言葉にしなくても愛情は伝わる
二週間前に婚約者のウィルフレッドより「王女殿下の誕生パーティーでのエスコートは出来なくなった」と謝罪と共に同伴の断りを受けた子爵令嬢のセシリアは、妊娠中の義姉に代わって兄サミュエルと共にその夜会に参加していた。すると自分よりも年下らしき令嬢をエスコートする婚約者のウィルフレッドの姿を見つける。だが何故かエスコートをされている令嬢フランチェスカの方が先に気付き、セシリアに声を掛けてきた。王女と同じく本日デビュタントである彼女は、従兄でもあるウィルフレッドにエスコートを頼んだそうだ。だがその際、かなりウィルフレッドから褒めちぎるような言葉を貰ったらしい。その事から、自分はウィルフレッドより好意を抱かれていると、やんわりと主張して来たフランチェスカの対応にセシリアが困り始めていると……。
※全6話(一話6000文字以内)の短いお話です。
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sukeroku様
ご感想頂き、ありがとうございます!
セシリア、おっとりな見た目に反して結構、反骨精神旺盛な女性です。(笑)
個人的にはパイセン呼びの方がしっくりくるような……。
でも一応、貴族令嬢なので『お姉様』になってしまうのかな?(笑)
女性でも『ダンディ』と称される事があるんですねー。知らなかった……。
そうなると日本で言うところの『男前な女性』(『漢』と称される女性w)という意味になるのでしょうか?
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あさぎ様
お読み頂き、ありがとうございます!
まだ18歳にみたないセシーの方が婚約者より、ずっと大人ですね。(笑)
恐らくウィルフレッドは、フランチェスカと王子の一生懸命だけど若さゆえの空回りしている様子が、可愛すぎて揶揄ってしまったという感じです。(苦笑)
ウィルフレッドに感情移入されて読まれると、あのような愛で方を二人についしてしまった事に共感しやすいと思いますが、やられた若人二人に共感して読むと、ウィルフレッドは「嫌な大人だなー」となるので、冒頭にあのような注意書きをさせて頂きました。
正直なところ、作者側には作品を読んだ読者様が、どのキャラに感情移入するかは分からないので……。
それで「このキャラがかわいそう過ぎる!」と作者に怒りのコメントをぶつけられても作者側はかなり困惑します。(苦笑)
こちらはあくまでも架空の人物が織り成す空想上の世界観でお話作っているので、存在すらしていないお話の中のキャラを擁護する為に作者にその怒りをぶつけられても、ちょっと意味が分からないとなってしまうので……。(困惑)
なので『過剰に感情移入せず、傍観するように』とお願い致しました。(苦笑)
それだけこちらが作った世界に没頭して頂けた事は、とてもありがたい事んですけどね……。
私自身が一人称読みが出来ない人間なので、そのキャラに過剰に感情移入した時に発生する読み手側が受けるストレスがよく分かっていないという部分もあるのですけど。
なので、私の作品は出来ればお話全体を傍観するような感覚で読まれる事を推奨いたします。
あさぎ様
いつもご感想頂き、本当にありがとうございます!
注意書きですが……。(苦笑)
どうも私の作品は心理描写がっつり書き過ぎるので、読者様が登場人物に共感し過ぎてキャラと一緒に怒ったり、悲しんだりしやすい傾向があるようなので……。(汗)
自身が傍観するような読み方する人間なので、キャラに感情移入して読まれる方(恐らく一人称読みをされる方)が結構いらっしゃる事につい最近、気付きました。(苦笑)
なので、あのような注意書きをしております。
ですが、今回はほっこり系目指したので、そこまでキャラ共感はしないと思いますが、念の為お気を付けくださいねー。(笑)
短いお話ですが、文字数は結構あるので、お時間ある時にお楽しみください。(*´▽`*)
pinkmoon様
ご感想頂き、ありがとうございます!
ウィルフレッド、一番の年長者なのに大人気ないですよね……。(苦笑)
そんな彼は同じように意中の相手一筋バカな第三王子に嫉妬攻撃されてますねー。(笑)
でも二人共、最終的に婚約者を愛ですぎるタイプなので似た者同士な気がします。(^^;)
後日談もご希望頂き、ありがとうございます!
機会があれば、フランチェスカ達のその後だけでなく、セシリア達のその後の話も感が手見ようかなーと思っております。
その際は、またお手に取って頂けると嬉しいです!
ご感想、本当にありがとうございました。(*´▽`*)