208 / 559
つゆだく!
しおりを挟む
「いらっしゃいませー」
「牛丼特盛つゆだくで!」
「おぉ!迷い人だね!牛じゃないけどかしこまり!」
「トキも!」
「?ゆきなも?」
「二人は並みにしておきな」
「「はーい!」」
「それと並3つ!」
「はーい!3つ?」
「3つで!」
「はいよ!」
おぉー本当にだ!かなり嬉しいぞ!
「やっぱり迷い人だったのかー」
「俺とトキはそうだな」
「ヨシダさんこっちは大盛2つと並1つで」
「かしこまりー!」
吉田さんか…すこし待つと一気に全員分出してくれる
「おまたせ!珍しいね男性の迷い人!箸使う?」
「お願いします!」
自作箸は屋敷と三ッ星食堂で使っているがここにもあるとは…
「「「いただきます!」」」
「おいしー!」
「まー!」
『モグモグ…』
「美味い!」
汁はちょっと濃い目だけど…肉に良く合ってる…ここは常連になる予感だ!ロックはどんぶりに頭から突っ込んでいった…あーあべとべとに…
「吉田さん持ち帰りってできますか?」
「ヨシコでいいよー、できるけど容器が別売りなんだよね、さすがに使い捨てのプラなんてないからさ」
「ヨシコさん…いくつできますか?」
「え?まってね」
裏に在庫の数を確かめに…
「30個なら持ち帰りできるよ、昨日容器の発注が来たばかりだったよ!」
「すみませんが…全部お願いします!」
「全部?30個?」
「はい!家にも迷い人の仲間がいて…ちょっと体調が…ここには来れないと思うので」
「…わかった!来る時に容器持ってくれば次からは平気だからね」
「ありがとうございます!」
「気に入ってくれたみたいで嬉しいよ!」
俺はすでに食べ終わってしまった…トキとユキナは口が小っちゃいからか遅い…ロックは完食済だ。先に彼女達が食べ終わり…
「ふー美味かった、吉田さんごちそうさまでした」
「はーい」
「オレ達は悪いが先に出る、依頼の最中なんだ、また」
「お兄さん達またねー」
「またです」
「いいお店紹介してくれてありがとう」
「気に入ってくれたならうれしい…では」
「「またねー」」
こんなに美味いのに人が少ない…俺たち以外には客がいない…
「なんでこんなに美味いのに…」
「そうなんだよね…お客さん少ないんだよ…」
「あ…すみません…理由があるんですか?」
「んー味は気に入ってくれんだけど、獣人は基本的に分厚い肉が好みなんだよね、だからこのペラペラの肉はって…でも分厚くするとポリシーに反するし…」
「そうなのか…」
「トキこれ大好きー!」
「ゆきなも…毎日食べたい!」
「うれしいね、2人共ありがとね!」
ゆきなは注文が来てから食べ終わるまで一切喋らなかった…一心不乱に…
「別の国でお店やらないんですか?」
「それもね…考えた事はあるんだけど、自分で素材取るから…この肉は他では取れないしね」
「余計な事をすみません」
「いいよいいよ!それだけ気に入ってくれたって事だもんね…はい!30個できたよー」
「ありがとうございます!今日はあまり時間ないですが必ずまた来ます!」
「お待ちしていますね!」
「はい!」
会計を済ます時にコーヒーを売ってるお店を聞き、早速購入して屋敷に戻る…
「牛丼特盛つゆだくで!」
「おぉ!迷い人だね!牛じゃないけどかしこまり!」
「トキも!」
「?ゆきなも?」
「二人は並みにしておきな」
「「はーい!」」
「それと並3つ!」
「はーい!3つ?」
「3つで!」
「はいよ!」
おぉー本当にだ!かなり嬉しいぞ!
「やっぱり迷い人だったのかー」
「俺とトキはそうだな」
「ヨシダさんこっちは大盛2つと並1つで」
「かしこまりー!」
吉田さんか…すこし待つと一気に全員分出してくれる
「おまたせ!珍しいね男性の迷い人!箸使う?」
「お願いします!」
自作箸は屋敷と三ッ星食堂で使っているがここにもあるとは…
「「「いただきます!」」」
「おいしー!」
「まー!」
『モグモグ…』
「美味い!」
汁はちょっと濃い目だけど…肉に良く合ってる…ここは常連になる予感だ!ロックはどんぶりに頭から突っ込んでいった…あーあべとべとに…
「吉田さん持ち帰りってできますか?」
「ヨシコでいいよー、できるけど容器が別売りなんだよね、さすがに使い捨てのプラなんてないからさ」
「ヨシコさん…いくつできますか?」
「え?まってね」
裏に在庫の数を確かめに…
「30個なら持ち帰りできるよ、昨日容器の発注が来たばかりだったよ!」
「すみませんが…全部お願いします!」
「全部?30個?」
「はい!家にも迷い人の仲間がいて…ちょっと体調が…ここには来れないと思うので」
「…わかった!来る時に容器持ってくれば次からは平気だからね」
「ありがとうございます!」
「気に入ってくれたみたいで嬉しいよ!」
俺はすでに食べ終わってしまった…トキとユキナは口が小っちゃいからか遅い…ロックは完食済だ。先に彼女達が食べ終わり…
「ふー美味かった、吉田さんごちそうさまでした」
「はーい」
「オレ達は悪いが先に出る、依頼の最中なんだ、また」
「お兄さん達またねー」
「またです」
「いいお店紹介してくれてありがとう」
「気に入ってくれたならうれしい…では」
「「またねー」」
こんなに美味いのに人が少ない…俺たち以外には客がいない…
「なんでこんなに美味いのに…」
「そうなんだよね…お客さん少ないんだよ…」
「あ…すみません…理由があるんですか?」
「んー味は気に入ってくれんだけど、獣人は基本的に分厚い肉が好みなんだよね、だからこのペラペラの肉はって…でも分厚くするとポリシーに反するし…」
「そうなのか…」
「トキこれ大好きー!」
「ゆきなも…毎日食べたい!」
「うれしいね、2人共ありがとね!」
ゆきなは注文が来てから食べ終わるまで一切喋らなかった…一心不乱に…
「別の国でお店やらないんですか?」
「それもね…考えた事はあるんだけど、自分で素材取るから…この肉は他では取れないしね」
「余計な事をすみません」
「いいよいいよ!それだけ気に入ってくれたって事だもんね…はい!30個できたよー」
「ありがとうございます!今日はあまり時間ないですが必ずまた来ます!」
「お待ちしていますね!」
「はい!」
会計を済ます時にコーヒーを売ってるお店を聞き、早速購入して屋敷に戻る…
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1,758
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる