異世界召喚は7回目…って、いい加減にしろよ‼︎
『おぉ、勇者達よ! 良くぞ来てくれた‼︎』
見知らぬ城の中、床には魔法陣、王族の服装は中世の時代を感じさせる衣装…
俺こと不知火 朔夜(しらぬい さくや)は、クラスメートの4人と一緒に異世界に召喚された。
突然の事で戸惑うクラスメート達…
だが俺はうんざりした顔で深い溜息を吐いた。
「またか…」
王族達の話では、定番中の定番の魔王が世界を支配しているから倒してくれという話だ。
そして儀式により…イケメンの正義は【勇者】を、ギャルっぽい美紅は【聖戦士】を、クラス委員長の真美は【聖女】を、秀才の悠斗は【賢者】になった。
そして俺はというと…?
『おぉ、伝承にある通り…異世界から召喚された者には、素晴らしい加護が与えられた!』
「それよりも不知火君は何を得たんだ?」
イケメンの正義は爽やかな笑顔で聞いてきた。
俺は儀式の札を見ると、【アンノウン】と書かれていた。
その場にいた者達は、俺の加護を見ると…
「正体不明で気味が悪い」とか、「得体が知れない」とか好き放題言っていた。
『ふむ…朔夜殿だけ分からずじまいか。だが、異世界から来た者達よ、期待しておるぞ!』
王族も前の4人が上位のジョブを引いた物だから、俺の事はどうでも良いらしい。
まぁ、その方が気楽で良い。
そして正義は、リーダーとして皆に言った。
「魔王を倒して元の世界に帰ろう!」
正義の言葉に3人は頷いたが、俺は正義に言った。
「魔王を倒すという志は立派だが、まずは魔物と戦って勝利をしてから言え!」
「僕達には素晴らしい加護の恩恵があるから…」
「肩書きがどんなに立派でも、魔物を前にしたら思う様には動けないんだ。現実を知れ!」
「何よ偉そうに…アンタだったら出来るというの?」
「良いか…殴り合いの喧嘩もしたことがない奴が、いきなり魔物に勝てる訳が無いんだ。お前達は、ゲーム感覚でいるみたいだが現実はそんなに甘く無いぞ!」
「ずいぶん知ったような口を聞くね。不知火は経験があるのか?」
「あるよ、異世界召喚は今回が初めてでは無いからな…」
俺は右手を上げると、頭上から光に照らされて黄金の甲冑と二振の聖剣を手にした。
「その…鎧と剣は?」
「これが証拠だ。この鎧と剣は、今迄の世界を救った報酬として貰った。」
「今迄って…今回が2回目では無いのか?」
「今回で7回目だ!マジでいい加減にして欲しいよ。」
俺はうんざりしながら答えた。
そう…今回の異世界召喚で7回目なのだ。
いずれの世界も救って来た。
そして今度の世界は…?
6月22日
HOTランキングで6位になりました!
6月23日
HOTランキングで4位になりました!
昼過ぎには3位になっていました.°(ಗдಗ。)°.
6月24日
HOTランキングで2位になりました!
皆様、応援有り難う御座いますm(_ _)m
見知らぬ城の中、床には魔法陣、王族の服装は中世の時代を感じさせる衣装…
俺こと不知火 朔夜(しらぬい さくや)は、クラスメートの4人と一緒に異世界に召喚された。
突然の事で戸惑うクラスメート達…
だが俺はうんざりした顔で深い溜息を吐いた。
「またか…」
王族達の話では、定番中の定番の魔王が世界を支配しているから倒してくれという話だ。
そして儀式により…イケメンの正義は【勇者】を、ギャルっぽい美紅は【聖戦士】を、クラス委員長の真美は【聖女】を、秀才の悠斗は【賢者】になった。
そして俺はというと…?
