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14章
567.変装
ミヅキはシルバやプルシア達にご飯をあげると…
【みんな悪いんだけど…一度王都を出ててくれる?】
【えー?なんで?】
シンクが嫌そうにミヅキの肩に乗ると
【うん、みんなといると帰ってきたってバレバレみたいで…普通にみんなにあったらすぐに帰るからね】
ミヅキが眉毛を下げて済まなそうにすると…
【外で魔物捕まえててもいいよ】
【行くか!】
その言葉にシルバが反応する!
【いいですね、そろそろ体が鈍りそうになってました】
【なら僕も行くよ!】
シンクも嬉しそうにシルバの頭に乗ると
【あんまり遠くに行かないでね】
ミヅキがみんなの体を一人一人撫でていくと
【怪我もしないようにね】
【分かってる、それよりもミヅキこそベイカー達から離れるなよ】
【はーい】
プルシアは元の大きさになるとシルバ達を乗せて王都を後にした。
「これで私達帰ったって思われてるよね」
「まぁプルシアは目立つからな…」
「コジローさんもいいの?付き合ってくれて?」
ミヅキはずっと着いてきてくれるコジローさんに伺うように声をかけると
「ああ、シルバさんからしっかりと見ておくように言われたからね。ついでにマルコさんのところにも行くんだろ?」
「うん!」
「なら問題ないよ」
コジローさんが優しく微笑むと
「じゃあ三人できっちり変装しようね!」
ミヅキは二人を見てニッコリと笑った。
「えっ…俺も」
コジローは目を見開くと…
「当たり前だよ!コジローさんだって目立つからね!」
「まぁそうだな、その服かなり目立つぞ」
「そ、そうですか?」
コジローが自分の服を見回す。
「よし!とりあえず服屋にレッツ、ゴー!」
ミヅキはベイカーさんとコジローさんの手を取るとお店へと走り出した。
「このお店はどうかな?」
入った事のない店の前に立ってベイカーさんとコジローさんを見ると
「ミヅキの好きにしろ…」
あきらめモードのベイカーさんはどこでもいいと頷くので、早速店へと入った。
「じゃあまずはコジローさんの衣装を決めよう!各々良さそうな物を見つけて十分後にここに集合ね!」
「良さそうな物ってなんだよ!」
「コジローさんてバレないような服だよ」
「自分の服も選ぶのか…」
コジローさんが唖然とする。
「俺…服を選んだことがないんだが…」
「えー!コジローさん服どうしてるの?」
「これと同じ服を頼んで作ってもらっている」
「あー!かっこいいもんねその服…私そんな感じのがいいなぁ~」
「ミヅキなら何着ても似合いそうだ」
コジローさんが想像したのかミヅキを見てニッコリと笑う。
「そんな感じで自分のも選んで見てね!じゃあ解散!」
ミヅキはそう言うと服の並ぶ店内に走っていってしまった。
「ベイカーさん…」
コジローが助けを求めるようにベイカーを見ると…
「無理だ!俺もわからん。そこらの服適当に取って持ってこようぜ」
ベイカーさんはそう言うとすぐそこに置いてあった服を掴んだ。
十分後…
「ふー、沢山あって迷っちゃったよ」
ミヅキは小さい体に服をだき抱えて戻ってきた。
「ベイカーさん達は決まった?」
服の脇から顔を覗かせると
「ああ、ほら」
ベイカーさんが服を見せる。
「お、俺も…」
コジローさんも持っていた服をミヅキに見せると…
「わぁ、かっこいい!コジローさん早速着てみてください!」
「えっ?あっ…そうか自分が着るんだったな…」
コジローはもう少し地味なものにすればよかったと後悔した…
ミヅキが店員さんを呼ぶとみんなで試着室へと移動する。
コジローさんが気配を消しながら試着を始めると…
「どうですか~」
ミヅキが外から声をかけた。
「一応着てみた…けどすごい違和感が…」
小さな声の返答が返ってきた。
「じゃあ開けますよー」
ミヅキが試着室のカーテンを開くと、そこには貴族のような装いを身にまとったコジローさんがいた!
