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ドワーフの祭り 鳳凰のやきとり
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ドワーフ王国で祭りが始まった。
食えるものが増え、色々な食材が市場に出回る様になった為、食の使徒歓迎の祭りが開催されていた。
これに伴ってリンネ堂でも屋台をださないか?という話になった。
さて、ここで問題になったのは何を作るか?である。
俺が提案したのは鳳凰のやきとり!これが美味い!皮に砂肝、ハツに提灯、もちろん肉も美味い!もちろん酒も出す。
現代から購入したビールにウィスキー、ウィスキーは俺の能力でさらに熟成させてある。
なんこつ、やげんにレバー、ぼんじり、つくね、色々ある。
これを下処理の難しい鳳凰で作る事に意味がある!これがめちゃくちゃ美味い!なんとも言えないとろけ具合の胸肉なんか、もうたまんないのである。
これを俺とアレックスとロックで串うちする、焼きは主に俺の作業だ、二人はサポートに回ってもらう、一瞬のミスで台無しになるので直観や見極めが大切である。
販売にはリリアさんとセバスさんに任せる。
「鳳凰のやきとり・・・?」
「鳳凰なんて失敗したら食えたもんじゃねぇ、あれか・・・」
「どうする?食ってみるか?匂いは美味そうだぞ」
遠巻きに人々が怪しげな視線で俺たちの屋台をみている。
「1パックくれ・・・全種類入ってるやつ、あと酒はビール?を一つ」
「ありがとうございます!」
「どれ、鳳凰の肉・・・もにゅもにゅもにゅ、ビール・・・っごっごっごっご・・・・」
「どうだ?うめぇのか?」
男は両手をダンっとテーブルに叩きつけ叫んだ。
「むちゃくちゃうめぇえええええええええええええええ!!!なんだこりゃ!次は皮!サクサクのくにくにで脂が!ここにビールを!っごっごっご!たはー!!!たまんねぇ!」
「まじかよ!?おい!俺にも同じのくれ!」
「かしこまりました!」
「鳳凰なんてどこ食っても炭の味じゃねーのか?もぐもぐもぐ!ん!ひっゆ!うめぇ!なんじゃこら!こりこりの軟骨!砂肝!つくねはふわふわでいい!酒にも合う!」
「だよなぁ!うめぇよなぁ!お嬢さん!もう一パックくれ!酒もだ!ん?おら?指が!鍛冶でなくなった指がある!!????火傷あとも消えて!」
「おいみろ!俺なんて足が!!なくなった足が生えてきやがった!みろ!年も!若返ってる!」
「お前こそ!昔のわけーころの見た目になってるぞ!なんだこりゃすげぇ!」
「俺にも一パックとビール!」
「俺も」
「あたしも!」
「こっちにもくれ!おい!買いたきゃちゃんとならべ!こっちにはウィスキーとかいう酒もだ!」
あっというまに大行列の波ができた。
「おーい!病院のやつらにもってけ!」
「病気の奴にもだ!手が空いてる奴はどんどん運ぶんだ!」
焼いた瞬間から捌かれていく。
「鳳凰うめぇ!ぼんじりっつたか?これ最高だ!」
「ばか!レバーを食ってみろ!めちゃくちゃ美味いぞ!」
「いやいや、一番はねぎまだ!とろける肉にネギ!これが一番だ!」
「おめぇこそバカ言ってんじゃねぇ!軟骨だろ!このコリコリ感!最高だ!」
「いや、コリコリ感といったらやげんだね!肉もついててうめぇのなんの!」
「ビールもうめぇけど、このウィスキーってのがやばいぞ!濃厚で濃くがあって!しかもつぇえ!」
「ビールの爽快感がやべぇ!そこにまたやきとり!こりゃやめらんねぇ!」
「ウィスキー!ジョッキでくれ!」
ウィスキーはロックでどんどん売れていく。
こっちは全国民に配られる前提を超えて、仕込みをしているので、どんどん売れてもいいのだが、暑い中火の前にずっといるのは結構大変だ。
作り置きして亜空間にしまってある、ほかほかの奴もどんどん売れていく。
かなり広い広場だったが、圧倒今に人、人、人、人の群れである。
歌い踊るドワーフ達、傷が治って喜ぶ者たち、色々な人たちが広場に集まっていた。
「すげぇ!流石は使徒様の料理だ!」
「うめぇし傷が治る!病気も治るって話だ!」
「嬉しい事だらけだ!今日は飲むぞ!」
「「「「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」」」」
「使徒様いなくなったら鳳凰も食えんくなるんかな?」
「いや、調理法を授けてくださったらしく、これからは美味く安価に食えるって話だ。ここの屋台だけじゃねぇ、他の屋台もどえらい行列じゃろ、しかも今まで食えんかった食材の屋台ばかりじゃ、これらの食材の美味い食い方を食の使徒様は伝授してくださったのよ」
「すげぇえ」
「儂らの国でも胸はって美味いもんがあるって、これからは声を大にしていえるのか!今日はいい日じゃ!」
「サンドワームにサンドフィッシュ、灼熱牛にタイラントタイパン、鳳凰に溶岩キノコ、溶岩やぎにひつじ、くりもじゃ!」
「黄銅いもに鋼鉄にんじんや野菜もだぞ!」
「こりゃすげぇ!まさに食の革命じゃな!」
「しかもそのどれもが美味いときたもんだ!調理法がわかったら、いろんな料理に応用可能、まさに広がる食の輪!」
「この年になって楽しくなってきたのぅ!わしらの国もすてたもんじゃないわい!」
「これも使徒様のおかげじゃ!それにしてもやきとり!美味いのぅ!わしゃ砂肝が好きじゃ!」
「お?語るか!どこが一番うまいか!」
「何!夜はなげぇ!語る時間はいっぱいある!」
「使徒様の伝説とドワーフの国に!!!」
「「「「乾杯」」」」」
絶えない笑い声は朝まで続いた。
食えるものが増え、色々な食材が市場に出回る様になった為、食の使徒歓迎の祭りが開催されていた。
これに伴ってリンネ堂でも屋台をださないか?という話になった。
さて、ここで問題になったのは何を作るか?である。
俺が提案したのは鳳凰のやきとり!これが美味い!皮に砂肝、ハツに提灯、もちろん肉も美味い!もちろん酒も出す。
現代から購入したビールにウィスキー、ウィスキーは俺の能力でさらに熟成させてある。
なんこつ、やげんにレバー、ぼんじり、つくね、色々ある。
これを下処理の難しい鳳凰で作る事に意味がある!これがめちゃくちゃ美味い!なんとも言えないとろけ具合の胸肉なんか、もうたまんないのである。
これを俺とアレックスとロックで串うちする、焼きは主に俺の作業だ、二人はサポートに回ってもらう、一瞬のミスで台無しになるので直観や見極めが大切である。
販売にはリリアさんとセバスさんに任せる。
「鳳凰のやきとり・・・?」
「鳳凰なんて失敗したら食えたもんじゃねぇ、あれか・・・」
「どうする?食ってみるか?匂いは美味そうだぞ」
遠巻きに人々が怪しげな視線で俺たちの屋台をみている。
「1パックくれ・・・全種類入ってるやつ、あと酒はビール?を一つ」
「ありがとうございます!」
「どれ、鳳凰の肉・・・もにゅもにゅもにゅ、ビール・・・っごっごっごっご・・・・」
「どうだ?うめぇのか?」
男は両手をダンっとテーブルに叩きつけ叫んだ。
「むちゃくちゃうめぇえええええええええええええええ!!!なんだこりゃ!次は皮!サクサクのくにくにで脂が!ここにビールを!っごっごっご!たはー!!!たまんねぇ!」
「まじかよ!?おい!俺にも同じのくれ!」
「かしこまりました!」
