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第56話 禍根
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「マグダレーナ…………のはずはないか。其方、名を何という?」
「ロワーヌ侯爵家は長女、デルフィーヌと申します。マグダレーナは、亡き母でございます」
「そうか、彼女は…………。デルフィーヌ、顔を上げよ」
「はい」
「…………驚いたな。其方と話がしたい。国王の控室まで来てくれ」
「陛下の御心のままに」
まさか国王陛下から声を掛けられるとは思ってもみなかった。
実母の名を語っていたし、それに、私の顔を見てすごく驚いていた。
話って何だろう。なんだか少し、嫌な予感がする。
ぐるりと衛兵に囲まれた国王陛下の背中を見ながら少し距離を置いて歩いていると、向こう側からカツカツと鋭い靴音を響かせて側妃カロリーヌ様がやってきた。
「陛下? 会場はあちらですわ。さあ、まいりましょう?」
「先に行っていなさい」
「わたくしに、独りで行けとおっしゃいますの?」
「すぐに行く。エスコートは宰相にでも頼みなさい」
「陛下はどちらへ?」
「控室へ戻る。そこの娘と話があるのでな」
「娘?」
そこで初めて、カロリーヌ妃は私の存在に気が付いたようだった。
声がかかるまで、カーテシーをした状態で姿勢を保つ。
「ロワーヌ侯爵の義娘だ」
「マルタン卿の?」
不良品の検分をするかのように視線を走らせている気配に、居た堪れなくなる。
「あら、裾の刺繍が少し解けているわ。陛下? この娘は後から控室へ向かわせます」
「そんなのは侍女に任せればいいだろう?」
「この娘はリシャールの妃候補でしたのよ? あの子色のドレスまで身に着けて。将来の義娘になるかもしれませんもの、わたくしが手づから直しますわ」
「お前の義娘になるわけではなかろう?」
「っ!!」
「まあいい。早く済ませて向かわせなさい」
カロリーヌ妃とリシャール殿下に血の繋がりはない。
王妃コンスタンス様が亡くなった今でも、王妃様の公務は陛下と殿下が担っている。
カロリーヌ妃はあくまでも側妃。正妃にも、ましてや将来の国王の母になるわけでもない。陛下は暗にそう言ったのだ。
「――ねぇ、お前? 顔を上げなさい」
顎に扇を当てられて、クイッと上を向かされる。冷やりとした鉄の感触が皮膚に食い込み、地味に痛い。
「黒髪に翠の瞳。忌々しいあの女にそっくりね」
クイッ、クイッと顎にかけた扇子でさらに上を向かされ、瞳を覗き込まれる。
「マグダレーナに種付けをしたのは前・宰相だと思っていたけど。違ったのかしらね?」
「!?」
前・宰相……宰相閣下のお父様!?
たしかに閣下は、実母の葬儀にも顔を出してくれたし、妃教育が始まってからも何かと目をかけてくれ、今では屋敷にまで住まわせてくれているけれど。
まさか。年の離れた異母兄妹だったってこと!?
「お前、知らなかったの?」
クツクツと下品な笑いを漏らしながら私の瞳を覗き込んでいたカロリーヌ妃は、私の外見からは父親を特定できないことにつまらなさそうにため息をつくと、扇子をさっと広げて口元を覆った。
「けれどお前を養子にしたくらいだもの、種馬はロワーヌ侯爵だったのかしらね? 節操のない母親を持つ子は惨めね。でもまぁ、一番惨めなのはミシェル夫人かしら。新婚早々、夫に裏切られた挙句、正妻の自分より先に愛人が孕まされたのだから」
なぜなのだろう。カロリーヌ妃からは憎悪しか感じない。そしてそれは、実母を投影して私に向けられているものに思えてならない。
ブリジット夫人だってそうだ。彼女の憎悪は、明かに私ではなく義母・ミシェル夫人に向けられている。
ずっと違和感を抱いていた。
私とリリー嬢の間に、個人的な確執はない。なのに――まるで母親世代の諍いを、娘世代で代理戦争させられているような感覚を持っていた。
いったい、カロリーヌ妃、ブリジット夫人、実母・マグダレーナ、義母・ミシェル夫人の間で何があったのだろう。
分からないことだらけだけれど、一つだけ確かなことがある。
義母にはたしかに、子ども心に冷たさを感じる程度には距離を置かれてきた。
けれど――周囲からの好奇の目など一瞥もくれず凛と胸を張る堂々とした居住まいには、尊敬の念さえ抱いている。貴族令嬢としての私のロール・モデルは、義母をおいて他にいない。
「義母は惨めな女性などではございません。誰よりも気高く――」
「おだまり! お前に発言など許してはいないのよ」
「……」
「卑しくも陛下のお情けを頂戴するつもりだったのかしら? リシャール色のドレスを身に纏っていながら、なんて汚らわしい。やはり血は争えないわね」
「陛下から控室へ来るよう仰せつかっておりますので」
「おだまり、と言っているでしょう!?」
「失礼いたします」
バシッ。
「くっ……」
鋭い痛みが左手首に走る。
どうやらカロリーヌ妃は、護身用の鉄扇で私を叩いたらしい。
切れ長の瞳でカロリーヌ妃を睨みつける。
「何よ、その挑戦的な目は!」
「父親譲りの、自慢の瞳ですが?」
「おだまり! この、生意気な小娘がっ!!」
バシッ!!