「かっこいいです!」
ミヅキが顔を輝かせると
「しかし…街を歩くのには向かないよな。しかも値段が…」
適当に選んだ為に値段まで見ていなかった。
「えーすごく似合うのに…」
ミヅキが残念そうにすると
「つ、次はベイカーさんの選んだやつですね!」
コジローさんはそそくさと中に戻って行った…
「ベイカーさんはどんなの選んだの?」
「え?あー…なんかそこらにあったやつだ」
「何それ!ちゃんと選んでよ!」
「コジローなら着こなせる!大丈夫だ」
ベイカーさんが頷くと
「うん…確かに、コジローさんなら何着ても似合いそうだね」
ミヅキはワクワクしながら待つまでいると…コジローさんがカーテンを開いた。
「似合うけど…なんかどこにでも居そうな感じだね」
ミヅキはじっくりとコジローさんを舐めまわすように見つめる。
「結構気に入ってる…コレでいいんじゃないか?」
コジローさんが言うと
「だめ!次は私のやつだよ!これとこれは必ずつけてね!」
コジローさんに持ってきた服を渡すと
「わかった…」
コジローさんは再び着替えに向かった。
「何を渡したんだ?」
「ふふふ…変装道具だよ!すごくいいのがあったの~」
こぼれる笑いを必死に手を当てて抑えていると
「こ、これを…」
コジローさんから声が漏れる…
「出来ましたか?」
ミヅキが声をかけると…
「一応…」
コジローさんがそっと出てくると…
「かっこいい!」
ミヅキが興奮して頬を染める!
「とてもお似合いです、今王都で流行っているデザインなんですよ」
見ていた店員さんも思わず声をかけてくる。
「これは…」
コジローさんが傷がある目を触る…そこにはミヅキが渡した眼帯をつけていた。
「それは眼帯だよ!コジローさん髪の毛で隠してるけどそういうので隠すのもかっこいいよ」
ニコニコと笑ってコジローさんを上から下まで見つめる。
ミヅキが選んだのはセバスさんのようなキチッとした格好の白シャツに黒パンツで明るい色のベストを持ってきた。
「なんかセバスさんみたいだな」
「コジローさんぽくないでしょ?」
「確かにパッと見わからんな」
ベイカーが頷くと
「それで…コジローさんどの服にする?」
「え…っと…」
ミヅキの期待に満ちた瞳にコジローはベイカーさんの選んだ服が一番地味でいいとはとても言えなかった…
【みんな悪いんだけど…一度王都を出ててくれる?】
【えー?なんで?】
シンクが嫌そうにミヅキの肩に乗ると
【うん、みんなといると帰ってきたってバレバレみたいで…普通にみんなにあったらすぐに帰るからね】
ミヅキが眉毛を下げて済まなそうにすると…
【外で魔物捕まえててもいいよ】
【行くか!】
その言葉にシルバが反応する!
【いいですね、そろそろ体が鈍りそうになってました】
【なら僕も行くよ!】
シンクも嬉しそうにシルバの頭に乗ると
【あんまり遠くに行かないでね】
ミヅキがみんなの体を一人一人撫でていくと
【怪我もしないようにね】
【分かってる、それよりもミヅキこそベイカー達から離れるなよ】
【はーい】
プルシアは元の大きさになるとシルバ達を乗せて王都を後にした。
「これで私達帰ったって思われてるよね」
「まぁプルシアは目立つからな…」
「コジローさんもいいの?付き合ってくれて?」
ミヅキはずっと着いてきてくれるコジローさんに伺うように声をかけると
「ああ、シルバさんからしっかりと見ておくように言われたからね。ついでにマルコさんのところにも行くんだろ?」
「うん!」
「なら問題ないよ」
コジローさんが優しく微笑むと
「じゃあ三人できっちり変装しようね!」
ミヅキは二人を見てニッコリと笑った。
「えっ…俺も」
コジローは目を見開くと…
「当たり前だよ!コジローさんだって目立つからね!」
「まぁそうだな、その服かなり目立つぞ」
「そ、そうですか?」
コジローが自分の服を見回す。
「よし!とりあえず服屋にレッツ、ゴー!」
ミヅキはベイカーさんとコジローさんの手を取るとお店へと走り出した。
「このお店はどうかな?」
入った事のない店の前に立ってベイカーさんとコジローさんを見ると
「ミヅキの好きにしろ…」
あきらめモードのベイカーさんはどこでもいいと頷くので、早速店へと入った。
