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第53話 元妃候補、ここに集結!
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国を挙げての収穫祭を間近に控え、宰相室ではその準備に余念がない。
特に今年はエライザ様の母国でもある帝国の皇太子夫妻が招待されていて、王宮で歓迎のレセプションが開かれることになっている。
当日は二部制がとられており、午後に行なわれる第一部はリシャール殿下がホスト役として若手世代を、夜に行なわれる第二部は国王陛下がホスト役としてその親世代を招待している。ここまで大規模な王室主催のパーティーは終戦後初めてだ。
「閣下。お願いがございます」
私は先日入手した、「おねだり何でも聞いちゃう券」を宰相閣下へと差し出した。
「――休暇がほしいのかい?」
「はい。ちょうど義母から帝都へ来るよう言われておりまして、収穫祭の準備が終わり次第、向かわせていただきたいのです」
「収穫祭が終わった後ではダメなのかい?」
「文官にできるのは準備までです。当日は何もすることがありませんので」
「そうだね。うん、わかった。許可しよう」
「ありがとうございます」
「向こうでご両親に成人のお祝いをしてもらうのかな?」
「いえ。義母から見合いを勧められておりまして」
「だが君は殿下のことを……」
「殿下のことはお慕い申し上げておりました。身の程知らずの恋でしたが、ラファエル様のおかげで、良き想い出にして前に進もうと思えるようになりました」
「デルフィーヌ……」
途端に宰相閣下が顔を曇らせるものだから、わざとエヘヘと笑った。
あの日、幸せそうに笑い合う2組のカップルを見て思ったのだ。
私も、こんなふうに周りから祝福してもらえる結婚がしたいと。
「おめでとう」って言われて、「ありがとう」って自然に返せる、そんな結婚がしたいと。
殿下からはもう、抱えきれないほどの幸せを貰った。
だからあの日の夜、義母に向けて手紙を書いた。
収穫祭当日、帝都に向けてこちらを発ちます、と。
もしお見合いがうまく進んだら、文官の仕事も辞めることになるだろう。
だから、最後の仕事になるかもしれない収穫祭の準備に心血を注ぐことにした。
そして宰相閣下の邸宅の部屋も、いつでも出られるように整理を始めたのだった。
――収穫祭の3日前。
夜になってガブリエル隊長が宰相室を訪ねてきた。
「よぉ、久しぶりだなフィーヌ!」
「隊長! こんな時間にどうなさったんですか?」
「ちょっとな、届け物。ほら」
「――義両親からの手紙?」
「預かって来たんだ」
「預かってきたって、隊長、帝都へ行ってらしたんですか!?」
「あぁ。エライザのご両親へ挨拶にと思ってな。俺、仕事が早いから」
「ふふっ、本当ですね。それで? 結婚の許しは?」
「ああ、貰えた」
「わぁっ! おめでとうございます!!」
「サンキュー。実は、ロワーヌ侯爵夫妻がいろいろ尽力してくれたんだ。ミシェル夫人には一生、頭が上がらないな」
「義母が?」
「帝国でも強力な人脈を築いててさ、エライザのご両親とも懇意にしているらしい」
「そうでしたか」
「今度はお前の番だな」
「え?」
「もうすぐ誕生日だろう? 結婚話が出てもおかしくない歳だ。とはいえ、ミシェル夫人に婚姻の許しを得に行くのは俺でも尻込みしそうだけどな」
「そんな勇敢な人、いますかね?」
「いるだろ? 勇敢なんだか鈍感なんだか分からない男が」
義母が私と引き合わせたい人がどんな男性かは知らないけれど、見合いを勧めるくらいなのだ。義母のお眼鏡にかなった人なのだろう。全然想像つかないけど……。
その夜、仕事を終えた後に義両親からの手紙を開いた。
「え!?」
そこにはこう書かれていた。
「急遽、国王陛下主催のレセプションに夫婦で参加することになったので、帝都ではなく王都で会おう。引き続き今の仕事に専念するように」と。
――収穫祭2日前。
「閣下、そういうわけですので申し訳ございませんが――」
「ははは。構わないさ。じゃあ、券は返しておくよ」
「ありがとうございます」
「それから、外交部の奴らがデルフィーヌに接触してくると思うから、話を聞いてやってくれ」
「? ……かしこまりました」
執務室で収穫祭当日の最終確認をしていたら、以前私が皮ベルトでお腹を締めあげた外務省の若手ホープがやってきた。
「はい?」
「ですから、デルフィーヌさんに通訳をお願いしたいんです」
「だから、どぉして私なんです!? 相手は皇太子夫妻、国賓ですよ!? それこそ外交官の仕事でしょう? お忘れのようですが、こちとら、下町育ちの元平民ですからね? お断りします!」
「じ、実は……王命に近い命令でして」
「『近い」って、なんですかそれ? 誰発?」
「と、とにかく、ドレスも届いていますから。それじゃ!」
「ちょっと――」
「失礼いたします」
「にょ、女官長様!?」
女官長の合図でドレスの納められた箱が運ばれてきたと思ったら、あっという間に会議室の片隅に置かれたトルソーに吊るされた。
殿下の瞳の色をしたロイヤルブルーのドレスに金の刺繍まで施されている。
「うっわ。すげぇな、このドレス。ザ・リシャール! って感じじゃないか」
「うぉっ、眩し~」
先輩方が堪らないといった感じに目を細めている。
その『ザ・リシャール』って例え、心臓に悪いからやめてほしい。結局、あの危険物、まだ回収できてないんだもん。
「当日は殿下がデルフィーヌ様をエスコートなさるとのことです」
「えぇぇっ!? 百歩譲って私が通訳をするにしても、殿下のパートナーは性悪聖女のお家芸でしょう!?」
だって私、もう婚約者候補でも何でもないんだから。
「……王命に近い命令だそうです」
「だからそれ、誰発?」
最期まで抵抗してみたけれど、女官長様は私の抗議などどこ吹く風という感じで宝飾庫担当へドレスに似合うジュエリーを見繕うよう指示を出すと、そそくさと去って行ってしまった。
これ。ぜったい、リリー嬢の嫉妬を買いそう。
嫌な予感しかしないんだけど……。
◇◇◇
そうして迎えた当日の午後。
宰相室隣の会議室で身支度を終えた私を殿下がお迎え――という名の連行に来た。
「……」
ですよね。そうなりますよね。私だって信じがたいですよ、これが自分だなんて。
遡ること2時間前。
突然、会議室に元・妃候補たちがそれぞれの侍女を連れてやってきたのだ。
いったいどんな罵詈雑言を浴びるんだろうと身構えたら、1号が両手をパンパンと叩いて侍女たちに命じたのだ。
「今日の主役は彼女よ。思う存分、貴女たちの腕を振るってちょうだい」と。
それからは、腕まくりをした侍女たちにされるがまま身を任せることになった。
肩のラインまで伸びて外ハネしている髪を、高めのハーフアップにして緩く巻いていく。眉毛は角を作らず、自然な丸みでふんわりアーチを描いていく。チークやリップはコーラルピンクで統一し、自然な血色感を演出する。
最後に耳元へドレスの刺繍と同じゴールドのイヤリングが足されると、一気に華やかさが増した。
「――如何でしょう、クロエお嬢様」
「そうねぇ。デルフィーヌ様に派手なヘアアクセサリーは不要だけど、リボンが一本あっても良いわね。ドレスと同じ色合いのがあったでしょう? 結んでみてくれる?」
クロエ様の指示を受けた侍女が、私のヘアに青いリボンを結んでくれた。
「!? ……」
そうして出来上がったのが、この出で立ちだ。
いつものシャープ感が影を潜め、フェミニンで柔らかい雰囲気の大人美しい女性が鏡に映っている。
「……私じゃないみたい」
「紛れもなく貴女よ。わたくしたち、頭では貴女に敵わないけれど、美容やお洒落にかけては負ける気はしなくってよ?」
クロエが両腕を組んだ姿勢で得意げにそう言った。
「でも……どうして(こんなに協力してくれるの)?」
「どうしてって。わたくしたち、2年間、妃の座を巡り切磋琢磨した仲間でしょう? 困るのよ、元・妃候補が舐められちゃ。わたくしたちの評判にも関わってくるんだから。しっかりしてちょうだいよ?」
