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2.悪い男
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神谷正毅は俺のことなんか好きじゃない。
それなのに、彼に呼び出されたら彼の元へ行ってしまう。
俺なんか都合のいいセフレ。
でも、これを断ったら?
神谷は他の誰かを呼ぶだろう。
神谷と会うのは危険すぎる。これ以上好きになったら…。
いや、もう取り返しのつかない所まできてしまっているのかもしれない。
大学4年の7月。早乙女深紘は地元での就職先も決まって、来年の春には地元に帰ることが決まっていた。
深紘はゲイだ。地元ではそれをずっと隠して生きてきていた。
東京に行けば、同じゲイの人と出会い、恋愛できるのではと期待して東京の大学に進学し、それに合わせて上京してきた。
だが、人見知りの実紘が簡単に同じ指向の人間と出会えるわけもなく、ただ時間が過ぎていった。
卒業後は地元に帰ることが決まっていた。焦った実紘は、初めてゲイバーへと赴く。
そこに、一際綺麗な男が現れる。長めの髪を無造作に垂らし、右腕にはタトゥーが見える。
目が離せない。
それに気付いたバーのママが「やめときなさい。初めて見る顔だけど、ああいうのは遊ばれるだけよ」と忠告してくる。
突然、実紘の方を見てきた男が、ニヤリと笑う。その笑顔は妖艶で、一度味わうと抜けられない麻薬のような魅力のある笑みだった。
男は受けに近づいてきて、俺と飲もうと誘う。実紘は光に集まる虫のようにフラフラとついていき、気付くとホテルのベッドに入っていた。
初めてがこんな形になるとは。
翌朝呆然とする実紘。男は神谷正毅と名乗った。神谷は、お前のこと気に入ったから、これからもよろしくなと言って連絡先を交換し、去っていった。
それから、神谷に呼び出される実紘。
会ってはセックスするだけの関係だったが、意外にも神谷はベッドの中では優しかった。
5回目に会った時、このままではいけないと思った実紘はもう会わないと伝える。
それを聞いた神谷は、猛然と怒り出す。
「他に好きなやつでもできたのか、俺のセックスに不満でもあったのかよ。初めてかと思ったからこっちは優しくしてやってたんだ。どうせ離れると言うなら遠慮は要らないよな。ぐずぐずに溶かして俺から離れられないようにしてやる」
神谷は実紘を一晩中抱き潰した。
それからは、頻繁に神谷と会っては抱かれるようになった。
だが神谷は意外にも抱く前には必ず実紘の顔を覗き込んで、飯はきちんと食べたのか、体調はどうだと確認してくる。
神谷のさり気ない優しさに気づき、その頃には自分は神谷を愛してしまったことに気づいた。
ある日、町中を歩いていた時神谷を見つける。その時の神谷は夜に出会う姿とは違い、スーツを着て前髪を綺麗に固めて、眼鏡を掛けていた。その隣には、綺麗な男の人を連れている。
その時、神谷が話しているのを偶然聞いてしまった。
「実紘に本当の俺を見せるわけないじゃないか。騙されてるとも知らず、俺につきあわされてあいつもかわいそうだよな」
俺の事はやっぱり遊びだったんだとショックを受ける実紘。
それでも、神谷から呼ばれると行かずにはいられない。実紘がいなければ、攻めは別の誰かと遊ぶだろう。そうしたら、実紘のことなど忘れてしまうに違いない。
どちらにしても卒業したら別れるのだ。
それなら、それまでは神谷との時間を大切にしていこう。そして、地元では攻めとの思い出を胸に一人で行きていけば良いと決心する。
それからは、時に実紘の方から神谷に会いたいと強請り、遠慮して甘えられずにいた受けが今は存分に甘えていた。
最初は戸惑っていた神谷だが、そんな実紘も可愛いと思ってくれたのか、存分に甘やかして受け入れてきた。
そして、3月。
