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目覚めよと呼びかける声に……
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「ねえ水野さんって青海クンと…もうエッチとかしたの?」
「…っ!」
ちょうど2人でお風呂に入っていた時だった。
突然の質問に驚き顔を上げると髪を洗い終えた浅川さんが髪を結い上げているところだった。
ちょうど視界に入った浅川さんの胸は大きくて、同じ女の私でさえ羨ましくなるほどだ。
……それに比べて……
思わず自分の胸と見比べてしまう。
……落ち込むなあ……
自分の胸をみるとなんだか余計悲しい気分になってしまった。
「って…浅川さんっ?!」
気づけば浅川さんに胸を揉まれていた。
驚いていると浅川さんは悪戯っ子のように笑った。
「大丈夫よ。青海クンは水野さん残して死んだりしないから。」
「!?」
悪びれた様子もなく浅川さんは微笑む。
「だって、童貞クンが水野さんとエッチもしないで死んじゃったら、それこそ死ぬ程後悔するわよ。青海クン。」
浅川さんの発言に思わず笑ってしまった。
本当に……少しでもそう思ってくれたらいいな。
久しぶりになんだか気持ちが緩んで、涙が溢れた。
しかしそれは1人で泣いている時の物とは何かが違っていた。
浅川さんは泣いている私を優しく抱きしめてくれていた。
★
「さあ、食べましょっか」
テーブルに並んだピザやらお寿司や鰻重に唐揚げ……私達がお風呂に入って少し休んでいる間に浅川さんが出前を頼んでくれていた。
「すごいね……」
この量は……何かの間違いだろうか?
向かいに座っていた真実もおなじ気持ちのようで、そっと目配せをする。
……この量は間違いなく三人分ではない。
「浅川こんなに食えるのか?」
そんな事を浅川さんに言い出す真実……。
「何言ってるのよ!みんなで食べるの!残しちゃダメよ!食べ物を粗末にしちゃダメなんだからっ!」
浅川さんはそう言いながら私と真実の目の前に置かれた取り皿にそれらを載せていく。
「食欲がなくっても、食べるのよっ!二人とも痩せちゃって!青海クン見たら心配するわよ!特に水野さんの痩せた胸見たら青海クン……それこそ泣くわね」
浅川さんにそう言われて私はギクリとする。
……青海くん……やっぱり男の子だから胸の大きい子の方が好きなのだろうか?
食欲は無かったが目の前に置かれた食事に手を伸ばす。
「真実だって、青海クン退院したらリハビリ付き合ったり、荷物持ちしないといけないんだから体力は温存しとかなきゃね。」
浅川さんにそう言われて、渋々といった感じで真実も食事を摂り始めた。
そうしてなんとか三人で食事を食べきり、みんなお腹いっぱいになった。
★
3人でリビングに毛布を持ち込んで横になる。
真実も一人になりたくない様だった。
薄灯をつけた部屋で3人でとりとめのない話をしているうちに寝落ちたようだ……
★
昨日はよく眠れたようで、久々にスッキリとした気分で目が覚める。
私の背中にくっついて眠っている浅川さんの温かさは……夏の山で青海くんに抱かれていた事を不意に思い出して胸を熱くさせた。
……今日こそは青海くんに起きてもらいたい……
そんな思いで再び病院を訪れる。
「お父さん…透は?」
父は私たちを見るとホッとしたように微笑んだ。
「泉……少しは寝れたみたいだね。透君は相変わらずだよ。大丈夫、きっともうすぐ起きる」
真実のお父さんはそっと私と真実を抱きしめる。
「真実も……ちゃんと休めた様だね」
「……父さん……俺たち透に付いてるから……休んできてよ。母さんも……忙しそうだな」
お父さんがふっとため息をつく。
「俺より葵さんの方が参ってるだろうな……透君の義両親と仲良かったから……葵さんあの後ずっと明るく振る舞ってるけど……真実、悪いんだが今晩だけ透君に付いててやってくれないか?」
「全然構わないけど。……そのつもりだったし」
真実は安心しろとばかりに微笑む。
「……今晩は、葵さんについててやりたいんだ。……もし困った事が起きたら電話してきなさい」
お父さんは私たちにそう言い、浅川さんに話しかける。
「本当ありがとうございます。真実も泉もちゃんと休めたみたいで……何とお礼を言ったらいいか……」
「私は何も……ただ二人に無理矢理ご飯を食べさせたくらいで……」
戸惑ったような浅川さんにお父さんは微笑んだ。
「……それが一番大事な事なんだ。とりあえず食べて、寝られれば後は大体時間が解決してくれるさ。本当……ありがとうございました」
★
「っ……」
眠っている青海くんの頬にそっと触れる。
「……青海くん……起きて…?」
そう呼びかけるが変化はない。
「透……いい加減そろそろ起きろよ」
真実も青海くんの顔を覗き込む。
「……」
「青海くん!!」
青海くんの手を握り声をかけていると勝手に……声が震えてしまう。
「泉っ」
そう言いながらも真実も涙声になっている。
「青海クン……水野さんと昨日一緒にお風呂に入ったんだけど……」
不意に浅川さんが話し始めた。
「水野さんって本当かわいいおっぱいよね……」
「っつ!?」
その発言に驚いて顔をあげる。
困惑した様に真実も顔を上げた。
「青海クンこのままでいいの?このままじゃ水野さんのかわいいおっぱいも触れないし、エッチも出来ないし……本当勿体無いわね……」
そう言いながら私の背後に浅川さんが回る。
一体何を……?!
