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第54話 青き蝶
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先程から、王国軍の正装に身を包んだ殿下がフリーズしたまま私を見下ろしている。
てっきり、「デルフィーヌはどこだ?」とか「上手く化けたな」とか言われるものだと思ってたのに。
「……美しいな」
殿下は目を細めてそう言うと、私の髪をするりと撫でた。
ズ、ズルい。
殿下のことを諦めようと努力しているのに、その側からこの人は、私の気持ちを揺るがしにかかってくる。
それでも嬉しいと感じてしまうのだから、私もたいがい重症だ。
それからレセプション会場の近くに設けられた王族の控室に案内されると、殿下から帝国の若き皇太子夫妻を紹介された。
「バーナード皇太子殿下に、セシリア皇太子妃殿下だ」
「本日の通訳を務めさせていただきます、デルフィーヌです」
「ミス・デルフィーヌ。いつかは従兄妹のエライザが世話になったね」
「いいえ」
「エライザの兄、チェスター公爵令息が君と話したがっていてね。この後、ぜひ踊ってやってくれ」
「身に余る光栄ですが、本日は裏方に徹しておりますので」
遠慮させていただきます、と深く頭を下げた。
「それそれ。エライザから聞いていたけれど、本当に権力の座に興味がないんだね」
そうじゃなくて私、運動オンチがすぎて踊れないんです、とも言えず……。
「不相応な夢は抱かない性分ですので」
「はははっ。今日のその恰好も、君の意思の表れなのかな?」
「あくまでも本日は、通訳ですので」
贈られたドレスで通訳をするにはあまりにも目立つから、ドレスの上からチェスナットブラウン色をした総レースのローブを纏うことにしたのだ。上質な素材の薄手のローブだから、見た目の上品さを損なうことはない。
「謙虚だなぁ。リシャールはそれでいいのか?」
「約束だからな。無理強いはしない」
「約束? 誰との?」
「バーナード様。いくらリシャール様の幼友達とはいえ、立ち入り過ぎですよ?」
「大丈夫だよ、セシリア。このくらいでリシャールとの仲が壊れる程、僕たちの友情は脆くないからね」
ふぅん。ジェローム卿以外にも幼友達がいたんだ。なんだか少し安心したわ。
「ん!?」
そこでとある重要な事実に気が付いた。
さっきからリシャール殿下とバーナード殿下、帝国語で会話してない!?
通訳、要らないじゃない!
今日は王宮で開かれるレセプションのため、パートナーといえども殿下と入場するような場面はない。私が通訳を担うのはあくまでも第一部のみ。参加者が揃ったところで、リシャール殿下と皇太子夫妻が壇上の舞台裏から招待客の前へと姿を現す。
私は茶色のローブに身を包んだまま殿下の後ろに設けられた席に身を隠すように腰かけた。こちらからは会場の様子が手に取るように見えけれど、向こうからこちらの姿は見えないはずだ。
ふむふむ。どうやら独身の令嬢令息は、第二部に参加する両親と一緒に会場入りしているようだ。エライザ様をエスコートしているガブリエル隊長の姿も見える。
そういえば……。
先ほど控室に義母のロワーヌ侯爵夫人がやってきた。
「デルフィーヌ。今日は片時も殿下のお側を離れてはだめよ。分かったわね?」
分かっていますとも。侯爵家の名にかけて、与えられた仕事は全ういたします。
「花摘みに行くときでも、殿下のお側を離れるときにはお母様にお声かけしなさい」
分かっておりますとも、お義母様。人前では「侯爵夫人」呼びは封印いたします。
「分かりました、お母様」
そう応えた後も義母はその場に留まり続けたのだった。
彼女らしくないその行動に、もっと注意を払っておくべきだったのに。
わたしはその違和感を、気に留めることもなくやり過ごしてしまった。
――意識を会場へと戻す。
リシャール殿下が帝国の皇太子夫妻を紹介し、ファーストダンスのためにホールへと降りていく。
「……何をしている? 早く来ないか」
「え?」
ダンスの時なんて通訳、なおさら要らなくない?
