文字の大きさ
大
中
小
394 / 639
13章
554.黒い子供
ベイカー達やシルバが肉に夢中になっているとそれを遠くから眺める人物がいた。
面白く無さそうに眺めるその子は三人の和やかな雰囲気にイラッとすると…
シルバの肉を噛む口が止まった。
【何かが見てる…】
キッとそちらの方向を睨みつけると
ーヤバッ気づかれた。
急いでその場を離れようとする。
シルバが肉を放り出し走り出した!
ベイカー達がポカンとその様子を見ていると
「どうしたんだ?」
「わからん、なにか向こうにいたか?」
「いや、感じなかった…がシルバが気がついた何かがあるのかも」
ベイカーが言うと
「行ってみるか」
アラン達は急いで火を消すとシルバの後を追った!
シルバは凄まじい速さでその人物に追いつくと
【止まれ!】
風魔法で行く手を塞いだ。
「ちぇっ…追いつかれちゃった。調子にのって近くに行き過ぎたな…」
よく見るとその人物は背は低く子供の様な大きさだった…まるでミヅキの様な…
後ろ姿も何となく似ておりシルバが吠えるとゆっくりと振り返る。
その姿を見てシルバは目を見開いた。
【その顔…ミヅキ…いや、似てるが違う】
ミヅキに似たその子供に不信感しか湧いてこない…
【貴様…誰だ。なぜミヅキに似ている!】
「そんなにグルグル唸っても何言ってるか分からないよ。まぁ大方なんであいつに似てるんだ…ってところかな」
ニヤリとミヅキにそっくりな顔で馬鹿にしたように笑う。
【ミヅキに似た顔でそんな顔をするな!不愉快だ!】
シルバが唸るとシルバの体の毛がバチッバチッと逆立つ!
威嚇するように子供の目の前に雷魔法を落とすと、子供は驚き目をパチパチと動かした…そして信じられないと顔を顰めると
「なんでわざと外したの?別に当てれば良かったじゃん…君ってあのフェンリルだよね?なんか暴れ回って手に負えなくて天界の人が天罰を落としたって聞いたけど…なんでそんなやわな獣になっちゃったの?なーんか幻滅…」
子供が落胆した様子でシルバを見つめた。
【だから…その顔をやめろ…】
堪らず子供に向かって駆け出した!前脚を振りかぶって攻撃をしようとするが手前で手が止まる…
【クソッ…】
違う人物だとはわかっているのにミヅキに似た顔に攻撃する事に抵抗があり思わず止まってしまった。
「よっわっ…」
子供はシルバに触ろうと手を伸ばすと…
ゾクッ…
嫌な予感にシルバが一瞬で離れて間合いをとった。
「ふーん…勘はいいみたいだね」
【その魔力…お前が黒い魔石を撒き散らしてる奴か…】
子供の右手が黒いモヤで覆われていた…ついこの間倒したキメラのエルフと同じ気配がする。
「あっこれ?君たちも何度か会ってるよね…僕のペット達に…全部あいつに壊されたけど…」
【あいつ…ミヅキの事か】
シルバが警戒すると
「あのエルフはまぁ実験段階だったけど自我が少し残っちゃって逃げられちゃったんだよね~でも上手い具合にエルフの国に行ってくれてしかも僕に似たあいつに敵意剥き出しでさ!もう傑作!」
あははと愉快そうに笑う姿はミヅキに似ても似つかない…
【やはり全然似ていない】
シルバは子供を睨むと
【お前はここで消しとくべきかな…ミヅキが怒りそうだが…言わなきゃ問題ない。ミヅキには汚い事は知らずにいて欲しいこともある】
シルバの気配が変わると子供の顔色も変わった。
「ヤバッ…どうやら本気になったのかな…」
お互い睨み合っていると…子供が急にニヤッと笑った。
「シルバ!」
その瞬間後ろから声がしてベイカーとアランが駆けつけてきた!
