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13章
517.ヤキモチ
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ミヅキ達がジン達を助けたと言う魔物を見つけに行っている間にアラン達はデッドサルコスクスの解体をしていた。
でかいデッドサルコスクスは置いといてその前に大量に倒したデッドサルコスクスをアランが捌くと…
「お前らもやってみるか?」
興味深そうに見ている兄弟達に声をかける。
「こんな硬い鱗は捌けないよ…」
やりたいけど無理だと言うと
「この包丁使ってやってみろ?硬い外側の鱗は俺が切るからその後のバラシをやってろ」
アランがドンッと捌いたデッドサルコスクスを放り投げる。
「お前は危ないからこっちな」
ユウには捌いた肉を運ばせることにした。
アランが慣れた様子でどんどん捌くと鱗を取られたデッドサルコスクスが積まれる。
それをジンが頑張ってせっせと部位に切り分けていく。
「どうだ?できてるか?」
アランがたまに様子を聞くと
「うん!このナイフ凄い切りやすい!小さいから持ちやすいし」
気に入ったのか楽しそうに捌いている。
「おお、上手いもんだな!」
「デッドサルコスクスなら村の人がいつも捌いてるの見てたからな」
得意げにジンが笑うと
「ならどんどんやっちまおう、そのうちあいつらも帰ってくるだろ」
「でもあのデカイのはどうするの?」
ユウが真っ二つになっているデッドサルコスクスをビクビクしながら見ていると
「ありゃ普通のナイフじゃ無理だな、ミヅキが来ないと捌けんだろうな」
「ミヅキなら捌けるの?」
「いや、ミヅキが持ってるよく切れるナイフを借りるんだよ」
「…あの子何者?俺より小さいのに…おじさん達にも頼られてて…」
ジンが面白くなさそうに頬を膨らませると
「何者…改めて考えると何者だろうなぁ…ミヅキはミヅキだからなぁ~そういえば大体の者は納得するしな」
アランが笑うと
「何それ?」
ジンは首を傾げるとデットサルコスクスの解体に戻った。
三人であらかた捌き終えると…
「おーい!」
ミヅキ達が鹿の魔物を引き連れ戻っていた!
「あっ!鹿の魔物だ!」
ユウくんが気がついてジンを見ると
「よかった…無事で」
ホッとしてようやく笑顔をみせる。
「だから言ったろ大丈夫だって」
アランが二人の肩を叩くと行ってこいと軽く押し出す。
二人はミヅキ達の元に駆け寄った!
「よかった~無事で」
二人が嬉しそうに笑うとケリュネイアは二人が撫でやすいように体を低くする。
「よかったね二人とも」
ミヅキが喜ぶ二人を満足そうに見ていると
「ケリュさんはお仕事があるからここまでね。無事を確認できたから大丈夫だよね?」
「ケリュさん?」
「この子ケリュネイアっていってこの森を守ってくれてる偉い子なんだよ」
「「えっ!」」
ジン達が目の前の鹿の魔物だと思っていたケリュネイアを見上げると
「なるほど…て事は守り神ってところだな。よかったな良いもんに会えて」
アランが笑っていると
「俺たちそんな神様を魔物だなんて…ご、ごめんなさい」
「ごめんなさい」
ジンとユウが頭を下げて謝ると
ケリュネイアは二人を許すように頭をカジカジと優しく噛む。
そしてシンクと私に頭を下げると森の中へと帰っていった…
「かっこいい…あの木が避けていくのすごいかっこいい…」
私がうっとりとしながらケリュネイアが去っていくのを見つめていると
【なんだ…ミヅキはああいうのがいいのか…】
シルバが気にしながらそっと横に寄り添うと
【いや、違うよ。あの演出がかっこいいなぁって思っただけだよ】
私はシルバに寄りかかると
【あの子も凄くかっこよかったけど…シルバほどかっこいい子はいないからね】
【そ、そうか?】
シルバはブンブンと尻尾を振って嬉しそうにしている。
【よかったね~これで従魔にでもしちゃってたら大変だったね】
シンクが笑いながら肩に止まると
【ミヅキが名前つけた時は焦ったけど、ケリュネイアはここを守らないといけないからね~着いて行こうか悩んでたからここの使命が終わったらにしなって言っておいたよ】
シンクがニコッと言うと
【【えっ?】】
初耳だとシルバも反応する。
【だ、だって名前があるって!】
私が慌てて言うと
【リバイアサンの時も同じ事してたよね~】
あっ!
