駅ピアノ小説一覧

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ファンタジー 完結 短編
――音は、言葉よりも優しく、確かに届くもの。 母を亡くし、ピアノからも心を閉ざした高校生・月島紬。 何気なく立ち寄った町の駅で、自由に弾ける「駅ピアノ」と出会う。 その古びた鍵盤を叩いた瞬間、音に宿る不思議な“存在”が現れた——その名はセリ。 見えるのは紬だけ。声が届くのも、音を出した者だけ。 誰かの心に寄り添うように、音は静かに駅に流れていく。 赤い傘の少女、言葉を持たない少年、老いた時計職人……音を通して紬が出会うのは、かつての自分のように、何かを抱えて生きる人たち。 彼女の音が変わるたびに、セリの正体も少しずつ明かされていく。 これは、ひとりの少女と、音に宿る精霊の、15のやさしい物語。 たとえ音が消えても——音楽は、きっとそこにある。
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小説 201,692 位 / 201,692件 ファンタジー 46,683 位 / 46,683件
文字数 30,701 最終更新日 2025.06.22 登録日 2025.06.14
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