文字の大きさ
大
中
小
165 / 639
番外編【ネタバレ注意】
番外編 途中2
「美味しい!」
「ホクホクのパリパリ!」
冷えた体に熱々の焼き魚が体温と体力を回復してくれる。
みんなの頬が赤く色ずくと…
「よし!こんなに美味しいならもう少し頑張って自分の分もとるぞ!」
「私も!兄弟達にお土産に持って帰るんだ!」
落ちてたやる気が戻ってきた!
「頑張ろ!私も手伝うよ!」
私は川の流れに逆らうように石を積み上げ流れを穏やかにして魚達の休憩場所を作る。
「みんなで石を積み上げてね!こうすれば一箇所に集まって捕まえやすいよ!」
みんなで大きな石を頑張って運んでいった。
「凄い!サーモンが見えやすい!」
みんなが川に入って一気につかみ取りの開始だ!
「取りやすい!」
「楽しい!」
次々に取れるサーモンに仕事と言うの忘れて楽しんでいると…
【ミヅキ!川から上がるんだ!何か来るぞ!】
シルバが慌ててこちらに駆け寄ってきた!
「みんな!岸に上がって!なんか来るみたい!」
私がみんなを誘導して岸にあげさせるとシルバが川に飛び込んだ!
川下に向かって唸っている。
見ると水面に鮫の背鰭のようなものが見えた。
川に鮫?
「あれは…テイオウサーモン…」
コジローさんと付き添いの講師の冒険者達が剣を掴んだ!
「これは緊急事態です!皆さん我々で対処しましょう!」
コジローが声をかけると…
「しかし、オータムサーモンはEランクの魔物だがテイオウサーモンは…Bランクだぞ」
講師役冒険者達もしり込みする。
「これだけ人数がいれば大丈夫です!」
コジローが叫びながら飛び出した。
「コジローさん!まだ何匹がいるよ!それにはあそこに新人の子達が取り残されてる!」
私達より離れてオータムサーモンを捕まえていた子達がテイオウサーモンに囲まれていた…その中にあのボムボムくんもいた!
「大変だ!みんな手伝ってくれ!」
「わ、わかった!みんなも行くぞ!」
冒険者達が川に入ると…ビシッ!
水面が凍った!冒険者達の足まで凍り身動きが取れなくなる。
「氷魔法だ!」
シルバとコジローは凍りつく前にジャンプして逃れていた!
テイオウサーモンは氷を牙で砕きながら冒険者達に向かっていく…そのまま口を大きく開きひとのみにしようとしていた。
「うわぁー!」
冒険者が叫ぶとコジローがテイオウサーモンの眉間に剣を突き刺した!
「大丈夫ですか!」
「た、助かった…」
「すみません…今の一撃では仕留められませんでした」
コジローは寒いはずなのに冷や汗が垂れる…1匹ならまだしも、背鰭を見ると十匹は身を潜めて様子を伺っているようだった…
「ぎゃあああ!助けてー」
今度は違う場所で叫び声が上がる!
「クソっ!どうする…」
コジロー一人では手が足りない…
【シルバ!シンク!みんなを助けてあげて!】
【いいんだな!】
【まかせて!】
シルバとシンクはやっと出番かと冒険者を襲おうとしていたテイオウサーモンの上に着地した!
【デカくて食べ応えがありそうだ…】
シルバはジュル…とヨダレを垂らすと足をテイオウサーモンの頭に突き刺した。
【燃やしたら川が蒸発しちゃうから…僕は突撃ー!】
シンクは自分の体を炎に纏わせて凄まじい速さでテイオウサーモンの体目掛けて一直線!
