文字の大きさ
大
中
小
450 / 639
14章
599.獣人ギルド
とりあえず目立ちすぎるのでベイカー達は移動しながら話すことにした。
ミヅキもようやくシルバ達の許可がおりて獣人の姉弟の元に向かうと
「ベイカーさん大丈夫?」
ベイカーに声をかけた。
「ああミヅキ、お前今回は偉かったな!しゃしゃり出なくて」
ベイカーさんがいい子だと頭を撫でるが納得いかない!
「いつもしゃしゃり出ないよ!失礼な!」
ミヅキがプンプンと怒ると
「それマジで言ってる?」
ベイカーさんが真面目な顔で聞いてくる。
うん、ベイカーさんは今夜のご飯はいらないみたいだ。
ミヅキはベイカーさんを無視してジュウト達に声をかけると
「ジュウト!そちらの綺麗なお姉さんと可愛い子紹介してよー」
ソワソワと声をかける。
「い、いいけど変な事するなよ…」
ジュウトが警戒すると
「変な事って?匂い嗅ぐのは変な事?もふもふするのは?肉球触らせて貰うのはセーフだよね?」
ミヅキが聞くと
「全部アウトだ!」
「なんだよ…つまんない。じゃあ握手は…さすがにいいよね!」
「まぁそのくらいなら…」
ジュウトが頷くと
「こんにちは!初めまして!ミヅキです!お姉さん綺麗ですね!なんの獣人ですか?その耳…とんがって綺麗でふわふわの尻尾…コハクに似てる!わかった狐の獣人だ!隣の子は…丸い耳に細い尻尾…はっ!ネズミだー!」
興奮して早口でまくし立てると唖然とするミーナとナギと手をとりブンブンと握手する。
その際に両手でさわさわと手を撫でる…
「ジュウトにいちゃん…」
ナギが不安そうに助けを求めた…
「ミヅキ!やめろ!終わりだ!」
ジュウトが慌てて止めに入った。
「何よー握手しかしてないじゃん…」
ブーとミヅキが文句を言うと
「お前のはやりすぎなの!こいつらは耐性ないんだから程々にしろよな!」
ジュウトがミヅキに怒ると
「ふーん…じゃあルークおいでー」
ミヅキがおいでと優しく声をかけると
「うん!」
ルークが喜んでぴょんぴょん跳ねてミヅキのそばに行く。
「ルークはいい子だね~プンプンしてるジュウトとはえらい違い!可愛いなぁ~」
ミヅキはルークの頭を優しく撫でる。
ルークは気持ちよさそうに笑って耳を垂れた。
「ジュウト…ごめんなさい…ちょっと混乱して…もしかしてこのミヅキさんて方は人間じゃ無くて獣人なのかしら?」
ミーナがパニックになりながらジュウトに確認すると
「いや…紛れもなく人間だよ。ただすっごい変わったやつなんだ…こんなんだけど俺たちの命の恩人なんだよ」
「えっ…」
ミーナがミヅキを見つめると
「そんな、命の恩人なんて大それたもんじゃないです。ジュウトとは契約者の仲だもんね」
「まぁ…そうだけど…」
「あっ!そうだ契約書!獣人の国まで来たしもう契約も終わりだね」
ミヅキが聞くと
「ま、まだこいつらをギルドに連れてってないだろ…」
ジュウトが商人達を見ると
「そうだね、じゃあ早いところ連れてこうか。それが終わったら…ジュウトこの国を案内してよ」
ミヅキが笑いかけると
「しょ、しょうがねぇな…」
ジュウトは少し嬉しそうに頷いた。
「ジュウト…変わったね…何があったの?」
ミーナが驚いてジュウトを見つめると
「何か変わったか?」
ジュウトが自分の体を確認すると
「あんなに人間が嫌いだったのに…普通に話してるんだもの…」
「そうだよ!ジュウトにいちゃんどうしちゃったの?」
ナギが心配そうにジュウトに抱きつく。
「えっ…俺そんなんだったっけ?」
ミーナ達がコクコクと頷くと
「あはは!ジュウトって最初私たちに噛み付いてばっかりだったもんね」
ミヅキが笑うと
「あ、あれは何も知らなかったから…」
ジュウトが恥ずかしそうに顔を赤らめると
「ほら、早く行こうぜ!また注目を浴びだしたぞ」
ベイカーが話し込むミヅキ達に声をかけると
「そうだね!とりあえずギルドに向かおう」
ジュウトを先頭に歩き出すとミヅキ達は今度は離れないようにその後を追った。
「ほら、ここだ」
ジュウトが建物の前に来るとここだと指さす。
見るとディムロスじいちゃん達のギルドの半分くらいの大きさのボロボロの建物が目に入った。
「え?ここ?」
「そうだ…古い建物しか用意されなかったんだ」
「なるほどねー」
「大丈夫かこれ?」
ベイカーさんがパンパンと建物を叩くと…
グラグラ!!
