十六歳を迎えようとしている双子の姉弟・迦楼羅とグィンは、
宿屋『黒馬亭』の庭で、知人の女性・天喜から一つの物語を聞くことになる。
それは、彼らの叔父・ゴットフリーが仲間たちと共に、
虹の女神アイアリスが遺した“伝説”を追い、
失われた至福の島《レインボーヘブン》を探し求めた旅の記録だった。
夢と現実が交差し、
喜びと悲しみ、友情と愛が試されるその冒険譚は、
やがて双子自身の運命にも静かに影響を及ぼしていく。
――虹の伝説は、まだ終わっていない。
文字数 45,705
最終更新日 2026.04.21
登録日 2026.02.28