文字の大きさ
大
中
小
367 / 639
13章
527.潜入
ーブルッ!
ベイカーはふと寒気が起きた…
「なんか…嫌な予感がする…」
「嫌な予感はずっとしてるんだよ。なんだってこの縄は解けないんだ」
アランが縄を噛み切ろうとグイグイと引っ張るがビクともしない。
「これは…もしかしたら特別な縄なのかもしれませんね、例えば神木とか」
「神木って事は神木のナイフなら切れるかもしれねぇな!」
アランは収納からナイフを取り出す!
カランッと地面に落ちると屈んでナイフを掴む。
「おい、持ってるから自分の縄をここに当ててみろ」
アランがベイカーに言うと
「なんでアランさんがそれ持ってんだ?」
ベイカーはミヅキのナイフを見つめると
「この前解体する時に借りたんだよ。で、返すの忘れてた…」
「はぁ…だらしない…」
セバスさんが首を振ると
「そのかわりにこうやって役にたってるだろ!」
「まぁ確かに…」
ベイカーは自分の縄をナイフの刃に当てて引いて見るが…
「クソ…硬いな、だけどうっすら傷がついてる。このまま続ければ切れるかもしれない」
「神木同士で硬さが相殺しあっているのかもしれませんね、そのナイフは神木の力がなければただの木のナイフですから」
「それでも切れないよりはいい」
ベイカーは地道に縄を削っていった。
━━━━━━━━━━━━━━━
一方ミヅキ達は…
「神木の加護があると心強いんですか?」
「そうだな、ここの建物はほぼ草木を利用して作られている。牢や拘束具なんかは神木の木で出来ているからな」
「神木の牢屋!逃げられなそうだね」
「普通の木だとエルフにとってはなんて事ないただの部屋になってしまうからね、まぁそうそう牢なんて使われないが…」
「そうなの?」
「エルフ達は基本穏やかで種族同士が争うことはほぼないよ。閉じ込めるとしたらエルフの国に迷い込んだり密入国した異国の者だね」
「人によっては木の檻なんて壊せるからな、神木の檻や縄は切れることはない」
「凄い…じゃあセバスさん達もそこに捕まってるのかな?」
「その可能性が高いね」
アルフノーヴァさんが頷く。
「さて…どう動こうかな」
皆で思案していると
ーピュー!
洞窟の中に甲高い鳴き声が響く。
「あっ早速きたみたいだな」
アルフノーヴァさんが手を伸ばすと一羽の鳥が腕に止まった。
【誰?】
シンクが首を傾げると
「この可愛い子はなんですか?」
私がアルフノーヴァさんに止まった鳥を見ると
「エルフの伝達鳥だよ、この子達が手紙を届けてくれているんだ」
「へぇー!賢いんだね」
【そのくらい僕にだって出来るよ!】
同じ鳥同士の為かシンクが張り合う…
【シンクが手紙を届けてくれるの?】
【まぁミヅキのためならね】
「アルフノーヴァさんシンクならベイカーさん達に手紙届けられるかな?」
私が聞いてみると
「シンクさんが?うーん…どうだろ、エルフは聖獣が好きですからね。手を出してくることはないですが騒ぎになりそうかな」
「えっ…うちの子達ほとんど聖獣なんですけど…」
【元な】
シルバが訂正する。
とりあえずアルフノーヴァさんにきた手紙を開けてみると…
「何でしたか?」
「えっと…要約すると、元凶の原因の人間を捕まえたから今すぐエルフの国に戻ってこいってところかな?」
「元凶…ってセバスさんの事?」
「そうみたいだね、私が人の国に魅入られたのはセバスのせいだと思ってるんだね。まぁ間違いでもないけどね」
「アルフノーヴァさんは本当にセバスさんのお父様みたいですね」
「うん、そのつもりだよ」
アルフノーヴァさんが優しく微笑む。
「そんなセバスさんを元凶だなんて許せない!アルフノーヴァさんとセバスさんはお互い信頼しあってる仲なのに!」
「しかし…なんだってこんなに戻したがるんだか?エヴァさんは何か言われてないかい」
「私は何もないですね。アルフノーヴァさんほど魔力も高くないですからね」
「なんか…ありそうなんだよね」
アルフノーヴァさんが考え込むと…
「とりあえず私だけ城に行ってみるよ。それで話を聞いてくるその間にエヴァはエルフ達に情報収集してもらえるかな?」
エヴァさんがわかったと頷くと
「アルフノーヴァさんはちゃんと帰って来れるの?」
「まぁ大丈夫だよ」
笑って頭を撫でると
なんかもう会えないフラグみたい…
ミヅキは一人向かうアルフノーヴァさんの服を掴みたい気持ちにかられた…
