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14章
638.イーターハウス
「他のみんなは!」
私はディムロスじいちゃんとコジローさん、ロバートさんとロブさんを探す。
「他のみんながいない…」
目の前のお化け屋敷を見つめる…まさかまだ中に…
【シンク!こいつはミヅキを食べたんだ!消し炭にしてしまえ!】
シルバが吠えるとシンクの目がパチパチと瞬きをする。
【食べた?】
信じられないとこちらを凝視する。
【いやいや!シンクも食べられてたんだよ!それよりもじいちゃんやコジローさん達が…】
私の心配をよそにシルバは爪を出すと大きく振りかぶり建物目掛けて振り下ろした!
【風牙斬!!】
建物を豆腐の様にスパッと切り刻む!
【鳳炎!!】
そしてシンクの炎柱が建物を飲み込んだ…
「あっ…みんな…た、大変だ!」
私は急いで水魔法でシンクの火を消す。
【まだみんなが中にいるんだよー!】
私が慌てて炎を消すと、瓦礫の隙間から真っ黒焦げの体が現れた。
「大丈夫!?」
真っ黒で誰かわからなかったが駆け寄ると…
ガシッ!
体を掴まれた!
「んー!」
体を羽交い締めにされて口を鬱がれる。
だ、誰?
必死に横目で顔を見上げると…ぎょろっとした目でこちらを睨みつけた。
「ア゙ア゙ア゙ア゙…」
この声…お化け屋敷の魔物?本体がコレ?
驚いていると
ポロッ…
突然魔物の首がポロッと落っこちた…それと同時に掴んでいた手がゆるむと…
「ミヅキ!大丈夫か?」
じいちゃんが魔物の手を引き剥がして私を抱き寄せた!
「じいちゃん!」
無事でよかった!
私はじいちゃんの無事に安堵して首に抱きつく。
「ミヅキ!怪我はないか!?」
見るとコジローさんが眉を下げてこちらに駆け寄ってきた。
魔物の首を落としたのはコジローさんだったみたいだ。
「コジローさんも無事でよかった…」
手を伸ばすとコジローさんがそっとその手を掴んだ。
「ロブさんとロバートさんは…」
二人の姿は…
「ここにいるぞ」
「どうにか生きてるぞ」
全身ずぶ濡れになりながらお化け屋敷の残骸から出てきた。
「えらい目にあったは…髪は大丈夫か?」
ロブさんが濡れた髪を心配していると
「髪なんていいよ、みんな無事でよかった」
「よくない!髪が無事じゃなけりゃ意味無いだろ!」
ロブさんの迫真の顔にビビって縮こまると
「阿呆!髪なんか生えてくる!生きてさえいれば!」
じいちゃんがロブさんの頭を殴った。
「馬鹿やろ!俺は生えてこねぇんだよ!」
ロブさんが頭を大事そうにおさえた。
「しかしえらい目にあったな、まさか家が魔物とは…」
「あのままゆっくり進んでたら消化されてたかもな」
ロバートさん達のボロボロになった服を見て私はゾッとした…
すると…
「いやこれはいきなりきた斬撃がかすって服が破けて、そのあとの炎にのまれて焼け焦げたんだ、水ですぐに消化されたからこの程度ですんだが…いや、恐ろしい魔物だった」
ロバートさんが顔を顰めると…
「斬撃…炎…」
私はチラッとシルバとシンクを見る…しかし二人はなんの事か分からないとばかりにポーカーフェイスを決め込む。
「ミ、ミンナブジデヨカッタネー」
私はみんなと目を合わせずによかったよかった…と呟いた。
その後アランさんのせいで斬撃がシルバで炎がシンクの仕業だとバラされた…
「まさかイーターハウスじゃ無くて仲間に殺されそうになるとは…」
ロブさんとロバートさんが嘆いている。
「こ、ごめんなさい。うちの子達が…」
私は慌てて謝ると
【ミヅキが謝る事ではないだろ?】
【そうだよー、自力で抜け出せない方が悪いんじゃない?】
シルバとシンクに反省の色がない。
【こら!二人ともそんな事言ってたらご飯あげないよ!ちゃんとロブさんとロバートさんに謝りなさい】
私は二人を軽く睨んで怒ると、仕方なさそうに二人に謝った。
「ひい…」
ロバートさんが謝るシルバとシンクに慄き後ずさる。
「あ、謝らせないでくれよ!別に責めてるわけじゃないからな!」
どうもロバートさんは二人の強さが恐ろしいみたいだ。
「しかしイーターハウスなんて初めてみたな…噂では聞いた事があったが…」
アランさんが残骸を蹴り飛ばす。
「確かイーターハウスの中にはお宝が眠るって言うぞ…」
ディムロスじいちゃんが言うとアランさんとベイカーさんの顔色が変わる!