「ほら」
そう言って手を差し出され、意味が分からぬまま自分の手を重ねた。
ホールの真ん中まで来ると、ブリジット夫人に付き添われて微笑みを浮かべているリリー嬢がやってきた。
殿下の隣を譲れ、ということよね?
どーぞ、どーぞ。
母娘に微笑みを返して殿下の側を離れようとしたら、腰に手を回した殿下に抱き寄せられた。
「うわぁっ!」
「どうした?」
「リシャール様が急に引き寄せるから」
「これからダンスをするというのに、逃げようとするからだ」
「ダンス!? こんな正式な場で!? 私が踊れないの、知ってますよね?」
「公衆の面前で恥をかいたら、少しは真面目に取り組むようになるだろ」
「殿下とのファーストダンスといえば、聖女リリーの専売特許じゃないですか」
「そんな特許を許した覚えはない。私の相手はデルフィーヌだ、諦めろ」
「そんなぁ!」
仕方なく、生まれて初めて性悪母娘に助けを求めた。
困り眉をした私に、勝ち誇った微笑みを浮かべたブリジット夫人が一歩前に出る。
「リシャール殿下。本日のパートナーも、娘のリリーが誠心誠意、務めさせていただきます」
「パートナーはデルフィーヌ嬢にお願いしてある。気遣いは不要だ」
思わず両腕で殿下の袖を掴んで「ムリムリムリ!」と瞳で訴えたけれど、殿下はどこ吹く風という表情で私の耳元に口を寄せ、ボソッとつぶやいた。
「授業をサボったお仕置きだ」
「うわぁっ!」
「だから何なんだ、その色気のない声は」
「驚いたら出ちゃうんですよ! 耳元でささやかないで」
「んんっ」
私たちの攻防戦をイライラした面持ちで眺めていたブリジット夫人が咳払いをすると、手に持っていた扇をパンッ! と音を立てて畳み、私たちに一歩また一歩と詰め寄ってきた。
「殿下。国賓の御前で醜態を晒すおつもりですか?」
「醜態ならもう晒したよ。2か月程前にね」
「リシャール様っ! 薔薇園でのことは、不幸な事故で――」
途端にリリー嬢の空色の瞳が透明の膜を張り始める。
不幸な事故、か。
あれはリリー嬢の浅慮が招いた、起こるべくして起きた出来事だ。人為的なミスが引き起こした事故を、単なる『不幸な事故』ですませないでもらいたい。それに気付けないほど、彼女の周りには苦言を呈してくれる人がいないのだろうか。
「私のパートナーはデルフィーヌ嬢が務める。理解したなら下がってくれ」
「っ!!」
殿下がいつになく強い口調でそう伝えると、2人はしぶしぶ頭を下げて道を空けてくれた。
殿下に続いて母娘の前を通り過ぎようとした時、憎らしそうにブリジット夫人が囁いた。
「野暮ったいドレスだこと。まるで殿方にたかる“蛾”みたいね。母親そっくりだわ」
「マグダレーナ?」
どうしてここで実母の名が出てくるのだろう?
