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14章
630.ダンジョン地下七階
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【森か…】
シルバがボソッと呟くと…
【ミヅキ、ここは目を瞑ってしっかりとうずくまっていろ】
【えっ?目をつぶるの?】
なんでだと聞くがシルバはハッキリと理由を言わずにただそうしろとだけ言ってくる。
【わかった…シルバがそう言うならそうした方がいいんだね】
私はシルバの言うことに素直に従った。
シルバの背中に顔を埋めて目を瞑って体に抱きつくとコハク達の温もりを背中に感じる。
みんなで私を囲んでいるようだった。
「ここも一気に進むぞ!魔物がいたら走りながら対処しろよ、ここに出る魔物は…」
「「あー!!」」
ロブさんが何か言ったがベイカーさんとアランさんの叫び声にかき消された。
「な、何!?」
私は驚いて起き上がろうとすると…
【大丈夫だ、ミヅキは何があっても顔をあげるなよ】
シルバの声にぐっと堪えてまたしっかりと目を瞑った。
「な、なんだよ?」
ロブさんも驚いた声をあげていたがベイカーさん達がボソボソっと何か言うと黙り込んだ。
「まぁ…魔物がいたらみんなで倒せよ…」
そう言うと走り出したようだ、シルバの体も動き出したのを感じる。
何も見えないので音に集中しながらシルバに抱きついていると…
「魔物だ!」
ベイカーさんの声がした!
ガサガサ…
ブルッ!
なんか嫌な音に思わず体が震えた。
【な、なんだろ…すごく嫌な音がするよ…みんな大丈夫?】
私が声をかけると
【大丈夫、大丈夫。魔物が出ただけだよ~ミヅキは気にしないでいなね。そうだムー!ミヅキの耳を塞いでおいてあげなよ】
シンクが言うとムーのひんやりとした体が耳元を覆った。
すると何も聞こえなくなった。
【おお!なんにも聞こえないよ!】
私がみんなに声をかけると
【よかった~じゃあミヅキは僕達とお話してようよ】
【ミヅキ!おはなししよ!】
シンクとコハクが声をかけてきたので私はシンク達と今日のご飯は何にしようかと話し出した。
ミヅキがシンク達との会話に集中すると…
シルバとプルシアはほっと息を吐く。
二人は顔を見合わせるとコクっと頷きあった…そして目の前に迫り来る魔物めがけて牙を剥く!
シルバ達の前には蟲型の魔物が不気味な音を立てて行く手を阻んでいた。
ミヅキがしっかりとこちらの様子をわからないのを確認する。
シンクがパチッとウインクするとシルバとプルシアは一気に蟲の森を駆け抜けた。
「おお…シルバ達すげぇな…」
ベイカー達はその後ろを蟲の死骸を踏みながら追いかける。
「ミヅキに気付かれる前に通り過ぎたいんだろ」
アランが言うと
「ミヅキはそんなにも蟲が苦手なのか?」
「そうだな、きっとその蟲の体液の付いた拳なんか見られたら一日中近寄って来ないと思うぞ」
ベイカーはロブの拳につく緑色の液体を見つめた。
「な、何!?そりゃ困る!」
ロブは急いで近くの木で拳を拭っていると上から何か気配がして見上げる。
「シュルル…」
巨大な蜘蛛がロブめがけて糸を吐いた!
「うわっ!髪につく!」
ロブは慌てて糸を取ろうとするがベタベタとして余計に絡まってしまった。
「おりゃ!」
ロバートは蜘蛛めがけて拳を突き出すとその体を貫通させる。
するとロブに絡まっていた糸がハラハラと落ちていった。
「ロバート助かった!あー髪が乱れたぞ!このバカ蜘蛛が!」
ロブは他にも迫ってきた蜘蛛の魔物に怒りの一撃を食らわせる。
「全く不快な森だ!さっさと通り抜けよう」
ロブのことばにベイカー達は同意するうに頷くとかなり先へと進んでしまったシルバ達のあとを追った。
かなり進んだがシルバの姿は見えないし地下へと進む階段も見つからない…
「この森はかなり広いみたいだ…」
「しかも階段が上手く隠されているな…このままだとここで一泊する事になるぞ」
「それは困る!ミヅキにこんな蟲の森で寝るなんてできないぞ」
「どうにか地下の階段を見つける方法はないのか?」
「ひたすら探すしかない!前に来た時は運がよくすぐに見つけられたんだが…」
「運ねぇ…なぁミヅキってすげぇ運がいいよな。あいつなら階段がある場所わかるんじゃないのか?」
「確かに…」
ベイカーも身に覚えがあるのか頷くと、すぅーっと息を思いっきり吸うと…
「シルバーー!!」
大声で叫んだ!