その一瞬の隙をついて子供は地面へと消えていく。
「バイバイ!せいぜいあいつを守ってよ。死んだら僕も困るからさ…まぁ手がもげようが足がなくなろうが姿がどんなになろうと生きてりゃ問題ないけどね」
そういうと手を振って闇の中へと消えていく…
【くっそ!闇魔法だと…】
地面へと消えていくその瞳は赤く輝いていて前に一度見たミヅキと同じ様だった…
「シルバ!そいつは誰だ!」
ベイカー達が駆けつけた時にはもうあの子供の気配は無くなっていた…
「遠くからだったが…ミヅキに似てなかったか?」
アランが聞くと
「でもミヅキじゃない、それだけはわかる」
ベイカーは子供が消えた地面を見つめると…
「まぁここにいてもしょうがない、町に帰ろう」
ベイカーの言葉にシルバは素直に従った…今すぐにでもミヅキに会いたくてたまらなかった。
ベイカー達はそのまま一直線に町に向かうと
「おかえり~!」
会いたかったあの子がいつものように笑顔で迎えてくれる。
【ミヅキ…】
シルバはミヅキのそばに駆け寄ると頭をミヅキにくっ付けて目を瞑る。
【シルバ、どうしたの?まるで何日も会ってなかったみたいな反応だね】
よしよしと優しく撫でてくれるその手は相変わらず温かく心まで癒してくれる。
ようやく上手く息が吸えるようになると深くため息をつきミヅキの匂いを奥深くまで吸い込み、くすぐったがるミヅキの顔を舐めてみる。
嬉しそうに笑うミヅキの顔が曇った…
【あれ?シルバ…なんかお口がお肉の匂いするよ!】
ガシッと顔を掴まれるとじっと見つめられる。
いつもならそんな顔をされたら尻尾が下がりそうだが今はその顔さえも愛おしい…
【すまん…】
シルバは嬉しくて頬を擦り寄らせた。
【シルバ反省してる?なんか嬉しそうなんだけど…】
眉を顰めるその顔も、苦笑するその顔もやはり全てが愛おしい…
あいつとは違う…
シルバはもう一度ミヅキの匂いを温もりを体の隅々まで行き渡らせた…
帰ってからミヅキにべったりのシルバの様子にベイカーは顔をしかめると
「どうしました?」
セバスが声をかけてきた。
「いや、シルバの様子がな…」
言い淀むベイカーにセバスは無言で見つめていると…
「シルバさんはいつもミヅキさんにあんな感じですよね」
ベイカーはセバスを見つめると
「後で少し話がある」
そういうとミヅキとシルバの元にいつものような笑顔に戻ると
「ベイカーさん?」
セバスが顔を曇らせた。
「後でな…今はとりあえずエルフの方をどうにかしようぜ」
アランはセバスの背中をドンッと押した。
セバスは若干納得出来なかったがベイカーの様子を見てため息をつくと集まってきたギルドのみんなに声をかけた。
「じゃあ改めてこれからこの町で暮らす事になりました、オリビアさんです。皆さんもオリビアさんが困っていたら助けてあげてくださいね」
ギルドのみんなにオリビアを紹介すると
「よろしくお願いします…まぁ困る事などほとんどないと思いますが、自分の事は自分で出来ますので…」
ふんと挨拶をすると…
ミヅキの前でのしおらしさが消えて生意気さが滲み出る。
「オリビア!もっと丁寧に挨拶しないと」
ミヅキが声をかけるとハッ!と顔をミヅキに向けて
「す、すみません。ミヅキさ…ミヅキには沢山迷惑をかけると思いますが…よろしくお願いします!」
コロッと態度を変える。
「オリビアさん?」
セバスが困ったようにオリビアを見つめる。
「私より魔力が低いものになぜ頭を下げないといけませんの?これでもちゃんと挨拶をしたつもりなんだけど…ミヅキやセバスやアルフノーヴァ兄様ならわかりますが…」
オリビアが首を傾げると
「別にもう人を否定するつもりもないが媚びへつらうつもりもないです」
堂々と宣言すると…
「まぁいいんじゃね?確かに強い奴が偉そうにするのはよくある事だ」
アランが笑う。
「しかし…年上の方にもこの態度では…」
「年なら私の方が上です」
オリビアが言うと
「でもオリビアはまだ成人もしてないだろ?人の国ならまだ十四、五歳な様なものだよ」
アルフノーヴァが困ったように答えると
「人とエルフは歳の取り方が違うのですか?」
「そうだね、だからここでは君は年下だよ。だからちゃんと挨拶をしようね」
アルフノーヴァがオリビアの頭を優しく撫でると、オリビアは少し考えて…
「はい…皆さん…すみませんでした。これからよろしくお願いします」
ペコッと素直に頭を下げて伺うよにみんなを見つめた。
「うん、可愛いから許しちゃう!」
「そうだな!ツンツンした感じもそれはそれで良かったが…」
どうも一部の冒険者達には好評の様だ…
オリビアの周りにみんなが集まり挨拶をしている姿にミヅキ達はほっと胸を撫で下ろした。
面白く無さそうに眺めるその子は三人の和やかな雰囲気にイラッとすると…
シルバの肉を噛む口が止まった。
【何かが見てる…】
キッとそちらの方向を睨みつけると
ーヤバッ気づかれた。
急いでその場を離れようとする。
シルバが肉を放り出し走り出した!
