迦陵頻伽 王の鳥は龍と番う

数百年の時を生きる神族が統治する国、大華。
天帝が愛鳥から生み出したがゆえに『王の鳥』と呼ばれる迦陵頻伽の一族の当主、青祥(せい・しあん)は苦悩していた。

当主の座を「兄を殺し、甥をおしのけて地位を手に入れた」という中傷されていたからだ。
望んで得た地位ではないが、祥にはどうしても当主を務めねばならない理由があり――

皇帝の在位十年を祝う宴席で、祥は大華一の剣士と名高い、煬真君に詰られる。

『王の鳥は歌でも歌って、寝所に侍っておけばよい』

向けられた悪意に反発する祥だったが、彼と手合わせをした宴席の夜、媚薬のせいで思わぬ失態を晒すことになり……。

武人×ツンデレ貴公子の中華ファンタジーです。
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