「な、なるほど。……ありがとう」
「いーえ。じゃあ、会場でね」
クロエたちはそう言うと、満足そうににっこりと微笑んで会議室を後にしたのだった。
特に今年はエライザ様の母国でもある帝国の皇太子夫妻が招待されていて、王宮で歓迎のレセプションが開かれることになっている。
当日は二部制がとられており、午後に行なわれる第一部はリシャール殿下がホスト役として若手世代を、夜に行なわれる第二部は国王陛下がホスト役としてその親世代を招待している。ここまで大規模な王室主催のパーティーは終戦後初めてだ。
「閣下。お願いがございます」
私は先日入手した、「おねだり何でも聞いちゃう券」を宰相閣下へと差し出した。
「――休暇がほしいのかい?」
「はい。ちょうど義母から帝都へ来るよう言われておりまして、収穫祭の準備が終わり次第、向かわせていただきたいのです」
「収穫祭が終わった後ではダメなのかい?」
「文官にできるのは準備までです。当日は何もすることがありませんので」
「そうだね。うん、わかった。許可しよう」
「ありがとうございます」
「向こうでご両親に成人のお祝いをしてもらうのかな?」
「いえ。義母から見合いを勧められておりまして」
「だが君は殿下のことを……」
「殿下のことはお慕い申し上げておりました。身の程知らずの恋でしたが、ラファエル様のおかげで、良き想い出にして前に進もうと思えるようになりました」
「デルフィーヌ……」
途端に宰相閣下が顔を曇らせるものだから、わざとエヘヘと笑った。
あの日、幸せそうに笑い合う2組のカップルを見て思ったのだ。
私も、こんなふうに周りから祝福してもらえる結婚がしたいと。
「おめでとう」って言われて、「ありがとう」って自然に返せる、そんな結婚がしたいと。
殿下からはもう、抱えきれないほどの幸せを貰った。
だからあの日の夜、義母に向けて手紙を書いた。
収穫祭当日、帝都に向けてこちらを発ちます、と。
もしお見合いがうまく進んだら、文官の仕事も辞めることになるだろう。
だから、最後の仕事になるかもしれない収穫祭の準備に心血を注ぐことにした。
そして宰相閣下の邸宅の部屋も、いつでも出られるように整理を始めたのだった。
――収穫祭の3日前。
夜になってガブリエル隊長が宰相室を訪ねてきた。
「よぉ、久しぶりだなフィーヌ!」
「隊長! こんな時間にどうなさったんですか?」
「ちょっとな、届け物。ほら」
「――義両親からの手紙?」
「預かって来たんだ」
「預かってきたって、隊長、帝都へ行ってらしたんですか!?」
「あぁ。エライザのご両親へ挨拶にと思ってな。俺、仕事が早いから」
「ふふっ、本当ですね。それで? 結婚の許しは?」
「ああ、貰えた」
「わぁっ! おめでとうございます!!」
「サンキュー。実は、ロワーヌ侯爵夫妻がいろいろ尽力してくれたんだ。ミシェル夫人には一生、頭が上がらないな」
「義母が?」
「帝国でも強力な人脈を築いててさ、エライザのご両親とも懇意にしているらしい」
「そうでしたか」
「今度はお前の番だな」
「え?」
「もうすぐ誕生日だろう? 結婚話が出てもおかしくない歳だ。とはいえ、ミシェル夫人に婚姻の許しを得に行くのは俺でも尻込みしそうだけどな」
「そんな勇敢な人、いますかね?」
「いるだろ? 勇敢なんだか鈍感なんだか分からない男が」
義母が私と引き合わせたい人がどんな男性かは知らないけれど、見合いを勧めるくらいなのだ。義母のお眼鏡にかなった人なのだろう。全然想像つかないけど……。
その夜、仕事を終えた後に義両親からの手紙を開いた。
「え!?」
そこにはこう書かれていた。
「急遽、国王陛下主催のレセプションに夫婦で参加することになったので、帝都ではなく王都で会おう。引き続き今の仕事に専念するように」と。
――収穫祭2日前。
「閣下、そういうわけですので申し訳ございませんが――」
「ははは。構わないさ。じゃあ、券は返しておくよ」
「ありがとうございます」
「それから、外交部の奴らがデルフィーヌに接触してくると思うから、話を聞いてやってくれ」