ベイカー達がポカンとその様子を見ていると
「どうしたんだ?」
「わからん、なにか向こうにいたか?」
「いや、感じなかった…がシルバが気がついた何かがあるのかも」
ベイカーが言うと
「行ってみるか」
アラン達は急いで火を消すとシルバの後を追った!
シルバは凄まじい速さでその人物に追いつくと
【止まれ!】
風魔法で行く手を塞いだ。
「ちぇっ…追いつかれちゃった。調子にのって近くに行き過ぎたな…」
よく見るとその人物は背は低く子供の様な大きさだった…まるでミヅキの様な…
後ろ姿も何となく似ておりシルバが吠えるとゆっくりと振り返る。
その姿を見てシルバは目を見開いた。
【その顔…ミヅキ…いや、似てるが違う】
ミヅキに似たその子供に不信感しか湧いてこない…
【貴様…誰だ。なぜミヅキに似ている!】
「そんなにグルグル唸っても何言ってるか分からないよ。まぁ大方なんであいつに似てるんだ…ってところかな」
ニヤリとミヅキにそっくりな顔で馬鹿にしたように笑う。
【ミヅキに似た顔でそんな顔をするな!不愉快だ!】
シルバが唸るとシルバの体の毛がバチッバチッと逆立つ!
威嚇するように子供の目の前に雷魔法を落とすと、子供は驚き目をパチパチと動かした…そして信じられないと顔を顰めると
「なんでわざと外したの?別に当てれば良かったじゃん…君ってあのフェンリルだよね?なんか暴れ回って手に負えなくて天界の人が天罰を落としたって聞いたけど…なんでそんなやわな獣になっちゃったの?なーんか幻滅…」
子供が落胆した様子でシルバを見つめた。
【だから…その顔をやめろ…】
堪らず子供に向かって駆け出した!前脚を振りかぶって攻撃をしようとするが手前で手が止まる…
【クソッ…】
違う人物だとはわかっているのにミヅキに似た顔に攻撃する事に抵抗があり思わず止まってしまった。
「よっわっ…」
子供はシルバに触ろうと手を伸ばすと…
ゾクッ…
嫌な予感にシルバが一瞬で離れて間合いをとった。
「ふーん…勘はいいみたいだね」
【その魔力…お前が黒い魔石を撒き散らしてる奴か…】
子供の右手が黒いモヤで覆われていた…ついこの間倒したキメラのエルフと同じ気配がする。
「あっこれ?君たちも何度か会ってるよね…僕のペット達に…全部あいつに壊されたけど…」
【あいつ…ミヅキの事か】
シルバが警戒すると
「あのエルフはまぁ実験段階だったけど自我が少し残っちゃって逃げられちゃったんだよね~でも上手い具合にエルフの国に行ってくれてしかも僕に似たあいつに敵意剥き出しでさ!もう傑作!」
あははと愉快そうに笑う姿はミヅキに似ても似つかない…
【やはり全然似ていない】
シルバは子供を睨むと
【お前はここで消しとくべきかな…ミヅキが怒りそうだが…言わなきゃ問題ない。ミヅキには汚い事は知らずにいて欲しいこともある】
シルバの気配が変わると子供の顔色も変わった。
「ヤバッ…どうやら本気になったのかな…」
お互い睨み合っていると…子供が急にニヤッと笑った。
「シルバ!」
その瞬間後ろから声がしてベイカーとアランが駆けつけてきた!