「ようやくマグダレーナが死んだと思ったら、今度は娘のお前が――その瞳で私を見るなと言ってるのよっ!!」
「わたくしの瞳の、何をそんなに怖れていらっしゃるのですか?」
「血の繋がりはなくとも、高飛車な物言いはミシェルと見紛うほどね。忌々しい!」
「お褒めにあずかり、光栄に存じます」
「誹りと称賛の違いも分からないの!?」
「妃殿下が一介の小娘を引き留めてまで誹る理由に心当たりがございませんので」
「しゃらくさい! 私の神経を逆なでするとどうなるか、身をもって知るといいわ! お前の実母のようにね!」
「!?」
バッシン!!
カロリーヌ妃が鬼の形相で護身用の鉄扇を私の顔めがけて振り下ろす姿を最後に、意識が途絶えた。
どのくらい現実の時計が進んだのかは分からないけれど、気が付くと先ほどの回廊に倒れて流血している自分の姿を上から眺めていた。
再び魂が身体から抜け出したようだ。
カロリーヌ妃の姿はどこにも見当たらない。
しばらくすると、騒ぎを聞きつけたロワーヌ侯爵夫妻が駆け付けた。義母は衛兵たちを押しのけて私の側に跪くと、「あぁ」と叫んで私を搔き抱いた。
「そんなっ! っデルフィーヌ!! あぁ、ごめんなさい、お母様が側にいなくて。ごめんなさい……」
それから、カロリーヌ妃の護衛でただ一人、その場に残っていた男を鋭く睨みつけた。
「護衛は何をしていたの! カロリーヌ妃が娘の顔に鉄扇を振り下ろすのを制することなく傍観していたのなら、お前も同罪よ。覚悟なさい! 絶対に許さない。分かったら、さっさと下がりなさい!」
ぐったりと力なく横たわる私を抱きしめていた義母の肩が、小刻みに震えている。
すぐに宮廷医が駆け付けて、義母の腕から私を離すとその場で応急処置を始めた。
義父は義母の側に腰を落とすと、そっと肩を抱き寄せた。
「……陛下と話をしてくる。ミシェルはデルフィーヌの側にいてくれ」
「マルタン。私のせいだわ。私のせいでデルフィーヌが……。あぁっ、マグダレーナに顔向けできない……」
「デルフィーヌは強い娘だ。マグダレーナと君が、そう育てたんだろう?」
義母がこくりと頷くのを見ると、侯爵は「大丈夫だ」という言葉を繰り返した。
「大丈夫だ。大丈夫……この子は、大丈夫だ」
「……私は、逞しくは育てたけれど。この子に愛を……伝えられなかった」
「愛はあっただろう? それを示すことよりも、この子を守ることを優先した。僕はそれも、立派な母の愛だと思う」
「マルタン……こんなことになるなら、もっと違う守り方をすればよかった。もっと、この子に愛を――」
「分かっている。これ以上、僕たち親世代が残した禍根で娘を傷つけるわけにはいかない。陛下と話して……全て終わらせてくるよ」
義父が立ち去った後、慎重に私の状態を診ていた宮廷医がゆっくりと首を横に振った。途端に、義母の顔から血の気が引く。
「意識がなく、脈も弱い。ここ数日が山だと思われます」
「ロワーヌ侯爵家は長女、デルフィーヌと申します。マグダレーナは、亡き母でございます」
「そうか、彼女は…………。デルフィーヌ、顔を上げよ」
「はい」
「…………驚いたな。其方と話がしたい。国王の控室まで来てくれ」
「陛下の御心のままに」
まさか国王陛下から声を掛けられるとは思ってもみなかった。
実母の名を語っていたし、それに、私の顔を見てすごく驚いていた。
話って何だろう。なんだか少し、嫌な予感がする。
ぐるりと衛兵に囲まれた国王陛下の背中を見ながら少し距離を置いて歩いていると、向こう側からカツカツと鋭い靴音を響かせて側妃カロリーヌ様がやってきた。
「陛下? 会場はあちらですわ。さあ、まいりましょう?」
「先に行っていなさい」
「わたくしに、独りで行けとおっしゃいますの?」
「すぐに行く。エスコートは宰相にでも頼みなさい」
「陛下はどちらへ?」
「控室へ戻る。そこの娘と話があるのでな」
「娘?」