そう思った瞬間、後方に引っ張られる感覚にカラダがよろめいた。
どうやらブリジット夫人にローブの裾をピンヒールで踏みつけられたらしい。
「うわぁっ!」
「デルフィーヌ!!」
殿下に支えてもらって何とか後ろに倒れずにすんだのだけど――
ビリビリビリッ………パサリ。
ブラウン色をした薄い布地が裂けて床に落ち、目が覚めるようなロイヤルブルーのドレスが露わになった。
途端、会場にどよめきにも似た歓声が沸き起こる。
「まるでサナギが蝶へと変容したかのようだ」
「黒髪に鮮やかなロイヤルブルーの青――幸せを呼ぶ青い蝶か。なんとも神秘的な美しさだな」
「こんな趣向を凝らした演出を行なうなんて、リシャール殿下もなかなかやるじゃないか」
「ところで、殿下のパートナーを務めるあのご令嬢は誰だ?」
ブリジット夫人の悪意が良いように転換されて観衆へと伝わり、温かい拍手に包まれる。どうやら意図せず王室フィーバー効果を生んだようだ。
「くくっ、粋な意趣返しだな」
「夫人に裾を踏まれちゃっただけで深い意味は――」
「知っている。でないとあんな声、出ないだろ?」
「ひどいっ!」
「ふっ。踊る元気はあるようだな。さあ行こう。旧友たちが待っているぞ」
てっきり、「デルフィーヌはどこだ?」とか「上手く化けたな」とか言われるものだと思ってたのに。
「……美しいな」
殿下は目を細めてそう言うと、私の髪をするりと撫でた。
ズ、ズルい。
殿下のことを諦めようと努力しているのに、その側からこの人は、私の気持ちを揺るがしにかかってくる。
それでも嬉しいと感じてしまうのだから、私もたいがい重症だ。
それからレセプション会場の近くに設けられた王族の控室に案内されると、殿下から帝国の若き皇太子夫妻を紹介された。
「バーナード皇太子殿下に、セシリア皇太子妃殿下だ」
「本日の通訳を務めさせていただきます、デルフィーヌです」
「ミス・デルフィーヌ。いつかは従兄妹のエライザが世話になったね」
「いいえ」
「エライザの兄、チェスター公爵令息が君と話したがっていてね。この後、ぜひ踊ってやってくれ」
「身に余る光栄ですが、本日は裏方に徹しておりますので」
遠慮させていただきます、と深く頭を下げた。
「それそれ。エライザから聞いていたけれど、本当に権力の座に興味がないんだね」
そうじゃなくて私、運動オンチがすぎて踊れないんです、とも言えず……。
「不相応な夢は抱かない性分ですので」
「はははっ。今日のその恰好も、君の意思の表れなのかな?」
「あくまでも本日は、通訳ですので」
贈られたドレスで通訳をするにはあまりにも目立つから、ドレスの上からチェスナットブラウン色をした総レースのローブを纏うことにしたのだ。上質な素材の薄手のローブだから、見た目の上品さを損なうことはない。
「謙虚だなぁ。リシャールはそれでいいのか?」
「約束だからな。無理強いはしない」
「約束? 誰との?」
「バーナード様。いくらリシャール様の幼友達とはいえ、立ち入り過ぎですよ?」
「大丈夫だよ、セシリア。このくらいでリシャールとの仲が壊れる程、僕たちの友情は脆くないからね」
ふぅん。ジェローム卿以外にも幼友達がいたんだ。なんだか少し安心したわ。
「ん!?」
そこでとある重要な事実に気が付いた。
さっきからリシャール殿下とバーナード殿下、帝国語で会話してない!?
通訳、要らないじゃない!
今日は王宮で開かれるレセプションのため、パートナーといえども殿下と入場するような場面はない。私が通訳を担うのはあくまでも第一部のみ。参加者が揃ったところで、リシャール殿下と皇太子夫妻が壇上の舞台裏から招待客の前へと姿を現す。
私は茶色のローブに身を包んだまま殿下の後ろに設けられた席に身を隠すように腰かけた。こちらからは会場の様子が手に取るように見えけれど、向こうからこちらの姿は見えないはずだ。
ふむふむ。どうやら独身の令嬢令息は、第二部に参加する両親と一緒に会場入りしているようだ。エライザ様をエスコートしているガブリエル隊長の姿も見える。
そういえば……。
先ほど控室に義母のロワーヌ侯爵夫人がやってきた。
「デルフィーヌ。今日は片時も殿下のお側を離れてはだめよ。分かったわね?」
分かっていますとも。侯爵家の名にかけて、与えられた仕事は全ういたします。
「花摘みに行くときでも、殿下のお側を離れるときにはお母様にお声かけしなさい」
分かっておりますとも、お義母様。人前では「侯爵夫人」呼びは封印いたします。
「分かりました、お母様」
そう応えた後も義母はその場に留まり続けたのだった。
彼女らしくないその行動に、もっと注意を払っておくべきだったのに。
わたしはその違和感を、気に留めることもなくやり過ごしてしまった。
――意識を会場へと戻す。
リシャール殿下が帝国の皇太子夫妻を紹介し、ファーストダンスのためにホールへと降りていく。
「……何をしている? 早く来ないか」
「え?」
ダンスの時なんて通訳、なおさら要らなくない?