そのままどってぱらを貫通した…
「す、すげぇ…」
ボムボム達は唖然とシルバとシンクがテイオウサーモンを殲滅する様子を見ていた…
【ミヅキ!こいつら食えるよな!】
シルバはテイオウサーモンを一匹残らず私の前に咥えてきた。
【うん!鮭の王様って言うくらいだもんきっと美味しいよ!】
鑑定
《テイオウサーモン》
鮭児の様な味。油がのって美味。
【やった!美味しいって!】
【たまらん!早く帰って食おう!】
私はいそいそとテイオウサーモンを収納にしまうと…
「ミ、ミヅキ…」
あっ!
コジローさんの伺うような声に恐る恐る後ろを振り返る。
「なんだあれ…どんだけ収納に入るんだよ」
「しかもあのテイオウサーモンを十数匹…あっという間に殲滅してたぞ、あの従魔達…」
バッチリとみんなに見られていた…
【あー!やっちゃった!鮭に夢中になり過ぎた!!】
私は頭を抱えると
【しょうがないなぁ…証拠隠滅といくか】
シルバがジリジリっと冒険者達に詰め寄ると
【えっ?証拠隠滅ってシルバどうする気かな?】
まさかと思って聞いてみる。
【そりゃ目撃者を消すまでだ】
【駄目!こら!そんな野蛮な事はしちゃ駄目でしょ!】
私がシルバを止めると…
「これは…ギルドに報告した方がいいんじゃ…」
「いや…それよりも今捕らえた方が…」
みんなシルバ達を恐ろしげに見つめると
「おい!待てよみんな!俺達はこいつらに助けて貰わなかったテイオウサーモンにみんな殺られてたんだぞ!」
ボムボムくんが私達の前に立って両手を広げて庇ってくれた!
「ボムボムくん…」
「ボルブだ!」
「そうですよ!皆さんはまずはこの子に…ミヅキとシルバさん達にお礼を言うべきでは!?」
コジローさんもボルフくんと一緒に声を荒らげた。
「二人とも…ありがとう~」
私は嬉しくて二人にとびっきりの笑顔で微笑んだ!
「なっ!なんだ…笑うと結構…可愛いなぁ…」
ボルブくんがなんでか頬を赤らめた。
「そうだよな…すまんコジロー、俺達あまりに事に動揺してしまった」
「仲間が助けてくれた…ただそれだけの事だよな!なんせその魔獣達は従魔なんだから」
「みんな…!はい!シルバ達はとってもお利口さんなんです!皆さんを傷つけることなんて絶対にしません!ねーシルバ!シンク!」
【ミヅキがそう言うならしょうがない】
【うん!ぼくはミヅキの言う通りにするよ~】
シルバは甘えた顔で私の頬をぺろぺろと舐める。
シンクも頬に体を擦り寄らせている…その姿はただのペットの様にしか見えなかった。
「な、なんか…どっと力が抜けた…」
のんびりとした空気に講師役の冒険者達がドサッと座り込むと…新人冒険者達もほっとしてゴロンと寝転んだ!
「あー!気が抜けたらお腹空いたー」
空に向かってさけんだ。
「少し休んだらみんなで帰ろう」
コジローさんが寝転ぶ冒険者達に笑って声をかけると…
「あっ!そうだ!ならテイオウサーモンで腹ごしらえして帰りましょ!」
私はデンっ!と大きな一匹を収納から取り出した!
疲れてるみんなには休んでてもらいコジローさんと焼き場の準備をする。
「こんな大きな鮭だから…あれがいいな!」
私は大きな鉄板を出すと焼き場にドンッと置く、そしてテイオウサーモンをコジローさんに捌いてもらい野菜を切って鉄板に並べた。
上からサーモンの切り身を山盛り乗せると上から調味料を垂らす。
もうひとつの鉄板で蓋をして火が通れば完成だ!
