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三人目のメイド
しおりを挟む夜が段々と深くなってゆく。シャルルは自室を訪れた三人の少女のうち最後の一人に目を留めた。
シャルルに見つめられて、金髪の少女が優雅な仕草でスカートの端を軽く持ち上げた。
金髪の少女が柔らかい声で言う。
「エリザですわ、今夜はご主人さまに悦んでいただくため、この体を捧げます」
「ほう……、その体をか」
シャルルはエリザの体を頭から爪先までじろじろと眺め回した。エリザの髪はウェーブのかかった長い金髪だった。
三人の少女の中では最も背が高く、ほっそりとした体をしている。メイド服を押し上げる乳房の大きさではアイシャに劣るものの、形のよい美乳だということが服の上からでも窺い知れた。
エリザと名乗ったメイドは穏やかな笑みを浮かべながらシャルルをまっすぐ見ている。
蝋燭の光の中でさえ、エリザの頬がわずかに赤らんでいるのがわかった。
この美しい少女はこれからその体を捧げてくれるのだという。
命令すれば、そのスカートの中に隠れた場所もよく見えるように晒してくれるだろう。
穏やかな笑みが浮かぶ唇は、シャルルのペニスに数え切れない口付けを与え、その柔らかな肉でペニスをしごいてくれるのだ。
エリザの姿はどこかの国の姫君のように麗しい。高貴さを感じさせるほど容姿は整っていて、スカートを抓む仕草も、笑みの浮かべ方も洗練されている。
社交の場に出ればきっと多くの視線を集め、男たちから崇められることだろう。
だが、自分はそんな少女をすぐさま跪かせることが出来る。
柔らかな音色を生み出す舌で、ペニスを存分に舐めさせることも出来るのだ。
シャルルは朝の食堂での出来事を思い返した。確かエリザは床に置かれた皿に直接口をつけて、犬のように料理を平らげていた。
「朝には犬のような格好をしていたな」
意地の悪い言い方になったかもしれないと思ったが、エリザは気分を害した様子は無かった。それどころか落ち着いた物腰を突然振り払って明るい笑みを浮かべる。
「は、はい、そうです。犬のように、ご主人さまの精液を床から直接」
「そうだったな。手すら使わず、犬のように尻を高く上げていたな」
「わたしは、ご主人さまの犬ですから」
犬扱いされているというのに、エリザの瞳は潤んでいた。頬がさらに赤くなり、エリザは恥ずかしげに目を伏せる。
シャルルは右手をエリザの胸に伸ばした。メイド服の上から少女の未発達な乳房を指先で揉み解す。
「そうか、犬か」
「はい、ご主人さまの犬です、あっ」
乳首の辺りを指先でくりくりと刺激するとエリザが甘い声を漏らした。
シャルルはエリザの美しく整った顔を見下ろし、にやりと笑みを浮かべた。
「犬は実によい。犬は主人の言うことによく従うし、芸もする」
「はい……、あっ、やん」
乳首を軽く抓むと、エリザが肩をぴくりと跳ねさせた。
「俺はこれほど可愛らしいワンちゃんの飼い主ということだな」
「はい、ご主人さま。エリザをいっぱい可愛がってください、アンジェのように、犬のように、ご主人さまを後ろから受け入れます」
胸を揉まれながら、エリザは熱っぽい息を漏らした。
シャルルはひとつ名案を思いついた。
「では飼い主として犬に芸でも仕込むとしようか」
「はい」
「エリザ、お座り」
「はいっ」
エリザが大きな声で返事をした。それからすぐさま膝と両手を床につける。四つ足の動物のような格好を取ると、エリザはシャルルの顔を見上げた。
命令にすぐさま従ったエリザは、シャルルが喜ぶことを期待していた。しかしシャルルは眉間に皺を作って不満そうにしている。
「ご、ご主人さま?」
「ああエリザ、いけないな。それは間違っている」
「そ、そんな?!」
エリザは驚きで目を丸くした。何が間違っているのかわからず、エリザが困惑の表情を浮かべる。
シャルルは美少女の困り顔を見下ろし、それからゆっくりと膝を曲げてしゃがみこんだ。
「ははは、どうやら俺はまずこのメス犬を躾けることから始めなければいけないようだな」
「し、しつけ……、ああ、ご主人さま、どうかこの無能なエリザを躾けてください」
エリザの顔に期待による喜色が溢れた。床に手をついたままシャルルのほうへとにじり寄ろうとする。
シャルルはそれを手で制し、落ち着いた声音で言った。
「いいかエリザ、犬のお座りはこのように両脚を開き、膝を曲げ、両手をその間につく」
「は、はいっ」
言われた通りにエリザはすぐさましゃがみこむような姿勢を取った。美しい少女はその両脚をM字に開き、股間を晒すかのような格好でしゃがみこんだ。
エリザは恥ずかしさと誇らしさの中でその整った顔をまっすぐシャルルに向けた。
同じようにしゃがんだままのシャルルが頷く。
「そうだ、それが犬のお座りだ」
「はい……、なんだか、おしっこをする時の体勢のようで少し恥ずかしいです」
エリザの股は大きく開かれていて、スカートに隠れていた股間の部分は惜しげもなく晒されている。
脚を大きく開いているせいで、エリザの股間の肉がわずかに下着からはみ出していた。
シャルルはそこに視線を注ぎ、舌で唇を一度湿らせた。
「エリザ、犬がおしっこをする時の体勢はどんなものか知っているだろう?」
「は、はい、もちろんです」
「エリザにも後でそうしてもらう。片足を高く上げて、その下着で隠された場所を俺によく見せることになるだろう」
「はい……」
しゃがみこみ、股間をシャルルに見られながら、エリザはとろんとした表情で頷いた。
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