391 / 409
後後260 練り直し!
しおりを挟む「よう!祭りは来週に決まったぞ!」泉さんがモフ小屋に飛び込んできた。
「え?!この世界にカレンダーあったんですか?!!!」ガク
「そこかよっつ!!!!」
「まぁ、あるとこにはあるんだよ。10日後に始まる。」
はじまる?
「何日やるの?」
「さあ?多分4-5日じゃないか?」
嫌な予感?
あ・・
「あの?どこでやるの?」
「え?領都?」
はあ?
「俺参加しない。」ガク
「あ?なんだって?」泉
「俺参加しない」
「なんだって?」
「何言われても参加しない。俺は村長に頼んだんだ。村祭りに決まってるでしょっつ!!!」
「今更?そんなこと聞いてねーぞ?」
「「そんちょーーうっ!!!」」
で、練り直しになりました。
ガクもお祭り本部に参加した。監視役として。
もう今までの計画案みたら大変!
花火。これはどうにかまだ理解できる。却下だけど。
山車、将軍様をかたどったのとか華子のとか、ロボ軍団の練り歩きとか、無限軌道車のパレードとか(大田さんの要望だな!)、早食い大会とか、大食い大会とか、釣り堀大会とかよくわからんし、却下の嵐!!
なんでもやりゃいいと?
「何の祭りのつもりだったの?俺、モフ神様の祭りって言ったよね?他の祭りをしたいなら別にやってください。」
「・・・・・」一同
熊もいるのになぜこんなに?
まぁ、領主様は流されたのかもしれないけど。(親代わりに甘いガク)
「第一回モフ神祭りと同じにしてください。実行委員長は祝詞を上げる領主様にお願いいたします。前回と全く同じにしてください、アレがベストです。」
「お、そうか、うむ、わかった。」
今ここ、村長宅お祭り本部に居るのはガクとアニャータ以外には、
泉、シューレ、匕王夫妻、グレーズ公爵、熊、子熊、村長、そして領主様、で、王妃様だ。
王妃様にはお引き取りを願った。
ぐすったけど、
「・・・・農国、いいよなー。アニャータ、帰りたい?」ガク
「お!帰ってくるのか!!すぐ帰ろう!今すぐでも良いぞっつ!!!」公爵
「わかりましたっ!!私は抜けますからっつ!!!」王妃
「すみません公爵様、別荘どっかに買いますので、たまに行くだけで許してください」
「むう、、、まぁ、、んじゃ私の邸に来ればいいじゃないか?」
「ブートッチがいいかな?って・・・」
ブートッチに勝てる場所など無いのだ、この世界にw
「・・・んじゃ、私の邸とブートッチに転移ゲートを作ってもらう」
すげーな?
「まぁそれなら、ガクさん、容認してもらえませんか?」アニャータ
「アニャータがそう言うなら・・・。泉さんも一緒にいくでしょ?」ガク
「え?いいのか?」泉
「「「いいにきまってるでしょう!」」」ガク、アニャータ、公爵
王妃様、顔色悪いけど・・・
とっとと帰って将軍様に叱られてこいや!!
時は10日後。
期間は3日間。
初日に祝詞。で、祭りの始まり。
前回の祠の前で、前回の神楽舞台が残っているのでそれを使って舞を3日とも行う。
山車、神輿はなし。
出店は前回くらい出せれば嬉しい。
こんな程度である。
領主様もこれを見て思い出したようだ。
匕王夫妻は「我が国からもこの村の友人として、そして獣人の仲間として、モフ神様に何か献上し、祭りに参加させてもらおう」と。
やっぱこの王様、分別あるよな。遊ぶときとそうでないときを分けられる。
それを聞いて、
「うむ、我が国も獣人は多く活躍してる。なんかモフでっかいの連れて
「ありがとうございます!でもそーゆーのはちょっと・・遠慮したいっす、農国でモフ神祭りを行ってくれるほうが神様喜ぶと思いますよ?」
全く匕王に対するのと逆を言うガクw
でも公爵と匕王の言うこと全く違うんだから仕方ないよね!!
「そういえば、祠ってどうなってるんですか?」
「え?知らないの?」村長
うん?