壁が動いた…
【危ない!】
シルバの声に振り返ろうとすると目の前にシルバがいて首根っこを甘噛みされた。
【びっくりした…】
シルバに咥えられ移動すると先程立っていた場所に壁の一部が剥がれ落ちていた。
【ベイカー!ミヅキが怪我するだろうが!】
シルバがベイカーに唸ると
「悪い!ミヅキ大丈夫か?」
ベイカーが駆け寄ってくる。
「うん、シルバが助けてくれたから大丈夫だよ、でもベイカーさん…壁壊しちゃったね…」
上を見ると壁に大きな穴が空いていた。
「不味ったな…でもそんなに強く叩いて無いぜ」
騒いでいると中から人が出てきた…
「おい!何をした!」
出てきたのは白髪のお髭の生えた猿の獣人だった。
猿の獣人は顔を真っ赤にして怒るとベイカーの元に向かってきた!
「お前か!これを壊したのは!?」
猿の獣人が興奮して壁をドンッ!と叩くと…
「あー!」
「なんで叩くんだよ!」
ガラガラと叩いた壁が音を立てて崩れた…ぽっかりと一辺の壁が崩れると中にいた獣人達は呆れた顔で無くなった壁を見つめる。
「あーあ、ギルマスまたかよ」
「もう直しても崩れるんだからいっそそのままにしとけば?」
「ギルマス…しっかりとご自分で直しておいて下さいね…」
中の獣人の冒険者達からは呆れられ、受付のお姉さんは冷たい視線を猿の獣人に送っている。
「ギルマス?」
ミヅキはお猿の獣人を見上げると…
「お前らのせいで…おや?なんだお前ら人間か?人の冒険者が何の用だ?」
ギルマスはベイカーに話しかけると
「いや…それより壁はいいのかよ?」
ベイカーが無くなった壁を見つめると
「もういいんじゃ…いつもの事だからな…」
「私が直そっか?」
ミヅキが聞くと
「お前みたいな子供に直せるわけないだろ、出来もしないことは口にするなよ。それにこれはわしの責任だからな」
口は悪いが気にするなと言いたいように聞こえる。
「大丈夫、私魔力あるからね。魔法で直してあげる!」
ミヅキは壁に手を付くと少し広めに追加した部屋と壁を作った。
あっという間に出来た壁にギルマスが驚いていると
「お前さん…凄いなぁ…」
目をまん丸にしてミヅキを見つめる。
「ふふん!こう見えても冒険者なんだよ!」
ミヅキはキランっとギルドカードを見せた。
「本物か?」
ギルマスがクンクンと匂いを嗅ぐと
「偽もんじゃないみたいだな…しかし人の冒険者が何の用だ?」
じろりとベイカーやコジローを警戒しながら睨みつける。
「ギルマス!こいつらは俺達を助けてくれたんだよ」
ジュウトが慌ててギルマスに声をかけた。
ジュウトから事の顛末を聞くと…
「すまんかった!」
ギルマスが深々とベイカー達に頭を下げた。
「いや、いいよわかってもらえれば…」
ベイカー達がきまり悪そうにすると
「ここにくる冒険者は舐め腐った奴らばっかりだからな…つい偏見の目で見ちまった」
済まなそうにするギルマスにベイカーは苦笑すると商人達を明け渡す。
「それでこいつらがジュウト達を誘拐した、闇商人だ。処遇は任せるよ」
「わかった…だが悪いなぁ…こいつらはすぐにでも釈放されるかもしれん…」
ギルマスの言葉にベイカー達は耳を疑った。
ミヅキもようやくシルバ達の許可がおりて獣人の姉弟の元に向かうと
「ベイカーさん大丈夫?」
ベイカーに声をかけた。
「ああミヅキ、お前今回は偉かったな!しゃしゃり出なくて」
ベイカーさんがいい子だと頭を撫でるが納得いかない!
