戦場黎明の空

 ジーチフ地方西岸部にアグロノス帝国という国家があった。そこでエーレルトは、皇后兼外務卿として務め、開戦の虞の中で生活していた。
 ある日、ジーチフ地方の首脳会談がアニスカ島にて開催され、そこに彼女も訪れた。しかし、演説の途中、敵国の過激派?によって暗殺されてしまう。
 そのまま彼女は息を引き取った……筈であったが、天穹管理者の異常に巻き込まれ、靈と人間の世界に飛ばされてしまう。

 ー畏怖は信仰となり、信仰は神を成すー

 これは、靈と人間の物語である。
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