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無茶振り
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味噌汁の試食会が終わり、逃走するヒカリを追いかける!しっかり自分の使用した食器は片付けてから外に逃走した事は誉めてやろう、だが俺から逃げようなんて100年早い!
俺も食器を片付け、エプロンを脱いで外に出る、契約者の居場所は大体わかるが誰がどこにまでは解らない、でも今はヒカリ以外全員リビングにいるので丸解りだ!
森に逃げ込んだヒカリを追うがちょこまかと木を避け逃げ回る……
「森の中だと捕まえるのきついな」
「…トシは動きが直線的」
「でももう捕まえたぞ!」
「…ひどい事するの?」
屋敷から飛び出し森に逃げ込んだヒカリだったがすでに捕獲済だ!マジックバックに入れたスマホをどうやって出させるか悩む。
「人のマジックバックから出させる方法知らないぞ……」
「…諦めた方がいい、それに」
「それに?」
「…ヒカリ達の恥ずかしい写真、トシは消さない」
「……」
消すはずないだろ?何言ってんだ?
「…ん?あれ?怒った……?」
「あ?ごめんごめん、怒ってないぞ」
「…でも……」
「ちがうちがう!ヒカリ達の恥ずかしい写真消さないのに俺の消せってのが間違ってると思ってな」
「…いいの?」
「おう、恥ずかしいけどしゃーない!俺だけ消させるのは違うしな」
「…ありがと///」
「でもな……ヒカリだけはな、みんな欲しがったらどうしよう……」
「…実験中、近いうち画像の受け渡しできるかも?」
「そうなのか?!凄いな!」
「…期待はしないで、専門外だから……あと報酬にスマホ何個か流すかも」
「そこらへんは任すけど……他の迷い人かなんかか?」
「…言わないでって言われてるから……話せるとき来たら話すでいい?」
「いいぞー、迷い人は何かと目立つからな、隠したい人がいても不思議じゃない」
「…ん」
森で追いかけっこして、こけてしまったヒカリを抱っこして屋敷に戻る。みんなも食べ終わった後……味噌汁の後になんかアップルパイみたいの食べてる……
「明日の準備の確認済んだら、まったりするぞー」
「「「はーい」」」
準備と言っても俺は渡された荷物をマジックバックに入れるだけ……特にない。
「これで最後です、食料5番……ルナ確認良いですか?」
「いいわ、これで食料もOKよ、しまっていいわよ」
「ほいよー」
「…ん、馬笛の予備も」
「さんきゅー」
「予備などあったのか?」
「…作った」
「……ヒカリだし問題ないな」
「…テストもOK」
「魔道具、魔術道具まで複製できるのか……」
「…触媒あれば問題ない」
前から思っているがヒカリは俺よりチートだよな、俺の陰に隠れてやりたい放題に見える。
「ヒカリ?あまりやり過ぎるなと言うか何と言うか……」
「…ん、ヒカリ製品には安心の自爆装置が付いてるから大丈夫!」
「自爆装置は安心じゃないが?!」
「…自爆は嘘、でもトシの毛を混ぜて複製すると契約者しか使えない」
「それは……本当に?俺の毛って何?」
「…本当、アヤコ達に渡したのには使ってない、失くしたら自己責任」
「防犯面も平気って事か?考えてくれてるなら問題ないな、こっちの世界でも通行人がみんなスマホ片手にとか見たくない気がする」
あーあーまた禄でもない事思いついた……これは帰ってからか?忘れる前に言っておくか。
「……ヒカリ……ちょっといいか?」
「えーまたヒカリ?」
「ヤエも関係……全員関係してるが……できるかどうかの判断を……な?」
「ここで言えないの?」
「問題ない……な、えっと録音も使えるんだよな?」
「…ん、使えるけどなんで?」
「スマホ片手に思い出したんだけど、歌を録音してもらって聞こうかなーと」
「「「……」」」
迷い人組が固まった……ノアまでフリーズしてる……
「…ヒカリ達が歌うの?それをトシが聞く?」
「そそ、できる?」
「…できるできないで言うならできる……でも写真よりレベルが高い」
「歌は……///」
「ヤエカラオケ大好きだったじゃない、なに恥ずかしがってるの?」
「それとこれとじゃ……///カオルは平気なの?」
「///……///」
「…権利とか平気?」
「権利?なんの?」
「…歌詞とか?」
「そんなのあるのかー、なら作詞作曲からかー」
「……ねぇ……レベル上がったんだけど?」
「これは帰ってきてからだなー帰ってくる頃には1人1曲とパーティで1曲位出来てるだろーチラッ」
「「「!!!」」」
「ダンスとかも見れるのかな?チラッ」
「…無茶振りにもほどがある……」
「「「……」」」
そんなこんなで出発までもうすぐ!新しい場所はわくわくドキドキだな!