「いつもしゃしゃり出ないよ!失礼な!」
ミヅキがプンプンと怒ると
「それマジで言ってる?」
ベイカーさんが真面目な顔で聞いてくる。
うん、ベイカーさんは今夜のご飯はいらないみたいだ。
ミヅキはベイカーさんを無視してジュウト達に声をかけると
「ジュウト!そちらの綺麗なお姉さんと可愛い子紹介してよー」
ソワソワと声をかける。
「い、いいけど変な事するなよ…」
ジュウトが警戒すると
「変な事って?匂い嗅ぐのは変な事?もふもふするのは?肉球触らせて貰うのはセーフだよね?」
ミヅキが聞くと
「全部アウトだ!」
「なんだよ…つまんない。じゃあ握手は…さすがにいいよね!」
「まぁそのくらいなら…」
ジュウトが頷くと
「こんにちは!初めまして!ミヅキです!お姉さん綺麗ですね!なんの獣人ですか?その耳…とんがって綺麗でふわふわの尻尾…コハクに似てる!わかった狐の獣人だ!隣の子は…丸い耳に細い尻尾…はっ!ネズミだー!」
興奮して早口でまくし立てると唖然とするミーナとナギと手をとりブンブンと握手する。
その際に両手でさわさわと手を撫でる…
「ジュウトにいちゃん…」
ナギが不安そうに助けを求めた…
「ミヅキ!やめろ!終わりだ!」
ジュウトが慌てて止めに入った。
「何よー握手しかしてないじゃん…」
ブーとミヅキが文句を言うと
「お前のはやりすぎなの!こいつらは耐性ないんだから程々にしろよな!」
ジュウトがミヅキに怒ると
「ふーん…じゃあルークおいでー」
ミヅキがおいでと優しく声をかけると
「うん!」
ルークが喜んでぴょんぴょん跳ねてミヅキのそばに行く。
「ルークはいい子だね~プンプンしてるジュウトとはえらい違い!可愛いなぁ~」
ミヅキはルークの頭を優しく撫でる。
ルークは気持ちよさそうに笑って耳を垂れた。
「ジュウト…ごめんなさい…ちょっと混乱して…もしかしてこのミヅキさんて方は人間じゃ無くて獣人なのかしら?」
ミーナがパニックになりながらジュウトに確認すると
「いや…紛れもなく人間だよ。ただすっごい変わったやつなんだ…こんなんだけど俺たちの命の恩人なんだよ」
「えっ…」
ミーナがミヅキを見つめると
「そんな、命の恩人なんて大それたもんじゃないです。ジュウトとは契約者の仲だもんね」
「まぁ…そうだけど…」
「あっ!そうだ契約書!獣人の国まで来たしもう契約も終わりだね」
ミヅキが聞くと
「ま、まだこいつらをギルドに連れてってないだろ…」
ジュウトが商人達を見ると
「そうだね、じゃあ早いところ連れてこうか。それが終わったら…ジュウトこの国を案内してよ」
ミヅキが笑いかけると
「しょ、しょうがねぇな…」
ジュウトは少し嬉しそうに頷いた。
「ジュウト…変わったね…何があったの?」
ミーナが驚いてジュウトを見つめると
「何か変わったか?」
ジュウトが自分の体を確認すると
「あんなに人間が嫌いだったのに…普通に話してるんだもの…」
「そうだよ!ジュウトにいちゃんどうしちゃったの?」
ナギが心配そうにジュウトに抱きつく。
「えっ…俺そんなんだったっけ?」
ミーナ達がコクコクと頷くと
「あはは!ジュウトって最初私たちに噛み付いてばっかりだったもんね」
ミヅキが笑うと
「あ、あれは何も知らなかったから…」
ジュウトが恥ずかしそうに顔を赤らめると
「ほら、早く行こうぜ!また注目を浴びだしたぞ」
ベイカーが話し込むミヅキ達に声をかけると
「そうだね!とりあえずギルドに向かおう」
ジュウトを先頭に歩き出すとミヅキ達は今度は離れないようにその後を追った。
「ほら、ここだ」
ジュウトが建物の前に来るとここだと指さす。
見るとディムロスじいちゃん達のギルドの半分くらいの大きさのボロボロの建物が目に入った。
「え?ここ?」
「そうだ…古い建物しか用意されなかったんだ」
「なるほどねー」
「大丈夫かこれ?」
ベイカーさんがパンパンと建物を叩くと…
グラグラ!!