アルフノーヴァは何か紙に書くと手紙を届けてくれた伝書鳥の脚に括り付ける。
「じゃあ頼むよ」
鳥を空に放つとじゃあ行ってくるとそこら辺に散歩に行くように歩き出す。
「アルフノーヴァさん…本当に一人で行くの?」
眉毛を下げて不安そうに見送ると、困った様な顔をして頭をポンポンと優しく撫でると
「大丈夫、彼らは私を傷つけるような事はしないからね」
アルフノーヴァさんの言葉に力なく頷いた。
アルフノーヴァさんが森の中を歩いて城の方に歩いていくのを見送ると…
「で?エルフに話って…どうするんだ?俺達はエルフじゃないんだぞ、どう動く?」
「それなんだけど…私にちょっと考えがある」
私はニヤリと笑った。
私達はエヴァさんの案内でエルフの森を歩いていく。
【何か来るぞ…】
シルバが前から来る気配を私に知らせてくれる。
「エヴァさん、コジローさん何か来るみたい!気をつけて…」
二人を見るとコクンと頷く…緊張した面持ちでみんなで身構えていると
ガサガサ…目の前の草むらが揺れると…
「あれ?見ない顔だね何処のエルフかな?」
二人の若いエルフが現れ、私達に話しかけてきた…
「いや…ちょっと人の国に行ってたんだがついさっき戻ってきたんだ。久しぶりに帰ってきたくなって…」
「へぇ!人の国に!それは凄いねよかったら村に来て少し話聞かせてよ」
エヴァさんと私を見るとエルフ達が笑顔を見せる。
「エ、エヴァさん…なんか意外とフレンドリーだね」
コソコソとエヴァさんに耳打ちすると…
「私達がエルフだからな警戒してないんだろ」
「じゃあ上手くいってるって事だね!」
エヴァさんがパチッ!っとウインクする。
「そっちの子は…」
私を指さしてエルフ達が覗き込むと
「人の国で知り合った子なんだ。どうも迷子になったみたいでね」
エヴァさんが私を前に出すと
「人の国で迷子!可哀想に…大変だったろ?ゆっくりここで休むといい。ここなら安全だよ」
エルフ達が優しく頭を撫でようとすると…
「あっ!」
ビクッと驚き慌ててエヴァさんの後ろに隠れる。
「ごめんよ…この子触られるを極端に嫌うんだ。悪く思わないでくれ」
エヴァさんが私を隠しながら謝ると…
「ご…ごめんなさい…」
エヴァさんの後ろからこっそり顔を出してエルフ達に謝る。
「い、いいんだよ!こっちこそごめん、可愛いから勝手に触ろうとして」
「気にするな!徐々に慣れればいいんだから」
エルフ達が大丈夫だとブンブンと首と手を振ってくる。
ふぅ…危なかった…
私はほっと胸を撫で下ろす。
【ミヅキ、大丈夫か?】
シルバが心配そうに近づいて来ると
【うん大丈夫、触られなかったよ】
【ミヅキきをつけてね。さわられたらげんえいばれちゃうから】
コハクがシルバの上に乗り話しかける。
【しかし…上手く化けられてるようだな。全く疑った様子もないぞ】
プルシアがエヴァさんと話しているエルフ達を見ていると…
「あっそっちの動物達はどうしたの?」
エルフ達がシルバ達を見る。
「向こうで仲良くなった動物達だ。一緒に来たいそうだったので連れてきた。この子の兄弟達みたいなものだ」
「へぇ!狼に狐に犬に鳥が二羽、それに…これは?」
レムを見つめる。
「これはゴーレムのレムだ」
ペコッ
レムが頭を下げると
「すごいなこのゴーレム!自我があるのか?」
興味津々に屈んでレムを見ると
「まぁね」
エヴァさんが軽く頷く。
「もしかして…ハイエルフの方ですか?」
エルフ達がエヴァを見上げると
「そうだよ」
「そ、それはすみません!ここではあれですので是非村に!」
エルフ達は立ち上がって村へと案内しだした。
少し離れて後ろからついて行くと…
「大丈夫そうだな、シルバ達の幻影もしっかりとできているようだ」
チラッとシルバ達を見ると…
シルバは黒い狼に、コハクは狐、シンクとプルシアは鳥にそしてコジローさんは変化して犬の姿に、ムーは私の影へと隠れていた。
「ミヅキもバッチリと可愛いエルフだぞ」
エヴァさんが笑いかける。
私の見た目は幼いエルフの女の子になっていた。
ベイカーはふと寒気が起きた…
「なんか…嫌な予感がする…」
「嫌な予感はずっとしてるんだよ。なんだってこの縄は解けないんだ」
アランが縄を噛み切ろうとグイグイと引っ張るがビクともしない。
「これは…もしかしたら特別な縄なのかもしれませんね、例えば神木とか」
「神木って事は神木のナイフなら切れるかもしれねぇな!」
アランは収納からナイフを取り出す!