私はチラッとシルバを見ると
【ミヅキ!お前が優しくて獣が好きなのはわかってる!でも若い雄は俺だけにしてろ】
ぐっと顔を近づけてシルバが真剣に見つめると
【でも…シンクもプルシアもコハクだってみんな雄だよ?】
【シンクとコハクは弟のようなものだ、プルシアは歳がかなり上だしな…だがあいつは駄目だ!】
うーん…シルバの基準が分からない、私にはみんな同じように可愛いんだけど…
【うん!気をつけるね】
私はとりあえず返事をすると
【シルバ~諦めなよ。ミヅキはまた同じ事するよ】
シンクがクスクスと笑っていると
【いや!一応気をつけるよ】
私は慌てて二人をみる。
【はぁ…まぁそこもミヅキのいい所だからなぁ】
【そうそう!大丈夫、新人が来てもちゃんとわからせればいいだけだよ、力で!】
可愛い顔でサラッと怖い事を言うシンクに
【えっ?力?やだよ!仲良くしてね】
【従魔ってそんなもんだから大丈夫だよ?】
可愛い顔を近づけてコテっと首を傾げて私の好きな仕草をしてくる。
【ふぁ!か、可愛い!】
思わず抱きしめると…
【でも…やっぱりみんな仲良くしてくれる方が嬉しいなぁ…シンク…ダメかな?】
私が聞くと
【ず、ずるい…】
シンクが耐えるように震えると
【ふふ、さすがのシンクもやはりミヅキには敵わんな】
シルバが可笑しそうに笑っている。
【うるさい!】
シンクはバッ!と飛ぶとシルバの頭をつんつんと突いている。
じゃれつく二人に気がついてコハクが乱入すると、いつの間にかプルシア達がそばに寄り添っていた。
【全く…あいつらはいつまでたっても子供のようだな】
プルシアが呆れると
【そこが可愛いよね】
プルシアを撫でながら笑いかける。
【これからもみんなずっと仲良くいて欲しいな】
【それがミヅキの願いならみんなそうするだろう。我らはミヅキの従魔なのだから】
プルシアの微笑みに私はそうだねと楽しそうに遊ぶシルバ達をみた。
すると…
【なに!ふたりで話してるんだ!】
シルバがガバッと私とプルシア目掛けて飛び込んで来た!
【わっ!】
プルシアに支えられながらシルバ達に覆いかぶさられてみんなに囲まれて私は至福の時間を過ごした…
「っておい!じゃれつく前に解体だぞ!」
ベイカーが遊んでいるミヅキ達に声をかける。
「はーい!」
【じゃあシルバ達はここで待っててね】
私はベイカーさんの元に向かうと
【一番のライバルはベイカーじゃない?】
ミヅキが行ってしまい不貞腐れるシルバにシンクは笑いかけた。
でかいデッドサルコスクスは置いといてその前に大量に倒したデッドサルコスクスをアランが捌くと…
「お前らもやってみるか?」
興味深そうに見ている兄弟達に声をかける。
「こんな硬い鱗は捌けないよ…」
やりたいけど無理だと言うと
「この包丁使ってやってみろ?硬い外側の鱗は俺が切るからその後のバラシをやってろ」
アランがドンッと捌いたデッドサルコスクスを放り投げる。
「お前は危ないからこっちな」
ユウには捌いた肉を運ばせることにした。
アランが慣れた様子でどんどん捌くと鱗を取られたデッドサルコスクスが積まれる。
それをジンが頑張ってせっせと部位に切り分けていく。
「どうだ?できてるか?」
アランがたまに様子を聞くと
「うん!このナイフ凄い切りやすい!小さいから持ちやすいし」
気に入ったのか楽しそうに捌いている。
「おお、上手いもんだな!」
「デッドサルコスクスなら村の人がいつも捌いてるの見てたからな」
得意げにジンが笑うと
「ならどんどんやっちまおう、そのうちあいつらも帰ってくるだろ」
「でもあのデカイのはどうするの?」
ユウが真っ二つになっているデッドサルコスクスをビクビクしながら見ていると
「ありゃ普通のナイフじゃ無理だな、ミヅキが来ないと捌けんだろうな」
「ミヅキなら捌けるの?」
「いや、ミヅキが持ってるよく切れるナイフを借りるんだよ」
「…あの子何者?俺より小さいのに…おじさん達にも頼られてて…」
ジンが面白くなさそうに頬を膨らませると
「何者…改めて考えると何者だろうなぁ…ミヅキはミヅキだからなぁ~そういえば大体の者は納得するしな」
アランが笑うと
「何それ?」
ジンは首を傾げるとデットサルコスクスの解体に戻った。
三人であらかた捌き終えると…
「おーい!」
ミヅキ達が鹿の魔物を引き連れ戻っていた!
