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第八章 涙のプロポーズ

俺の形 *

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「あっ、あぁっ、あんっ」

 シャーロットはオリヴァーの太い首に抱きついて喘いだ。背をしならせ、彼の律動に合わせて腰を振る。ぐちょぐちょと淫靡な水音が響いた。

「いやらしいなぁ、シャーロット……。気持ちがいいところに、自分で当てているんだね」

 にや、とオリヴァーが口の端を引き上げる。

「あん、あっ、オリヴァー様ぁ……だって、だって……!」

 シャーロットはかっと頬を赤くした。

「素直な君は可愛いよ。どこがいい?」

 オリヴァーがぐいっとシャーロットの腹側に男根を突き上げた。

「ああぁっ!」

 Gスポットに当たり、目蓋の裏がちかちかする。久しぶりに愛する男に攻められて、すさまじい快感におかしくなりそうだ。

「俺の形、覚えてくれていたんだね……。君はここが好きだった。奥を、こうして、グリグリされるのが、たまらないんだよな……」

 言葉通り亀頭が肉壁を押し上げた。子宮口辺りをさんざん突かれて、声が出ないほど感じてしまう。とめどなく溢れる蜜に助けを借りて、オリヴァーの肉棒はさらに激しく彼女を穿った。

「あっあっ、あんっあんっ、ひぁん……っ」
 シャーロットの肌が淡い桃色に染まる。快感に溺れる切なげな表情は、この世のものとは思えないほど美しく、また卑猥だった。

「綺麗だよ、俺の天使……。もうすぐ俺の精で汚してやるからな……」

 オリヴァーがシャーロットを強く抱き寄せた。結合が深くなる。グチュグチュ音が部屋に響いた。彼女の蜜の甘酸っぱい匂いが辺りに充満し、まるで媚香のように二人を法悦に引きずり込む。
 シャーロットは黄金の髪を振り乱してオリヴァーにしがみついた。
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