そう言うとレムの動作が止まる…何かを調べるようにじっとしていると…
【…んー…どうやら産まれてくる子にやはりお祝いを渡す事があるみたいです…子供の服やおむつ…ってなんでしょう?】
【知らん】
【その子の為になる物ならいいのか?でもそんなもの思いつかんぞ】
【ならミヅキにあげたいと思う物でいいんじゃない?お揃いであげたら喜びそう!】
【いいとおもう!ミヅキおそろいすきだ!】
【なら…こんなのはどうでしょう…】
プルシアは何か思いた様子でシルバ達に提案してみた…
感想 6,830
あなたにおすすめの小説
過保護すぎる家族に囲まれて育ったら、外の世界が危険すぎました 〜冷酷公爵の父と最強兄たちに溺愛される日々〜
由香過保護な父と兄たちに囲まれて育った少女。
初めての外は危険だらけ——のはずが、全部“秒で解決”。
溺愛×コメディ×ほんのり成長の、ほっこり家族物語。
一夜の過ちで懐妊したら、幼なじみの冷酷皇帝に溺愛されました
由香没落貴族の娘・柳月鈴は、宮廷で医官見習いとして働いていた。
ある夜、皇帝即位の宴で酒に酔い、幼なじみだった皇帝・李景珩と再会する。
遠い存在になったはずの彼。
けれど、その夜をきっかけに月鈴の運命は大きく動き出す。
冷酷と恐れられる皇帝が、なぜか彼女だけには甘すぎて――。
私の作るおにぎりが、騎士団の士気を異常に上げています(犯人は副団長)
星乃和花おにぎりを配っただけで、騎士団の士気が異常値になりました。
団長は警戒、監察部は呪術検査、国まで動きかけるのに――副団長だけが平然と断言。
副団長「彼女のご飯は軍事物資です」
私「えっ重い」
胃袋で落ちた策略家副団長の“最適化溺愛”に巻き込まれ、気づけば専属補給係(=婚約)寸前!?
ほのぼの爆笑&甘々の騎士団ラブコメです。
(完結済ー本編16話+後日談6話)
【完結】悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
本編完結済です。
もっちもっち感謝祭で、リクエストいただいたお話を更新しています。
皆さまの応援のおかげで『もふもふ獣人に転生したら、最愛の推しに溺愛されています』書籍化、心から、ありがとうございます!
皆の動画をつくりました!
プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったら、お話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです!
表紙や動画にAIを使っていますが、小説にはAIを使っておりません
異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?
すずなり。ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。
一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。
「俺とデートしない?」
「僕と一緒にいようよ。」
「俺だけがお前を守れる。」
(なんでそんなことを私にばっかり言うの!?)
そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。
「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」
「・・・・へ!?」
『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!?
※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。
※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。
ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
一妻多夫の獣人世界でマッチングアプリします♡
具なっしー前世の記憶を持つソフィアは、綿菓子のような虹色の髪を持つオコジョ獣人の令嬢。
この世界では男女比が極端に偏っており、女性が複数の夫を持つ「一妻多夫制」が当たり前。でも、前世日本人だったソフィアには、一人の人を愛する感覚しかなくて……。
そんな私に、20人の父様たちは「施設(強制繁殖システム)送り」を避けるため、マッチングアプリを始めさせた。
最初は戸惑いながらも、出会った男性たちはみんな魅力的で、優しくて、一途で――。
■ 大人の余裕とちょっと意地悪な研究者
■ 不器用だけど一途な騎士
■ ぶっきらぼうだけど優しい元義賊
■ 完璧主義だけど私にだけ甘えん坊な商人
■ 超ピュアなジムインストラクター
■ コミュ力高めで超甘々なパティシエ
■ 私に一生懸命な天才年下魔法学者
気づけば7人全員と婚約していた!?
「私達はきっと良い家族になれます!」
これは、一人の少女と七人(…)の婚約者たちが、愛と絆を育んでいく、ちょっと甘くて笑える逆ハーレム・ラブコメディ。
という異世界×獣人×一妻多夫×マッチングアプリの、設定盛りだくさんな話。超ご都合主義なので苦手な人は注意!
※表紙はAIです
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。