壁が動いた…
【危ない!】
シルバの声に振り返ろうとすると目の前にシルバがいて首根っこを甘噛みされた。
【びっくりした…】
シルバに咥えられ移動すると先程立っていた場所に壁の一部が剥がれ落ちていた。
【ベイカー!ミヅキが怪我するだろうが!】
シルバがベイカーに唸ると
「悪い!ミヅキ大丈夫か?」
ベイカーが駆け寄ってくる。
「うん、シルバが助けてくれたから大丈夫だよ、でもベイカーさん…壁壊しちゃったね…」
上を見ると壁に大きな穴が空いていた。
「不味ったな…でもそんなに強く叩いて無いぜ」
騒いでいると中から人が出てきた…
「おい!何をした!」
出てきたのは白髪のお髭の生えた猿の獣人だった。
猿の獣人は顔を真っ赤にして怒るとベイカーの元に向かってきた!
「お前か!これを壊したのは!?」
猿の獣人が興奮して壁をドンッ!と叩くと…
「あー!」
「なんで叩くんだよ!」
ガラガラと叩いた壁が音を立てて崩れた…ぽっかりと一辺の壁が崩れると中にいた獣人達は呆れた顔で無くなった壁を見つめる。
「あーあ、ギルマスまたかよ」
「もう直しても崩れるんだからいっそそのままにしとけば?」
「ギルマス…しっかりとご自分で直しておいて下さいね…」
中の獣人の冒険者達からは呆れられ、受付のお姉さんは冷たい視線を猿の獣人に送っている。
「ギルマス?」
ミヅキはお猿の獣人を見上げると…
「お前らのせいで…おや?なんだお前ら人間か?人の冒険者が何の用だ?」
ギルマスはベイカーに話しかけると
「いや…それより壁はいいのかよ?」
ベイカーが無くなった壁を見つめると
「もういいんじゃ…いつもの事だからな…」
「私が直そっか?」
ミヅキが聞くと
「お前みたいな子供に直せるわけないだろ、出来もしないことは口にするなよ。それにこれはわしの責任だからな」
口は悪いが気にするなと言いたいように聞こえる。
「大丈夫、私魔力あるからね。魔法で直してあげる!」
ミヅキは壁に手を付くと少し広めに追加した部屋と壁を作った。
あっという間に出来た壁にギルマスが驚いていると
「お前さん…凄いなぁ…」
目をまん丸にしてミヅキを見つめる。
「ふふん!こう見えても冒険者なんだよ!」
ミヅキはキランっとギルドカードを見せた。
「本物か?」
ギルマスがクンクンと匂いを嗅ぐと
「偽もんじゃないみたいだな…しかし人の冒険者が何の用だ?」
じろりとベイカーやコジローを警戒しながら睨みつける。
「ギルマス!こいつらは俺達を助けてくれたんだよ」
ジュウトが慌ててギルマスに声をかけた。
ジュウトから事の顛末を聞くと…
「すまんかった!」
ギルマスが深々とベイカー達に頭を下げた。
「いや、いいよわかってもらえれば…」
ベイカー達がきまり悪そうにすると
「ここにくる冒険者は舐め腐った奴らばっかりだからな…つい偏見の目で見ちまった」
済まなそうにするギルマスにベイカーは苦笑すると商人達を明け渡す。
「それでこいつらがジュウト達を誘拐した、闇商人だ。処遇は任せるよ」
「わかった…だが悪いなぁ…こいつらはすぐにでも釈放されるかもしれん…」
ギルマスの言葉にベイカー達は耳を疑った。
感想 6,830
あなたにおすすめの小説
過保護すぎる家族に囲まれて育ったら、外の世界が危険すぎました 〜冷酷公爵の父と最強兄たちに溺愛される日々〜
由香過保護な父と兄たちに囲まれて育った少女。
初めての外は危険だらけ——のはずが、全部“秒で解決”。
溺愛×コメディ×ほんのり成長の、ほっこり家族物語。
一夜の過ちで懐妊したら、幼なじみの冷酷皇帝に溺愛されました
由香没落貴族の娘・柳月鈴は、宮廷で医官見習いとして働いていた。
ある夜、皇帝即位の宴で酒に酔い、幼なじみだった皇帝・李景珩と再会する。
遠い存在になったはずの彼。
けれど、その夜をきっかけに月鈴の運命は大きく動き出す。
冷酷と恐れられる皇帝が、なぜか彼女だけには甘すぎて――。
私の作るおにぎりが、騎士団の士気を異常に上げています(犯人は副団長)
