溺愛×執着小説一覧

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祖父の死をきっかけに、山間の村に戻った冬馬は、そこで“何か”に触れてしまった。
夜の森に響く低い唸り声、皮膚に残る熱、腹の奥で疼くような感覚――
そして、現れた謎の男・朔夜。
「お前を噛んだら、もう手放せない」
耳元で囁かれたその声に、冬馬は抗えない恐怖と、知らず滲む期待を感じてしまう。
誰にも語られない村の禁忌、獣神の末裔の存在。
「噛まれたら終いだ」という言葉の意味を知る時、冬馬はもう、戻れない場所に足を踏み入れていた。
抗う心と裏腹に疼く身体。
それは愛か、呪いか。
彼はなぜ“選ばれた”のか――
逃れられない運命の中で、二人の関係が、じわじわと絡み合っていく。
文字数 50,049
最終更新日 2025.06.10
登録日 2025.06.01
皇太子アレクサンダーと人質王子シャルルは愛し合いながら死に別れた。シャルルは死ぬ間際に、来世でまたアレクサンダーに出会えるように女神に祈った。
来世で無事に出会えた二人だが、アレクサンダーはシャルルのことを思い出せない。思い出したのは、シャルルが捕縛された時だった。
(来世は第1章です)
文字数 59,387
最終更新日 2024.12.08
登録日 2024.10.30
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