「ん?なんか香ばしいいい匂い…」
グゥ~
つられてみんなの腹の虫が鳴り出した。
「ちょうど出来たよ!」
私とコジローさんと蓋を開けるとモワッと真っ白い湯気が立ち上る。
ピンク色に色付いた綺麗な身が味噌のソースがかかり砂糖の焦げる香ばしい香りが広がる。
「な、なんだこれ…」
みんなはなんとも言えない匂いに料理に釘付けになっていると
「テイオウサーモンのちゃんちゃん焼きです!熱いうちにみんなで食べよ」
「俺達も食べていいのか?」
「うん!その代わり…ここでの事はみんなで共犯って事で!」
「これは賄賂だな!」
「よし!俺は乗った!黙ってるからこれをもらう!」
ボルブくんがまっさきに料理に手を伸ばした!
葉っぱのお皿に乗せてやると持っていたフォークでかきこむ!
「なんだこりゃー!うまーい!おかわり!」
ボルブくんはあまりの美味しさにあっという間に食べ終えておかわりを要求する!
「みんなはいいの?ボルブくんが全部食べちゃうよ?」
みんなはボルブくんのあまりに美味しそうに食べる様子にゴクリと唾を飲み込む。
「お、俺ももらおうかな…別に元から言う気なんて無いし…」
「あっ!俺も!」
「わ、私も食べたい!」
「どうぞどうぞ!」
私は笑ってみんなに手を差し出した。
シルバとシンクにもたくさんよそってあげてコジローさんの分を持っていく。
「コジローさん!ありがとうございました!」
「いや、こっちこそ助かった。ミヅキ達がいなかったら最悪みんな死んでいたからな…」
「コジローさんがいたから私もシルバ達も安心して力を出せました!コジローさんなら何とかしてくれるかなって」
「いや…今回はボルブにいいとこ取られちゃったな」
コジローさんが苦笑する。
「そうだね~まさかボルブくんが庇ってくれると思わなかったよ」
まだサーモンを食べているボルブくんの方を見るとふっと目があった。
私はニコッと笑い返すと手をヒラヒラと振った。
「……!」
ボルブくんがサーモンの乗った葉っぱを落とした。
「あれ?大丈夫かな?」
私が笑ってその様子を見ていると
「あれは落ちたね…」
コジローさんがため息をつく。
ん?そりゃお皿落ちたけど…わざわざ見てたのに…コジローさん変なの?
私は可哀想な子を見るようなコジローさんの眼差しの意味がわからずに首を傾げた。
「ホクホクのパリパリ!」
冷えた体に熱々の焼き魚が体温と体力を回復してくれる。
みんなの頬が赤く色ずくと…
「よし!こんなに美味しいならもう少し頑張って自分の分もとるぞ!」
「私も!兄弟達にお土産に持って帰るんだ!」
落ちてたやる気が戻ってきた!
「頑張ろ!私も手伝うよ!」
私は川の流れに逆らうように石を積み上げ流れを穏やかにして魚達の休憩場所を作る。
「みんなで石を積み上げてね!こうすれば一箇所に集まって捕まえやすいよ!」
みんなで大きな石を頑張って運んでいった。
「凄い!サーモンが見えやすい!」
みんなが川に入って一気につかみ取りの開始だ!
「取りやすい!」
「楽しい!」
次々に取れるサーモンに仕事と言うの忘れて楽しんでいると…
【ミヅキ!川から上がるんだ!何か来るぞ!】
シルバが慌ててこちらに駆け寄ってきた!
「みんな!岸に上がって!なんか来るみたい!」
私がみんなを誘導して岸にあげさせるとシルバが川に飛び込んだ!
川下に向かって唸っている。
見ると水面に鮫の背鰭のようなものが見えた。
川に鮫?
「あれは…テイオウサーモン…」
コジローさんと付き添いの講師の冒険者達が剣を掴んだ!
「これは緊急事態です!皆さん我々で対処しましょう!」
コジローが声をかけると…
「しかし、オータムサーモンはEランクの魔物だがテイオウサーモンは…Bランクだぞ」
講師役冒険者達もしり込みする。
「これだけ人数がいれば大丈夫です!」
コジローが叫びながら飛び出した。
「コジローさん!まだ何匹がいるよ!それにはあそこに新人の子達が取り残されてる!」
私達より離れてオータムサーモンを捕まえていた子達がテイオウサーモンに囲まれていた…その中にあのボムボムくんもいた!