「「お宝!」」
二人は瓦礫を漁り出した!
【お宝…興味無いなぁ】
シルバは探す気が無いのか私の隣りにストンと座る。
【お宝かぁ…もしかしたら美味しいお肉とかもあるかもよ】
なんてね…と言おうとすると
【【肉!】】
シルバとコハクがヨダレを垂らして舌なめずりする!
そしてベイカーさん達の共に駆け出した!
【あっ…冗談…だったのに】
私が手を伸ばすとシンクがその手に止まった。
【大丈夫だよ。気にしなくていいよ】
シンクがそのまま肩にチョンチョンと飛び移ってくる。
私達は必死に探す四人を眺めていたがなかなか見つからない様子に声をかけた!
「ほらもう行こうよー!ここ怖いから」
「まて!あと少しで見つかるから」
アランさんが答える。
「もうそこまで探したらないんじゃよ!行くぞ!」
じいちゃんが怒って怒鳴る。
「仕方ねぇな…」
ガッカリしてこちらに歩いて来るのを私は近づいて行くと…
「きゃっあ!」
何かに躓いて転けそうになった!
「ミヅキ!」
ベイカーさんが慌てた様子で駆け寄ろうとすると…
ドンッ!
シルバがそれを押しのけて私の元に駆けつけた!
ぽふっとシルバの頭が受け止めてくれる。
「あ、ありがとう~」
シルバにぐりぐりとおでこをつけてお礼を言うと
「なんかに躓いちゃった…」
足元を見ると…そこには汚れた木箱があった。
「あれ?もしかしてこれって…」
私が覗き込むとはね飛ばされたベイカーさんが汚れた顔で一緒に覗き込んだ。
「ベイカーさんこれって…もしかしてお宝?」
「えっ!まじか!」
アランさんも近づいてきた。
【肉か!】
「おにく~」
シルバとコハクも尻尾を振って箱を見つめる。
「開けてみようぜ!」
アランさんが箱に手を伸ばした。
私はディムロスじいちゃんとコジローさん、ロバートさんとロブさんを探す。
「他のみんながいない…」
目の前のお化け屋敷を見つめる…まさかまだ中に…
【シンク!こいつはミヅキを食べたんだ!消し炭にしてしまえ!】
シルバが吠えるとシンクの目がパチパチと瞬きをする。
【食べた?】
信じられないとこちらを凝視する。
【いやいや!シンクも食べられてたんだよ!それよりもじいちゃんやコジローさん達が…】
私の心配をよそにシルバは爪を出すと大きく振りかぶり建物目掛けて振り下ろした!
【風牙斬!!】
建物を豆腐の様にスパッと切り刻む!
【鳳炎!!】
そしてシンクの炎柱が建物を飲み込んだ…
「あっ…みんな…た、大変だ!」
私は急いで水魔法でシンクの火を消す。
【まだみんなが中にいるんだよー!】
私が慌てて炎を消すと、瓦礫の隙間から真っ黒焦げの体が現れた。
「大丈夫!?」
真っ黒で誰かわからなかったが駆け寄ると…
ガシッ!
体を掴まれた!
「んー!」
体を羽交い締めにされて口を鬱がれる。
だ、誰?
必死に横目で顔を見上げると…ぎょろっとした目でこちらを睨みつけた。
「ア゙ア゙ア゙ア゙…」
この声…お化け屋敷の魔物?本体がコレ?
驚いていると
ポロッ…
突然魔物の首がポロッと落っこちた…それと同時に掴んでいた手がゆるむと…
「ミヅキ!大丈夫か?」
じいちゃんが魔物の手を引き剥がして私を抱き寄せた!
「じいちゃん!」
無事でよかった!