星乃和花おにぎりを配っただけで、騎士団の士気が異常値になりました。
団長は警戒、監察部は呪術検査、国まで動きかけるのに――副団長だけが平然と断言。
副団長「彼女のご飯は軍事物資です」
私「えっ重い」
胃袋で落ちた策略家副団長の“最適化溺愛”に巻き込まれ、気づけば専属補給係(=婚約)寸前!?
ほのぼの爆笑&甘々の騎士団ラブコメです。
(完結済ー本編16話+後日談6話)
【完結】悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
本編完結済です。
もっちもっち感謝祭で、リクエストいただいたお話を更新しています。
皆さまの応援のおかげで『もふもふ獣人に転生したら、最愛の推しに溺愛されています』書籍化、心から、ありがとうございます!
皆の動画をつくりました!
プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったら、お話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです!
表紙や動画にAIを使っていますが、小説にはAIを使っておりません
異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?
すずなり。ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。
一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。
「俺とデートしない?」
「僕と一緒にいようよ。」
「俺だけがお前を守れる。」
(なんでそんなことを私にばっかり言うの!?)
そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。
「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」
「・・・・へ!?」
『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!?
※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。
※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。
ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
一妻多夫の獣人世界でマッチングアプリします♡
具なっしー前世の記憶を持つソフィアは、綿菓子のような虹色の髪を持つオコジョ獣人の令嬢。
この世界では男女比が極端に偏っており、女性が複数の夫を持つ「一妻多夫制」が当たり前。でも、前世日本人だったソフィアには、一人の人を愛する感覚しかなくて……。
そんな私に、20人の父様たちは「施設(強制繁殖システム)送り」を避けるため、マッチングアプリを始めさせた。
最初は戸惑いながらも、出会った男性たちはみんな魅力的で、優しくて、一途で――。
■ 大人の余裕とちょっと意地悪な研究者
■ 不器用だけど一途な騎士
■ ぶっきらぼうだけど優しい元義賊
■ 完璧主義だけど私にだけ甘えん坊な商人
■ 超ピュアなジムインストラクター
■ コミュ力高めで超甘々なパティシエ
■ 私に一生懸命な天才年下魔法学者
気づけば7人全員と婚約していた!?
「私達はきっと良い家族になれます!」
これは、一人の少女と七人(…)の婚約者たちが、愛と絆を育んでいく、ちょっと甘くて笑える逆ハーレム・ラブコメディ。
という異世界×獣人×一妻多夫×マッチングアプリの、設定盛りだくさんな話。超ご都合主義なので苦手な人は注意!
※表紙はAIです
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。