そこで初めて、カロリーヌ妃は私の存在に気が付いたようだった。
声がかかるまで、カーテシーをした状態で姿勢を保つ。
「ロワーヌ侯爵の義娘だ」
「マルタン卿の?」
不良品の検分をするかのように視線を走らせている気配に、居た堪れなくなる。
「あら、裾の刺繍が少し解けているわ。陛下? この娘は後から控室へ向かわせます」
「そんなのは侍女に任せればいいだろう?」
「この娘はリシャールの妃候補でしたのよ? あの子色のドレスまで身に着けて。将来の義娘になるかもしれませんもの、わたくしが手づから直しますわ」
「お前の義娘になるわけではなかろう?」
「っ!!」
「まあいい。早く済ませて向かわせなさい」
カロリーヌ妃とリシャール殿下に血の繋がりはない。
王妃コンスタンス様が亡くなった今でも、王妃様の公務は陛下と殿下が担っている。
カロリーヌ妃はあくまでも側妃。正妃にも、ましてや将来の国王の母になるわけでもない。陛下は暗にそう言ったのだ。
「――ねぇ、お前? 顔を上げなさい」
顎に扇を当てられて、クイッと上を向かされる。冷やりとした鉄の感触が皮膚に食い込み、地味に痛い。
「黒髪に翠の瞳。忌々しいあの女にそっくりね」
クイッ、クイッと顎にかけた扇子でさらに上を向かされ、瞳を覗き込まれる。
「マグダレーナに種付けをしたのは前・宰相だと思っていたけど。違ったのかしらね?」
「!?」
前・宰相……宰相閣下のお父様!?
たしかに閣下は、実母の葬儀にも顔を出してくれたし、妃教育が始まってからも何かと目をかけてくれ、今では屋敷にまで住まわせてくれているけれど。
まさか。年の離れた異母兄妹だったってこと!?
「お前、知らなかったの?」
クツクツと下品な笑いを漏らしながら私の瞳を覗き込んでいたカロリーヌ妃は、私の外見からは父親を特定できないことにつまらなさそうにため息をつくと、扇子をさっと広げて口元を覆った。
「けれどお前を養子にしたくらいだもの、種馬はロワーヌ侯爵だったのかしらね? 節操のない母親を持つ子は惨めね。でもまぁ、一番惨めなのはミシェル夫人かしら。新婚早々、夫に裏切られた挙句、正妻の自分より先に愛人が孕まされたのだから」
なぜなのだろう。カロリーヌ妃からは憎悪しか感じない。そしてそれは、実母を投影して私に向けられているものに思えてならない。
ブリジット夫人だってそうだ。彼女の憎悪は、明かに私ではなく義母・ミシェル夫人に向けられている。
ずっと違和感を抱いていた。
私とリリー嬢の間に、個人的な確執はない。なのに――まるで母親世代の諍いを、娘世代で代理戦争させられているような感覚を持っていた。
いったい、カロリーヌ妃、ブリジット夫人、実母・マグダレーナ、義母・ミシェル夫人の間で何があったのだろう。
分からないことだらけだけれど、一つだけ確かなことがある。
義母にはたしかに、子ども心に冷たさを感じる程度には距離を置かれてきた。
けれど――周囲からの好奇の目など一瞥もくれず凛と胸を張る堂々とした居住まいには、尊敬の念さえ抱いている。貴族令嬢としての私のロール・モデルは、義母をおいて他にいない。
「義母は惨めな女性などではございません。誰よりも気高く――」
「おだまり! お前に発言など許してはいないのよ」
「……」
「卑しくも陛下のお情けを頂戴するつもりだったのかしら? リシャール色のドレスを身に纏っていながら、なんて汚らわしい。やはり血は争えないわね」
「陛下から控室へ来るよう仰せつかっておりますので」
「おだまり、と言っているでしょう!?」
「失礼いたします」
バシッ。
「くっ……」
鋭い痛みが左手首に走る。
どうやらカロリーヌ妃は、護身用の鉄扇で私を叩いたらしい。
切れ長の瞳でカロリーヌ妃を睨みつける。
「何よ、その挑戦的な目は!」
「父親譲りの、自慢の瞳ですが?」
「おだまり! この、生意気な小娘がっ!!」
バシッ!!
「ようやくマグダレーナが死んだと思ったら、今度は娘のお前が――その瞳で私を見るなと言ってるのよっ!!」
「わたくしの瞳の、何をそんなに怖れていらっしゃるのですか?」
「血の繋がりはなくとも、高飛車な物言いはミシェルと見紛うほどね。忌々しい!」
「お褒めにあずかり、光栄に存じます」
「誹りと称賛の違いも分からないの!?」
「妃殿下が一介の小娘を引き留めてまで誹る理由に心当たりがございませんので」
「しゃらくさい! 私の神経を逆なでするとどうなるか、身をもって知るといいわ! お前の実母のようにね!」
「!?」
バッシン!!
カロリーヌ妃が鬼の形相で護身用の鉄扇を私の顔めがけて振り下ろす姿を最後に、意識が途絶えた。
どのくらい現実の時計が進んだのかは分からないけれど、気が付くと先ほどの回廊に倒れて流血している自分の姿を上から眺めていた。
再び魂が身体から抜け出したようだ。
カロリーヌ妃の姿はどこにも見当たらない。
しばらくすると、騒ぎを聞きつけたロワーヌ侯爵夫妻が駆け付けた。義母は衛兵たちを押しのけて私の側に跪くと、「あぁ」と叫んで私を搔き抱いた。
「そんなっ! っデルフィーヌ!! あぁ、ごめんなさい、お母様が側にいなくて。ごめんなさい……」
それから、カロリーヌ妃の護衛でただ一人、その場に残っていた男を鋭く睨みつけた。
「護衛は何をしていたの! カロリーヌ妃が娘の顔に鉄扇を振り下ろすのを制することなく傍観していたのなら、お前も同罪よ。覚悟なさい! 絶対に許さない。分かったら、さっさと下がりなさい!」
ぐったりと力なく横たわる私を抱きしめていた義母の肩が、小刻みに震えている。
すぐに宮廷医が駆け付けて、義母の腕から私を離すとその場で応急処置を始めた。
義父は義母の側に腰を落とすと、そっと肩を抱き寄せた。
「……陛下と話をしてくる。ミシェルはデルフィーヌの側にいてくれ」
「マルタン。私のせいだわ。私のせいでデルフィーヌが……。あぁっ、マグダレーナに顔向けできない……」
「デルフィーヌは強い娘だ。マグダレーナと君が、そう育てたんだろう?」
義母がこくりと頷くのを見ると、侯爵は「大丈夫だ」という言葉を繰り返した。
「大丈夫だ。大丈夫……この子は、大丈夫だ」
「……私は、逞しくは育てたけれど。この子に愛を……伝えられなかった」
「愛はあっただろう? それを示すことよりも、この子を守ることを優先した。僕はそれも、立派な母の愛だと思う」
「マルタン……こんなことになるなら、もっと違う守り方をすればよかった。もっと、この子に愛を――」
「分かっている。これ以上、僕たち親世代が残した禍根で娘を傷つけるわけにはいかない。陛下と話して……全て終わらせてくるよ」
義父が立ち去った後、慎重に私の状態を診ていた宮廷医がゆっくりと首を横に振った。途端に、義母の顔から血の気が引く。
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