私の背中を抱く様にピッタリくっつきながら浅川さんが青海くんの手を取った。
「童貞クンにせめて……冥土の土産っていうのかしらね」
そう言いながら力無い青海くんの手を私の胸にくっつける。
「っつ?!」
驚きのあまり変な声が出てしまう。
顔が熱くなって行くのを感じた。
静かな病室……
真実が私たちに向ける視線が……痛い
そう思った瞬間青海くんの手がビクッと動いた。
「!?」
ハッとして青海くんを見つめる。
「っつ……いず……み……」
青海くんがゆっくりと目を開ける。
視線が定まらない様だったが青海くんは私を見る。
そしてゆっくりと身体を動かそうとする。
青海くんは苦しそうに腕を動かす。
「青海くんっ!!」
私の頬に触れた瞬間ふっと青海くんが笑った。
そして目を閉じた青海くん……唐突に身体から力が抜け、動かなくなった。
ゆっくりと青海くんの胸が上下する。
どうやら眠ったようだ。
「愛の力っていうかエロパワーってヤツね……」
浅川さんがぼそっと呟く。
「透……そこまでして泉の胸なんかに……」
真実がさりげにひどい事を言いながらドン引きしている。
「あの……お願いがあるんだけど……」
協力してもらっておいて言いにくかったが私は2人に相談を持ちかける。
「……あ、うん分かってるって。今見たことは忘れるから」
呆れたように浅川さんが笑った。
今までずっと意識不明だったのに、胸に触った途端に目を覚ました……なんて誰にも言えないしましてや青海くん本人になんて……知られたくなかった。
「……そうしてくれると助かる……」
私はそう言いながらも、青海くんが目を覚ましてくれたのが嬉しくてたまらなかった。
真実は浅川さんを家まで送って行くと言うので再び青海くんと2人きりになる。
青海くんは眠っていたがもう涙は出なかった。
「…っ!」
ちょうど2人でお風呂に入っていた時だった。
突然の質問に驚き顔を上げると髪を洗い終えた浅川さんが髪を結い上げているところだった。
ちょうど視界に入った浅川さんの胸は大きくて、同じ女の私でさえ羨ましくなるほどだ。
……それに比べて……
思わず自分の胸と見比べてしまう。
……落ち込むなあ……
自分の胸をみるとなんだか余計悲しい気分になってしまった。
「って…浅川さんっ?!」
気づけば浅川さんに胸を揉まれていた。
驚いていると浅川さんは悪戯っ子のように笑った。
「大丈夫よ。青海クンは水野さん残して死んだりしないから。」
「!?」
悪びれた様子もなく浅川さんは微笑む。
「だって、童貞クンが水野さんとエッチもしないで死んじゃったら、それこそ死ぬ程後悔するわよ。青海クン。」
浅川さんの発言に思わず笑ってしまった。
本当に……少しでもそう思ってくれたらいいな。
久しぶりになんだか気持ちが緩んで、涙が溢れた。
しかしそれは1人で泣いている時の物とは何かが違っていた。
浅川さんは泣いている私を優しく抱きしめてくれていた。
★
「さあ、食べましょっか」
テーブルに並んだピザやらお寿司や鰻重に唐揚げ……私達がお風呂に入って少し休んでいる間に浅川さんが出前を頼んでくれていた。
「すごいね……」
この量は……何かの間違いだろうか?
向かいに座っていた真実もおなじ気持ちのようで、そっと目配せをする。
……この量は間違いなく三人分ではない。
「浅川こんなに食えるのか?」
そんな事を浅川さんに言い出す真実……。
「何言ってるのよ!みんなで食べるの!残しちゃダメよ!食べ物を粗末にしちゃダメなんだからっ!」
浅川さんはそう言いながら私と真実の目の前に置かれた取り皿にそれらを載せていく。
「食欲がなくっても、食べるのよっ!二人とも痩せちゃって!青海クン見たら心配するわよ!特に水野さんの痩せた胸見たら青海クン……それこそ泣くわね」
浅川さんにそう言われて私はギクリとする。
……青海くん……やっぱり男の子だから胸の大きい子の方が好きなのだろうか?