「大変だ!みんな手伝ってくれ!」
「わ、わかった!みんなも行くぞ!」
冒険者達が川に入ると…ビシッ!
水面が凍った!冒険者達の足まで凍り身動きが取れなくなる。
「氷魔法だ!」
シルバとコジローは凍りつく前にジャンプして逃れていた!
テイオウサーモンは氷を牙で砕きながら冒険者達に向かっていく…そのまま口を大きく開きひとのみにしようとしていた。
「うわぁー!」
冒険者が叫ぶとコジローがテイオウサーモンの眉間に剣を突き刺した!
「大丈夫ですか!」
「た、助かった…」
「すみません…今の一撃では仕留められませんでした」
コジローは寒いはずなのに冷や汗が垂れる…1匹ならまだしも、背鰭を見ると十匹は身を潜めて様子を伺っているようだった…
「ぎゃあああ!助けてー」
今度は違う場所で叫び声が上がる!
「クソっ!どうする…」
コジロー一人では手が足りない…
【シルバ!シンク!みんなを助けてあげて!】
【いいんだな!】
【まかせて!】
シルバとシンクはやっと出番かと冒険者を襲おうとしていたテイオウサーモンの上に着地した!
【デカくて食べ応えがありそうだ…】
シルバはジュル…とヨダレを垂らすと足をテイオウサーモンの頭に突き刺した。
【燃やしたら川が蒸発しちゃうから…僕は突撃ー!】
シンクは自分の体を炎に纏わせて凄まじい速さでテイオウサーモンの体目掛けて一直線!
そのままどってぱらを貫通した…
「す、すげぇ…」
ボムボム達は唖然とシルバとシンクがテイオウサーモンを殲滅する様子を見ていた…
【ミヅキ!こいつら食えるよな!】
シルバはテイオウサーモンを一匹残らず私の前に咥えてきた。
【うん!鮭の王様って言うくらいだもんきっと美味しいよ!】
鑑定
《テイオウサーモン》
鮭児の様な味。油がのって美味。
【やった!美味しいって!】
【たまらん!早く帰って食おう!】
私はいそいそとテイオウサーモンを収納にしまうと…
「ミ、ミヅキ…」
あっ!
コジローさんの伺うような声に恐る恐る後ろを振り返る。
「なんだあれ…どんだけ収納に入るんだよ」
「しかもあのテイオウサーモンを十数匹…あっという間に殲滅してたぞ、あの従魔達…」
バッチリとみんなに見られていた…
【あー!やっちゃった!鮭に夢中になり過ぎた!!】
私は頭を抱えると
【しょうがないなぁ…証拠隠滅といくか】
シルバがジリジリっと冒険者達に詰め寄ると
【えっ?証拠隠滅ってシルバどうする気かな?】
まさかと思って聞いてみる。
【そりゃ目撃者を消すまでだ】
【駄目!こら!そんな野蛮な事はしちゃ駄目でしょ!】
私がシルバを止めると…
「これは…ギルドに報告した方がいいんじゃ…」
「いや…それよりも今捕らえた方が…」
みんなシルバ達を恐ろしげに見つめると
「おい!待てよみんな!俺達はこいつらに助けて貰わなかったテイオウサーモンにみんな殺られてたんだぞ!」
ボムボムくんが私達の前に立って両手を広げて庇ってくれた!
「ボムボムくん…」
「ボルブだ!」
「そうですよ!皆さんはまずはこの子に…ミヅキとシルバさん達にお礼を言うべきでは!?」
コジローさんもボルフくんと一緒に声を荒らげた。
「二人とも…ありがとう~」
私は嬉しくて二人にとびっきりの笑顔で微笑んだ!
