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ぽーい
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食事が終わり川に向かう準備をしているとロエとリーベルが起きてきた。他のメンバーは多分夕方まで起きないだろう……
「ロエとリーベルも行くか?これから川で遊んで少し運動するんだけど」
「行きます!」
「……君の少しが本当に少しなのか信じられないけど僕も行くよ、体力アップも兼ねてね」
「リーベルは最低限、自分の身を守れるようになってもらいたいし、がんばって鍛えてあげよう!」
「昨日の会議でも言われたけど……最低限のレベルが随分高くないかい?」
「高くてダメな事なんてないだろ?」
「僕の身体、大丈夫かな……」
うだうだ言っているリーベルを抱えて支度を終えたスー達と川へ向かう。
「……なんでまたおんぶとか抱っこではなく小脇に抱えられてるんだい?」
「川まで10分位あるけど歩くか?」
「運んでもらえることは凄く感謝しているよ?」
「まぁぶっちゃけるとリーベルの扱いが良くわからん、仮契約はしたがどっちかというと研究目的だろ?」
「そうか、まだお嫁さん候補になれていない候補の候補……それで気軽に触れていいか迷っていると?」
「そんなところだな」
「今まで出会った男性では断然1番だが愛しているかと聞かれるとわからないな」
「俺も愛とかしっかり解る訳じゃないけど、何かで読んだな……その人の子供が欲しいと思ったらそれが好きだとか愛だとか」
「「「///」」」
「それでいいのかい?」
「どうなんだろ?でも読んだ時になるほどなって思えたな」
「それなら君の事が好きって事になるな」
「まぁ焦らずにだな」
一緒に歩いているロエ達全員がもじもじしている。
「お!随分立派な川だな、この水はどこから来ているのだい?それに滝になっているがその先には何があるのだい?」
「知らん!」
「知らんで済ませていい問題かい?君はこの不思議に対して何も思わないのかい?」
「なんかこう……魔法的な何かだろ?」
魔法が存在している世界で考え始めたらキリがない気がする、科学的な何かだとしても興味はないが。
「魔法的な何かではあると思うが……一体どういう構造なのだろう……この空間は現実に存在している場所につながっている?だがそれだと……」
「ほらほら到着だぞ、ほーれ」
「わーーーー!!!なにをするーーーー!!!」
『ドッポーン!』
難しく考えているリーベルを川にポイした。俺達が来た事にまだ気が付いていなかったトキ達はリーベルの水しぶきで気が付いた様だ。
「……え?」
「ほれロエも」
「きゃーーーー!!!!」
ロエもポイした。
「「「……」」」
「……逃げられると思っているのかな?」
「悪い顔してますよ」
「3人もポイしてやる」
「「「……」」」
息の合った動きで別方向に逃げ出す2人。あれ?トラコ両手上げてうきうきしてやがる。
「トラコ発射ー!」
「わーーーーーーーい!!!!」
めっちゃ喜んでる。トラコが逃げなかったおかげでセンリを速攻確保。
「次はセンリ発射ー!」
「いーーーーやーーーー!!!!」
残るはスーだけだが……苦も無くゲットだぜ!
「ちょ!ちょっと距離ありませんか!?これやばいですって!」
「少し逃げちゃったから距離が離れちゃったな、まぁ平気さ!意外と深いしな!」
「そういう……きゃーーーーーーー!!!!!」
無事全員飛んで行ったな……おい……これってさ……
「次トキーーー!!!!」
「アオもアオも!」
「トコリも飛ぶ!」
「お兄!ユキナも!」
「カエデもー!」
「クルルもやってー!」
「自分も……」
「もう一回お願い!」
「よろしけれはテコも……いいですか?」
投げる度に戻ってくるんだけど……付き添いで来ていたテコとアーサーも一緒にみんなが飽きるまでポイした。意外と楽しかったのかスー達まで並びに来たよ……
「ロエとリーベルも行くか?これから川で遊んで少し運動するんだけど」
「行きます!」
「……君の少しが本当に少しなのか信じられないけど僕も行くよ、体力アップも兼ねてね」
「リーベルは最低限、自分の身を守れるようになってもらいたいし、がんばって鍛えてあげよう!」
「昨日の会議でも言われたけど……最低限のレベルが随分高くないかい?」
「高くてダメな事なんてないだろ?」
「僕の身体、大丈夫かな……」
うだうだ言っているリーベルを抱えて支度を終えたスー達と川へ向かう。
「……なんでまたおんぶとか抱っこではなく小脇に抱えられてるんだい?」
「川まで10分位あるけど歩くか?」
「運んでもらえることは凄く感謝しているよ?」
「まぁぶっちゃけるとリーベルの扱いが良くわからん、仮契約はしたがどっちかというと研究目的だろ?」
「そうか、まだお嫁さん候補になれていない候補の候補……それで気軽に触れていいか迷っていると?」
「そんなところだな」
「今まで出会った男性では断然1番だが愛しているかと聞かれるとわからないな」
「俺も愛とかしっかり解る訳じゃないけど、何かで読んだな……その人の子供が欲しいと思ったらそれが好きだとか愛だとか」
「「「///」」」
「それでいいのかい?」
「どうなんだろ?でも読んだ時になるほどなって思えたな」
「それなら君の事が好きって事になるな」
「まぁ焦らずにだな」
一緒に歩いているロエ達全員がもじもじしている。
「お!随分立派な川だな、この水はどこから来ているのだい?それに滝になっているがその先には何があるのだい?」
「知らん!」
「知らんで済ませていい問題かい?君はこの不思議に対して何も思わないのかい?」
「なんかこう……魔法的な何かだろ?」
魔法が存在している世界で考え始めたらキリがない気がする、科学的な何かだとしても興味はないが。
「魔法的な何かではあると思うが……一体どういう構造なのだろう……この空間は現実に存在している場所につながっている?だがそれだと……」
「ほらほら到着だぞ、ほーれ」
「わーーーー!!!なにをするーーーー!!!」
『ドッポーン!』
難しく考えているリーベルを川にポイした。俺達が来た事にまだ気が付いていなかったトキ達はリーベルの水しぶきで気が付いた様だ。
「……え?」
「ほれロエも」
「きゃーーーー!!!!」
ロエもポイした。
「「「……」」」
「……逃げられると思っているのかな?」
「悪い顔してますよ」
「3人もポイしてやる」
「「「……」」」
息の合った動きで別方向に逃げ出す2人。あれ?トラコ両手上げてうきうきしてやがる。
「トラコ発射ー!」
「わーーーーーーーい!!!!」
めっちゃ喜んでる。トラコが逃げなかったおかげでセンリを速攻確保。
「次はセンリ発射ー!」
「いーーーーやーーーー!!!!」
残るはスーだけだが……苦も無くゲットだぜ!
「ちょ!ちょっと距離ありませんか!?これやばいですって!」
「少し逃げちゃったから距離が離れちゃったな、まぁ平気さ!意外と深いしな!」
「そういう……きゃーーーーーーー!!!!!」
無事全員飛んで行ったな……おい……これってさ……
「次トキーーー!!!!」
「アオもアオも!」
「トコリも飛ぶ!」
「お兄!ユキナも!」
「カエデもー!」
「クルルもやってー!」
「自分も……」
「もう一回お願い!」
「よろしけれはテコも……いいですか?」
投げる度に戻ってくるんだけど……付き添いで来ていたテコとアーサーも一緒にみんなが飽きるまでポイした。意外と楽しかったのかスー達まで並びに来たよ……
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