暴君受け 小説一覧
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夜ごと吸血鬼を狩る、無口でくたびれた男がいる。
教会にも狩人組合にも深入りせず、ただ淡々と吸血鬼の首を落とすそのハンターは、裏路地で“墓守”と呼ばれていた。
だが誰も知らない。
その正体が、とうに歴史から消えたはずの最古の吸血鬼王だということを。
ある夜、彼の前に現れたのは、現代の吸血鬼を束ねる若き王。
強い。美しい。誇り高い。
けれど暴君で、人間も吸血鬼ハンターも、必要とあらば同胞すら斬り捨てる冷酷さを持っていた。
ただの人間の狩人だと思って近づいた。
軽く潰せる獲物だと思っていた。
次の瞬間、喉元に銀刃を押し当てられ、地に伏せたのは自分のほうだった。
しかもその男は、自分を殺さなかった。
深手を負った自分を拾い、屋敷へ閉じ込め、飢えを管理し、逃がさず、静かに囲い始める。
これは、吸血鬼を狩る最古の王が、見誤って踏み込んできた若き暴君王を檻の中へ閉じ込める、
年上最強おじさん攻め×若き暴君王受けのダークファンタジーBLです。
文字数 215,056
最終更新日 2026.04.19
登録日 2026.04.18
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