地面が振動で少し震えると…
ボカッ!
アランが耳を押さえながらベイカーの頭を小突いた!
「いきなり大声出すんじゃねぇよ!ジジイ達が心臓麻痺で死ぬぞ!」
「いっ…あっすまん。まぁギルマス達なら大丈夫だろ」
二人とも直前で耳を塞いだようで無事のようだ。
「じじい共は無事だが…」
チラッとアランは倒れているコジローとロバートを見下ろす。
視線に気が付きベイカーも下を見た。
「あっ…」
白目を向いて倒れる二人を抱き起こして背中をぐっと叩いて気を戻すと
「はっ!」
コジローが目を覚ました。
「すまんな、シルバ達を呼ぶのに大声を出しすぎた。お前達は耳がいいの忘れてた」
ベイカーはロバートの意識も戻すと、ちょうどシルバが戻ってきた。
「グルル…」
なんだと機嫌が悪そうに唸ると
「シルバ、この階は下に降りる階段が見つかりにくい…ミヅキの力が必要なんだ」
「ガウッ!」
シルバが嫌だと首を振る。
「わかってる、蟲を見せたくないんだろ?まぁこんなところでパニックになって一人で迷子にでもなったら困るからな…俺もわかってるがそれよりもここを早く出してやる方がいいんじゃないか?」
ベイカーの言葉にシルバが何か葛藤するように考えると…
「グルル…」
コジローに何か言った。
「はい!」
コジローが頷くと
「ミヅキが目を開く前に周りにいる蟲達を殲滅する事と、移動中ミヅキの目に蟲が入らないようにするならと言ってます」
「その程度は予想していた、お前とミヅキを中心にして俺達が四方を離れて囲んでついて行く。それでどうだ?」
シルバはわかったと渋々頷いた。
シルバがボソッと呟くと…
【ミヅキ、ここは目を瞑ってしっかりとうずくまっていろ】
【えっ?目をつぶるの?】
なんでだと聞くがシルバはハッキリと理由を言わずにただそうしろとだけ言ってくる。
【わかった…シルバがそう言うならそうした方がいいんだね】
私はシルバの言うことに素直に従った。
シルバの背中に顔を埋めて目を瞑って体に抱きつくとコハク達の温もりを背中に感じる。
みんなで私を囲んでいるようだった。
「ここも一気に進むぞ!魔物がいたら走りながら対処しろよ、ここに出る魔物は…」
「「あー!!」」
ロブさんが何か言ったがベイカーさんとアランさんの叫び声にかき消された。
「な、何!?」
私は驚いて起き上がろうとすると…
【大丈夫だ、ミヅキは何があっても顔をあげるなよ】
シルバの声にぐっと堪えてまたしっかりと目を瞑った。
「な、なんだよ?」
ロブさんも驚いた声をあげていたがベイカーさん達がボソボソっと何か言うと黙り込んだ。
「まぁ…魔物がいたらみんなで倒せよ…」
そう言うと走り出したようだ、シルバの体も動き出したのを感じる。
何も見えないので音に集中しながらシルバに抱きついていると…
「魔物だ!」
ベイカーさんの声がした!
ガサガサ…
ブルッ!
なんか嫌な音に思わず体が震えた。
【な、なんだろ…すごく嫌な音がするよ…みんな大丈夫?】
私が声をかけると
【大丈夫、大丈夫。魔物が出ただけだよ~ミヅキは気にしないでいなね。そうだムー!ミヅキの耳を塞いでおいてあげなよ】
シンクが言うとムーのひんやりとした体が耳元を覆った。
すると何も聞こえなくなった。
【おお!なんにも聞こえないよ!】
私がみんなに声をかけると
【よかった~じゃあミヅキは僕達とお話してようよ】
【ミヅキ!おはなししよ!】
シンクとコハクが声をかけてきたので私はシンク達と今日のご飯は何にしようかと話し出した。
ミヅキがシンク達との会話に集中すると…
シルバとプルシアはほっと息を吐く。
二人は顔を見合わせるとコクっと頷きあった…そして目の前に迫り来る魔物めがけて牙を剥く!