カランッと地面に落ちると屈んでナイフを掴む。
「おい、持ってるから自分の縄をここに当ててみろ」
アランがベイカーに言うと
「なんでアランさんがそれ持ってんだ?」
ベイカーはミヅキのナイフを見つめると
「この前解体する時に借りたんだよ。で、返すの忘れてた…」
「はぁ…だらしない…」
セバスさんが首を振ると
「そのかわりにこうやって役にたってるだろ!」
「まぁ確かに…」
ベイカーは自分の縄をナイフの刃に当てて引いて見るが…
「クソ…硬いな、だけどうっすら傷がついてる。このまま続ければ切れるかもしれない」
「神木同士で硬さが相殺しあっているのかもしれませんね、そのナイフは神木の力がなければただの木のナイフですから」
「それでも切れないよりはいい」
ベイカーは地道に縄を削っていった。
━━━━━━━━━━━━━━━
一方ミヅキ達は…
「神木の加護があると心強いんですか?」
「そうだな、ここの建物はほぼ草木を利用して作られている。牢や拘束具なんかは神木の木で出来ているからな」
「神木の牢屋!逃げられなそうだね」
「普通の木だとエルフにとってはなんて事ないただの部屋になってしまうからね、まぁそうそう牢なんて使われないが…」
「そうなの?」
「エルフ達は基本穏やかで種族同士が争うことはほぼないよ。閉じ込めるとしたらエルフの国に迷い込んだり密入国した異国の者だね」
「人によっては木の檻なんて壊せるからな、神木の檻や縄は切れることはない」
「凄い…じゃあセバスさん達もそこに捕まってるのかな?」
「その可能性が高いね」
アルフノーヴァさんが頷く。
「さて…どう動こうかな」
皆で思案していると
ーピュー!
洞窟の中に甲高い鳴き声が響く。
「あっ早速きたみたいだな」
アルフノーヴァさんが手を伸ばすと一羽の鳥が腕に止まった。
【誰?】
シンクが首を傾げると
「この可愛い子はなんですか?」
私がアルフノーヴァさんに止まった鳥を見ると
「エルフの伝達鳥だよ、この子達が手紙を届けてくれているんだ」
「へぇー!賢いんだね」
【そのくらい僕にだって出来るよ!】
同じ鳥同士の為かシンクが張り合う…
【シンクが手紙を届けてくれるの?】
【まぁミヅキのためならね】
「アルフノーヴァさんシンクならベイカーさん達に手紙届けられるかな?」
私が聞いてみると
「シンクさんが?うーん…どうだろ、エルフは聖獣が好きですからね。手を出してくることはないですが騒ぎになりそうかな」
「えっ…うちの子達ほとんど聖獣なんですけど…」
【元な】
シルバが訂正する。
とりあえずアルフノーヴァさんにきた手紙を開けてみると…
「何でしたか?」
「えっと…要約すると、元凶の原因の人間を捕まえたから今すぐエルフの国に戻ってこいってところかな?」
「元凶…ってセバスさんの事?」
「そうみたいだね、私が人の国に魅入られたのはセバスのせいだと思ってるんだね。まぁ間違いでもないけどね」
「アルフノーヴァさんは本当にセバスさんのお父様みたいですね」
「うん、そのつもりだよ」
アルフノーヴァさんが優しく微笑む。
「そんなセバスさんを元凶だなんて許せない!アルフノーヴァさんとセバスさんはお互い信頼しあってる仲なのに!」
「しかし…なんだってこんなに戻したがるんだか?エヴァさんは何か言われてないかい」
「私は何もないですね。アルフノーヴァさんほど魔力も高くないですからね」
「なんか…ありそうなんだよね」
アルフノーヴァさんが考え込むと…
「とりあえず私だけ城に行ってみるよ。それで話を聞いてくるその間にエヴァはエルフ達に情報収集してもらえるかな?」
エヴァさんがわかったと頷くと
「アルフノーヴァさんはちゃんと帰って来れるの?」
「まぁ大丈夫だよ」
笑って頭を撫でると
なんかもう会えないフラグみたい…
ミヅキは一人向かうアルフノーヴァさんの服を掴みたい気持ちにかられた…
アルフノーヴァは何か紙に書くと手紙を届けてくれた伝書鳥の脚に括り付ける。
「じゃあ頼むよ」
鳥を空に放つとじゃあ行ってくるとそこら辺に散歩に行くように歩き出す。
「アルフノーヴァさん…本当に一人で行くの?」
眉毛を下げて不安そうに見送ると、困った様な顔をして頭をポンポンと優しく撫でると