その一瞬の隙をついて子供は地面へと消えていく。
「バイバイ!せいぜいあいつを守ってよ。死んだら僕も困るからさ…まぁ手がもげようが足がなくなろうが姿がどんなになろうと生きてりゃ問題ないけどね」
そういうと手を振って闇の中へと消えていく…
【くっそ!闇魔法だと…】
地面へと消えていくその瞳は赤く輝いていて前に一度見たミヅキと同じ様だった…
「シルバ!そいつは誰だ!」
ベイカー達が駆けつけた時にはもうあの子供の気配は無くなっていた…
「遠くからだったが…ミヅキに似てなかったか?」
アランが聞くと
「でもミヅキじゃない、それだけはわかる」
ベイカーは子供が消えた地面を見つめると…
「まぁここにいてもしょうがない、町に帰ろう」
ベイカーの言葉にシルバは素直に従った…今すぐにでもミヅキに会いたくてたまらなかった。
ベイカー達はそのまま一直線に町に向かうと
「おかえり~!」
会いたかったあの子がいつものように笑顔で迎えてくれる。
【ミヅキ…】
シルバはミヅキのそばに駆け寄ると頭をミヅキにくっ付けて目を瞑る。
【シルバ、どうしたの?まるで何日も会ってなかったみたいな反応だね】
よしよしと優しく撫でてくれるその手は相変わらず温かく心まで癒してくれる。
ようやく上手く息が吸えるようになると深くため息をつきミヅキの匂いを奥深くまで吸い込み、くすぐったがるミヅキの顔を舐めてみる。
嬉しそうに笑うミヅキの顔が曇った…
【あれ?シルバ…なんかお口がお肉の匂いするよ!】
ガシッと顔を掴まれるとじっと見つめられる。
いつもならそんな顔をされたら尻尾が下がりそうだが今はその顔さえも愛おしい…
【すまん…】
シルバは嬉しくて頬を擦り寄らせた。
【シルバ反省してる?なんか嬉しそうなんだけど…】
眉を顰めるその顔も、苦笑するその顔もやはり全てが愛おしい…
あいつとは違う…
シルバはもう一度ミヅキの匂いを温もりを体の隅々まで行き渡らせた…
帰ってからミヅキにべったりのシルバの様子にベイカーは顔をしかめると
「どうしました?」
セバスが声をかけてきた。
「いや、シルバの様子がな…」
言い淀むベイカーにセバスは無言で見つめていると…
「シルバさんはいつもミヅキさんにあんな感じですよね」
ベイカーはセバスを見つめると
「後で少し話がある」
そういうとミヅキとシルバの元にいつものような笑顔に戻ると
「ベイカーさん?」
セバスが顔を曇らせた。
「後でな…今はとりあえずエルフの方をどうにかしようぜ」
アランはセバスの背中をドンッと押した。
セバスは若干納得出来なかったがベイカーの様子を見てため息をつくと集まってきたギルドのみんなに声をかけた。
「じゃあ改めてこれからこの町で暮らす事になりました、オリビアさんです。皆さんもオリビアさんが困っていたら助けてあげてくださいね」
ギルドのみんなにオリビアを紹介すると
「よろしくお願いします…まぁ困る事などほとんどないと思いますが、自分の事は自分で出来ますので…」
ふんと挨拶をすると…
ミヅキの前でのしおらしさが消えて生意気さが滲み出る。
「オリビア!もっと丁寧に挨拶しないと」
ミヅキが声をかけるとハッ!と顔をミヅキに向けて
「す、すみません。ミヅキさ…ミヅキには沢山迷惑をかけると思いますが…よろしくお願いします!」
コロッと態度を変える。
「オリビアさん?」
セバスが困ったようにオリビアを見つめる。
「私より魔力が低いものになぜ頭を下げないといけませんの?これでもちゃんと挨拶をしたつもりなんだけど…ミヅキやセバスやアルフノーヴァ兄様ならわかりますが…」
オリビアが首を傾げると
「別にもう人を否定するつもりもないが媚びへつらうつもりもないです」
堂々と宣言すると…
「まぁいいんじゃね?確かに強い奴が偉そうにするのはよくある事だ」
アランが笑う。
「しかし…年上の方にもこの態度では…」
「年なら私の方が上です」
オリビアが言うと
「でもオリビアはまだ成人もしてないだろ?人の国ならまだ十四、五歳な様なものだよ」
アルフノーヴァが困ったように答えると
「人とエルフは歳の取り方が違うのですか?」
「そうだね、だからここでは君は年下だよ。だからちゃんと挨拶をしようね」
アルフノーヴァがオリビアの頭を優しく撫でると、オリビアは少し考えて…
「はい…皆さん…すみませんでした。これからよろしくお願いします」
ペコッと素直に頭を下げて伺うよにみんなを見つめた。
「うん、可愛いから許しちゃう!」
「そうだな!ツンツンした感じもそれはそれで良かったが…」
どうも一部の冒険者達には好評の様だ…
オリビアの周りにみんなが集まり挨拶をしている姿にミヅキ達はほっと胸を撫で下ろした。
感想 6,830
あなたにおすすめの小説
