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夜会2
さて、僕が此処で本気を出せばこの闇の狼たちをどうにかできてしまう。だが、国民の代表としてこんな所まで来た彼れらを殺したり、捕まえていいのか悩んでいる。
「ほら、一人殺すだけで此処から出してやるよ! 殺せよ! そうやって来たんだろう! なぁ、スベッグ男爵さんよ!」
「お前等、こんな事をしてタダですむと思うなよ!」
ほぉ、闇の狼さん達の狙いは男爵の爵位を与えられているスッベグさんですか。どうやら、あの男が闇取引をしている噂は本当みたいだな。どの、闇の狼さんもそいつを睨んでいるし。恨み事は怖いですね。どうやっても、自分にした事は自分に返ってくるのだから。しかし、此処は大広間で貴族がこぞっている王族の婚約者のパーティ。これで、婚約者として認められないのも大変な事になってしまうのでは? 姉様と兄様の婚約の可能性が大きくなってしまう。闇の狼があらわれるまで、兄様と姉様を狙う貴族達の視線を感じ取っていた。そりゃー、僕と違って美形と美人で性格もいいし、頭もいいし、運動神経もいい、何をさせてもいい。こんな、スーパー人間がいれば、目を惹きますよね。分かりますよ! なんてたって、自慢の兄様と姉様ですからね! おっと、話がそれた。さて、こいつ等をどう料理してやろうかな。魔法で捕縛も出来るけど、また狙ってくるだろうな……あのスッベグって奴の所為で。それはなるべく避けたい。さて、どうしたものか。
「闇の狼、何か要求があって俺の婚約パーティに来たのではないか?」
シフォン王子がそう言って、闇の狼の代表と言っていた男に話だした。
「これは、シフォン第四王子様」
「何が、望みだ?」
「望みは二つだけだ。復活の剣を使える人間を探せ。後は、そこの男爵の爵位の男の死刑を望む。それすれば、誰も手を汚さずに殺しあいなんてさせずに、生かせてやるよ」
「ふーん、なるほど」
いや、マジですか! それが要求なの!
復活の剣って、幻の剣と言われていて誰も使えなかった。もちろん、主人公は除く。だが、主人公が出てくるのはまだまだ先の話だ。今からでも、主人公のいる村に行くとか? いや、遠すぎる。復活の剣は死の女神から授けられた、死を失くす剣の事だ。死を失くすというのは、生き返らせる事が出来る不死身の剣。チートの剣なんだよ! だが、この情報を何処から入手したんだ。こいつ等は? 復活の剣が存在しているのは王族の中でも王様にしか知られていない国の最大秘密事項の一つだ。本当に存在するのは、国民だって王族だって知らない。では、何故……こいつ等はそれを知っているのか?
変だと思った。さっきから、変だと思った。
シフォン王子と話している男はきっと代表の身代わりなのだろう。
本当のこの闇の狼のボス。それは……。
「なぁ、あんた」
「なんだよ、死にたくないって泣きつく気か?」
先ほど、女の人をトイレに行かせないようにしていた男に話しかけた。
「なんで、アンタだけはそんな高そうな剣を持っているんだ? あの、代表は剣なんて短剣しか持っていない。しかも、あっちは安物だろう?」
「ほう、これが高い剣だと?」
「一見、錆びれている様に見えるが、そいつは一級品の剣だろう? それを、部下が持っているのは変だね? ボスの剣を持つ係りかな、それとも……お前が本当の主犯格か?」
「よく、分かったな。坊主」
マジかよ、この男が主犯格だって!
ヤバい、これは!
男は素早く剣を抜くと、俺の首に剣を向けてきた。
「さて、ここまでの茶番は終わりだな」
俺の馬鹿野郎、もっと考えて行動すればよかった!
「ガゼン!」
シフォン王子が血相を変えて俺を見て叫ぶ。
「シフォン王子様。此処からが本番だぜ」
俺に剣を向けてくる男は黒い笑みを王子に向けた。
「ほら、一人殺すだけで此処から出してやるよ! 殺せよ! そうやって来たんだろう! なぁ、スベッグ男爵さんよ!」
「お前等、こんな事をしてタダですむと思うなよ!」
ほぉ、闇の狼さん達の狙いは男爵の爵位を与えられているスッベグさんですか。どうやら、あの男が闇取引をしている噂は本当みたいだな。どの、闇の狼さんもそいつを睨んでいるし。恨み事は怖いですね。どうやっても、自分にした事は自分に返ってくるのだから。しかし、此処は大広間で貴族がこぞっている王族の婚約者のパーティ。これで、婚約者として認められないのも大変な事になってしまうのでは? 姉様と兄様の婚約の可能性が大きくなってしまう。闇の狼があらわれるまで、兄様と姉様を狙う貴族達の視線を感じ取っていた。そりゃー、僕と違って美形と美人で性格もいいし、頭もいいし、運動神経もいい、何をさせてもいい。こんな、スーパー人間がいれば、目を惹きますよね。分かりますよ! なんてたって、自慢の兄様と姉様ですからね! おっと、話がそれた。さて、こいつ等をどう料理してやろうかな。魔法で捕縛も出来るけど、また狙ってくるだろうな……あのスッベグって奴の所為で。それはなるべく避けたい。さて、どうしたものか。
「闇の狼、何か要求があって俺の婚約パーティに来たのではないか?」
シフォン王子がそう言って、闇の狼の代表と言っていた男に話だした。
「これは、シフォン第四王子様」
「何が、望みだ?」
「望みは二つだけだ。復活の剣を使える人間を探せ。後は、そこの男爵の爵位の男の死刑を望む。それすれば、誰も手を汚さずに殺しあいなんてさせずに、生かせてやるよ」
「ふーん、なるほど」
いや、マジですか! それが要求なの!
復活の剣って、幻の剣と言われていて誰も使えなかった。もちろん、主人公は除く。だが、主人公が出てくるのはまだまだ先の話だ。今からでも、主人公のいる村に行くとか? いや、遠すぎる。復活の剣は死の女神から授けられた、死を失くす剣の事だ。死を失くすというのは、生き返らせる事が出来る不死身の剣。チートの剣なんだよ! だが、この情報を何処から入手したんだ。こいつ等は? 復活の剣が存在しているのは王族の中でも王様にしか知られていない国の最大秘密事項の一つだ。本当に存在するのは、国民だって王族だって知らない。では、何故……こいつ等はそれを知っているのか?
変だと思った。さっきから、変だと思った。
シフォン王子と話している男はきっと代表の身代わりなのだろう。
本当のこの闇の狼のボス。それは……。
「なぁ、あんた」
「なんだよ、死にたくないって泣きつく気か?」
先ほど、女の人をトイレに行かせないようにしていた男に話しかけた。
「なんで、アンタだけはそんな高そうな剣を持っているんだ? あの、代表は剣なんて短剣しか持っていない。しかも、あっちは安物だろう?」
「ほう、これが高い剣だと?」
「一見、錆びれている様に見えるが、そいつは一級品の剣だろう? それを、部下が持っているのは変だね? ボスの剣を持つ係りかな、それとも……お前が本当の主犯格か?」
「よく、分かったな。坊主」
マジかよ、この男が主犯格だって!
ヤバい、これは!
男は素早く剣を抜くと、俺の首に剣を向けてきた。
「さて、ここまでの茶番は終わりだな」
俺の馬鹿野郎、もっと考えて行動すればよかった!
「ガゼン!」
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