「村の皆で世話してるぞ。ピカピカだぞ?」そんちょ
「ピカピカなのは、獣人が来てご利益ご利益っていいながら皆なでているからでしょう?」小熊
「あ、バラすなよ」そんちょ
「でも、世話してきれいに保っているのは事実だな」熊
ぎりセーフなそんちょ?
「なんかで囲ってはいないですよね?」ガク
「なんで?んなことしていないけど・・」そんちょ
「いや、なんか囲いとかかぶせるよなこととか不味い気がして?」
ふーん?
ーー
祭りの件はあとは具体的に誰が何をやるか、どうやるか、とかなのでガクは居なくても大丈夫だろう。村長宅を出た。
「アニャータ、祠見て帰ろう」
「ええ、私も見たことなかったです。というか、あることすら」
うん、俺も忘れていたからね、とは言えないガク。
毎年祭りやらないといけないなぁ、と改めて思った。
ほどなく祠と神楽舞台のある場所。祠の周囲には数本の木が植えられていた。2mくらいに成っている。
最初の祭りから、そんな経ってる?。数年は経ってるもんなぁ・・・。と思うガク。
アニャータは祠を拝んでいる。毎日モフ☆モフのために頑張っているんだからな。
ガクも拝んだ。みんながよいモフ☆モフでいられるように。俺達もがんばりますので、と。
で、
「確かに触られまくってるんでしょうね」
アニャータが見る通り、人の背丈ほどの岩の表に出ている部分がテカテカツルツルになって光っている。禿ではない。
「で、着物きているのはなぜですか?」
「うむ、それはだな」
泉さん?
いきなり現れる。
「おう、領主様がとりまとめやってくれるので俺も必要ないな、と思ってな抜けてきた」
「それよりだ、この着物を着せたのは他でもない熊だ。似合うだろう?」
「うん、妙に似合うので感心していたとこ」
「ええ、似合ってますねぇ」
・・・・
3人は見つめてしまう。何故か着流しのような着物が似合ってしまうその岩に。
あ、
泉さんに木刀を貰う。泉さんは村に居る時は木刀持って歩いている事が多い。いつでも誰かに鍛錬付けられるから。相手に木刀もたせ、泉さんは素手とか木の枝とかで相手するのだ。
どこでも鍛練マシーンいずみ式!
ん、と泉さんは木刀を渡す。
木刀を、その着流しの帯の脇に差してみた。
「おう、いいな。ならば・・」
と、泉さんがその木刀を背に回した。
「おう、前からは見えないけど、カッコよさが増した!!」
「だろう?脇だと少しわざとらしく見えたんだ」
「凛々しくなりましたね」
武国なのだここは。これでこのモフ神様も、より一層親しまれるんじゃないかな?
その岩の頭部あたりのてかりが、一瞬ほこらしげにてかった気がした。
0
あなたにおすすめの小説
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
転生したらただの女の子、かと思ったら最強の魔物使いだったらしいです〜しゃべるうさぎと始める異世界魔物使いファンタジー〜
上村 俊貴
ファンタジー
【あらすじ】
普通に事務職で働いていた成人男性の如月真也(きさらぎしんや)は、ある朝目覚めたら異世界だった上に女になっていた。一緒に牢屋に閉じ込められていた謎のしゃべるうさぎと協力して脱出した真也改めマヤは、冒険者となって異世界を暮らしていくこととなる。帰る方法もわからないし特別帰りたいわけでもないマヤは、しゃべるうさぎ改めマッシュのさらわれた家族を救出すること当面の目標に、冒険を始めるのだった。
(しばらく本人も周りも気が付きませんが、実は最強の魔物使い(本人の戦闘力自体はほぼゼロ)だったことに気がついて、魔物たちと一緒に色々無双していきます)
【キャラクター】
マヤ
・主人公(元は如月真也という名前の男)
・銀髪翠眼の少女
・魔物使い
マッシュ
・しゃべるうさぎ
・もふもふ
・高位の魔物らしい
オリガ
・ダークエルフ
・黒髪金眼で褐色肌
・魔力と魔法がすごい
【作者から】
毎日投稿を目指してがんばります。
わかりやすく面白くを心がけるのでぼーっと読みたい人にはおすすめかも?
それでは気が向いた時にでもお付き合いください〜。
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める
遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】
猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。
そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。
まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる