刹那の夏、君の体温(ねつ)に溶ける。
菜月(なつ)、12歳。
父子家庭で育った少年。
怜(れい)、21歳。
人付き合いに破れ、休職中の男。
人間関係を築くのが不器用な二人が出会ったのは、夏の静かな図書館だった。
人生に疲れ、将来を悲観していた私は、まっすぐな瞳のなつと過ごすうちに、少しずつ光を見出していく。
12歳と21歳。不器用な二人が互いの傷をなめ合い、補完し合う――。
それは恋よりも切なく、友情よりも危うい。
二人だけの、淡く狂おしいひと夏の物語。
【読者の皆様へ】
※本作はフィクションです。実在の人物・団体・事件等とは一切関係ありません。
※作中には12歳の少年と21歳の成人の交流が含まれます。現実における未成年者の防犯・適切な距離感を推奨するものではありません。
※物語のテーマ上、繊細な人間関係の描写が含まれるため、15歳以上の閲覧を推奨いたします。
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