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トマトのぬいぐるみ
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「ミケにゃん、家に帰ったらたっぷりトマト料理を食べさせてあげるからにゃんね」
シロッコはにゃぱーと明るい笑みを浮かべた。
「えっ? またトマト料理にゃん!」
「うん、にゃははトマトたくさん買ったからね」
シロッコはカゴからはみ出しそうになっているトマトをにゃははと見せ笑った。シロッコ自身トマトを栽培しているのにな。なんだか可笑しくてわたしは笑ってしまう。
「やったにゃん。ミケにゃんもトマトが大好きだから嬉しいにゃん。あ、ミケにゃんってばトマトのぬいぐるみも欲しいにゃん」
ミケにゃんは可愛らしく上目遣いでシロッコを見上げた。
「もう、ミケにゃんってば。特別にだよ」
「やった~ミケにゃんってばめちゃくちゃ嬉しいにゃん」
ミケにゃんはぴょんぴょんと飛び跳ね大喜びだ。
「ミケにゃんちゃん良かったね」
わたしは満面の笑みを浮かべそれはもう嬉しそうなミケにゃんに言った。
「うん、ミケにゃんはとっても嬉しいにゃん」
お母さんとは話すことが出来なかったけれど、ミケにゃんはほくほく笑顔で歩いている。あれからシロッコにトマトのぬいぐるみを買ってもらい大事そうに抱えているのだ。
「ミケにゃんはこの子をずっと大切にするにゃんね」
そう言ったミケにゃんはトマトのぬいぐるみをぎゅっと抱き締めた。
シロッコはにゃぱーと明るい笑みを浮かべた。
「えっ? またトマト料理にゃん!」
「うん、にゃははトマトたくさん買ったからね」
シロッコはカゴからはみ出しそうになっているトマトをにゃははと見せ笑った。シロッコ自身トマトを栽培しているのにな。なんだか可笑しくてわたしは笑ってしまう。
「やったにゃん。ミケにゃんもトマトが大好きだから嬉しいにゃん。あ、ミケにゃんってばトマトのぬいぐるみも欲しいにゃん」
ミケにゃんは可愛らしく上目遣いでシロッコを見上げた。
「もう、ミケにゃんってば。特別にだよ」
「やった~ミケにゃんってばめちゃくちゃ嬉しいにゃん」
ミケにゃんはぴょんぴょんと飛び跳ね大喜びだ。
「ミケにゃんちゃん良かったね」
わたしは満面の笑みを浮かべそれはもう嬉しそうなミケにゃんに言った。
「うん、ミケにゃんはとっても嬉しいにゃん」
お母さんとは話すことが出来なかったけれど、ミケにゃんはほくほく笑顔で歩いている。あれからシロッコにトマトのぬいぐるみを買ってもらい大事そうに抱えているのだ。
「ミケにゃんはこの子をずっと大切にするにゃんね」
そう言ったミケにゃんはトマトのぬいぐるみをぎゅっと抱き締めた。
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