赤裸々な心を和歌に表しています小説一覧

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人生和歌集-風ー(1)があまりにも長くなってしまいましたので、同タイトルの(2)として新たにアップ致しました。読んでいただくにはこの方がよいかと思いましたもので…。(1)同様に腰を据えてお目をお通しいただき、末長くお付き合いをいただければ幸いです。多谷昇太。
PS:表紙絵に設定した写真は私がスマホで撮影したものです。近所に客足の途絶えた某新興宗教の伽藍がありまして(こんな事を書いたら怒られるか…😓)そこを囲う鉄柵から顔を出していた椿の花をパチリと写したのです。人が見ていようがいまいが健気に、一心に生きる花の心・美しい姿に打たれたのでした。私もただただ、斯くの如くでありたいものです…。
文字数 52,245
最終更新日 2025.01.16
登録日 2023.11.22
第二章の「風を聞く」その冒頭に、総歌(この歌集を総合的に、代表して表すという意味で私が命名した)として「人は風ときに暴れそよぎ過ぎゆかんまためぐりこよ地に生(あ)れて吹け」と謳ったように、人は風であるべきでないかと、そう思いつつ、また念じつつ、この歌集の題名としてすえました。ある現代の聖人の言葉で「よどんだ空気を一掃するかのように、谷に野に、一陣の風が吹き抜けて行く」というものがあります。私の好きな文句で、従ってこのような趣旨のもとに総歌を一首ひねった分けです。しかし不徳の身のいたりで清新な風であるべきものが、どうかすると(と云うかむしろ概ね)鬱屈し、よどんだ空気になってしまいがちなのです。それでもいつかは爽やかな風となって、人に清新な思いを持っていただきたく、またそう生きたいものと念じながら、以下に種々の和歌を綴ってまいります。能うるなら彼の有名な詩(そして歌)である「千の風になって」のような歌風に昇華したいのですが…いやいやどうして、なかなか現実は厳しいです。^_^ しかしとにかく折々のあざなう苦楽の縄につけて、本音で詠んでおりますので読むには面白いだろうと自負しております。では以下何章にも分けた長いものとなっておりますので、どうぞ腰を据えてお付き合いのほどを宜しくお願い申し上げます。
文字数 110,263
最終更新日 2023.10.28
登録日 2021.03.01
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