東京に就職すると嘘をついていた実紘は、手紙を残して神谷の元から去っていき、地元へと戻った。
手紙には今までのお礼と、神谷を昼間に見かけて、自分のことを騙しているのは知っていたこと。その事を神谷は少し罪悪感を抱いていたことに気付いたことを書いた。
そして、実紘はずっと神谷のことが好きで今まで騙されたふりをしてきた事を謝り、これでさようならだと最後に綴り、連絡先も残さずに終わらせた。
それから、実紘は地元でしがないサラリーマンとして生きてきていた。
実家に戻ってこいと言われたが、近くには住むが一人が気楽だからと一人アパートぐらしをしていた。
そろそろ、神谷に初めて出会った日がやって来る。それは7/7、七夕だった。
七夕が来るたびに、攻めを思い出して胸を痛めるのだろう。でも、後悔はしていなかった。
その日、一人で過ごすのは寂しい。地元は毎年七夕まつりを開催している。
神谷にも話したことのある思い出の祭りだ。
そこで実紘が見つけた静かな場所で花火を見て過ごすことに決めた。
祭り当日、一人缶ビールとナッツを買って花火を見る。
神谷はナッツが好きだったなと思い出し、ひとり笑いながらほろ苦いビールを流し込んでいた。
そろそろ帰ろうかと立ち上がった時、突然声をかけられる。
振り返るとそこには息を切らして立っている神谷がいた。
いつも会っていた時の姿ではない。以前見かけた昼間の姿だった。
実紘は驚き、何で…と言ったきり声が出ない。
そんな実紘を神谷はただ抱きしめて会いたかったと伝えてくる。
それを聞いて、実紘は神谷を突き飛ばす。
「俺は遊びだったんだろう?きれいに別れてあげたじゃないか。神谷さんの前に姿を現して煩わせることもしないから…何で…」
と言葉に詰まる実紘。神谷はごめんと謝り、話を聞いてほしいと言ってくる。
もう祭りも終わり、辺りは静かな中、2人で座って神谷が話し始めた。
実紘の事はバイト先のコーヒーショップで知っていたこと。実紘の笑顔に毎朝励まされているうちに好きになったこと。実紘がゲイなことは何となく分かっていたが、それを隠していたようなので声をかけられなかったことを話してくれた。
コーヒーショップで過ごしていた時に実紘と仕事仲間の雑談が聞こえてきた。実紘はぼやかした言い方をしていたが、遊び慣れた悪い人とか、駄目とわかってても惹かれるかもと言っていたそうだ。実紘は自分の性癖がバレると困るので恋愛の話はいつも適当に相手に合わせていたので、そんな事を言ったことも覚えていなかった。それを聞いた神谷は、実紘の好みに合わせるように悪い男の振りをしていたのだそうだ。
ゲイバーにはなぜ実紘がいることがわかったのかと尋ねると、偶然実紘が2丁目のゲイバーに入るのを見かけたそうだ。
それを見て慌てて服を買い雰囲気を変えて実紘のいる店へと向かったらしい。
そして、騙して実紘と過ごすことができたが、それは本当の自分ではないことも分かっていた。それでも受けを離すことはできなかったそうだ。ウソの自分に騙される実紘がかわいそうだというのが昼間の発言だったらしい。
改めて神谷が告白してくる。
それに対して受けは、
「俺も好き。忘れないといけないと思いながらも、ずっと神谷さんのことばかり考えていたんだ」
と答えて、無事両思いになれたのだった。
おしまい
ちなみに、この場所に神谷が来れたのは、以前実紘が地元の話をした時に、七夕の祭りの話と穴場スポットでのんびり過ごすのが好きだと言っていたのを覚えていてそれを頼りに一生懸命探し回って見つけたとのこと。
神谷の執念でした。
これから先も、遠距離恋愛ですれ違ったり、実紘の家族にバレて一波乱ある気がします。
それでも、決して神谷は実紘を離さないのできっとずっと一緒にいるでしょう。
それなのに、彼に呼び出されたら彼の元へ行ってしまう。
俺なんか都合のいいセフレ。
でも、これを断ったら?
