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29話冒険者ギルド(中編)
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ドラスさんはビックリした顔で僕を見て、ゲーハさんに顔を向ける。
僕は静かにゲーハさんの答えをまった。
「そんな真剣な顔で見つめられても、俺にその毛はないからな」
ハ?真剣な話をしてるつもりなのに、何言ってんのこの人⁉︎
僕だって、おじさん趣味はない。てかこれまで人間の女の子との触れ合いもないのに、男なんてそもそも眼中にない…。
「そう睨むな。場を緩めようと思っただけだ。俺の冗談はいつも通じないのが悲しいがな」
「真剣な話の時に冗談なんてよく言えますね…」
「お前の言いたいことはわかった。お前らを離すつもりは考えてないし、離したところで意味がないからな。危害を加えるつもりもないさ。聞きたいことは山ほどあるがな」
横でどうして良いかわからずオロオロするドラスさん。ルピはずっとゲーハさんから目線を離さず臨戦態勢をとっているように見える。
きっと僕を守ろうとしてくれてるんだろう。
「まずはお前たちのステータスが見たい。ギルドカードに乗せているものではなく、現在のものだ」
「それを見せる意味は?」
「お前と従魔の強さを知るためだな」
「それを知る意味があるんですか?」
「まず1つはお前の強さだ。他の冒険者に知られた以上は、どこで話が漏れるかわからない。その時にお前は従魔がいなくても1人で自分の身を守れるのかを知りたい」
ゲーハさん曰く魔石は貴重なもので欲してる人はかなりおり、闇取引もされているらしい。ギルドでは適正価格で取引しているが、裏ではその何倍も値段がつくこともある。
その魔石を魔物を倒すたびに出せる従魔となれば、欲しい人間は山のようにいる。
狙おうと思えば僕がトイレに行ってる時、寝てる時、歯磨きをしてる時、いくらでも出来るらしい。トイレはさすがに勘弁だな…。
「お前は従魔が離れてる時に自分を守れるだけの強さがあると言い切れるのか?」
「今の僕には…ないでしょうね」
「だろうな」
「2つ目は当たり前だが従魔の強さだ。見もせず魔物を倒せるとなれば、それなりの強さが必要になってくる。強すぎる従魔が街で暴れられても困るからな。抑えるすべを考えるのに知りたいのさ」
「暴れるってっ!そんなことルピがするわけないじゃないですか‼︎」
「それを考え判断するのが俺の役目であって、お前の意見は聞いてない」
ゲーハさんの言い分もわかる。わかるけどルピがまるで街に危害を加えるかもしれないという言い方に、煮え繰り返りそうなほど腹がたつ。
こんな人を本当に信じて良いのか⁉︎
「ギルドマスター、その言い方はあんまりです‼︎ルピが人を守ることはあっても、人を襲うような子ではありません!俺とマーサがよくわかっている!」
「ぬるい考え持つようになったな。お前はこいつらにほだされただけじゃないのか?」
「良い加減にしてください‼︎僕を悪くいうなら言えば良い…。でも、ルピやドラスさんをけなすことは許さない‼︎」
「お前がそうやって感情的になれば、見てみろ従魔を。それが今の現実だ」
横にいるルピを見ると、身構えゲーハさんに襲い掛かりそうな勢いで睨んでいた。ルピがこんな顔をするなんて…驚き言葉が出てこない。
「ヴィルルルルゥゥッ!」
鳴き方がいつもと違う。ルピの声も僕の頭に伝わってこない。僕の…せいなのか…。
「物は壊してくれるなよ。昨日片付けたばかりだからな。今日も片付けさせてくれるなよ」
「ルピ…?」
僕が話しかけても僕を見ようともせず、ゲーハさんをひたすら睨みつけるルピ。これじゃダメだ。ルピの正面に立ちルピを抱きしめる。
「僕は大丈夫だから。ルピ、僕は大丈夫だから落ち着いて」
「ヴィルルルル…」
「大丈夫だよ。落ち着いて。僕を見て」
「ヴィルル…………ピィ…」
「僕の声が聞こえる?」
「ピィ…『聞こえる』」
「良かった…」
ルピ落ち着きを取り戻して僕をまっすぐ見てくれる。僕が感情をあらわにし過ぎてしまったことで、ルピに余計な負担をかけさせてしまったのかもしれない。
「わかったか?お前に万が一のことがあってみろ。その従魔は見境なく周りを巻き込む可能性がある。お前がドラスの家にいる時に襲われいなくなったとして、そいつがドラス達を襲わない保証ができるのか?信頼とか軽い言葉は言ってくるなよ」