食欲は無かったが目の前に置かれた食事に手を伸ばす。
「真実だって、青海クン退院したらリハビリ付き合ったり、荷物持ちしないといけないんだから体力は温存しとかなきゃね。」
浅川さんにそう言われて、渋々といった感じで真実も食事を摂り始めた。
そうしてなんとか三人で食事を食べきり、みんなお腹いっぱいになった。
★
3人でリビングに毛布を持ち込んで横になる。
真実も一人になりたくない様だった。
薄灯をつけた部屋で3人でとりとめのない話をしているうちに寝落ちたようだ……
★
昨日はよく眠れたようで、久々にスッキリとした気分で目が覚める。
私の背中にくっついて眠っている浅川さんの温かさは……夏の山で青海くんに抱かれていた事を不意に思い出して胸を熱くさせた。
……今日こそは青海くんに起きてもらいたい……
そんな思いで再び病院を訪れる。
「お父さん…透は?」
父は私たちを見るとホッとしたように微笑んだ。
「泉……少しは寝れたみたいだね。透君は相変わらずだよ。大丈夫、きっともうすぐ起きる」
真実のお父さんはそっと私と真実を抱きしめる。
「真実も……ちゃんと休めた様だね」
「……父さん……俺たち透に付いてるから……休んできてよ。母さんも……忙しそうだな」
お父さんがふっとため息をつく。
「俺より葵さんの方が参ってるだろうな……透君の義両親と仲良かったから……葵さんあの後ずっと明るく振る舞ってるけど……真実、悪いんだが今晩だけ透君に付いててやってくれないか?」
「全然構わないけど。……そのつもりだったし」
真実は安心しろとばかりに微笑む。
「……今晩は、葵さんについててやりたいんだ。……もし困った事が起きたら電話してきなさい」
お父さんは私たちにそう言い、浅川さんに話しかける。
「本当ありがとうございます。真実も泉もちゃんと休めたみたいで……何とお礼を言ったらいいか……」
「私は何も……ただ二人に無理矢理ご飯を食べさせたくらいで……」
戸惑ったような浅川さんにお父さんは微笑んだ。
「……それが一番大事な事なんだ。とりあえず食べて、寝られれば後は大体時間が解決してくれるさ。本当……ありがとうございました」
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「っ……」
眠っている青海くんの頬にそっと触れる。
「……青海くん……起きて…?」
そう呼びかけるが変化はない。
「透……いい加減そろそろ起きろよ」
真実も青海くんの顔を覗き込む。
「……」
「青海くん!!」
青海くんの手を握り声をかけていると勝手に……声が震えてしまう。
「泉っ」
そう言いながらも真実も涙声になっている。
「青海クン……水野さんと昨日一緒にお風呂に入ったんだけど……」
不意に浅川さんが話し始めた。
「水野さんって本当かわいいおっぱいよね……」
「っつ!?」
その発言に驚いて顔をあげる。
困惑した様に真実も顔を上げた。
「青海クンこのままでいいの?このままじゃ水野さんのかわいいおっぱいも触れないし、エッチも出来ないし……本当勿体無いわね……」
そう言いながら私の背後に浅川さんが回る。
一体何を……?!
私の背中を抱く様にピッタリくっつきながら浅川さんが青海くんの手を取った。
「童貞クンにせめて……冥土の土産っていうのかしらね」
そう言いながら力無い青海くんの手を私の胸にくっつける。
「っつ?!」
驚きのあまり変な声が出てしまう。
顔が熱くなって行くのを感じた。
静かな病室……
真実が私たちに向ける視線が……痛い
そう思った瞬間青海くんの手がビクッと動いた。
「!?」
ハッとして青海くんを見つめる。
「っつ……いず……み……」
青海くんがゆっくりと目を開ける。
視線が定まらない様だったが青海くんは私を見る。
そしてゆっくりと身体を動かそうとする。
青海くんは苦しそうに腕を動かす。
「青海くんっ!!」
私の頬に触れた瞬間ふっと青海くんが笑った。
そして目を閉じた青海くん……唐突に身体から力が抜け、動かなくなった。
ゆっくりと青海くんの胸が上下する。
どうやら眠ったようだ。
「愛の力っていうかエロパワーってヤツね……」
浅川さんがぼそっと呟く。
「透……そこまでして泉の胸なんかに……」
真実がさりげにひどい事を言いながらドン引きしている。
「あの……お願いがあるんだけど……」
協力してもらっておいて言いにくかったが私は2人に相談を持ちかける。
「……あ、うん分かってるって。今見たことは忘れるから」
呆れたように浅川さんが笑った。
今までずっと意識不明だったのに、胸に触った途端に目を覚ました……なんて誰にも言えないしましてや青海くん本人になんて……知られたくなかった。
「……そうしてくれると助かる……」
私はそう言いながらも、青海くんが目を覚ましてくれたのが嬉しくてたまらなかった。
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「胃袋掴みたいなぁ」
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******
そんな感じの健全なBLを緩く、短く出来ればいいなと思っています
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