神谷は他の誰かを呼ぶだろう。
神谷と会うのは危険すぎる。これ以上好きになったら…。
いや、もう取り返しのつかない所まできてしまっているのかもしれない。
大学4年の7月。早乙女深紘は地元での就職先も決まって、来年の春には地元に帰ることが決まっていた。
深紘はゲイだ。地元ではそれをずっと隠して生きてきていた。
東京に行けば、同じゲイの人と出会い、恋愛できるのではと期待して東京の大学に進学し、それに合わせて上京してきた。
だが、人見知りの実紘が簡単に同じ指向の人間と出会えるわけもなく、ただ時間が過ぎていった。
卒業後は地元に帰ることが決まっていた。焦った実紘は、初めてゲイバーへと赴く。
そこに、一際綺麗な男が現れる。長めの髪を無造作に垂らし、右腕にはタトゥーが見える。
目が離せない。
それに気付いたバーのママが「やめときなさい。初めて見る顔だけど、ああいうのは遊ばれるだけよ」と忠告してくる。
突然、実紘の方を見てきた男が、ニヤリと笑う。その笑顔は妖艶で、一度味わうと抜けられない麻薬のような魅力のある笑みだった。
男は受けに近づいてきて、俺と飲もうと誘う。実紘は光に集まる虫のようにフラフラとついていき、気付くとホテルのベッドに入っていた。
初めてがこんな形になるとは。
翌朝呆然とする実紘。男は神谷正毅と名乗った。神谷は、お前のこと気に入ったから、これからもよろしくなと言って連絡先を交換し、去っていった。
それから、神谷に呼び出される実紘。
会ってはセックスするだけの関係だったが、意外にも神谷はベッドの中では優しかった。
5回目に会った時、このままではいけないと思った実紘はもう会わないと伝える。
それを聞いた神谷は、猛然と怒り出す。
「他に好きなやつでもできたのか、俺のセックスに不満でもあったのかよ。初めてかと思ったからこっちは優しくしてやってたんだ。どうせ離れると言うなら遠慮は要らないよな。ぐずぐずに溶かして俺から離れられないようにしてやる」
神谷は実紘を一晩中抱き潰した。
それからは、頻繁に神谷と会っては抱かれるようになった。
だが神谷は意外にも抱く前には必ず実紘の顔を覗き込んで、飯はきちんと食べたのか、体調はどうだと確認してくる。
神谷のさり気ない優しさに気づき、その頃には自分は神谷を愛してしまったことに気づいた。
ある日、町中を歩いていた時神谷を見つける。その時の神谷は夜に出会う姿とは違い、スーツを着て前髪を綺麗に固めて、眼鏡を掛けていた。その隣には、綺麗な男の人を連れている。
その時、神谷が話しているのを偶然聞いてしまった。
「実紘に本当の俺を見せるわけないじゃないか。騙されてるとも知らず、俺につきあわされてあいつもかわいそうだよな」
俺の事はやっぱり遊びだったんだとショックを受ける実紘。
それでも、神谷から呼ばれると行かずにはいられない。実紘がいなければ、攻めは別の誰かと遊ぶだろう。そうしたら、実紘のことなど忘れてしまうに違いない。
どちらにしても卒業したら別れるのだ。
それなら、それまでは神谷との時間を大切にしていこう。そして、地元では攻めとの思い出を胸に一人で行きていけば良いと決心する。
それからは、時に実紘の方から神谷に会いたいと強請り、遠慮して甘えられずにいた受けが今は存分に甘えていた。
最初は戸惑っていた神谷だが、そんな実紘も可愛いと思ってくれたのか、存分に甘やかして受け入れてきた。
そして、3月。
東京に就職すると嘘をついていた実紘は、手紙を残して神谷の元から去っていき、地元へと戻った。