「あっ!鹿の魔物だ!」
ユウくんが気がついてジンを見ると
「よかった…無事で」
ホッとしてようやく笑顔をみせる。
「だから言ったろ大丈夫だって」
アランが二人の肩を叩くと行ってこいと軽く押し出す。
二人はミヅキ達の元に駆け寄った!
「よかった~無事で」
二人が嬉しそうに笑うとケリュネイアは二人が撫でやすいように体を低くする。
「よかったね二人とも」
ミヅキが喜ぶ二人を満足そうに見ていると
「ケリュさんはお仕事があるからここまでね。無事を確認できたから大丈夫だよね?」
「ケリュさん?」
「この子ケリュネイアっていってこの森を守ってくれてる偉い子なんだよ」
「「えっ!」」
ジン達が目の前の鹿の魔物だと思っていたケリュネイアを見上げると
「なるほど…て事は守り神ってところだな。よかったな良いもんに会えて」
アランが笑っていると
「俺たちそんな神様を魔物だなんて…ご、ごめんなさい」
「ごめんなさい」
ジンとユウが頭を下げて謝ると
ケリュネイアは二人を許すように頭をカジカジと優しく噛む。
そしてシンクと私に頭を下げると森の中へと帰っていった…
「かっこいい…あの木が避けていくのすごいかっこいい…」
私がうっとりとしながらケリュネイアが去っていくのを見つめていると
【なんだ…ミヅキはああいうのがいいのか…】
シルバが気にしながらそっと横に寄り添うと
【いや、違うよ。あの演出がかっこいいなぁって思っただけだよ】
私はシルバに寄りかかると
【あの子も凄くかっこよかったけど…シルバほどかっこいい子はいないからね】
【そ、そうか?】
シルバはブンブンと尻尾を振って嬉しそうにしている。
【よかったね~これで従魔にでもしちゃってたら大変だったね】
シンクが笑いながら肩に止まると
【ミヅキが名前つけた時は焦ったけど、ケリュネイアはここを守らないといけないからね~着いて行こうか悩んでたからここの使命が終わったらにしなって言っておいたよ】
シンクがニコッと言うと
【【えっ?】】
初耳だとシルバも反応する。
【だ、だって名前があるって!】
私が慌てて言うと
【リバイアサンの時も同じ事してたよね~】
あっ!
私はチラッとシルバを見ると
【ミヅキ!お前が優しくて獣が好きなのはわかってる!でも若い雄は俺だけにしてろ】
ぐっと顔を近づけてシルバが真剣に見つめると
【でも…シンクもプルシアもコハクだってみんな雄だよ?】
【シンクとコハクは弟のようなものだ、プルシアは歳がかなり上だしな…だがあいつは駄目だ!】
うーん…シルバの基準が分からない、私にはみんな同じように可愛いんだけど…
【うん!気をつけるね】
私はとりあえず返事をすると
【シルバ~諦めなよ。ミヅキはまた同じ事するよ】
シンクがクスクスと笑っていると
【いや!一応気をつけるよ】
私は慌てて二人をみる。
【はぁ…まぁそこもミヅキのいい所だからなぁ】
【そうそう!大丈夫、新人が来てもちゃんとわからせればいいだけだよ、力で!】
可愛い顔でサラッと怖い事を言うシンクに
【えっ?力?やだよ!仲良くしてね】
【従魔ってそんなもんだから大丈夫だよ?】
可愛い顔を近づけてコテっと首を傾げて私の好きな仕草をしてくる。
【ふぁ!か、可愛い!】
思わず抱きしめると…
【でも…やっぱりみんな仲良くしてくれる方が嬉しいなぁ…シンク…ダメかな?】
私が聞くと
【ず、ずるい…】
シンクが耐えるように震えると
【ふふ、さすがのシンクもやはりミヅキには敵わんな】
シルバが可笑しそうに笑っている。
【うるさい!】
シンクはバッ!と飛ぶとシルバの頭をつんつんと突いている。
じゃれつく二人に気がついてコハクが乱入すると、いつの間にかプルシア達がそばに寄り添っていた。
【全く…あいつらはいつまでたっても子供のようだな】
プルシアが呆れると
【そこが可愛いよね】
プルシアを撫でながら笑いかける。
【これからもみんなずっと仲良くいて欲しいな】
【それがミヅキの願いならみんなそうするだろう。我らはミヅキの従魔なのだから】
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すると…
【なに!ふたりで話してるんだ!】
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【わっ!】
プルシアに支えられながらシルバ達に覆いかぶさられてみんなに囲まれて私は至福の時間を過ごした…
「っておい!じゃれつく前に解体だぞ!」
ベイカーが遊んでいるミヅキ達に声をかける。
「はーい!」
【じゃあシルバ達はここで待っててね】
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