シルバ達の前には蟲型の魔物が不気味な音を立てて行く手を阻んでいた。
ミヅキがしっかりとこちらの様子をわからないのを確認する。
シンクがパチッとウインクするとシルバとプルシアは一気に蟲の森を駆け抜けた。
「おお…シルバ達すげぇな…」
ベイカー達はその後ろを蟲の死骸を踏みながら追いかける。
「ミヅキに気付かれる前に通り過ぎたいんだろ」
アランが言うと
「ミヅキはそんなにも蟲が苦手なのか?」
「そうだな、きっとその蟲の体液の付いた拳なんか見られたら一日中近寄って来ないと思うぞ」
ベイカーはロブの拳につく緑色の液体を見つめた。
「な、何!?そりゃ困る!」
ロブは急いで近くの木で拳を拭っていると上から何か気配がして見上げる。
「シュルル…」
巨大な蜘蛛がロブめがけて糸を吐いた!
「うわっ!髪につく!」
ロブは慌てて糸を取ろうとするがベタベタとして余計に絡まってしまった。
「おりゃ!」
ロバートは蜘蛛めがけて拳を突き出すとその体を貫通させる。
するとロブに絡まっていた糸がハラハラと落ちていった。
「ロバート助かった!あー髪が乱れたぞ!このバカ蜘蛛が!」
ロブは他にも迫ってきた蜘蛛の魔物に怒りの一撃を食らわせる。
「全く不快な森だ!さっさと通り抜けよう」
ロブのことばにベイカー達は同意するうに頷くとかなり先へと進んでしまったシルバ達のあとを追った。
かなり進んだがシルバの姿は見えないし地下へと進む階段も見つからない…
「この森はかなり広いみたいだ…」
「しかも階段が上手く隠されているな…このままだとここで一泊する事になるぞ」
「それは困る!ミヅキにこんな蟲の森で寝るなんてできないぞ」
「どうにか地下の階段を見つける方法はないのか?」
「ひたすら探すしかない!前に来た時は運がよくすぐに見つけられたんだが…」
「運ねぇ…なぁミヅキってすげぇ運がいいよな。あいつなら階段がある場所わかるんじゃないのか?」
「確かに…」
ベイカーも身に覚えがあるのか頷くと、すぅーっと息を思いっきり吸うと…
「シルバーー!!」
大声で叫んだ!
地面が振動で少し震えると…
ボカッ!
アランが耳を押さえながらベイカーの頭を小突いた!
「いきなり大声出すんじゃねぇよ!ジジイ達が心臓麻痺で死ぬぞ!」
「いっ…あっすまん。まぁギルマス達なら大丈夫だろ」
二人とも直前で耳を塞いだようで無事のようだ。
「じじい共は無事だが…」
チラッとアランは倒れているコジローとロバートを見下ろす。
視線に気が付きベイカーも下を見た。
「あっ…」
白目を向いて倒れる二人を抱き起こして背中をぐっと叩いて気を戻すと
「はっ!」
コジローが目を覚ました。
「すまんな、シルバ達を呼ぶのに大声を出しすぎた。お前達は耳がいいの忘れてた」
ベイカーはロバートの意識も戻すと、ちょうどシルバが戻ってきた。
「グルル…」
なんだと機嫌が悪そうに唸ると
「シルバ、この階は下に降りる階段が見つかりにくい…ミヅキの力が必要なんだ」
「ガウッ!」
シルバが嫌だと首を振る。
「わかってる、蟲を見せたくないんだろ?まぁこんなところでパニックになって一人で迷子にでもなったら困るからな…俺もわかってるがそれよりもここを早く出してやる方がいいんじゃないか?」
ベイカーの言葉にシルバが何か葛藤するように考えると…
「グルル…」
コジローに何か言った。
「はい!」
コジローが頷くと
「ミヅキが目を開く前に周りにいる蟲達を殲滅する事と、移動中ミヅキの目に蟲が入らないようにするならと言ってます」
「その程度は予想していた、お前とミヅキを中心にして俺達が四方を離れて囲んでついて行く。それでどうだ?」
シルバはわかったと渋々頷いた。
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