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未調理

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 屋敷の方はヒカリから一発OKが出た。その場でなにやらマサムネさんとやり取りをして鍵を受け取っている……ここでも家って簡単に買えるんだな。

 そして山菜料理のお店だったんだが……

「ちがうんだよ……そうじゃないんだよな……」
「…ちがう……山菜は……」
「そうなのか?あれはあれでで美味いと思うが?」
「私も結構好きですね、色々な味のある葉っぱ?」

 山菜は出てきた、未調理の洗っただけの山菜がざるに山盛り……これは料理じゃないだろ……

「蕎麦に入れても美味かったな」
「お醤油でも美味しいですね」

 山菜自体初めてのクリス、アーサーはもぐもぐ食べていた、トルシュとジュリは蕎麦の単品だけ。

「あれは山菜料理じゃなくて山菜と料理だ」
「…となりのお店で大量に買ったから、本当の山菜料理を期待してて」
「とりあえず目的は終わったな、屋敷戻って改造して帰るか」
「帰るのか?これからサリア行くのか?」
「いまから行ったらつくの夜?」
「あー契約しないとダメか?」
「…超四季部屋つなげれば?」
「そっか、それでいいか」
「…そういえばトシ」
「んー?」

 屋敷に到着し鍵を開けながらヒカリが聞いてくる。

「…デカボア級2体倒したの?」
「おう!ヒカリなら通じるな、デカボアとでかいモ〇だった」
「…豚肉!?」
「たぶんなー見た感じは豚だな」
「…丸々はまだ見た事ない、大きい?」
「でかいな、でもピンが解体してくれてるから丸々見せるのは無理かな?」
「…ピンが解体?」
「ロックと二人で素材と肉で分けてくれるって言ってた」
「…ピン優秀」
「新しい屋敷だし……ピン、ロックでてこーい」
「呼んだですー!?」
「まー!」
「「!!!」」

 トルシュとジュリがびっくりしている、そういえば支度しに行っていて見てないんだっけか?速攻でロックが捕獲された。

「ここが新しい屋敷だ、解体の方はどんな感じ?」
「わぁ!新しいおうちです!?」
「遊びに来ることは多いと思うけど、どうする?分身置いておくか?」
「解体終わったら分身住ますですー!」
「分身して解体してるのか?包丁足りないだろ、作るか?」
「いいですか!?」
「あとで何本いるか教えてくれ」
「ありがとです!もうすぐボアの方終わるです!」
「…!もう一匹は?まだ手付かず?」
「ボグの方はまだ何もしてないです!」
「…見せて!解体する前に見たい!」
「私も興味あるな」
「伝説の魔獣、見たいですね」 
「それじゃみんなに見せるか、ピン、ボグの方はそのままでいいからな」
「はいです!」

 みんなは新しい屋敷の探検に、俺は一人地下拡張……とりあえずは超四季部屋だけで残りは暇な時にやるかな。

 超四季部屋の拡張は一瞬で完了、試しに入るとやっぱり扉が増えていた、これも間違えないように札も付けないとな。

「ん?だれかいるな……誰だろ?またヨシコか?」

 超四季部屋に一人反応がある、牛の世話にでも来てるのかな?

「ヨシコー!いるかー!」
「トシ、どうしたの?」
「やっぱりヨシコか、なにしてんだー?」
「餌あげに来たんだよ、トシは?」
「ジルベルに屋敷かったから開通作業中だ」


 まずはラグナのとこに報告が先かな?あ!……光宙達城に忘れてた……
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