僕っ子聖女は男と女の二つの性を持って育ち女性たちに愛されて喜びや苦しみを知り大聖女になる話

＝第八章僕っ子聖女は落ち着き復学をする＝

1•僕はまたみんなで新しい春を迎える

この１年はいろいろありすぎた。突然お妃候補にされ危険を感じ辺境へ避難して聖女を交換する話が出てリリーを救出して聖女様がいる国に行って聖女と認められて辺境が独立してやっと自由を手に入れ国内が安定するようにみんなで頑張ったら冬を越して春がきていた。とりあえず隣国とは平和協定を結んだので戦争の心配は回避された

そんな中一通の手紙が届いたそれは特例で条件を満たせば学院を卒業させるというものだった１年勉強してない僕達では難しい事が分かったうえでの意趣返しだった

「みんな１年で卒業出来ると思うかな」

「そうね１年はさすがに大きいわね」

「絶対に聖女に恥をかかせようとしてるはねどんな難題をだされるか分からないわ」

「それでも卒業出来れば企みを砕けるわ」

「でもみんなで卒業式を出たい気持ちも」

「そうね卒業式はしたいわ」

「せっかく入学したら卒業もしたいわ」

「それじゃあどんな難題がでてもみんなで協力して乗り切るしかないわね」

「それじゃあ学院に乗り込みましょう」

「意義なしよ」「私も」「問題ないわ」

こうしてみんなで春からまた学院に乗り込むことになったまだどんな事が待ち構えているかわからないけどみんなが一緒なら

そして学院が始まるのに合わせてみんなで学院に乗り込んだやっぱり注目の的だった

今日から三年生つまり最終学年になるのだ教室もみんな一緒でガーラも騎士科から魔法科に移った別に剣にこだわりはなかったみたいだどちらかというと魔法のがあってるみたいでよかったさあどうなりますか

「さあホームルームを始める懐かしい面々もいるがみんな同じだからたのむぞ」

「それじゃあ今年は卒業までには課題があるそれはレポートの提出とテストがある」

「それはどこまでが卒業できるんですか」

「それはそれぞれ違うが基準はあるぞ」

「その基準をみたせば卒業できるのか」　　
　　
「そういう事になる詳しくはおいおい説明していくが簡単ではないから覚悟しろ」

そうしてある程度のメドが示されて卒業までの１年が始まった。これからどんな難題をだされるか分からないけどみんなとなら大丈夫な気はしている。決して楽ではないが頑張って卒業できるように勉強をしようそしてみんなで卒業式に出る