「なっ!なんだ…笑うと結構…可愛いなぁ…」
ボルブくんがなんでか頬を赤らめた。
「そうだよな…すまんコジロー、俺達あまりに事に動揺してしまった」
「仲間が助けてくれた…ただそれだけの事だよな!なんせその魔獣達は従魔なんだから」
「みんな…!はい!シルバ達はとってもお利口さんなんです!皆さんを傷つけることなんて絶対にしません!ねーシルバ!シンク!」
【ミヅキがそう言うならしょうがない】
【うん!ぼくはミヅキの言う通りにするよ~】
シルバは甘えた顔で私の頬をぺろぺろと舐める。
シンクも頬に体を擦り寄らせている…その姿はただのペットの様にしか見えなかった。
「な、なんか…どっと力が抜けた…」
のんびりとした空気に講師役の冒険者達がドサッと座り込むと…新人冒険者達もほっとしてゴロンと寝転んだ!
「あー!気が抜けたらお腹空いたー」
空に向かってさけんだ。
「少し休んだらみんなで帰ろう」
コジローさんが寝転ぶ冒険者達に笑って声をかけると…
「あっ!そうだ!ならテイオウサーモンで腹ごしらえして帰りましょ!」
私はデンっ!と大きな一匹を収納から取り出した!
疲れてるみんなには休んでてもらいコジローさんと焼き場の準備をする。
「こんな大きな鮭だから…あれがいいな!」
私は大きな鉄板を出すと焼き場にドンッと置く、そしてテイオウサーモンをコジローさんに捌いてもらい野菜を切って鉄板に並べた。
上からサーモンの切り身を山盛り乗せると上から調味料を垂らす。
もうひとつの鉄板で蓋をして火が通れば完成だ!
「ん?なんか香ばしいいい匂い…」
グゥ~
つられてみんなの腹の虫が鳴り出した。
「ちょうど出来たよ!」
私とコジローさんと蓋を開けるとモワッと真っ白い湯気が立ち上る。
ピンク色に色付いた綺麗な身が味噌のソースがかかり砂糖の焦げる香ばしい香りが広がる。
「な、なんだこれ…」
みんなはなんとも言えない匂いに料理に釘付けになっていると
「テイオウサーモンのちゃんちゃん焼きです!熱いうちにみんなで食べよ」
「俺達も食べていいのか?」
「うん!その代わり…ここでの事はみんなで共犯って事で!」
「これは賄賂だな!」
「よし!俺は乗った!黙ってるからこれをもらう!」
ボルブくんがまっさきに料理に手を伸ばした!
葉っぱのお皿に乗せてやると持っていたフォークでかきこむ!
「なんだこりゃー!うまーい!おかわり!」
ボルブくんはあまりの美味しさにあっという間に食べ終えておかわりを要求する!
「みんなはいいの?ボルブくんが全部食べちゃうよ?」
みんなはボルブくんのあまりに美味しそうに食べる様子にゴクリと唾を飲み込む。
「お、俺ももらおうかな…別に元から言う気なんて無いし…」
「あっ!俺も!」
「わ、私も食べたい!」
「どうぞどうぞ!」
私は笑ってみんなに手を差し出した。
シルバとシンクにもたくさんよそってあげてコジローさんの分を持っていく。
「コジローさん!ありがとうございました!」
「いや、こっちこそ助かった。ミヅキ達がいなかったら最悪みんな死んでいたからな…」
「コジローさんがいたから私もシルバ達も安心して力を出せました!コジローさんなら何とかしてくれるかなって」
「いや…今回はボルブにいいとこ取られちゃったな」
コジローさんが苦笑する。
「そうだね~まさかボルブくんが庇ってくれると思わなかったよ」
まだサーモンを食べているボルブくんの方を見るとふっと目があった。
私はニコッと笑い返すと手をヒラヒラと振った。
「……!」
ボルブくんがサーモンの乗った葉っぱを落とした。
「あれ?大丈夫かな?」
私が笑ってその様子を見ていると
「あれは落ちたね…」
コジローさんがため息をつく。
ん?そりゃお皿落ちたけど…わざわざ見てたのに…コジローさん変なの?
