開拓時代 小説一覧

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雪の砦 ~風が運んだ祈りの記録

雪の砦 ~風が運んだ祈りの記録
――語られなかった声は、風の中で生き続けていた。 17世紀の蝦夷地。アイヌの少年・カパチェと、和人の通詞・庄八は、異なる言葉と文化のはざまで、祈りと記憶を紡いでいく。 火に焼かれた祠、掘り返された土、消された地名―― 時代の波がすべてを呑み込もうとする中、彼らは「名を記さずに声を残す」という、静かな抵抗を選ぶ。 それから幾世代を経た明治末期。若き新聞記者・中原洸一は、古道具の中から一冊の無名の帳面『ソイの帳』を見つける。 “誰のためでもなく、ただ在るため”に書かれたその言葉は、封じられた祈りの記憶を静かに解き放ってゆく。 語らなかった者たちの声を、誰が聞き取るのか。 そして、語られなかったままの言葉は、どこへ還るのか――。 名を持たぬ地で語られ、名を記さずに綴られた物語が、 いま、風とともに読み手の胸にそっと届く。 記録されなかった声のために。 語ることを選ばなかった人々のために。 そして、語られずにいたあなたの中の声のために――。
歴史・時代 完結 短編
感想数 0 文字数 42,665 最終更新日 2025.06.07 登録日 2025.05.30
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サムライ、開拓時代のアメリカ西部に降り立つ

南北戦争終結後のアメリカはカリフォルニア州の街、ボードタウン。ニ年前にこの街に流れ着いた日本人、磯村吉右衛門はある日、白人の美しい女性にボストン行きの汽車が出る隣街まで案内してほしいと頼まれるが…… 登場人物 サム・ライ       :本名、磯村吉右衛門 日本人の元苗代藩藩士 イングリッド・ポリー  :酒場で働く娘 アルフレッド・ジョーンズ:銀行家 アンナ・ブレイク    :金髪の美人女医
歴史・時代 完結 短編
感想数 0 文字数 15,138 最終更新日 2021.06.19 登録日 2021.05.10
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