今のルピを見て、僕は…返す言葉がない。昨日物は壊しちゃダメだよと話したから、壊さずにいてくれたのかもしれない。
でも、これから起こりえるかもしれないこと1つ1つに、あれはしちゃダメこれはしちゃダメと僕に言えるんだろうか…。これからの事を予測できない僕に言える自信はない。
「わかったようだな。それで、お前はステータスを見せるつもりはあるのか?」
「僕とルピに…メリットがある話なら…」
「そうか。それもそうだな。まずお前はドラスの家を出ろ。迷惑をかけたくないと思うなら、それが一番の得策だな」
急に家を出ろ言われても、それが得策なんだろうか…。一気に話が変わり過ぎてついていけない。
「ギルドマスター!それはあんまりだ!マーヤは2人を子供のように可愛がっている…。俺たちが気を付ければいい話じゃないのか⁉」
「他に知られた以上、内輪だけの話で済む話じゃない。さっきも言ったが万が一のことがあってみろ。従魔は危険だとなった時に、他のテイマーから従魔をお前は取り上げるきか?」
「だがっ‼マーヤの気持ちも考えてやってくれ!」
「個人の感情より、俺はギルドマスターとして全体を見る義務がある。お前達の気持ちだけを優先するわけにはいかないことぐらいわかるだろう‼」
今のルピを見て、僕にはルピを抑えらることができますとは言えない…。ルピがマーヤさんとドラスさんを襲うなんてことは考えられない。
でも、それが街中で起こったとしたら?僕が殺された。いなくなった時に、ルピが暴走しないなんて言えるんだろうか…。
「わかりました…。家を出ます」
「わかってもらえたならなによりだ。冒険者ギルドの地下には職員用の貸し部屋がある。そこで寝泊まりをしろ。ギルドにいる間に襲われる確率は低いからな」
「わかりました」
「数日は期間を貰えるんだろうか…。マーヤの気持ちも考えてやりたい」
「今日ぐらいは帰っていいさ。そんなにすぐ相手も襲ってこないだろうからな。だが、そこの従魔。今日は寝ずお前の主人を見ていろよ。何かあってからじゃ遅いからな。明日からはギルドで寝泊まりしろ」
「ピィ…『わかった』」
明日からはドラスさんたちのもとを離れなきゃいけないのか…。軽い気持ちでいた僕に責任があるけど、あるけど急に別れを告げらるよう言われて気持ちが落ち着かなかった。
僕は静かにゲーハさんの答えをまった。
「そんな真剣な顔で見つめられても、俺にその毛はないからな」
ハ?真剣な話をしてるつもりなのに、何言ってんのこの人⁉︎
僕だって、おじさん趣味はない。てかこれまで人間の女の子との触れ合いもないのに、男なんてそもそも眼中にない…。
「そう睨むな。場を緩めようと思っただけだ。俺の冗談はいつも通じないのが悲しいがな」
「真剣な話の時に冗談なんてよく言えますね…」
「お前の言いたいことはわかった。お前らを離すつもりは考えてないし、離したところで意味がないからな。危害を加えるつもりもないさ。聞きたいことは山ほどあるがな」
横でどうして良いかわからずオロオロするドラスさん。ルピはずっとゲーハさんから目線を離さず臨戦態勢をとっているように見える。
きっと僕を守ろうとしてくれてるんだろう。
「まずはお前たちのステータスが見たい。ギルドカードに乗せているものではなく、現在のものだ」
「それを見せる意味は?」
「お前と従魔の強さを知るためだな」
「それを知る意味があるんですか?」
「まず1つはお前の強さだ。他の冒険者に知られた以上は、どこで話が漏れるかわからない。その時にお前は従魔がいなくても1人で自分の身を守れるのかを知りたい」
ゲーハさん曰く魔石は貴重なもので欲してる人はかなりおり、闇取引もされているらしい。ギルドでは適正価格で取引しているが、裏ではその何倍も値段がつくこともある。
その魔石を魔物を倒すたびに出せる従魔となれば、欲しい人間は山のようにいる。
狙おうと思えば僕がトイレに行ってる時、寝てる時、歯磨きをしてる時、いくらでも出来るらしい。トイレはさすがに勘弁だな…。
「お前は従魔が離れてる時に自分を守れるだけの強さがあると言い切れるのか?」
「今の僕には…ないでしょうね」
「だろうな」
「2つ目は当たり前だが従魔の強さだ。見もせず魔物を倒せるとなれば、それなりの強さが必要になってくる。強すぎる従魔が街で暴れられても困るからな。抑えるすべを考えるのに知りたいのさ」