「? ……かしこまりました」
執務室で収穫祭当日の最終確認をしていたら、以前私が皮ベルトでお腹を締めあげた外務省の若手ホープがやってきた。
「はい?」
「ですから、デルフィーヌさんに通訳をお願いしたいんです」
「だから、どぉして私なんです!? 相手は皇太子夫妻、国賓ですよ!? それこそ外交官の仕事でしょう? お忘れのようですが、こちとら、下町育ちの元平民ですからね? お断りします!」
「じ、実は……王命に近い命令でして」
「『近い」って、なんですかそれ? 誰発?」
「と、とにかく、ドレスも届いていますから。それじゃ!」
「ちょっと――」
「失礼いたします」
「にょ、女官長様!?」
女官長の合図でドレスの納められた箱が運ばれてきたと思ったら、あっという間に会議室の片隅に置かれたトルソーに吊るされた。
殿下の瞳の色をしたロイヤルブルーのドレスに金の刺繍まで施されている。
「うっわ。すげぇな、このドレス。ザ・リシャール! って感じじゃないか」
「うぉっ、眩し~」
先輩方が堪らないといった感じに目を細めている。
その『ザ・リシャール』って例え、心臓に悪いからやめてほしい。結局、あの危険物、まだ回収できてないんだもん。
「当日は殿下がデルフィーヌ様をエスコートなさるとのことです」
「えぇぇっ!? 百歩譲って私が通訳をするにしても、殿下のパートナーは性悪聖女のお家芸でしょう!?」
だって私、もう婚約者候補でも何でもないんだから。
「……王命に近い命令だそうです」
「だからそれ、誰発?」
最期まで抵抗してみたけれど、女官長様は私の抗議などどこ吹く風という感じで宝飾庫担当へドレスに似合うジュエリーを見繕うよう指示を出すと、そそくさと去って行ってしまった。
これ。ぜったい、リリー嬢の嫉妬を買いそう。
嫌な予感しかしないんだけど……。
◇◇◇
そうして迎えた当日の午後。
宰相室隣の会議室で身支度を終えた私を殿下がお迎え――という名の連行に来た。
「……」
ですよね。そうなりますよね。私だって信じがたいですよ、これが自分だなんて。
遡ること2時間前。
突然、会議室に元・妃候補たちがそれぞれの侍女を連れてやってきたのだ。
いったいどんな罵詈雑言を浴びるんだろうと身構えたら、1号が両手をパンパンと叩いて侍女たちに命じたのだ。
「今日の主役は彼女よ。思う存分、貴女たちの腕を振るってちょうだい」と。
それからは、腕まくりをした侍女たちにされるがまま身を任せることになった。
肩のラインまで伸びて外ハネしている髪を、高めのハーフアップにして緩く巻いていく。眉毛は角を作らず、自然な丸みでふんわりアーチを描いていく。チークやリップはコーラルピンクで統一し、自然な血色感を演出する。
最後に耳元へドレスの刺繍と同じゴールドのイヤリングが足されると、一気に華やかさが増した。
「――如何でしょう、クロエお嬢様」
「そうねぇ。デルフィーヌ様に派手なヘアアクセサリーは不要だけど、リボンが一本あっても良いわね。ドレスと同じ色合いのがあったでしょう? 結んでみてくれる?」
クロエ様の指示を受けた侍女が、私のヘアに青いリボンを結んでくれた。
「!? ……」
そうして出来上がったのが、この出で立ちだ。
いつものシャープ感が影を潜め、フェミニンで柔らかい雰囲気の大人美しい女性が鏡に映っている。
「……私じゃないみたい」
「紛れもなく貴女よ。わたくしたち、頭では貴女に敵わないけれど、美容やお洒落にかけては負ける気はしなくってよ?」
クロエが両腕を組んだ姿勢で得意げにそう言った。
「でも……どうして(こんなに協力してくれるの)?」
「どうしてって。わたくしたち、2年間、妃の座を巡り切磋琢磨した仲間でしょう? 困るのよ、元・妃候補が舐められちゃ。わたくしたちの評判にも関わってくるんだから。しっかりしてちょうだいよ?」
「な、なるほど。……ありがとう」
「いーえ。じゃあ、会場でね」
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