放埒のアリス

中学2年生の私、節目亜利子(ふしめありす)はある教室の夜の5時に目がさめる。一ヶ月前からの記憶を失って。
記憶の一部が欠けたまま亜利子はある罪を被せられた。赤の女王のケーキを食べた事。しかも、裁判なしの処刑。そんなの馬鹿げている!
壇上にたつ権力者、赤の女王に反論した亜利子。しかし、この世界ではこれが普通だと。

反論した亜利子は罪を立証する約束を赤の女王とした。期限は3日。3日過ぎたら、処刑。
亜利子はなんとしても無罪を勝ち取らなければいけない。しかし、真実を知るたびに亜利子の淀んだ記憶の一部が嵌っていく。
記憶がさきか……。処刑がさきか……。
不思議の国のアリスをモチーフとしたものです。
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