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第52話 詳しくは言えないが…
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「お言葉ですが、兄上。テレサと私は結婚を半年後に控えた婚約者同士。自宅で愛を育むことを咎められる謂れはありません」
「それを言うなら、私たちだってそうだ。な、エライザ?」
「リ、リズ? 誰かな、それは?」
テオドール様の爆弾発言の真意を理解せず、今一つ話について来れていない様子の宰相閣下が目を白黒させている。
「わたくしです、閣下。本日、ガブリエル様に求婚し、ご承諾いただきました」
「きゅ、求婚!? ガ、ガブリエル卿、それは本当か!?」
「エライザ。あの後、私から君へ求婚し直しただろう?」
「はい。とっても嬉しかったです」
「――ということは、2人も婚約者同士ということなのかな?」
「はい。彼女のご両親へは、近いうちにご挨拶へ伺う予定です」
「そ、そうか。いつの間に……。それはなんというか――うん、おめでとう」
「ありがとうございます、閣下」
「まあ!! おめでとうございます、エライザ様。ガブリエル様も」
「ありがとう」
テレサ様が感激した様子でエライザ様の手を取り、何度もお祝いの言葉をかける。エライザ様は、花が綻ぶような顔で「ありがとうございます」を繰り返す。そんな彼女たちを、2人の婚約者が愛おしそうに見つめる。
なんたるアウェー感。
なんという居心地の悪さ。
それに――婚約者でもない男性と口付けを交わした罪悪感が、今頃になってやってきた。
お見合いを勧めてきた義母を裏切ってしまったような後ろめたさに、私たちの関係について何も言葉を発しない殿下への軽い失望。エライザ様やテレサ様に対する劣等感……。
このまま気配を消して食堂を出ようと後ずさりを始めたとき――エリー様が音もなくスッと立ち上がり、表情がすっぽり抜け落ちた顔で殿下を正面から見据えた。
「ラファエルとガブリエル卿の釈明は理解した。――それで殿下」
す、すごい迫力。
普段温和な人ほど、無表情になると得も言われぬ迫力が出る。
「ご存知のとおり、デルフィーヌは我が家がロワーヌ侯爵夫妻から託された大切な独身のご令嬢。その彼女に無体を働いたというのであれば、たとえ殿下であろうと容赦いたしませんよ?」
「無体など働くはずがないだろう? 私は彼女の願いに応えただけだ」
「……願い?」
「詳しくは言えないが、誓って彼女に合意なく口付けたりはしていない」
「うぉっほん!」
そ、それ、もう詳しく言っちゃってるのと変わらないから!!
ほら、みんな俯いちゃったじゃない!!
閣下なんてさっきから変な咳が出てるし、ガブリエル隊長にいたっては肩が小刻みに震えてる。
もう何なのよ、これ。何の地獄なの!?
それでもエリー様は一切表情を変えず、追及の手を緩めない。
「デルフィーヌは殿下に口付けを願ったのかい?」
「そんなこと、願うわけないじゃないですかっ!!」
「照れるなデルフィーヌ。私がそれは本心かと聞いたら、『もちろんです!』と即答したじゃないか。『以前試した時には、あまりうまく出来なかった』からと。『もっと上手になりたい』んだと。とはいえ人目が気になるから部屋へ行こうと提案したら、『見られている方が気合が入るから談話室でお願いします』と君が言ったんだろう?」
「ウォッホン!!」
盛大に咽始めた閣下に、家令がすかさず水の入ったグラスを持って来て背中をトントンしながら飲ませ始めた。
いろいろ誤解がありすぎて、もうどこから釈明すればいいのか分からない。
「デルフィーヌ、殿下のおっしゃっていることは本当かい?」
「発言自体は本当です。けど――」
「そういうわけだから、私たちだって咎められる謂れはない。これで容疑は晴れたかな、エリー卿?」
「デルフィーヌ。何か言いたいことはあるかい?」
「わ、私の願いは、私が殿下にお願いしたのは、乗馬を教えてほしいってことです!」
「じょ、乗馬だと!? そんなことひと言も……」
「だとしたらかなり話が違ってきますがね、殿下。いったい、何がどうなったらそんな齟齬が生じるのか不思議――」
「すみません!!」
「何だラファエル。今、殿下と話をしているんだ。傍聴人は黙っていなさい」
「俺なんです!」
「何が?」
「俺が殿下のデザート皿に帝国語で『チューして!』ってメッセージを書いて、『デルフィーヌ様のお気持ちです』と言って殿下へサーブしろと侍女に命じたんです」
な、なんですって!?
誰もが言葉を失った次の瞬間、殿下がラファエル様に飛び掛かり、胸ぐらを掴んで拳を振り上げた。
「ごめんなさいっ!!」
「テオドール?」
「ほんとうにごめんなさい。僕も、ねているデルフィーヌ様になんどもチューしちゃいました」
突然のテオドール様の告白に、そこにいた全員が虚を突かれた。
殿下は振り上げていた拳を降ろすと、静かにテオドール様に向き合った。
「どういうことだ、テオドール?」
「デルフィーヌ様といっしょにお昼寝してるときになんどか……チューを」
「同意は得たのか?」
テオドール様がブンブンと首を横に振る。
いつもテオドール様が規則的な寝息を立て始めたのを確認してから寝ていたつもりだったけど、あれは狸寝入りだったってこと!?
「でも、僕たちも婚約者ですから!」
「ん!?」
「僕、デルフィーヌ様に求婚したんです。デルフィーヌ様も笑顔で『嬉しい』って言ってくれました。だから、問題ないはずです!」
「いいか、テオドール。婚約者だから口付けして良いわけじゃないし、婚約者じゃないから口付けしちゃいけないわけでもない。大事なのは二人の気持ちだ。分かるな?」
「は、はい」
「それで、だ。君は今、何歳だ? デルフィーヌは?」
「僕は5歳で、デルフィーヌ様は17歳です」
「彼女は再来週で18だ。君とは年が約4倍離れている。分かるか? 4倍だ!」
「歳の差なんて、僕、気にしません!」
「分かってないな。君が成人して多少の稼ぎができて20歳になったとしよう。では、20の4倍がいくつか知ってるか? 80だぞ!?」
な、なぜに乗算? 歳の差12なんだから、テオドール様が20歳のとき私はまだ32のはずなのに……。
「は、80ですか? そ、それは……無理かも。デルフィーヌ様、ごめんなさいっ」
「君は悪くない。生まれたのが少し遅かっただけだ」
「う、ううっ……」
それからは、しくしくと泣き出してしまったテオドール様を宥めるのに手一杯で、殿下の勘違いを責める空気など霧散してしまった。
それに――『婚約者じゃないから口付けしちゃいけないわけでもない。大事なのは二人の気持ちだ』と言った殿下の言葉に、ほんのちょっぴり救われたのだ。
閣下は元凶を作ったラファエル様に拳骨の雨を降らせると、私に向かって深く頭を下げた。
「デルフィーヌ。愚息が大変なことを……どう謝罪したらよいのか。本当に申し訳ない。どんな厳罰でもいい。望みを教えてくれないか?」
「い、いえ。私もラファエル様に似たような悪戯をしましたので、どうかお気になさらず。というか、手当を――」
「いや。デルフィーヌの悪戯のおかげでテレサ壌との結婚の日取りがまとまったんだ。君には感謝しかない」
「でしたら、ラファエル様へ厳罰を与える代わりに私の願いをひとつ聞いてくださいませんか?」
「もちろんだ。何でも言ってくれ」
「じゃあ――」
ふっふっふ。
私は今この手に、閣下直筆の「おねだり何でも聞いちゃう券」たるものを握りしめている。
願いがすぐに思い浮かばなかったので、思いついた時にいつでも行使できるよう「券」というカタチにしてもらったのだ。閣下が権力の中枢にいる限り、私の身によからぬことが降りかかっても力になってもらえるだろう。
それから仕切り直しのディナーが始まったわけだけれど、2組のカップルが醸し出す甘い雰囲気を目の当たりにした宰相閣下がボソッとつぶやいた。
「羨ましいな」と。
それを聞き逃さなかったグラース侯爵家の家令は、翌日から閣下の再婚に向けて動き始めたのだった。
「それを言うなら、私たちだってそうだ。な、エライザ?」
「リ、リズ? 誰かな、それは?」
テオドール様の爆弾発言の真意を理解せず、今一つ話について来れていない様子の宰相閣下が目を白黒させている。
「わたくしです、閣下。本日、ガブリエル様に求婚し、ご承諾いただきました」
「きゅ、求婚!? ガ、ガブリエル卿、それは本当か!?」
「エライザ。あの後、私から君へ求婚し直しただろう?」
「はい。とっても嬉しかったです」
「――ということは、2人も婚約者同士ということなのかな?」
「はい。彼女のご両親へは、近いうちにご挨拶へ伺う予定です」
「そ、そうか。いつの間に……。それはなんというか――うん、おめでとう」
「ありがとうございます、閣下」
「まあ!! おめでとうございます、エライザ様。ガブリエル様も」
「ありがとう」
テレサ様が感激した様子でエライザ様の手を取り、何度もお祝いの言葉をかける。エライザ様は、花が綻ぶような顔で「ありがとうございます」を繰り返す。そんな彼女たちを、2人の婚約者が愛おしそうに見つめる。
なんたるアウェー感。
なんという居心地の悪さ。
それに――婚約者でもない男性と口付けを交わした罪悪感が、今頃になってやってきた。
お見合いを勧めてきた義母を裏切ってしまったような後ろめたさに、私たちの関係について何も言葉を発しない殿下への軽い失望。エライザ様やテレサ様に対する劣等感……。
このまま気配を消して食堂を出ようと後ずさりを始めたとき――エリー様が音もなくスッと立ち上がり、表情がすっぽり抜け落ちた顔で殿下を正面から見据えた。
「ラファエルとガブリエル卿の釈明は理解した。――それで殿下」
す、すごい迫力。
普段温和な人ほど、無表情になると得も言われぬ迫力が出る。
「ご存知のとおり、デルフィーヌは我が家がロワーヌ侯爵夫妻から託された大切な独身のご令嬢。その彼女に無体を働いたというのであれば、たとえ殿下であろうと容赦いたしませんよ?」
「無体など働くはずがないだろう? 私は彼女の願いに応えただけだ」
「……願い?」
「詳しくは言えないが、誓って彼女に合意なく口付けたりはしていない」
「うぉっほん!」
そ、それ、もう詳しく言っちゃってるのと変わらないから!!
ほら、みんな俯いちゃったじゃない!!
閣下なんてさっきから変な咳が出てるし、ガブリエル隊長にいたっては肩が小刻みに震えてる。
もう何なのよ、これ。何の地獄なの!?
それでもエリー様は一切表情を変えず、追及の手を緩めない。
「デルフィーヌは殿下に口付けを願ったのかい?」
「そんなこと、願うわけないじゃないですかっ!!」
「照れるなデルフィーヌ。私がそれは本心かと聞いたら、『もちろんです!』と即答したじゃないか。『以前試した時には、あまりうまく出来なかった』からと。『もっと上手になりたい』んだと。とはいえ人目が気になるから部屋へ行こうと提案したら、『見られている方が気合が入るから談話室でお願いします』と君が言ったんだろう?」
「ウォッホン!!」
盛大に咽始めた閣下に、家令がすかさず水の入ったグラスを持って来て背中をトントンしながら飲ませ始めた。
いろいろ誤解がありすぎて、もうどこから釈明すればいいのか分からない。
「デルフィーヌ、殿下のおっしゃっていることは本当かい?」
「発言自体は本当です。けど――」
「そういうわけだから、私たちだって咎められる謂れはない。これで容疑は晴れたかな、エリー卿?」
「デルフィーヌ。何か言いたいことはあるかい?」
「わ、私の願いは、私が殿下にお願いしたのは、乗馬を教えてほしいってことです!」
「じょ、乗馬だと!? そんなことひと言も……」
「だとしたらかなり話が違ってきますがね、殿下。いったい、何がどうなったらそんな齟齬が生じるのか不思議――」
「すみません!!」
「何だラファエル。今、殿下と話をしているんだ。傍聴人は黙っていなさい」
「俺なんです!」
「何が?」
「俺が殿下のデザート皿に帝国語で『チューして!』ってメッセージを書いて、『デルフィーヌ様のお気持ちです』と言って殿下へサーブしろと侍女に命じたんです」
な、なんですって!?
誰もが言葉を失った次の瞬間、殿下がラファエル様に飛び掛かり、胸ぐらを掴んで拳を振り上げた。
「ごめんなさいっ!!」
「テオドール?」
「ほんとうにごめんなさい。僕も、ねているデルフィーヌ様になんどもチューしちゃいました」
突然のテオドール様の告白に、そこにいた全員が虚を突かれた。
殿下は振り上げていた拳を降ろすと、静かにテオドール様に向き合った。
「どういうことだ、テオドール?」
「デルフィーヌ様といっしょにお昼寝してるときになんどか……チューを」
「同意は得たのか?」
テオドール様がブンブンと首を横に振る。
いつもテオドール様が規則的な寝息を立て始めたのを確認してから寝ていたつもりだったけど、あれは狸寝入りだったってこと!?
「でも、僕たちも婚約者ですから!」
「ん!?」
「僕、デルフィーヌ様に求婚したんです。デルフィーヌ様も笑顔で『嬉しい』って言ってくれました。だから、問題ないはずです!」
「いいか、テオドール。婚約者だから口付けして良いわけじゃないし、婚約者じゃないから口付けしちゃいけないわけでもない。大事なのは二人の気持ちだ。分かるな?」
「は、はい」
「それで、だ。君は今、何歳だ? デルフィーヌは?」
「僕は5歳で、デルフィーヌ様は17歳です」
「彼女は再来週で18だ。君とは年が約4倍離れている。分かるか? 4倍だ!」
「歳の差なんて、僕、気にしません!」
「分かってないな。君が成人して多少の稼ぎができて20歳になったとしよう。では、20の4倍がいくつか知ってるか? 80だぞ!?」
な、なぜに乗算? 歳の差12なんだから、テオドール様が20歳のとき私はまだ32のはずなのに……。
「は、80ですか? そ、それは……無理かも。デルフィーヌ様、ごめんなさいっ」
「君は悪くない。生まれたのが少し遅かっただけだ」
「う、ううっ……」
それからは、しくしくと泣き出してしまったテオドール様を宥めるのに手一杯で、殿下の勘違いを責める空気など霧散してしまった。
それに――『婚約者じゃないから口付けしちゃいけないわけでもない。大事なのは二人の気持ちだ』と言った殿下の言葉に、ほんのちょっぴり救われたのだ。
閣下は元凶を作ったラファエル様に拳骨の雨を降らせると、私に向かって深く頭を下げた。
「デルフィーヌ。愚息が大変なことを……どう謝罪したらよいのか。本当に申し訳ない。どんな厳罰でもいい。望みを教えてくれないか?」
「い、いえ。私もラファエル様に似たような悪戯をしましたので、どうかお気になさらず。というか、手当を――」
「いや。デルフィーヌの悪戯のおかげでテレサ壌との結婚の日取りがまとまったんだ。君には感謝しかない」
「でしたら、ラファエル様へ厳罰を与える代わりに私の願いをひとつ聞いてくださいませんか?」
「もちろんだ。何でも言ってくれ」
「じゃあ――」
ふっふっふ。
私は今この手に、閣下直筆の「おねだり何でも聞いちゃう券」たるものを握りしめている。
願いがすぐに思い浮かばなかったので、思いついた時にいつでも行使できるよう「券」というカタチにしてもらったのだ。閣下が権力の中枢にいる限り、私の身によからぬことが降りかかっても力になってもらえるだろう。
それから仕切り直しのディナーが始まったわけだけれど、2組のカップルが醸し出す甘い雰囲気を目の当たりにした宰相閣下がボソッとつぶやいた。
「羨ましいな」と。
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