無人島小説(外部サイト)一覧
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「それでは、ゲームの概要を説明させていただきます」
その声で、その場にいた人々が目を覚まし、声のする方を見た。佐伯博人もその一人だ。数人がそそくさとその場を後にするのを横目に見ながら、博人は説明の続きを待った。
「これからみなさまには、30日間の船旅の後、得た【スキル】を駆使し、無人島にてサバイバルを行っていただきます」
衝撃的な説明がされたというのに、誰一人として声をあげなかった。不審に思った博人も小さく声を出すべく口を開いた。
「……」
(声が出ないな)のどが震える感覚はあるのに、音にならない不思議な感覚。周りを見ると多くの人が驚きの表情を浮かべていた。
「今、多くの方々が実感した声が出ない現象、これも【スキル】の一つです」
淡々とした声が続く。
「このような【スキル】を船内にて集め、サバイバルを勝ち抜くことがゲームの概要となります。ゲームは明日の12時からです。解散」
登録日 2024.02.20
目が覚めたら無人島に打ち上げられていた!
宛のない旅をしていたが、特に目的を持っていなかった魔女ドロシーは軽く決断。
人の言葉を理解する蛇、幼いアルラウネ、面倒見の良いサキュバス、地上初体験のマーメイドと、徐々に仲間も増えていき、のんびりとした生活も楽しく妖しくなっていく?
島に流され、雰囲気に流され、ノリでも流される魔女と仲間達の、ひたすら平和なスローライフが始まった。
※とってもなだらかな生活を描いていきます。スローライフは平和が一番です。
登録日 2019.07.23
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