手紙には今までのお礼と、神谷を昼間に見かけて、自分のことを騙しているのは知っていたこと。その事を神谷は少し罪悪感を抱いていたことに気付いたことを書いた。
そして、実紘はずっと神谷のことが好きで今まで騙されたふりをしてきた事を謝り、これでさようならだと最後に綴り、連絡先も残さずに終わらせた。
それから、実紘は地元でしがないサラリーマンとして生きてきていた。
実家に戻ってこいと言われたが、近くには住むが一人が気楽だからと一人アパートぐらしをしていた。
そろそろ、神谷に初めて出会った日がやって来る。それは7/7、七夕だった。
七夕が来るたびに、攻めを思い出して胸を痛めるのだろう。でも、後悔はしていなかった。
その日、一人で過ごすのは寂しい。地元は毎年七夕まつりを開催している。
神谷にも話したことのある思い出の祭りだ。
そこで実紘が見つけた静かな場所で花火を見て過ごすことに決めた。
祭り当日、一人缶ビールとナッツを買って花火を見る。
神谷はナッツが好きだったなと思い出し、ひとり笑いながらほろ苦いビールを流し込んでいた。
そろそろ帰ろうかと立ち上がった時、突然声をかけられる。
振り返るとそこには息を切らして立っている神谷がいた。
いつも会っていた時の姿ではない。以前見かけた昼間の姿だった。
実紘は驚き、何で…と言ったきり声が出ない。
そんな実紘を神谷はただ抱きしめて会いたかったと伝えてくる。
それを聞いて、実紘は神谷を突き飛ばす。
「俺は遊びだったんだろう?きれいに別れてあげたじゃないか。神谷さんの前に姿を現して煩わせることもしないから…何で…」
と言葉に詰まる実紘。神谷はごめんと謝り、話を聞いてほしいと言ってくる。
もう祭りも終わり、辺りは静かな中、2人で座って神谷が話し始めた。
実紘の事はバイト先のコーヒーショップで知っていたこと。実紘の笑顔に毎朝励まされているうちに好きになったこと。実紘がゲイなことは何となく分かっていたが、それを隠していたようなので声をかけられなかったことを話してくれた。
コーヒーショップで過ごしていた時に実紘と仕事仲間の雑談が聞こえてきた。実紘はぼやかした言い方をしていたが、遊び慣れた悪い人とか、駄目とわかってても惹かれるかもと言っていたそうだ。実紘は自分の性癖がバレると困るので恋愛の話はいつも適当に相手に合わせていたので、そんな事を言ったことも覚えていなかった。それを聞いた神谷は、実紘の好みに合わせるように悪い男の振りをしていたのだそうだ。
ゲイバーにはなぜ実紘がいることがわかったのかと尋ねると、偶然実紘が2丁目のゲイバーに入るのを見かけたそうだ。
それを見て慌てて服を買い雰囲気を変えて実紘のいる店へと向かったらしい。
そして、騙して実紘と過ごすことができたが、それは本当の自分ではないことも分かっていた。それでも受けを離すことはできなかったそうだ。ウソの自分に騙される実紘がかわいそうだというのが昼間の発言だったらしい。
改めて神谷が告白してくる。
それに対して受けは、
「俺も好き。忘れないといけないと思いながらも、ずっと神谷さんのことばかり考えていたんだ」
と答えて、無事両思いになれたのだった。
おしまい
ちなみに、この場所に神谷が来れたのは、以前実紘が地元の話をした時に、七夕の祭りの話と穴場スポットでのんびり過ごすのが好きだと言っていたのを覚えていてそれを頼りに一生懸命探し回って見つけたとのこと。
神谷の執念でした。
これから先も、遠距離恋愛ですれ違ったり、実紘の家族にバレて一波乱ある気がします。
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