私はじいちゃんの無事に安堵して首に抱きつく。
「ミヅキ!怪我はないか!?」
見るとコジローさんが眉を下げてこちらに駆け寄ってきた。
魔物の首を落としたのはコジローさんだったみたいだ。
「コジローさんも無事でよかった…」
手を伸ばすとコジローさんがそっとその手を掴んだ。
「ロブさんとロバートさんは…」
二人の姿は…
「ここにいるぞ」
「どうにか生きてるぞ」
全身ずぶ濡れになりながらお化け屋敷の残骸から出てきた。
「えらい目にあったは…髪は大丈夫か?」
ロブさんが濡れた髪を心配していると
「髪なんていいよ、みんな無事でよかった」
「よくない!髪が無事じゃなけりゃ意味無いだろ!」
ロブさんの迫真の顔にビビって縮こまると
「阿呆!髪なんか生えてくる!生きてさえいれば!」
じいちゃんがロブさんの頭を殴った。
「馬鹿やろ!俺は生えてこねぇんだよ!」
ロブさんが頭を大事そうにおさえた。
「しかしえらい目にあったな、まさか家が魔物とは…」
「あのままゆっくり進んでたら消化されてたかもな」
ロバートさん達のボロボロになった服を見て私はゾッとした…
すると…
「いやこれはいきなりきた斬撃がかすって服が破けて、そのあとの炎にのまれて焼け焦げたんだ、水ですぐに消化されたからこの程度ですんだが…いや、恐ろしい魔物だった」
ロバートさんが顔を顰めると…
「斬撃…炎…」
私はチラッとシルバとシンクを見る…しかし二人はなんの事か分からないとばかりにポーカーフェイスを決め込む。
「ミ、ミンナブジデヨカッタネー」
私はみんなと目を合わせずによかったよかった…と呟いた。
その後アランさんのせいで斬撃がシルバで炎がシンクの仕業だとバラされた…
「まさかイーターハウスじゃ無くて仲間に殺されそうになるとは…」
ロブさんとロバートさんが嘆いている。
「こ、ごめんなさい。うちの子達が…」
私は慌てて謝ると
【ミヅキが謝る事ではないだろ?】
【そうだよー、自力で抜け出せない方が悪いんじゃない?】
シルバとシンクに反省の色がない。
【こら!二人ともそんな事言ってたらご飯あげないよ!ちゃんとロブさんとロバートさんに謝りなさい】
私は二人を軽く睨んで怒ると、仕方なさそうに二人に謝った。
「ひい…」
ロバートさんが謝るシルバとシンクに慄き後ずさる。
「あ、謝らせないでくれよ!別に責めてるわけじゃないからな!」
どうもロバートさんは二人の強さが恐ろしいみたいだ。
「しかしイーターハウスなんて初めてみたな…噂では聞いた事があったが…」
アランさんが残骸を蹴り飛ばす。
「確かイーターハウスの中にはお宝が眠るって言うぞ…」
ディムロスじいちゃんが言うとアランさんとベイカーさんの顔色が変わる!
「「お宝!」」
二人は瓦礫を漁り出した!
【お宝…興味無いなぁ】
シルバは探す気が無いのか私の隣りにストンと座る。
【お宝かぁ…もしかしたら美味しいお肉とかもあるかもよ】
なんてね…と言おうとすると
【【肉!】】
シルバとコハクがヨダレを垂らして舌なめずりする!
そしてベイカーさん達の共に駆け出した!
【あっ…冗談…だったのに】
私が手を伸ばすとシンクがその手に止まった。
【大丈夫だよ。気にしなくていいよ】
シンクがそのまま肩にチョンチョンと飛び移ってくる。
私達は必死に探す四人を眺めていたがなかなか見つからない様子に声をかけた!
「ほらもう行こうよー!ここ怖いから」
「まて!あと少しで見つかるから」
アランさんが答える。
「もうそこまで探したらないんじゃよ!行くぞ!」
じいちゃんが怒って怒鳴る。
「仕方ねぇな…」
ガッカリしてこちらに歩いて来るのを私は近づいて行くと…
「きゃっあ!」
何かに躓いて転けそうになった!
「ミヅキ!」
ベイカーさんが慌てた様子で駆け寄ろうとすると…
ドンッ!
シルバがそれを押しのけて私の元に駆けつけた!
ぽふっとシルバの頭が受け止めてくれる。
「あ、ありがとう~」
シルバにぐりぐりとおでこをつけてお礼を言うと
「なんかに躓いちゃった…」
足元を見ると…そこには汚れた木箱があった。
「あれ?もしかしてこれって…」
私が覗き込むとはね飛ばされたベイカーさんが汚れた顔で一緒に覗き込んだ。
「ベイカーさんこれって…もしかしてお宝?」
「えっ!まじか!」
アランさんも近づいてきた。
【肉か!】
「おにく~」
シルバとコハクも尻尾を振って箱を見つめる。
「開けてみようぜ!」
アランさんが箱に手を伸ばした。
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