「じゃあまずはコジローさんの衣装を決めよう!各々良さそうな物を見つけて十分後にここに集合ね!」
「良さそうな物ってなんだよ!」
「コジローさんてバレないような服だよ」
「自分の服も選ぶのか…」
コジローさんが唖然とする。
「俺…服を選んだことがないんだが…」
「えー!コジローさん服どうしてるの?」
「これと同じ服を頼んで作ってもらっている」
「あー!かっこいいもんねその服…私そんな感じのがいいなぁ~」
「ミヅキなら何着ても似合いそうだ」
コジローさんが想像したのかミヅキを見てニッコリと笑う。
「そんな感じで自分のも選んで見てね!じゃあ解散!」
ミヅキはそう言うと服の並ぶ店内に走っていってしまった。
「ベイカーさん…」
コジローが助けを求めるようにベイカーを見ると…
「無理だ!俺もわからん。そこらの服適当に取って持ってこようぜ」
ベイカーさんはそう言うとすぐそこに置いてあった服を掴んだ。
十分後…
「ふー、沢山あって迷っちゃったよ」
ミヅキは小さい体に服をだき抱えて戻ってきた。
「ベイカーさん達は決まった?」
服の脇から顔を覗かせると
「ああ、ほら」
ベイカーさんが服を見せる。
「お、俺も…」
コジローさんも持っていた服をミヅキに見せると…
「わぁ、かっこいい!コジローさん早速着てみてください!」
「えっ?あっ…そうか自分が着るんだったな…」
コジローはもう少し地味なものにすればよかったと後悔した…
ミヅキが店員さんを呼ぶとみんなで試着室へと移動する。
コジローさんが気配を消しながら試着を始めると…
「どうですか~」
ミヅキが外から声をかけた。
「一応着てみた…けどすごい違和感が…」
小さな声の返答が返ってきた。
「じゃあ開けますよー」
ミヅキが試着室のカーテンを開くと、そこには貴族のような装いを身にまとったコジローさんがいた!
「かっこいいです!」
ミヅキが顔を輝かせると
「しかし…街を歩くのには向かないよな。しかも値段が…」
適当に選んだ為に値段まで見ていなかった。
「えーすごく似合うのに…」
ミヅキが残念そうにすると
「つ、次はベイカーさんの選んだやつですね!」
コジローさんはそそくさと中に戻って行った…
「ベイカーさんはどんなの選んだの?」
「え?あー…なんかそこらにあったやつだ」
「何それ!ちゃんと選んでよ!」
「コジローなら着こなせる!大丈夫だ」
ベイカーさんが頷くと
「うん…確かに、コジローさんなら何着ても似合いそうだね」
ミヅキはワクワクしながら待つまでいると…コジローさんがカーテンを開いた。
「似合うけど…なんかどこにでも居そうな感じだね」
ミヅキはじっくりとコジローさんを舐めまわすように見つめる。
「結構気に入ってる…コレでいいんじゃないか?」
コジローさんが言うと
「だめ!次は私のやつだよ!これとこれは必ずつけてね!」
コジローさんに持ってきた服を渡すと
「わかった…」
コジローさんは再び着替えに向かった。
「何を渡したんだ?」
「ふふふ…変装道具だよ!すごくいいのがあったの~」
こぼれる笑いを必死に手を当てて抑えていると
「こ、これを…」
コジローさんから声が漏れる…
「出来ましたか?」
ミヅキが声をかけると…
「一応…」
コジローさんがそっと出てくると…
「かっこいい!」
ミヅキが興奮して頬を染める!
「とてもお似合いです、今王都で流行っているデザインなんですよ」
見ていた店員さんも思わず声をかけてくる。
「これは…」
コジローさんが傷がある目を触る…そこにはミヅキが渡した眼帯をつけていた。
「それは眼帯だよ!コジローさん髪の毛で隠してるけどそういうので隠すのもかっこいいよ」
ニコニコと笑ってコジローさんを上から下まで見つめる。
ミヅキが選んだのはセバスさんのようなキチッとした格好の白シャツに黒パンツで明るい色のベストを持ってきた。
「なんかセバスさんみたいだな」
「コジローさんぽくないでしょ?」
「確かにパッと見わからんな」
ベイカーが頷くと
「それで…コジローさんどの服にする?」
「え…っと…」
ミヅキの期待に満ちた瞳にコジローはベイカーさんの選んだ服が一番地味でいいとはとても言えなかった…
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