脚フェチ王子の溺愛 R18




緑豊かなジョルジュワーン国。

今は亡き、前聖女であるレティシアーナの手によって清められたこの世は、平和を取り戻してから、早二十数年を迎える。



その聖女が最後に身を置いた国とされたジョルジュワーンの第二王子を務めるグリニエル・ジョルジュ殿下にエミレィナは仕えていた。


第二王子である彼は、エミレィナの一つ上。
彼女にとって義兄にあたる。


それは彼女の両親が亡くなる際に、その子を引き取ってくれたのが国王陛下だからだ。




エミレィナの産みの親と友好関係だったらしい国王陛下は、彼女に沢山の教養を受けさせ、手をかけたのだが、他国に嫁がせる気はないという言葉を受けて、彼女は国の役に立つべく、王宮を出た。





王宮を出た彼女がついた職は、自身の能力を生かした王子直属の潜入騎士。近衛騎士とは違い、表立った仕事はせずに、情報調査を主とする組織で、人数はかなり少ない。


エミレィナの親はヴィサレンス帝国の者のようで、彼女の身体能力はずば抜けて高い。
ヴィサレンス国の血を受け継ぐだけであれば、魔力も同等に高くなるはずなのだが、半分ジョルジュワーン国血を分けているからなのか、ちょっとした魔法を使う程度にしか魔力を持っていない。

その為、身体能力だけでも務まる潜入騎士をすることに決めた…______


そんな彼女が、義兄である、シスコン脚フェチ王子の彼の役に立ち、自身の気持ちに気付いていく恋愛ファンタジー。


”彼に求められて嫌な女性はいないだろうに、どうして彼は想い人に愛を告げないのだろう。”

”王族に求められれば断る者などいないというのに、どうしていつまでも婚約者を置かないのだろう。”



そんなある日、ふと彼の悩みを知る。


彼の目が脚を捕らえ、
彼の手が脚に触れる。
そんな彼に私はどうすればいいのか。




彼のフェチや悩み、国の問題を解決するべく奮闘する、20歳の女の子。


彼は私にとって、命に替えても守りたい存在。

彼の手となり足となる。

彼のそばにいたいのは彼に仕えていたいから。

彼のそばにいたいのは、彼が私を大切にしてくれる義兄だから。


そんな中で、少しずつ彼女の気持ちにも変化が訪れて…?



義兄×義妹、王子×女騎士。
定番とはならない2人の恋愛は、
交わる日が来るのか。


行き当たりばったりですが、楽しんでもらえると嬉しいです。

優しいコメント頂けたら嬉しいです。
誤字脱字も見つけてもらえたら助かります。



個人的にはヴィサレンスと同盟からがオススメ。
2人の気持ちが少しずつ動き出します。

脚フェチの方。
共感してもらえたら嬉しいです。

脚フェチを初めて知る方。
フェチの良さ、知っていただけたら嬉しいです。

※王子はM気質ではありません。

宜しくお願いします。
24h.ポイント 0pt
0
小説 183,838 位 / 183,838件 恋愛 55,992 位 / 55,992件