『おぉ、伝承にある通り…異世界から召喚された者には、素晴らしい加護が与えられた!』
「それよりも不知火君は何を得たんだ?」
イケメンの正義は爽やかな笑顔で聞いてきた。
俺は儀式の札を見ると、【アンノウン】と書かれていた。
その場にいた者達は、俺の加護を見ると…
「正体不明で気味が悪い」とか、「得体が知れない」とか好き放題言っていた。
『ふむ…朔夜殿だけ分からずじまいか。だが、異世界から来た者達よ、期待しておるぞ!』
王族も前の4人が上位のジョブを引いた物だから、俺の事はどうでも良いらしい。
まぁ、その方が気楽で良い。
そして正義は、リーダーとして皆に言った。
「魔王を倒して元の世界に帰ろう!」
正義の言葉に3人は頷いたが、俺は正義に言った。
「魔王を倒すという志は立派だが、まずは魔物と戦って勝利をしてから言え!」
「僕達には素晴らしい加護の恩恵があるから…」
「肩書きがどんなに立派でも、魔物を前にしたら思う様には動けないんだ。現実を知れ!」
「何よ偉そうに…アンタだったら出来るというの?」
「良いか…殴り合いの喧嘩もしたことがない奴が、いきなり魔物に勝てる訳が無いんだ。お前達は、ゲーム感覚でいるみたいだが現実はそんなに甘く無いぞ!」
「ずいぶん知ったような口を聞くね。不知火は経験があるのか?」
「あるよ、異世界召喚は今回が初めてでは無いからな…」
俺は右手を上げると、頭上から光に照らされて黄金の甲冑と二振の聖剣を手にした。
「その…鎧と剣は?」
「これが証拠だ。この鎧と剣は、今迄の世界を救った報酬として貰った。」
「今迄って…今回が2回目では無いのか?」
「今回で7回目だ!マジでいい加減にして欲しいよ。」
俺はうんざりしながら答えた。
そう…今回の異世界召喚で7回目なのだ。
いずれの世界も救って来た。
そして今度の世界は…?
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調子に乗っていたアホ神に罰が当たる時がきた !
せいせいしましたね。
ただでは転ばないアホ神です。
まだ何かを仕掛けているようですが…?
まさかの異世界特典の話と繋がるのでは?と思ってたらやっぱり繋がった!
二大クズが揃ったらどんな化学反応を起こしてしまうんだ!?
作品を幾つか書いていると、こういったクロスオーバー作品が出来ます。
さて、どうなるでしょうね?
まだ1話しか読んでないんですが…
この主人公、「あ」から始まって、
7回目は「き」から始まってる国に召喚されてる。
異世界だから「を」や「ん」から始まってる国もあるかもだから、46回は召喚されるのでは?
あるかも知れませんが…
そこまですると、かなりの長編を覚悟しないといけませんね。
20年もののノートパソコンで執筆に使用されていたのでは天寿を全うされたといっても良いのではないでしょうか。
お疲れ様m(_ _)m
データのバックアップにはクラウドも良いですが外付けハードディスクも安心感がありますね。
現在のchromebookとノートパソコンをリンク出来たので、データは移行できました。
ただ、若干…いや、かなり使いづらいですね(^_^;)
20年・・・ご冥福をお祈りします。
タブレットだけの場合は、タブレット対応Bluetoothのキーボードをおすすめしますよ。
iPad AirのBluetoothキーボードはあるのですが、横画面が慣れてなくて(^_^;)
iPadでは縦方向で入力していたので…
サクヤくん…そんなに面白キャラだったけ?wwwwww
やさぐれていますが、基本は…
彼も苦労がいろいろあるのですが、元はとっても良い青年ですよ。
久しぶりに時間が出来て飛来してみたら結構進んでた事に驚きつつ楽しませてもらいました!
神様がクズで深夜に笑っちゃいましたwwwありがとうございます!
アノマロカリスさんはTwitterとかやっておられますか?
もし、やっていたらフォローさせて頂きたいです!
これからも楽しみにしています。
Ps:私の作品も読んで貰えたら幸いです!
ツィッターはやってはいるが、最近はほとんど止まっているな。
まぁ、機会があれば紹介ページに載せておきます。
遊びに行きましたよ。
足跡を残して置きました。
初めまして。
再開ありがとうございます。毎回楽しみにしていたのにリストから消えたためすっごく残念に思ってました。
(主人公のノリが好き。神様には主人公同様イラっとしてますが(笑)
続き楽しみにしております。
有り難う御座います。
ちょっと更新が遅れていますが、時間を見つけて更新を頑張りますので宜しくお願いしますね。
誤字報告
”腰で開店して見せた。” 回転だね!
有り難う御座います。
修正致しました(⌒-⌒; )
第5章の5話で主人公が収納魔法を使っているが、この時点の設定ではまだ主人公は魔法がまだ使えないはずでは?
第三話の4を確認してみて下さい。
第三話では既に使えています。
うわぁぁぁ 私も前にお話を数話消してしまったことがあります。
なので、バックアップ代わりにカクヨムでも連載を始めたのですが、………
なにしろスマホで書いているので、他にバックアップのとりようが無いからです。
ダメもと で運営様に復活出来るか問い合わせをしてみては どうでしょうか?
運営側には 『ログ』が残っているハズなので可能なハズですが、いちいち個人に対応してくれるかは疑問ですが ?
追伸
コンビニ受け取りで、アノマロカリスさんの本をゲットしました。
リュカ君は、さわやか系イケメンに仕上がっていますね。
素敵なイラストですね。
それ程長い文章では無いので、パソコンですば素早く直せます。
…が、今日は無理ですので、明日行います。
お買い上げ、誠に有り難う御座います!