私は可哀想な子を見るようなコジローさんの眼差しの意味がわからずに首を傾げた。
感想 6,830
あなたにおすすめの小説
過保護すぎる家族に囲まれて育ったら、外の世界が危険すぎました 〜冷酷公爵の父と最強兄たちに溺愛される日々〜
由香過保護な父と兄たちに囲まれて育った少女。
初めての外は危険だらけ——のはずが、全部“秒で解決”。
溺愛×コメディ×ほんのり成長の、ほっこり家族物語。
一夜の過ちで懐妊したら、幼なじみの冷酷皇帝に溺愛されました
由香没落貴族の娘・柳月鈴は、宮廷で医官見習いとして働いていた。
ある夜、皇帝即位の宴で酒に酔い、幼なじみだった皇帝・李景珩と再会する。
遠い存在になったはずの彼。
けれど、その夜をきっかけに月鈴の運命は大きく動き出す。
冷酷と恐れられる皇帝が、なぜか彼女だけには甘すぎて――。
私の作るおにぎりが、騎士団の士気を異常に上げています(犯人は副団長)
星乃和花おにぎりを配っただけで、騎士団の士気が異常値になりました。
団長は警戒、監察部は呪術検査、国まで動きかけるのに――副団長だけが平然と断言。
副団長「彼女のご飯は軍事物資です」
私「えっ重い」
胃袋で落ちた策略家副団長の“最適化溺愛”に巻き込まれ、気づけば専属補給係(=婚約)寸前!?
ほのぼの爆笑&甘々の騎士団ラブコメです。
(完結済ー本編16話+後日談6話)
【完結】悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
本編完結済です。
もっちもっち感謝祭で、リクエストいただいたお話を更新しています。
皆さまの応援のおかげで『もふもふ獣人に転生したら、最愛の推しに溺愛されています』書籍化、心から、ありがとうございます!
皆の動画をつくりました!
プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったら、お話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです!
表紙や動画にAIを使っていますが、小説にはAIを使っておりません
異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?
すずなり。ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。
一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。
「俺とデートしない?」
「僕と一緒にいようよ。」
「俺だけがお前を守れる。」
(なんでそんなことを私にばっかり言うの!?)
そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。
「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」
「・・・・へ!?」
『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!?
※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。
※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。
ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
一妻多夫の獣人世界でマッチングアプリします♡
具なっしー前世の記憶を持つソフィアは、綿菓子のような虹色の髪を持つオコジョ獣人の令嬢。
この世界では男女比が極端に偏っており、女性が複数の夫を持つ「一妻多夫制」が当たり前。でも、前世日本人だったソフィアには、一人の人を愛する感覚しかなくて……。
そんな私に、20人の父様たちは「施設(強制繁殖システム)送り」を避けるため、マッチングアプリを始めさせた。
最初は戸惑いながらも、出会った男性たちはみんな魅力的で、優しくて、一途で――。
■ 大人の余裕とちょっと意地悪な研究者
■ 不器用だけど一途な騎士
■ ぶっきらぼうだけど優しい元義賊
■ 完璧主義だけど私にだけ甘えん坊な商人
■ 超ピュアなジムインストラクター
■ コミュ力高めで超甘々なパティシエ
■ 私に一生懸命な天才年下魔法学者
気づけば7人全員と婚約していた!?
「私達はきっと良い家族になれます!」
これは、一人の少女と七人(…)の婚約者たちが、愛と絆を育んでいく、ちょっと甘くて笑える逆ハーレム・ラブコメディ。
という異世界×獣人×一妻多夫×マッチングアプリの、設定盛りだくさんな話。超ご都合主義なので苦手な人は注意!
※表紙はAIです
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。