不思議なお店で働く二人は不思議の姿を捉えられない

霊感ゼロ以下!?な二人と、姿の見えない精霊達との交流。

『紅鶸(べにひわ)』は不思議な古道具屋。
この店で販売するのは、精霊が使っていた道具ばかり。

店長の優希は精霊の姿を見て、言葉を交わすことができるのだ。
だが優希に雇われた二人の従業員、梢と陽彦は精霊の姿を見ることができない。

そんな二人が紅鶸で働いているのには、特別な理由があった……。

姿は見えなくても、できることがきっとある。

これはそんな二人を中心にした、ちょっと不思議な日常の物語。
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