今回の登場人物紹介には、リュカとリッカ、ザッシュとアリシア、ジェスターとカーディナル、それとシドラです。
第二巻では誰になるんだろうか?
楽しんで下さいね♪
神に願うは、関わるなが正解だったのかな?
でも加護とかの恩恵も有りそうだから難しかったのかな?
言葉遊びは、難しいね
ごめんなさい、この回の話は手違いで削除してしまいました。
書き直しますので、しばしお待ちをm(_ _)m
この神、そうとうなクズだな··。
目の前に居たらぶっ殺したいという…朔夜の気持ちがわかりましたか?
物語の後半に、神ざまぁが待っております。
よかった、最終回(4章)だった
毎回騙されてるな、俺w
読んで頂き有り難う御座います。
はい、まだ五章があります。
第五章では…初っ端から朔夜がキレますw
”図書良いん”は”図書委員”かな?
有り難う御座います。
修正致しました(๑>◡<๑)
2番だと思います。裏の性格がありそう。
答え合わせといきましょう!
まだ正体は現しませんが…w
3番、かな?
次回をお楽しみにw
意外な人物が妖魔王ですw
妖魔王(幽霊)の正体見たり ドン引きな引き篭もり(枯れ尾花)
冤罪を仕掛けた犯人から全ての事を聞いたサクヤくんは、激しい怒りによってスーパーサクヤくんに変身して、このキボヂワルイ悪(偏執的変態)をぶちのめせ!
残念ながら、引き篭もりでは無いのですよ。
次回では、妖魔王は誰だ?
みたいな、妖魔王を推理させる様な学校風景が俯瞰視点で描かれます。
その回では、妖魔王の正体は明かされません。
誰だか推理してみて下さいねw
前々から気になっていて、お気に入り登録はしていましたが、仕事が忙しくなかなか読めませんでした。
ようやく、時間が取れて一気読み!
凄く面白いです。
四章三話のもういい、わかったがとてもいいです。
神のせいとはいえ、偽りの兄弟、記憶のない元異世界の仲間を捨てるのがとてもいい。
そのうち和解してしまうのでしょうが、サクヤにはこのままの性格で突き進んで欲しいですね。
四章の更新が待ち遠しいです。
応援していますので頑張ってください。
有り難う御座います(●´ω`●)
御期待を裏切るような感じで申し訳ないのですが…
サクヤとセルリアは4章の最後であることがきっかけで和解します。
ですが…更新をお楽しみに!
セルリア、ルリア、マーデルリアと似たような名前が続いてるからセルリアが魔王の正体と予想してたけどまったくそんな事なかった
てか過去セルリアを襲った件は改変で消えるかもしれないが、再び異世界に来る前に襲った件は事実なのだからちゃんと償いなよ
普段から襲うとかセクハラ発言しまくってる自業自得だ
朔夜に伝えておきましょう!
でも…朔夜のの性格は変わりませんよ(⌒-⌒; )
今までの召喚で帰って来なかった大量の失踪者達の、遠島での生還に警察が頭を抱えるのが目に見えるようですw
サクヤの思っている事が伝わるので、追加に今までが何処にいたのかの記憶を消すという事なので…
数年前の者達が突然現れるという事に…警察やその他の機関は頭痛いですねw
八回目の召喚が無いかわりに、元の世界に異世界要素がミックスされてたりして…
これはねぇ…w
第四章の更新を楽しみに待っていてね!
異世界召喚が宇宙人の拉致ですか(^_^;)
見方によっては、そうなるのかなぁ?
そういう発想は無かったよ。
地球人は、地球以外の星に住む人のことを宇宙人といいますからねぇ。
異世界召喚は、別な星の…宇宙人達の拉致になるのかと?
一方的に呼んでおいて、目的を果たさないと帰れない…ほぼ拉致でしょうwww
家族が来なかった理由に、セルリアを襲った事で家族全員がサクヤを見限ったのでは?
可能性はありますが…流石に兄妹達も其処迄は薄情ではないかと思…う〜ん?
過去に魔王倒さずに日本戻ったら世界がおかしくなってた経験があるのに何故今回魔王を倒さずに向こうの住人を連れて帰るなんて事をしたのか…
しかも異世界から戻るたびに世界が変わっていくなら住人を連れて帰ると世界が大きく変わるってわかりきってたでしょ
今までは増えてるだけだからまだマシかもしれないが、最悪その改変で家族や知り合いが減る改変もあるかもしれないのによくそんな行動できたな
この人と一緒にいたいとか、本当に好きになった者と一緒になりたいと言う身勝手な思いからの行動だとご理解下さい。
まぁ、サクヤも軽率な行動をしたと言う事は否めないでしょうけど?
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