「大丈夫、彼らは私を傷つけるような事はしないからね」
アルフノーヴァさんの言葉に力なく頷いた。
アルフノーヴァさんが森の中を歩いて城の方に歩いていくのを見送ると…
「で?エルフに話って…どうするんだ?俺達はエルフじゃないんだぞ、どう動く?」
「それなんだけど…私にちょっと考えがある」
私はニヤリと笑った。
私達はエヴァさんの案内でエルフの森を歩いていく。
【何か来るぞ…】
シルバが前から来る気配を私に知らせてくれる。
「エヴァさん、コジローさん何か来るみたい!気をつけて…」
二人を見るとコクンと頷く…緊張した面持ちでみんなで身構えていると
ガサガサ…目の前の草むらが揺れると…
「あれ?見ない顔だね何処のエルフかな?」
二人の若いエルフが現れ、私達に話しかけてきた…
「いや…ちょっと人の国に行ってたんだがついさっき戻ってきたんだ。久しぶりに帰ってきたくなって…」
「へぇ!人の国に!それは凄いねよかったら村に来て少し話聞かせてよ」
エヴァさんと私を見るとエルフ達が笑顔を見せる。
「エ、エヴァさん…なんか意外とフレンドリーだね」
コソコソとエヴァさんに耳打ちすると…
「私達がエルフだからな警戒してないんだろ」
「じゃあ上手くいってるって事だね!」
エヴァさんがパチッ!っとウインクする。
「そっちの子は…」
私を指さしてエルフ達が覗き込むと
「人の国で知り合った子なんだ。どうも迷子になったみたいでね」
エヴァさんが私を前に出すと
「人の国で迷子!可哀想に…大変だったろ?ゆっくりここで休むといい。ここなら安全だよ」
エルフ達が優しく頭を撫でようとすると…
「あっ!」
ビクッと驚き慌ててエヴァさんの後ろに隠れる。
「ごめんよ…この子触られるを極端に嫌うんだ。悪く思わないでくれ」
エヴァさんが私を隠しながら謝ると…
「ご…ごめんなさい…」
エヴァさんの後ろからこっそり顔を出してエルフ達に謝る。
「い、いいんだよ!こっちこそごめん、可愛いから勝手に触ろうとして」
「気にするな!徐々に慣れればいいんだから」
エルフ達が大丈夫だとブンブンと首と手を振ってくる。
ふぅ…危なかった…
私はほっと胸を撫で下ろす。
【ミヅキ、大丈夫か?】
シルバが心配そうに近づいて来ると
【うん大丈夫、触られなかったよ】
【ミヅキきをつけてね。さわられたらげんえいばれちゃうから】
コハクがシルバの上に乗り話しかける。
【しかし…上手く化けられてるようだな。全く疑った様子もないぞ】
プルシアがエヴァさんと話しているエルフ達を見ていると…
「あっそっちの動物達はどうしたの?」
エルフ達がシルバ達を見る。
「向こうで仲良くなった動物達だ。一緒に来たいそうだったので連れてきた。この子の兄弟達みたいなものだ」
「へぇ!狼に狐に犬に鳥が二羽、それに…これは?」
レムを見つめる。
「これはゴーレムのレムだ」
ペコッ
レムが頭を下げると
「すごいなこのゴーレム!自我があるのか?」
興味津々に屈んでレムを見ると
「まぁね」
エヴァさんが軽く頷く。
「もしかして…ハイエルフの方ですか?」
エルフ達がエヴァを見上げると
「そうだよ」
「そ、それはすみません!ここではあれですので是非村に!」
エルフ達は立ち上がって村へと案内しだした。
少し離れて後ろからついて行くと…
「大丈夫そうだな、シルバ達の幻影もしっかりとできているようだ」
チラッとシルバ達を見ると…
シルバは黒い狼に、コハクは狐、シンクとプルシアは鳥にそしてコジローさんは変化して犬の姿に、ムーは私の影へと隠れていた。
「ミヅキもバッチリと可愛いエルフだぞ」
エヴァさんが笑いかける。
私の見た目は幼いエルフの女の子になっていた。
感想 6,830
あなたにおすすめの小説
過保護すぎる家族に囲まれて育ったら、外の世界が危険すぎました 〜冷酷公爵の父と最強兄たちに溺愛される日々〜
由香過保護な父と兄たちに囲まれて育った少女。
初めての外は危険だらけ——のはずが、全部“秒で解決”。
溺愛×コメディ×ほんのり成長の、ほっこり家族物語。
一夜の過ちで懐妊したら、幼なじみの冷酷皇帝に溺愛されました
由香没落貴族の娘・柳月鈴は、宮廷で医官見習いとして働いていた。
ある夜、皇帝即位の宴で酒に酔い、幼なじみだった皇帝・李景珩と再会する。
遠い存在になったはずの彼。
けれど、その夜をきっかけに月鈴の運命は大きく動き出す。
冷酷と恐れられる皇帝が、なぜか彼女だけには甘すぎて――。
私の作るおにぎりが、騎士団の士気を異常に上げています(犯人は副団長)
星乃和花おにぎりを配っただけで、騎士団の士気が異常値になりました。
団長は警戒、監察部は呪術検査、国まで動きかけるのに――副団長だけが平然と断言。
副団長「彼女のご飯は軍事物資です」
私「えっ重い」
胃袋で落ちた策略家副団長の“最適化溺愛”に巻き込まれ、気づけば専属補給係(=婚約)寸前!?
ほのぼの爆笑&甘々の騎士団ラブコメです。
(完結済ー本編16話+後日談6話)
【完結】悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
本編完結済です。
もっちもっち感謝祭で、リクエストいただいたお話を更新しています。
皆さまの応援のおかげで『もふもふ獣人に転生したら、最愛の推しに溺愛されています』書籍化、心から、ありがとうございます!
皆の動画をつくりました!
プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったら、お話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです!
表紙や動画にAIを使っていますが、小説にはAIを使っておりません
異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?
すずなり。ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。
一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。
「俺とデートしない?」
「僕と一緒にいようよ。」
「俺だけがお前を守れる。」
(なんでそんなことを私にばっかり言うの!?)
そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。
「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」
「・・・・へ!?」
『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!?
※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。
※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。
ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
一妻多夫の獣人世界でマッチングアプリします♡
具なっしー前世の記憶を持つソフィアは、綿菓子のような虹色の髪を持つオコジョ獣人の令嬢。
この世界では男女比が極端に偏っており、女性が複数の夫を持つ「一妻多夫制」が当たり前。でも、前世日本人だったソフィアには、一人の人を愛する感覚しかなくて……。
そんな私に、20人の父様たちは「施設(強制繁殖システム)送り」を避けるため、マッチングアプリを始めさせた。
最初は戸惑いながらも、出会った男性たちはみんな魅力的で、優しくて、一途で――。
■ 大人の余裕とちょっと意地悪な研究者
■ 不器用だけど一途な騎士
■ ぶっきらぼうだけど優しい元義賊
■ 完璧主義だけど私にだけ甘えん坊な商人
■ 超ピュアなジムインストラクター
■ コミュ力高めで超甘々なパティシエ
■ 私に一生懸命な天才年下魔法学者
気づけば7人全員と婚約していた!?
「私達はきっと良い家族になれます!」
これは、一人の少女と七人(…)の婚約者たちが、愛と絆を育んでいく、ちょっと甘くて笑える逆ハーレム・ラブコメディ。
という異世界×獣人×一妻多夫×マッチングアプリの、設定盛りだくさんな話。超ご都合主義なので苦手な人は注意!
※表紙はAIです
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。