俺も食器を片付け、エプロンを脱いで外に出る、契約者の居場所は大体わかるが誰がどこにまでは解らない、でも今はヒカリ以外全員リビングにいるので丸解りだ!
森に逃げ込んだヒカリを追うがちょこまかと木を避け逃げ回る……
「森の中だと捕まえるのきついな」
「…トシは動きが直線的」
「でももう捕まえたぞ!」
「…ひどい事するの?」
屋敷から飛び出し森に逃げ込んだヒカリだったがすでに捕獲済だ!マジックバックに入れたスマホをどうやって出させるか悩む。
「人のマジックバックから出させる方法知らないぞ……」
「…諦めた方がいい、それに」
「それに?」
「…ヒカリ達の恥ずかしい写真、トシは消さない」
「……」
消すはずないだろ?何言ってんだ?
「…ん?あれ?怒った……?」
「あ?ごめんごめん、怒ってないぞ」
「…でも……」
「ちがうちがう!ヒカリ達の恥ずかしい写真消さないのに俺の消せってのが間違ってると思ってな」
「…いいの?」
「おう、恥ずかしいけどしゃーない!俺だけ消させるのは違うしな」
「…ありがと///」
「でもな……ヒカリだけはな、みんな欲しがったらどうしよう……」
「…実験中、近いうち画像の受け渡しできるかも?」
「そうなのか?!凄いな!」
「…期待はしないで、専門外だから……あと報酬にスマホ何個か流すかも」
「そこらへんは任すけど……他の迷い人かなんかか?」
「…言わないでって言われてるから……話せるとき来たら話すでいい?」
「いいぞー、迷い人は何かと目立つからな、隠したい人がいても不思議じゃない」
「…ん」
森で追いかけっこして、こけてしまったヒカリを抱っこして屋敷に戻る。みんなも食べ終わった後……味噌汁の後になんかアップルパイみたいの食べてる……
「明日の準備の確認済んだら、まったりするぞー」
「「「はーい」」」
準備と言っても俺は渡された荷物をマジックバックに入れるだけ……特にない。
「これで最後です、食料5番……ルナ確認良いですか?」
「いいわ、これで食料もOKよ、しまっていいわよ」
「ほいよー」
「…ん、馬笛の予備も」
「さんきゅー」
「予備などあったのか?」
「…作った」
「……ヒカリだし問題ないな」
「…テストもOK」
「魔道具、魔術道具まで複製できるのか……」
「…触媒あれば問題ない」
前から思っているがヒカリは俺よりチートだよな、俺の陰に隠れてやりたい放題に見える。
「ヒカリ?あまりやり過ぎるなと言うか何と言うか……」
「…ん、ヒカリ製品には安心の自爆装置が付いてるから大丈夫!」
「自爆装置は安心じゃないが?!」
「…自爆は嘘、でもトシの毛を混ぜて複製すると契約者しか使えない」
「それは……本当に?俺の毛って何?」
「…本当、アヤコ達に渡したのには使ってない、失くしたら自己責任」
「防犯面も平気って事か?考えてくれてるなら問題ないな、こっちの世界でも通行人がみんなスマホ片手にとか見たくない気がする」
あーあーまた禄でもない事思いついた……これは帰ってからか?忘れる前に言っておくか。
「……ヒカリ……ちょっといいか?」
「えーまたヒカリ?」
「ヤエも関係……全員関係してるが……できるかどうかの判断を……な?」
「ここで言えないの?」
「問題ない……な、えっと録音も使えるんだよな?」
「…ん、使えるけどなんで?」
「スマホ片手に思い出したんだけど、歌を録音してもらって聞こうかなーと」
「「「……」」」
迷い人組が固まった……ノアまでフリーズしてる……
「…ヒカリ達が歌うの?それをトシが聞く?」
「そそ、できる?」
「…できるできないで言うならできる……でも写真よりレベルが高い」
「歌は……///」
「ヤエカラオケ大好きだったじゃない、なに恥ずかしがってるの?」
「それとこれとじゃ……///カオルは平気なの?」
「///……///」
「…権利とか平気?」
「権利?なんの?」
「…歌詞とか?」
「そんなのあるのかー、なら作詞作曲からかー」
「……ねぇ……レベル上がったんだけど?」
「これは帰ってきてからだなー帰ってくる頃には1人1曲とパーティで1曲位出来てるだろーチラッ」
「「「!!!」」」
「ダンスとかも見れるのかな?チラッ」
「…無茶振りにもほどがある……」
「「「……」」」
そんなこんなで出発までもうすぐ!新しい場所はわくわくドキドキだな!
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