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―気にしなくていいよ? それとも何かしてほしいことでもあるのかな?
―それに対して首を横に振った私に対し、苦笑いしつつ頭を撫でてくれた後、何故かその場に腰を下ろしたまま動こうとしないばかりか見つめてくるばかりなので
首を傾げた私が不思議に思っていると、不意に股間を撫でて来た彼がこんなことを言い始めると同時にショーツの中に手を入れて直接弄ってきたから
慌ててその手を退かそうとしたのだが、逆に掴まれてしまって身動きが取れなくなってしまったことで焦りを感じていたところでさらに
敏感な部分に触れられたため思わず声が出そうになってしまったその時、それを察知した彼が耳元で囁いた一言を聞いた瞬間、
「静かにしないと、聞こえちゃうよ……?」
それを聞いた私は反射的に口を噤むと同時に我慢しようと試みたものの、彼の指先が動き回る度に体が震えてしまい、
もはや自分では制御不能となってしまっていたところにとどめと言わんばかりの一撃をお見舞いされた瞬間、
遂に達してしまった私が力なくもたれかかったその時、支えるフリをしながら体に手を這わせてきたかと思えば、
スカートの中へと侵入してきた彼の手が下着の上から恥部に触れてきた途端、淫靡な音がしたことから自分が濡れていることを自覚した直後、
羞恥心を覚えた私の口から漏れかけた喘ぎ声を彼の唇によって塞がれることで抑え込まれた私は、
「んぐっ?! ……んん、んっ! んぅう!!」
抗議するように呻き声を上げる一方で必死に身を捩らせたのだが、その動きを利用して体勢を変えた直後、
スカートを捲り上げた彼が太腿を撫でるようにして触れただけでビクビク反応してしまっているうちに両足を持ち上げられてしまったので
バランスを崩しそうになった私は、両手をついて倒れないよう堪えていたのだが、そのせいで余計に恥ずかしい姿勢を取らされていることに気付かなかった上に、
あろうことか両足を大きく広げさせた挙句、抱え上げて股を広げさせてきたので驚いた私の視界に、濡れそぼった花弁と愛液に塗れた指を捉えたその瞬間、
顔が熱くなっているのを感じた次の瞬間、
「やっ……! 見ないで!」
恥ずかしさのあまり咄嗟に足を閉じようとしたことで更に広がったことで食い込みを強くしてしまい、
新たな刺激を受けてしまったことで艶っぽい声を上げてしまう中、その様子を間近で見ていたらしい彼の顔に浮かぶ微笑を見たことで興奮し、
もっとよく見せて欲しいと言われ、さらには至近距離で見られていることでより感度を高められた私は、
何度も絶頂を繰り返しながらも休む間もなく続けられたことでとうとう気を失ってしまい、気が付けば翌日の早朝だったらしく、
トイレの個室に居た筈が、住処である寝室のベッドの上に居たのですから、きっと彼がここまで運んでくれたのかなって思い、
隣で寝息を立てている彼を目にした瞬間、昨晩のことを思い出して顔を覆いたくなった私は、恥ずかしさで悶えているとそこで目を
覚ました彼の方から謝られたことで気まずさを覚え、しばらくの間、互いに無言のまま気まずい時間が流れ、
「その、ごめん、俺のせいでこんな思いをさせるつもりじゃなかったんだ」
そんな謝罪の言葉と共に頭を下げた相手の姿を見た瞬間、申し訳ない気持ちになったものの、私の方こそちゃんと確認せず勝手に
部屋まで入ってしまったことが原因だったから気にするなと言ったものの、まだ落ち込んでいるような様子を見せていたのでどうしたもんかと考えていたところ、
何やら考え込んでいた彼が口を開いた。
―それに対して首を横に振った私に対し、苦笑いしつつ頭を撫でてくれた後、何故かその場に腰を下ろしたまま動こうとしないばかりか見つめてくるばかりなので
首を傾げた私が不思議に思っていると、不意に股間を撫でて来た彼がこんなことを言い始めると同時にショーツの中に手を入れて直接弄ってきたから
慌ててその手を退かそうとしたのだが、逆に掴まれてしまって身動きが取れなくなってしまったことで焦りを感じていたところでさらに
敏感な部分に触れられたため思わず声が出そうになってしまったその時、それを察知した彼が耳元で囁いた一言を聞いた瞬間、
「静かにしないと、聞こえちゃうよ……?」
それを聞いた私は反射的に口を噤むと同時に我慢しようと試みたものの、彼の指先が動き回る度に体が震えてしまい、
もはや自分では制御不能となってしまっていたところにとどめと言わんばかりの一撃をお見舞いされた瞬間、
遂に達してしまった私が力なくもたれかかったその時、支えるフリをしながら体に手を這わせてきたかと思えば、
スカートの中へと侵入してきた彼の手が下着の上から恥部に触れてきた途端、淫靡な音がしたことから自分が濡れていることを自覚した直後、
羞恥心を覚えた私の口から漏れかけた喘ぎ声を彼の唇によって塞がれることで抑え込まれた私は、
「んぐっ?! ……んん、んっ! んぅう!!」
抗議するように呻き声を上げる一方で必死に身を捩らせたのだが、その動きを利用して体勢を変えた直後、
スカートを捲り上げた彼が太腿を撫でるようにして触れただけでビクビク反応してしまっているうちに両足を持ち上げられてしまったので
バランスを崩しそうになった私は、両手をついて倒れないよう堪えていたのだが、そのせいで余計に恥ずかしい姿勢を取らされていることに気付かなかった上に、
あろうことか両足を大きく広げさせた挙句、抱え上げて股を広げさせてきたので驚いた私の視界に、濡れそぼった花弁と愛液に塗れた指を捉えたその瞬間、
顔が熱くなっているのを感じた次の瞬間、
「やっ……! 見ないで!」
恥ずかしさのあまり咄嗟に足を閉じようとしたことで更に広がったことで食い込みを強くしてしまい、
新たな刺激を受けてしまったことで艶っぽい声を上げてしまう中、その様子を間近で見ていたらしい彼の顔に浮かぶ微笑を見たことで興奮し、
もっとよく見せて欲しいと言われ、さらには至近距離で見られていることでより感度を高められた私は、
何度も絶頂を繰り返しながらも休む間もなく続けられたことでとうとう気を失ってしまい、気が付けば翌日の早朝だったらしく、
トイレの個室に居た筈が、住処である寝室のベッドの上に居たのですから、きっと彼がここまで運んでくれたのかなって思い、
隣で寝息を立てている彼を目にした瞬間、昨晩のことを思い出して顔を覆いたくなった私は、恥ずかしさで悶えているとそこで目を
覚ました彼の方から謝られたことで気まずさを覚え、しばらくの間、互いに無言のまま気まずい時間が流れ、
「その、ごめん、俺のせいでこんな思いをさせるつもりじゃなかったんだ」
そんな謝罪の言葉と共に頭を下げた相手の姿を見た瞬間、申し訳ない気持ちになったものの、私の方こそちゃんと確認せず勝手に
部屋まで入ってしまったことが原因だったから気にするなと言ったものの、まだ落ち込んでいるような様子を見せていたのでどうしたもんかと考えていたところ、
何やら考え込んでいた彼が口を開いた。
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