瓜二つ 小説一覧
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三歳の頃互いに番になると約束したアルファである新田と、オメガであり幼馴染の清水は、幼いながらも互いの恋心に気づいていた。しかし、新田は父の転勤を気に遠方へ引っ越す事になり、二人は離れ離れになってしまう。それから時が立ち、高校生になった新田は未だに清水への思いが捨て切れずにいた。頭にある僅かな記憶を頼りに、昔住んでいた街を訪れ聞き込みを進めていくうちに清水は事故で死んだ事を知らされる。絶望した新田の前に、清水と瓜二つの顔を持つ倉橋という男が現れ____________、清水と倉橋の関係とは、そして明かされる清水の過去とは。
文字数 1,117
最終更新日 2025.10.26
登録日 2025.10.26
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クラリスの夫アルマンには結婚する前からの愛人がいた。アルマンは、その愛人は恩人の娘であり切り捨てることはできないが、今後は決して関係を持つことなく支援のみすると約束した。クラリスに娘が生まれて幸せに暮らしていたが、アルマンには約束を違えたどころか隠し子がいた。おまけに娘のユマまでが愛人に懐いていることが判明し絶望する。そんなある日、クラリスは殺される。
クラリスがいなくなった屋敷には愛人と隠し子がやってくる。母を失い悲しみに打ちのめされていたユマは、使用人たちの冷ややかな視線に気づきもせず父の愛人をお母さまと縋り、アルマンは子供を任せられると愛人を屋敷に滞在させた。
アルマンと愛人はクラリス殺しを疑われ、人がどんどん離れて行っていた。そんな時、クラリスそっくりの夫人が社交界に現れた。
ユマもアルマンもクラリスの両親も彼女にクラリスを重ねるが、彼女は辺境の地にある次期ルロワ侯爵夫人オフェリーであった。アルマンやクラリスの両親は他人だとあきらめたがユマはあきらめがつかず、オフェリーに執着し続ける。
クラリスの関係者はこの先どのような未来を歩むのか。
*恋愛ジャンルですが親子関係もキーワード……というかそちらの要素が強いかも。
*めずらしく全編通してシリアスです。
*今後ほかのサイトにも投稿する予定です。
文字数 54,551
最終更新日 2024.05.03
登録日 2024.04.26
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