ライト文芸 くじら 小説一覧

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その手は、図書館のくじらを覚えている

僕の手はずっと不器用で、いつも「足りない」と感じていた。 図書館で破れた本を補修する日々の中、小さな男の子の「ありがとう」が、世界の手触りをそっと変える。 くじらの絵本、補修テープ、折り紙の記憶——言葉では届かないものが、確かに伝わる瞬間がある。 この手は、まだ不器用なままだ。でもその手で何かを伝えることができた。そのことを、優しく温かく覚えている。
ライト文芸 完結 短編
感想数 0 文字数 2,851 最終更新日 2025.06.17 登録日 2025.06.17
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