過保護すぎる家族に囲まれて育ったら、外の世界が危険すぎました 〜冷酷公爵の父と最強兄たちに溺愛される日々〜
由香過保護な父と兄たちに囲まれて育った少女。
初めての外は危険だらけ——のはずが、全部“秒で解決”。
溺愛×コメディ×ほんのり成長の、ほっこり家族物語。
一夜の過ちで懐妊したら、幼なじみの冷酷皇帝に溺愛されました
由香没落貴族の娘・柳月鈴は、宮廷で医官見習いとして働いていた。
ある夜、皇帝即位の宴で酒に酔い、幼なじみだった皇帝・李景珩と再会する。
遠い存在になったはずの彼。
けれど、その夜をきっかけに月鈴の運命は大きく動き出す。
冷酷と恐れられる皇帝が、なぜか彼女だけには甘すぎて――。
私の作るおにぎりが、騎士団の士気を異常に上げています(犯人は副団長)
星乃和花おにぎりを配っただけで、騎士団の士気が異常値になりました。
団長は警戒、監察部は呪術検査、国まで動きかけるのに――副団長だけが平然と断言。
副団長「彼女のご飯は軍事物資です」
私「えっ重い」
胃袋で落ちた策略家副団長の“最適化溺愛”に巻き込まれ、気づけば専属補給係(=婚約)寸前!?
ほのぼの爆笑&甘々の騎士団ラブコメです。
(完結済ー本編16話+後日談6話)
【完結】悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
本編完結済です。
もっちもっち感謝祭で、リクエストいただいたお話を更新しています。
皆さまの応援のおかげで『もふもふ獣人に転生したら、最愛の推しに溺愛されています』書籍化、心から、ありがとうございます!
皆の動画をつくりました!
プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったら、お話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです!
表紙や動画にAIを使っていますが、小説にはAIを使っておりません
異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?
すずなり。ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。
一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。
「俺とデートしない?」
「僕と一緒にいようよ。」
「俺だけがお前を守れる。」
(なんでそんなことを私にばっかり言うの!?)
そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。
「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」
「・・・・へ!?」
『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!?
※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。
※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。
ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
一妻多夫の獣人世界でマッチングアプリします♡
具なっしー前世の記憶を持つソフィアは、綿菓子のような虹色の髪を持つオコジョ獣人の令嬢。
この世界では男女比が極端に偏っており、女性が複数の夫を持つ「一妻多夫制」が当たり前。でも、前世日本人だったソフィアには、一人の人を愛する感覚しかなくて……。
そんな私に、20人の父様たちは「施設(強制繁殖システム)送り」を避けるため、マッチングアプリを始めさせた。
最初は戸惑いながらも、出会った男性たちはみんな魅力的で、優しくて、一途で――。
■ 大人の余裕とちょっと意地悪な研究者
■ 不器用だけど一途な騎士
■ ぶっきらぼうだけど優しい元義賊
■ 完璧主義だけど私にだけ甘えん坊な商人
■ 超ピュアなジムインストラクター
■ コミュ力高めで超甘々なパティシエ
■ 私に一生懸命な天才年下魔法学者
気づけば7人全員と婚約していた!?
「私達はきっと良い家族になれます!」
これは、一人の少女と七人(…)の婚約者たちが、愛と絆を育んでいく、ちょっと甘くて笑える逆ハーレム・ラブコメディ。
という異世界×獣人×一妻多夫×マッチングアプリの、設定盛りだくさんな話。超ご都合主義なので苦手な人は注意!
※表紙はAIです
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。