「暴れるってっ!そんなことルピがするわけないじゃないですか‼︎」
「それを考え判断するのが俺の役目であって、お前の意見は聞いてない」
ゲーハさんの言い分もわかる。わかるけどルピがまるで街に危害を加えるかもしれないという言い方に、煮え繰り返りそうなほど腹がたつ。
こんな人を本当に信じて良いのか⁉︎
「ギルドマスター、その言い方はあんまりです‼︎ルピが人を守ることはあっても、人を襲うような子ではありません!俺とマーサがよくわかっている!」
「ぬるい考え持つようになったな。お前はこいつらにほだされただけじゃないのか?」
「良い加減にしてください‼︎僕を悪くいうなら言えば良い…。でも、ルピやドラスさんをけなすことは許さない‼︎」
「お前がそうやって感情的になれば、見てみろ従魔を。それが今の現実だ」
横にいるルピを見ると、身構えゲーハさんに襲い掛かりそうな勢いで睨んでいた。ルピがこんな顔をするなんて…驚き言葉が出てこない。
「ヴィルルルルゥゥッ!」
鳴き方がいつもと違う。ルピの声も僕の頭に伝わってこない。僕の…せいなのか…。
「物は壊してくれるなよ。昨日片付けたばかりだからな。今日も片付けさせてくれるなよ」
「ルピ…?」
僕が話しかけても僕を見ようともせず、ゲーハさんをひたすら睨みつけるルピ。これじゃダメだ。ルピの正面に立ちルピを抱きしめる。
「僕は大丈夫だから。ルピ、僕は大丈夫だから落ち着いて」
「ヴィルルルル…」
「大丈夫だよ。落ち着いて。僕を見て」
「ヴィルル…………ピィ…」
「僕の声が聞こえる?」
「ピィ…『聞こえる』」
「良かった…」
ルピ落ち着きを取り戻して僕をまっすぐ見てくれる。僕が感情をあらわにし過ぎてしまったことで、ルピに余計な負担をかけさせてしまったのかもしれない。
「わかったか?お前に万が一のことがあってみろ。その従魔は見境なく周りを巻き込む可能性がある。お前がドラスの家にいる時に襲われいなくなったとして、そいつがドラス達を襲わない保証ができるのか?信頼とか軽い言葉は言ってくるなよ」
今のルピを見て、僕は…返す言葉がない。昨日物は壊しちゃダメだよと話したから、壊さずにいてくれたのかもしれない。
でも、これから起こりえるかもしれないこと1つ1つに、あれはしちゃダメこれはしちゃダメと僕に言えるんだろうか…。これからの事を予測できない僕に言える自信はない。
「わかったようだな。それで、お前はステータスを見せるつもりはあるのか?」
「僕とルピに…メリットがある話なら…」
「そうか。それもそうだな。まずお前はドラスの家を出ろ。迷惑をかけたくないと思うなら、それが一番の得策だな」
急に家を出ろ言われても、それが得策なんだろうか…。一気に話が変わり過ぎてついていけない。
「ギルドマスター!それはあんまりだ!マーヤは2人を子供のように可愛がっている…。俺たちが気を付ければいい話じゃないのか⁉」
「他に知られた以上、内輪だけの話で済む話じゃない。さっきも言ったが万が一のことがあってみろ。従魔は危険だとなった時に、他のテイマーから従魔をお前は取り上げるきか?」
「だがっ‼マーヤの気持ちも考えてやってくれ!」
「個人の感情より、俺はギルドマスターとして全体を見る義務がある。お前達の気持ちだけを優先するわけにはいかないことぐらいわかるだろう‼」
今のルピを見て、僕にはルピを抑えらることができますとは言えない…。ルピがマーヤさんとドラスさんを襲うなんてことは考えられない。
でも、それが街中で起こったとしたら?僕が殺された。いなくなった時に、ルピが暴走しないなんて言えるんだろうか…。
「わかりました…。家を出ます」
「わかってもらえたならなによりだ。冒険者ギルドの地下には職員用の貸し部屋がある。そこで寝泊まりをしろ。ギルドにいる間に襲われる確率は低いからな」
「わかりました」
「数日は期間を貰えるんだろうか…。マーヤの気持ちも考えてやりたい」
「今日ぐらいは帰っていいさ。そんなにすぐ相手も襲ってこないだろうからな。だが、そこの従魔。今日は寝ずお前の主人を見ていろよ。何かあってからじゃ遅いからな。明日からはギルドで寝泊まりしろ」
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