「ほら」
そう言って手を差し出され、意味が分からぬまま自分の手を重ねた。
ホールの真ん中まで来ると、ブリジット夫人に付き添われて微笑みを浮かべているリリー嬢がやってきた。
殿下の隣を譲れ、ということよね?
どーぞ、どーぞ。
母娘に微笑みを返して殿下の側を離れようとしたら、腰に手を回した殿下に抱き寄せられた。
「うわぁっ!」
「どうした?」
「リシャール様が急に引き寄せるから」
「これからダンスをするというのに、逃げようとするからだ」
「ダンス!? こんな正式な場で!? 私が踊れないの、知ってますよね?」
「公衆の面前で恥をかいたら、少しは真面目に取り組むようになるだろ」
「殿下とのファーストダンスといえば、聖女リリーの専売特許じゃないですか」
「そんな特許を許した覚えはない。私の相手はデルフィーヌだ、諦めろ」
「そんなぁ!」
仕方なく、生まれて初めて性悪母娘に助けを求めた。
困り眉をした私に、勝ち誇った微笑みを浮かべたブリジット夫人が一歩前に出る。
「リシャール殿下。本日のパートナーも、娘のリリーが誠心誠意、務めさせていただきます」
「パートナーはデルフィーヌ嬢にお願いしてある。気遣いは不要だ」
思わず両腕で殿下の袖を掴んで「ムリムリムリ!」と瞳で訴えたけれど、殿下はどこ吹く風という表情で私の耳元に口を寄せ、ボソッとつぶやいた。
「授業をサボったお仕置きだ」
「うわぁっ!」
「だから何なんだ、その色気のない声は」
「驚いたら出ちゃうんですよ! 耳元でささやかないで」
「んんっ」
私たちの攻防戦をイライラした面持ちで眺めていたブリジット夫人が咳払いをすると、手に持っていた扇をパンッ! と音を立てて畳み、私たちに一歩また一歩と詰め寄ってきた。
「殿下。国賓の御前で醜態を晒すおつもりですか?」
「醜態ならもう晒したよ。2か月程前にね」
「リシャール様っ! 薔薇園でのことは、不幸な事故で――」
途端にリリー嬢の空色の瞳が透明の膜を張り始める。
不幸な事故、か。
あれはリリー嬢の浅慮が招いた、起こるべくして起きた出来事だ。人為的なミスが引き起こした事故を、単なる『不幸な事故』ですませないでもらいたい。それに気付けないほど、彼女の周りには苦言を呈してくれる人がいないのだろうか。
「私のパートナーはデルフィーヌ嬢が務める。理解したなら下がってくれ」
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殿下がいつになく強い口調でそう伝えると、2人はしぶしぶ頭を下げて道を空けてくれた。
殿下に続いて母娘の前を通り過ぎようとした時、憎らしそうにブリジット夫人が囁いた。
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「マグダレーナ?」
どうしてここで実母の名が出てくるのだろう?
そう思った瞬間、後方に引っ張られる感覚にカラダがよろめいた。
どうやらブリジット夫人にローブの裾をピンヒールで踏みつけられたらしい。
「うわぁっ!」
「デルフィーヌ!!」
殿下に支えてもらって何とか後ろに倒れずにすんだのだけど――
ビリビリビリッ………パサリ。
ブラウン色をした薄い布地が裂けて床に落ち、目が覚めるようなロイヤルブルーのドレスが露わになった。
途端、会場にどよめきにも似た歓声が沸き起こる。
「まるでサナギが蝶へと変容したかのようだ」
「黒髪に鮮やかなロイヤルブルーの青――幸せを呼ぶ青い蝶か。なんとも神秘的な美しさだな」
「こんな趣向を凝らした演出を行なうなんて、リシャール殿下もなかなかやるじゃないか」
「ところで、殿下のパートナーを務めるあのご令嬢は誰だ?」
ブリジット夫人の悪意が良いように転換されて観衆へと伝わり、温かい拍手に包まれる。どうやら意図せず王室フィーバー効果を生んだようだ。
「くくっ、粋な意趣返しだな」
「夫人に裾を踏まれちゃっただけで深い意味は――」
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