「鳳凰なんてどこ食っても炭の味じゃねーのか?もぐもぐもぐ!ん!ひっゆ!うめぇ!なんじゃこら!こりこりの軟骨!砂肝!つくねはふわふわでいい!酒にも合う!」
「だよなぁ!うめぇよなぁ!お嬢さん!もう一パックくれ!酒もだ!ん?おら?指が!鍛冶でなくなった指がある!!????火傷あとも消えて!」
「おいみろ!俺なんて足が!!なくなった足が生えてきやがった!みろ!年も!若返ってる!」
「お前こそ!昔のわけーころの見た目になってるぞ!なんだこりゃすげぇ!」
「俺にも一パックとビール!」
「俺も」
「あたしも!」
「こっちにもくれ!おい!買いたきゃちゃんとならべ!こっちにはウィスキーとかいう酒もだ!」
あっというまに大行列の波ができた。
「おーい!病院のやつらにもってけ!」
「病気の奴にもだ!手が空いてる奴はどんどん運ぶんだ!」
焼いた瞬間から捌かれていく。
「鳳凰うめぇ!ぼんじりっつたか?これ最高だ!」
「ばか!レバーを食ってみろ!めちゃくちゃ美味いぞ!」
「いやいや、一番はねぎまだ!とろける肉にネギ!これが一番だ!」
「おめぇこそバカ言ってんじゃねぇ!軟骨だろ!このコリコリ感!最高だ!」
「いや、コリコリ感といったらやげんだね!肉もついててうめぇのなんの!」
「ビールもうめぇけど、このウィスキーってのがやばいぞ!濃厚で濃くがあって!しかもつぇえ!」
「ビールの爽快感がやべぇ!そこにまたやきとり!こりゃやめらんねぇ!」
「ウィスキー!ジョッキでくれ!」
ウィスキーはロックでどんどん売れていく。
こっちは全国民に配られる前提を超えて、仕込みをしているので、どんどん売れてもいいのだが、暑い中火の前にずっといるのは結構大変だ。
作り置きして亜空間にしまってある、ほかほかの奴もどんどん売れていく。
かなり広い広場だったが、圧倒今に人、人、人、人の群れである。
歌い踊るドワーフ達、傷が治って喜ぶ者たち、色々な人たちが広場に集まっていた。
「すげぇ!流石は使徒様の料理だ!」
「うめぇし傷が治る!病気も治るって話だ!」
「嬉しい事だらけだ!今日は飲むぞ!」
「「「「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」」」」
「使徒様いなくなったら鳳凰も食えんくなるんかな?」
「いや、調理法を授けてくださったらしく、これからは美味く安価に食えるって話だ。ここの屋台だけじゃねぇ、他の屋台もどえらい行列じゃろ、しかも今まで食えんかった食材の屋台ばかりじゃ、これらの食材の美味い食い方を食の使徒様は伝授してくださったのよ」
「すげぇえ」
「儂らの国でも胸はって美味いもんがあるって、これからは声を大にしていえるのか!今日はいい日じゃ!」
「サンドワームにサンドフィッシュ、灼熱牛にタイラントタイパン、鳳凰に溶岩キノコ、溶岩やぎにひつじ、くりもじゃ!」
「黄銅いもに鋼鉄にんじんや野菜もだぞ!」
「こりゃすげぇ!まさに食の革命じゃな!」
「しかもそのどれもが美味いときたもんだ!調理法がわかったら、いろんな料理に応用可能、まさに広がる食の輪!」
「この年になって楽しくなってきたのぅ!わしらの国もすてたもんじゃないわい!」
「これも使徒様のおかげじゃ!それにしてもやきとり!美味いのぅ!わしゃ砂肝が好きじゃ!」
「お?語るか!どこが一番うまいか!」
「何!夜はなげぇ!語る時間はいっぱいある!」
「使徒様の伝説とドワーフの国に!!!」
「「「「乾杯」」」」」
絶えない笑い声は朝まで続いた。
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